持たざる者は幻想と共に   作:ゲガント

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どうも、ミスって4年程続けていたFGOのデータが消し飛んだゲガントです。バックアップも取り損ねてたので戻りません。虚しい。




それでは、どうぞ。


第28話

入隊式を終えて一週間後、無事に学校生活が再開しても長期の休みの感覚が抜けきらない学生達が待ちわびた週末にもボーダーは稼働する中、C級隊員達は一刻も早く現在の立場から抜け出すために訓練を行っている。遊真や千佳も例外ではなく、各々が全体で行われる合同訓練に参加してポイントを稼いでいた。その一方、あとほんの数回の訓練程度でB級に上がれそうな程の初期ポイントを有する修はというと………

 

「フェイントと殺意が分かりやすい、感覚でやるのが駄目だとは言わんがそれに頼りきりになるのは頂けないな」

「っ!韋駄t」

「隙を晒したな?」ガシッ

「キャッ!?」

「人間ヌンチャクとかマジかよ!」

 

頭から角を生やし、赤が映えるマタドールのようなEGOを身に纏い加古隊と三輪隊の二部隊の攻撃手を相手取っていた。

 

 

 

時は遡ること数十分前。

 

「あ、三雲くん見つけた!ほら三輪くんこっちよ」

「分かったから、引っ張るんじゃない……!」

「?確か……加古さんと三輪さん、でしたか」

「あら、覚えててくれて嬉しいわ」

 

C級隊員を対象に行われる合同訓練を目当てに遊真、千佳と共にボーダーを訪れていた修だったが、2人と別れて書類の提出をしに行った所で顔見知りに呼び止められる。加古に無理矢理手を引かれる三輪はまだ朝方とも言える時間帯である筈なのに心底疲れた表情を浮かべていたが、そんなの知らんと言わんばかりに加古は修の手を取った。

 

「それじゃあ早速行きましょうか」

「………まさか今からやるんですか?」

「えぇそうよ?もうウチの隊員待機させてるし、三輪くん達にも連絡したから後は貴方だけって訳」

「今から合同訓練の予定なんですが」

「貴方が合同訓練参加したら他のC級の点数が落ちるだけよ。迅くんから聞いてるけど確か初期ポイントが3700位あるんでしょ?なら合同訓練じゃなくてランク戦でパッパと集めれば終わるじゃない」

「………加古さん、まさかとは思うが本人に確認を取ってなかったのか?」

「確認は取ったわよ。迅くんに」

「…………」

 

いつも通りの妖艶な笑みを浮かべたままあっけらかんと言い放たれた言葉に感性が常識人寄りな青年は絶句する。あくまでも確認であり、許可や承諾とは一切言っていない上個人的に気に入らない部類の人間の名前も出てきた為かテンションもすごい勢いで下落しているようだ。そんなやりとりを見てか、修は数瞬だけ考え込んだ後に諦めたかのように溜め息を吐いた。

 

「……既に集まっているのならそちらを優先しましょうか。ランク戦と合同訓練はまた今度にします」

「ふふっ、ありがと三雲くん」

「はぁ………」

「お気になさらずとも、これが俺がボーダーに入る条件の一つですから」

 

 

 

 

 

そんなこんなで加古に引き連れられた修は、途中で一悶着あったもののトリオンで作られた空間で2部隊との戦闘訓練を開始した。初手で仕留めに来た狙撃手2人の弾を近場にあった道路標識を千切って振るい相殺した後、背後から迫る気配を感じながらもいつものように魂に残るギフトから紐付けたEGOを呼び起こした。

 

「 幻想顕現 capote(カポーテ) 」

 

頭に牛のような形の角が生え、スーツをモデルに黒を基調とした俗に言う闘牛士のような衣装を身に纏う。目を引くのは髪の先が炎そのものであるかのように揺らめくカポーテと髪の先、そして溶解した鉄のように赤熱する角だった。実際、その角から溶け落ちた雫は地面当たった瞬間にトリオンで形作られた筈のコンクリートを焼き焦がして溶かしかけていた辺り、その温度が異常であることが伺えるだろう。

 

「へぇ、そいつが噂に聞く狩人の武器か!お手並み拝見って奴だな!」

 

腰から提げていた赤熱するエストックを抜き放つ修の前に立つのはカチューシャで髪をオールバックにした青年……米屋陽介は好戦的な笑みを浮かべて己の得物である槍型に改造した弧月を構える。一方、その反対側の住宅の陰に潜む黒江は出来る限り己の存在を殺し待機し続けていた。

 

(まさかこんな早々にまた戦えるとは思ってなかったけど……)

 

内心、再戦の機会に喜びとやる気が溢れそうになっているが自分の役目の為にそれを抑えながら息を殺していると、黒江の耳に会話が入って来た。どうやらワクワクが抑えきれなくなった戦闘狂が槍を振るったようだ。

 

「うっわすげぇ、結構全力でやってんのに当たる気がしねぇや!」

「成る程、槍の利点を理解している動きだ。槍術は早々習得出来るものでも無いだろうに」

「そりゃどうもッ!」

 

口では褒め言葉のようなものを吐きながら、顔色一つ変えずに迫ってくる槍を左手のスティレットとカポーテを巻いた右手で器用に防ぐ修に対して米屋は果敢に攻めていく。心臓や肩を狙った刺突、首や胴を切り裂かんとする横凪、頭をかち割る振り下ろし。その全てを無傷で払う修だったが、攻撃に転ずる様子はなくそれが逆にプレッシャーとなって米屋の精神を揺らす。

 

《援護行けそうか!?》

《ッ、すいません、もう少しだけ待ってください!》

《……ポジションが悪い、狙撃の射線が通る場所が少な過ぎる。最初に仕留められなかったのが悔やまれるな》

「仲間との相談は悪いとは言わんが……少しばかり油断が過ぎるぞ」

「うおッ!?」

 

尋常じゃない速度で突き出されたスティレットが頬を掠める。顔面のど真ん中を狙ったその一撃を何とか首を動かして回避した米屋だったが、本来であれば感じる筈の無い火傷を負った時のような擬似的な痛みが走ったことで思わずのけぞりそのまま全力で後退した。ある程度離れたところで身体で無意識の内に感じていた熱気もなくなり、自分の置かれた環境が相手のテリトリー内だったことを悟ったのか米屋は改めて冷や汗を流す。

 

「危ねぇ危ねぇ、焼き殺す気かよ」

「その処刑方法がお望みか?残念ながら焼かれているのは俺自身だ、これらはその余波に過ぎない」

「訳わっかんねぇなぁ」

「ゲームで考えた方が分かりやすい。討伐したモンスターから作った武器がそのモンスターの力を保有する、というのはよくあることだろう?」

「あー!成る程!」

「原理は根底から違うがな」

「ッ!」ガギンッ!

 

今にも融解しそうなスティレットを凪払うように後ろへ振るうと、こっそりと迫っていた黒江の振り下ろした弧月とぶつかり合って火花を散らす。両手で押し込もうと弧月に力を入れる黒江だったが片手で構えられる明らかに脆そうなスティレットは微動だにしないどころか逆に圧されていた。

 

「ハウンド」

「ッ」

 

そのまま押し潰してしまうかといった所でどこからか現れた加古が誘導弾を放つ。黒江を避け標的にのみ当たるように視線の先への誘導度を調節した結果修のみを挟み撃ちで穿つように飛んできた弾に対し、鍔迫り合いをしていた相手を腕力で弾き飛ばすと迫り来るハウンドへ左手のカポーテを振るった。

 

ボウッ!!

 

「ぐぁっ!?」

「おぁっ!?」

 

赤熱した布地はハウンドを全て掻き消し辺りに風を巻き起こす。近距離で正面から風に煽られた2人はまるで肌を焼かれた感覚に襲われ顔をしかめる。ほぼ反射的に張ったシールドも表面が溶けるという見たことのない反応が起こっており、少し離れた場所で観察に徹していた三輪はその光景を見て表情を歪ませていた。

 

(加古さんから聞かされた話で予想はしていたがここまで規格外か……!)

《やっぱりあの時手加減してたのね。それにしても多彩というかなんというか、一人でポケモンのタイプ網羅してるのかしら》

《なんの話だ》

《いいじゃない、それよりどう攻める?》

《……拘束をメインにする、近づいたら焼かれるならその場に縫い止めて攻撃は狙撃に任せる》

《それが無難かしらね。全員聞こえてたわね?米屋くんと双葉はそのまま意識を向けさせといてね》

《了解で……キャッ!?》

 

悲鳴を最後に通信が途切れた後輩の様子を確認すると、足を掴まれそのまま米屋の方へと投げ飛ばされているのが確認できた。突然の出来事であることとその速度で中途半端に行動へ移せなかった米屋は双葉に巻き込まれて住宅のブロック塀へと突っ込んだ。

 

「………」ザッ

「ッ!」

 

地面に突き刺していたスティレットを回収して崩れたブロック塀へ向けて一歩踏み出した修に対し、潜んでいた三輪が拳銃型のトリガーを向けて引き金を数回引く。そちらをチラリと見た修が先程のハウンドと同じ様にカポーテで掻き消そうと試みるが込められたトリオンの量の差か、三輪が放った黒い光弾は溶かされることなくカポーテ部分に命中した。

 

「重量による拘束か」

「シッ!」

 

光弾が当たった所に鉛のような黒い六角柱が生成され、重力に従いカポーテを地面へ引きずり落とす。突然のバランスの崩壊によって生まれた隙を逃さず最大限の力を込めて隠れていた民家の屋根を蹴って肉薄した三輪は弧月の攻撃範囲に入った所で己の得物を振り抜いた。

 

(獲った!)

 

その死角からの一撃は修の脳天をかち割ろうと迫る。

 

ガギンッ!!

「ッ!?飾りじゃなかったかッ!」

「少しギアを上げるぞ』

 

しかし弧月は頭に届く前に溶解しているかのように赤熱していた牛の角がその体積を増大させたことで阻まれる。それどころか角とぶつかった部分から弧月が溶解し始め、三輪が咄嗟に手放した瞬間にその全てがドロドロに溶けて無くなったのだった。

 

「チッ!」

『拷問開始だ、貫いてやる』

 

話す言語が切り替わり手に持っていたスティレットが完全に溶け落ちたかと思えばその鉄が蠢き修の顔を覆う。やがて闘牛のような形相の仮面を形成したかと思えば、先程よりも強い熱を発し始めた。三輪が取り出した拳銃型トリガーによる射撃も相当の重量になっている筈のカポーテを重さを利用して高速で振り回して弾いた後、修はそのトリオンの重りごとカポーテを溶かしながらまた別の形に変化させながら目の前の敵に向かって踏み込んだ。

 

「ごぁっ!?」

『口を開くな、内側まで焼けるぞ』

 

コンクリートで舗装された道路を踏み砕いて一瞬で懐に入った修は三輪の頭を鷲掴み、そのまま壁に叩きつけた。

 

「ッ!俺ごと殺れ!」

 

カポーテが溶けた物が纏わりつきガントレットのようになっている腕を振りかぶりそのまま殴ろうとしたところでどこからともなくハウンドが修目掛けて飛んできた。そしてその直後、先程とは別方向からの狙撃が修の腕や胴体を食い破らんと宙を超高速で走り始めたのだった。

 

「シッ!」

 

押さえつけられていた三輪も反抗だと言わんばかりに溶かされた弧月を逆手に再構成して溶解した鉄のようなものがない部分を狙って突き刺そうとする。全方向、様々な距離からの攻撃に晒された修は、

 

『いい判断だな、じゃあ次だ

 

 幻想顕現 Red Eyes(赤目) 』

 

自分の内側を焼いていた熱を己と融合していたEGOを解除する事で外側に放出して全てを焼き払った。それに耐えきれなかった三輪のトリオン体は崩壊しそのままベイルアウト、周囲10mは殆どの物がグズグズに溶けるか焼け落ちた跡を残していた。追撃をしようとその範囲ギリギリに居て巻き込まれた双葉は腕を失った右肩からトリオンを垂れ流し、余波を食らった米屋と加古も含めてその異常とも言える熱の量に余裕が消し飛んだ。

 

「第二形態ってわけか、ちょいと様変わりしすぎなんじゃねーの?」

「言ってる場合ですか!?さっきまでの姿とはまるで違う、作戦の練り直しですよ……!」

《焦らないで双葉、相手をよく観察しなさい》

(さて、次は何で来るのかしら?あの姿からして虫が元になってるようだけど)

 

狼狽する黒江を落ち着かせながらも加古は焼け跡の中心に立つ修を見やる。そこには先程までの燃えるような赤は存在せず、電気を落とした部屋のようなくすんだ黒が存在していた。

 

ギロッ!

 

しかし何よりも異質なのはその身に纏う装備に明確に辺りを睨む目が無数についている事だろう。赤い瞳を持つ目はコートの一部分に限らず、顔を覆う捻れた仮面や左手に収まった直剣にまで存在しており、その全てが独立して獲物を捉えていた。

 

「……………」チャキッ

 

警戒のためどちらからも動かず静寂がその場を支配したその時、おもむろに修が動き出して直剣を握り直す。それを見て反射的に身構えた3人だったが、不意に足元に小さな気配を感じ取る。

 

「………小蜘蛛?」

『見つけた』

 

加古の視界の端に一匹の小さな蜘蛛が映りぼそりと声に出した瞬間に修が動き出すが、その行き先は近接武器を構える3人の方ではなかった。何かに弾かれたような急加速で加古達の前から怪物の姿が消えた数秒後、少し遠くで誰かがベイルアウトする様子が見えた。

 

「ッ!杏!」

《すいません!真衣さんがやられました!》

《ごめんなさい、こちらからじゃ生体反応は追えないわ》

「そう……ポインターごと焼き払われたんじゃ意味ないわね。双葉のトリオン残量は?」

『およそ35%、腕からの漏出を考えると韋駄天の使用回数も絞られて来るかと』

「分かったわ……双葉」

「はい」

「タイミングは任せるわ」

 

 

 

 

 

 

(まずいな、三輪がベイルアウトさせられてからの足取りが掴めない……それどころか一切の気配も無くトラップ地帯にいた筈の喜多川が殺られている)

『奈良坂先輩、そっちはどうですか』

『潜伏中だが向こうの位置は把握できていない。そっちもしっかりと身を隠しておけ、相手はとんでもない猛者だ』

 

通信越しに会話する2人の青年……奈良坂透と古寺章平は同時攻撃を仕掛けて以降それぞれ別の場所で身を隠し、相手の出方を伺っていた。やはりと言うべきかその練度は高く、高校生にして戦場での潜伏をこなす存在はそうそう居ないだろう。

 

『了解で、がっ!?』

 

しかしそれも相手がそれ以上の修羅場を潜り抜けて生き延びた怪物ではない場合の話である。通信越しに同僚の断末魔が聞こえてくると同時に遠くでベイルアウトした様子を見た奈良坂はピクリと表情を歪ませて直ぐにスコープを覗き込んだ。

 

『…………』

 

標的は案外早く見つかり、ベイルアウトの煙が立ち上った辺りの建物の屋上で床に剣を突き立てた状態の怪物をスコープ越しに捉える。近場の建物には何かを突き刺したかのような穴が空いており、それでいて破壊痕は殆ど見当たらないという状況が今の一瞬で認識した情報であるが、その移動速度と索敵方法に関してはまるで予想が出来なかった。

 

(俺と通信越しに会話していた隠れていた古寺をどうやって捉えた?前提として戦闘を行っていた場所からあそこまでは500m以上離れている筈、なにか特殊な……いや、そもそもほぼ無音であそこまで辿り着ける物なのか?)

 

頭の中で絶えず疑問が湧いては答えが出ないまま時間が過ぎていく。しかしスコープの中の敵には動く気配は無く、ただひたすらにその場で佇むだけだった。

 

《こちら奈良坂、古寺がベイルアウトした地点で敵を発見した。ただ、動く気配が無い》

《………えぇ、こちらでも映像で確認出来たわ。ただ相変わらず生体反応では何も居ないって結果しか出てないわね》

《本人曰く普通の生物じゃないから、だそうよ》

《………確かに都市伝説とされている程に異質なのは見て分かりますが、そう断言する程なんですか?》

《じゃあ聞くけど周囲10m位を熱で全部消し飛ばしたあれが普通の人間の範疇に収まると思う?》

《いえ全く》

 

スコープを覗き込みながら通信越しに会話していた奈良坂だったが、不意に言い表せない違和感を感じ取る。しかし少しだけ周りを見てもその正体は掴めず、それでもなお嫌な予感が拭いきれない時間が流れた。そして再びスコープを覗き込んで敵の位置を捕捉しようとしたその時だった。

 

『そこか』

 

ギロッ!

 

スコープの中に存在していた瞳が全てこちらを向く。一瞬の空白の後、少年は現状がよくない方向へと向かっている事を察した。

 

(ッ!まずいな)

《すいません、おそらく居場所が向こうにバレたので移動します》

 

一方的に通信で告げなから展開したのは弾速に重きを置いた狙撃トリガーのライトニング。近未来的なデザインのそれのスコープ代わりのモニターで狙いを定めて即座に引き金を引くが、怪物が居た場所に到達する頃には既に視界の中から敵となる存在が消えていた。それを認識するや否や、奈良坂は身を翻して身を潜めていたビルの部屋から飛び降りる。敵が真っ直ぐ来ることを想定し垂直方向へ、出来る限りの自分の姿を隠せるルートを探しながら逃げ続ける。

 

(………またか)

 

だが本能が鳴らす危険信号が止むことはない。理性で思考する中でも無意識の内に速くなる心音を気のせいだと誤魔化すが、それでも警鐘は自己主張を止めなかった。だがその原因だけがどうしても分からない。

 

(何だ、何を見落としている?)

 

常に背中へナイフを突き付けられているような緊張感、今もなお心臓を締め付けるプレッシャーに段々と余裕が無くなっていき、その整った顔を歪ませる。

 

プチッ

 

そしてそれらの違和感が積み重なっていったその時、足で感じた奇妙な感触が答え合わせと言わんばかりに事実を叩きつけた。

 

「……虫?」

 

足を止めて少しばかりずらせば無惨にも踏み潰され、体液を撒き散らした虫の成れの果ての姿が現れる。本来であれば居る筈の無い存在に目を丸くする奈良坂だったが、

 

ザンッ!!

 

奇しくもその惨状を自分の体で再現することとなった。

 

『………………』

 

突如として現れた怪物は目の前の()をあらゆる方向から切り刻んだ。その速さは本来であれば一度の致命傷で即座にベイルアウトを起動させる筈のトリオン体が完全に10以上に分割されている所から察する事が出来るだろう。認知出来ない速さでバラされた奈良坂がベイルアウトするのを間近で眺めながら怪物は地面に這って移動する小蜘蛛を拾い上げた。

 

『散らばっていた奴らはもう居ないな?なら早く残りの3人を仕留めるか』




リンバスのEGOはイメージが固まってるので書きやすいですが、そろそろオリジナルのアブノマも出したいですね。
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