仮面ライダーギーツ アナザーワールドジェネレーションズ   作:Naniro

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今回もシーカーでお送りします。

ちょいスレ
パンクジャック戦闘訓練授業の翌日
相澤先生「夏色、お前はやり過ぎだ。味方まで巻き込むな。あともしこれで近くに一般人がいたらどうするんだ」

パンクジャックニキ「(´・ω・`)」


8スレ目

「私は更識楯無。このIS学園の生徒会長で学園最強とも言われているわ」

 

楯無はバッと扇子を広げる。そこには学園最強と書かれていた。

 

「……」

 

「それと、そのベルトしまってもらえない?さっきから警報みたいな音がうるさいんだけど」

 

「…お前の他に誰かがいる」

 

どうやら快斗は楯無の他に誰かいることに気づいているようだった。

 

「…気づいちゃったようね」

 

楯無が目で合図を送ると部屋の隅から一人の女子生徒が姿を現した。

 

「初めまして大角君、私は布仏虚といいます。お嬢様がご迷惑をおかけしたようでー」

 

「ちょっと虚!?迷惑ってどういうこと!?」

 

「裸エプロンで惑わそうとする変態野郎なほど迷惑な奴がいるか」

 

「厳密には裸じゃないわよ、ほら」

 

楯無は後ろを向くと水着の上にエプロンをしている格好を見せた。

 

「んで、何の用だよ?」

 

「あなたねえ…もうちょっと礼儀というものを弁えなさいよ。これでも私達は先輩よ?」

 

「知ったことか」

 

腕を組み、仁王立ちをする快斗に楯無は礼儀がなってない子だと思うがこのまま続ける。

 

「あのねぇ…まあいいわ。私がここにいるのは大角君を守る為なの」

 

「…何?」

 

快斗は眉をピクリと動かし、楯無を睨む。

 

「男性操縦者である織斑君には姉である織斑先生という強力な後ろ盾がいる。でもあなたにはそれがない。だから私があなたの後ろ盾になってあげるというわけなの」

 

「それにあなたはジャマトに対しての特効を持っていますし、現時点で仮面ライダーは唯一無二の存在です。ですからーー」

 

すると快斗が虚の言葉を遮った。

 

「断る。後ろ盾なんかいらねえ。こんなテロリスト育成学園に放り込まれてただでさえ苦痛に思うんだよ。お前達のようなIS操縦者など信用できるか。心の奥底では見下してる癖に」

 

「ちょっと!テロリスト育成学園ってそれはないでしょ!?それに皆が皆そういう人であるとは限らないわよ!」

 

「訳ありと聞いていましたが、ここまでISに対して嫌悪感を抱いていたとは…」

 

楯無と虚はこれはかなり苦労しそうだということを察した。

 

 

部屋を出た楯無と虚は千冬の元に向かい、報告をした。

 

「やはり大角は非友好的か」

 

「はい…。織斑先生、訳ありとは聞いていましたが彼はどうしてここまでISに対して敵意を持っているんですか?そろそろ教えて貰いたいのですが…」

 

「…わかった」

 

千冬は二人に快斗の全てを話した。ISテロリストによって家族を失ったこと、ISテロリストに捕まり3年間拷問を受けたこと、これらによってISや女性は害悪な存在と認識するようになったこと等、色々と話した。

 

「…予想はしていましたがそれを上回る残酷さですね…」

 

「女尊男卑によってこんな悲劇が…」

 

「ここに連れてくる際も彼は激しく抵抗していた。だが男性の言うことは素直に聞く傾向があるらしい。現に今話したことも男性を通じてだ」

 

どうやら快斗は男性に対しては友好的らしい。

 

「……大角君はこれからどうするんですか?」

 

「一先ずはこの学園に通わせることにした。保護の対象として扱えばいいだろう。それで彼の扱いについてなんだが……」

 

「わかっています。私達がなんとかします」

 

「頼むぞ」

 

 

食堂に一夏と一夏の幼馴染である篠ノ之箒が食事をしていると三人の女子生徒がやってくる。

 

「織斑君、隣いい?」

 

「あぁ、いいぜ」

 

「「よしっ!」」

 

箒は一夏との二人っきりの食事に邪魔されて気に入らないような感じだった。

 

「織斑君っていっぱい食べるんだね」

 

「いやいや、俺なんかよりあいつの方がもっとすげえよ」

 

一夏の目先には快斗がおり、快斗の食事は一夏の三倍以上とも言える量でそれを荒々しく食べていた。

 

「えぇ!?大角君あんなに食べるの!?すごい食べっぷり…!」

 

「あの体のどこにそんなスペースが!?」

 

「おっつん、そんなに慌てなくてもご飯は逃げていかないよ〜」

 

「あれだけ食っておいて動けるんだぜ?快斗は」

 

「凄まじいな…」

 

箒も快斗の食事の量には驚いており、目を丸くしていた。それを遠目から見ていたセシリアは快斗の荒々しい食事に顔を顰める。

 

「なんて品のない食事の仕方ですの…」

 

「ゲェ〜!」

 

快斗のゲップが食堂に響き渡った。

 

 

555:シーカーはISを壊したい

というわけでクラス代表決定戦だ

 

556:名無しのギーツ

早くね?いや気のせいか

 

557:素晴らしい世界の狸

というか大丈夫なの?ISは飛べるし、それにシーカーニキは飛行できる系のバックル持ってなかったんじゃ…

 

558:シーカーはISを壊したい

>>557心配無用。IS相手にそう簡単にやられる俺ではない。遂にあの金髪ゴリラをぶちのめせるぜ。ゲッヘッヘッヘ…

 

559:ありふれバッファ

>>558言い方が完全に悪人で草w

 

560:学園都市の梟

そう言われると彼女の方を応援したくなるなぁ…

 

561:シーカーISを壊したい

>>560じゃあ言わない♪

 

562:ヒーロー科のパンクジャック

素直かよw

 

563:ペンギン提督:好感度-100

さてどうなるクラス代表決定戦!?

 

564:幻想郷の羊

ビルド始まってて草生えるw

 

 

「一夏、専用機はまだ届かねえのか」

 

「あぁ、もうすぐ始まるっていうのに…」

 

「一夏…」

 

一夏の専用機が届かなくて、このままでは不戦敗になってしまう。箒は心配するが彼女にできることはない。快斗は少しため息をつく。

 

「はぁー…仕方ねえ。俺が先に出る」

 

「快斗が!?」

 

「そうすれば届くまでの時間を稼げるだろうよ」

 

「それはそうだけどよ、お前のはISじゃないんだろ?それに相手は代表候補生。かなりの実力者だから…」

 

「心配するな、俺はそんじょそこらのISには負けない」

 

「……」

 

箒が快斗じっと見ていると快斗は彼女を睨んだ。

 

「おいなんだその目は?IS操縦者じゃないからって俺を馬鹿にしてんのか?」

 

「い、いや違う!その自信はどこから出てくるのかと思っただけで…!」

 

「ふん!いずれ馬鹿にできないようにしてやるだけだ」

 

快斗は千冬に通信を入れると自分が先に出ることを伝え、彼女もそれを許可をした。

 

「じゃあいってくるわ」

 

DESIRE DRIVER

 

「あ、あぁ…」

 

 

快斗はアリーナのゲートを潜るとそこには既にISを纏ったセシリアがいた。

 

「あら、最初の相手はあなたですの?記念すべきIS学園での初戦がISも纏えない人だなんて」

 

「そのよく回る舌、引きちぎってやる。覚悟しろ」

 

「このブルー・ティアーズに勝てるとでも?」

 

「勝つためにきた。ただそれだけだ!!」

 

快斗はパワードビルダーバックルとギガントコンテナバックルをデザイアドライバーにセットする。

 

SET WARNING

 

変身!!

 

WOULD YOU LIKE A CUSTOM SELECTION

 

「大角快斗…。またの名を…仮面ライダーシーカーだ…!」

 

力強い掛け声と共に快斗は仮面ライダーシーカー、パワードビルダーフォームに変身した。

 

「な…なんですのそれは…」

 

「あれが…仮面ライダー」

 

一夏やセシリアだけでなく、クラスメイトや山田先生も快斗の変身した仮面ライダーシーカーに目を丸くした。シーカーはギガントコンテナからギガントブラスターを取り出し、パワードビルダーバックルにセットすると再びレバーを操作する。

 

GIGANT BLASTER

 

ギガントブラスターを取り出したシーカーはセシリアに目掛けて射撃する。

 

「くっ!?」

 

セシリアは光線を避けながらシーカーに向かって射撃する。しかしシーカーもブルー・ティアーズの射撃を避けながらギガントブラスターを撃ち続ける。

 

「少しあなたを侮っていたようですわね。ですが、これならどうです?」

 

「!!」

 

するとブルー・ティアーズの4つのビットが分離しシーカーに迫る。

 

「踊りなさい、ブルー・ティアーズの奏でる円舞曲(ワルツ)で!!」

 

4つのビットが一斉にシーカーに狙いを定め、光線を放つ。シーカーはギガントブラスターで対抗するが光線と光線がぶつかった瞬間、大爆発が起き、シーカーを包み込んだ。

 

「やはりわたくしのブルー・ティアーズの敵ではありませんでしたわね。ただ飛べないあなたがここまでやれたのは褒めてあげますわ」

 

勝利を確信したセシリアはシーカーに称賛の言葉を贈るがその笑みはどこか見下している表情だった。そして煙が晴れる。

 

「っ!?あれは!?」

 

そこにはシーカーのマークが刻まれた立方体のシェルターのようなものがあり、アリーナから鉄骨やレーンが生成される。シェルターの天井が開くとそこからシーカーが飛び出し、レーンに乗ると高速で滑って移動し、セシリアに迫ってきた。

 

726:シーカーはISを壊したい

『な、なんですのこれは!?』

 

727:名無しのギーツ

あいつ、パワードビルダーバックルの建築能力を使いこなしてやがる!俺でもこんなことできねえぞ!?

 

728:シローは元シャドウガーデン

レーンの上を高速で滑る姿、まるでソニックじゃねえか!

 

729:乙女ゲーはパンダにも厳しい

しかも攻撃が来ても飛び移り、建設物が破壊されても新たに生成して対処している!凄え技量だ!!これなら勝てるんじゃねえか!?

 

730:シーカーはISを壊したい

ギ…ギギギ…ウガガ…

 

731:ハイラル跡地の雀科学者

ん?シーカーニキの様子がおかしいぞ?>>730大丈夫かシーカーニキ

 

732:シーカーはISを壊したい

壊す…!ISはぶっ壊す!!バラバラに!!グチャグチャにぶっこわすうぅぅぅぅぅ!!!

 

733:女神に追われる犬

>>732どうしたシーカーニキ!返事をしろ!おい!

 

734:シーカーはISを壊したい

うおおおおおおおお!!!

 

735:名無しのギーツ

>>734シーカー!しっかりしろ!シーカー!!

 

736:弦巻家の山羊さんメイド

な…何が起こっているんですか…!?

 

 

…見切った

 

シーカーはセシリアに真正面から突っ込む。しかしこれではセシリアの恰好の的である。

 

「正面から突っ込むとは血迷いましたの?いいでしょう。これでとどめといきましょう」

 

ビットが一斉にシーカーを捉え、一斉射撃をする。そしてシーカーに当たり爆発する。しかしそこにシーカーはいなかった。

 

「っ!?いない!?どこにいきましたの!?」

 

セシリアはシーカーを探して見渡すがどこにもいない。すると急に暗くなる。

 

「…暗い?まさか!?」

 

セシリアが上を見上げるとそこにはギガントブラスターを構えたシーカーが目の前に迫っていた。

 

GIGANT STRIKE

 

ドォオオオオオオン!!

 

「きゃあああああああああ!!」

 

ギガントブラスターの必殺技をまともに喰らったセシリアは地面に落ちる。

 

「うぐぅ…!このわたくしが…!」

 

セシリアが起きあがろうとすると、シーカーがセシリアの上に着地する。

 

「うぐ!」

 

シーカーは片足でセシリアを踏みつけて抑えながらため息をつく。

 

ハァ…もう終わりか?

 

「な、なんですって…?」

 

あれだけ大口を叩いて置いて余程の実力だろうと思ってはいたが…これはなんの冗談だ?弱い、弱過ぎる。代表候補生が聞いて呆れる

 

「な…な…!」

 

もっと俺を楽しませろよぉおおおおお!!!

 

GIGANT SWORD

 

シーカーは赤い大剣、ギガントソードを取り出し、セシリアに何度も斬りつける。

 

「ひぃいいい!?」

 

セシリアはシーカーの狂気じみた言動や剣を何度も振り下ろす行動に恐怖する。

 

「ま…待ってください!こ…降さ…うぐ…!?」

 

セシリアが降参しようとした瞬間、シーカーが彼女の首を掴み締め付ける。

 

「あ…が…!?」

 

降参なんてつまんねえこと言うなよ。俺はまだ満足してねえんだよ

 

するとシーカーはセシリアの首を掴んだまま持ち上げ、上に放り投げた。放り投げられたセシリアは落ちていく際にシーカーの方を見て背筋が凍った。何故ならシーカーが大きなハンマーを構えていたからだ。

 

GIGANT HAMMER

 

オラァアアアアアアア!!

 

ドォオオオオオオン!!

 

落ちてきたセシリアをシーカーは容赦なくギガントハンマーで殴り飛ばした。セシリアは壁に激突し、ISが解除された。だがシーカーは彼女に近づくと髪を鷲掴みにし、無理矢理顔を上げさせる。

 

「い…痛い痛い!あなた…!人にこんなことして楽しいのですの…!?」

 

あぁ、楽しいさ。てめぇが男を見下すのを楽しんでいたようにな

 

「っ!?」

 

てめぇみたいな高飛車で傲慢な奴のプライドをズタズタにへし折るのがたまらなく楽しいんだ!実に最高の気分だ!!格下に見ていた奴に無惨に負ける気分はどうですかお嬢様ぁああああ!?

 

シーカーはセシリアを蹴り飛ばす。セシリアは地面に転がり、助けを求めようとするが腹に蹴りを入れられた為、声が出ない。

 

ジ・エンド…

 

GIGANT STRIKE

 

 

800:名無しのギーツ

まさか生身の彼女にギガントストライクを放つ気か!?やめろシーカー!!

 

801:素晴らしい世界の狸

ちょっ!これは流石にヤバイって!

 

802:グレア司令官

やむを得ん。こういうことはしたくないのだがハッキングで…

 

803:狼はモナドと共に

待て、シーカーに向かってだれか飛んできている

 

804:ハクビマギカ

あれは…一夏!?

 

 

シーカーはギガントハンマーを構えるとギガントハンマーのスラスターが起動する。そしてジャンプをするとセシリアに向かって落下スピードと共にセシリアに叩きつけようとした。

 

「うおおおおおおおお!!」

 

すると一機のISがシーカーに体当たりを仕掛け、シーカー突き飛ばした。シーカーは起き上がると仮面の中で目を丸くする。

 

「…一夏?」

 

「お前…何やってんだよ快斗!!」

 

そこには白式を纏った一夏がセシリアの前に立っていた。

 

「一夏、退いてくれ。俺はこの女にとどめを刺さなきゃならない」

 

さっきまでドスの効いた声だったシーカーが一夏と話しだした瞬間、穏やかな口調に変わった。

 

「もういいだろ快斗!セシリアはISを解除された!もう戦えないはずなのになんでお前は…!」

 

「一夏、こいつはお前を馬鹿にしたんだぞ?それにこいつは男を見下す癖が付いている。こいつは女尊男卑主義者だ。もうその口が聞けぬように俺が始末する。だからそこを退いてくれ」

 

「だからと言ってそんなことするのは間違っている!俺がお前を止める!セシリア!早く安全な場所へ!」

 

「は…はい!」

 

セシリアはフラフラしながらもその場を去ろうとする。

 

「逃がすか!」

 

シーカーが追いかけようとするが一夏がシーカーの前に立ちはだかる。

 

「退け一夏」

 

「断る」

 

一夏は剣を構える。

 

「ならば、少々乱暴になるが無理矢理でも」

 

GIGANT SWORD

 

シーカーもギガントソードを構える。そして両者は同時に駆け出した。

 

「うおおおおおお!!」

 

「ハァアアアアアアア!!」

 

互いの剣がぶつかりアリーナに金属音が響いた。

 




次回、シーカーvs一夏です。

どのライダーの話にする?

  • タイクーン キャベツ襲来
  • ナーゴ クリス襲来
  • シロー 学園襲撃
  • ダパーン 王子様と鎧での決闘
  • パンクジャック USJヴィラン連合襲撃
  • レター ギーツとジャマト退治
  • メリー 地霊殿extra
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