未知限の歌姫 〜ace clers〜 作:kaederuna
2022年、日本…
世界はテクノロジーの進歩により近代化が進み、さらには未知の力、魔法までも掌握した。
しかし、それは絶望の始まりだった。
その力を制服のために使うものが現れ、世界は混沌と化した。
そんな者たちを止めるために、「近未来技術取締法」ができた。
そして、近未来技術を使った犯罪者を止める「エースクリーズ」という特殊戦闘部隊ができた。
近未来技術には近未来技術を。毒をもって毒を制す。
その実績は部隊によって違うが、一定の実績はある。
数年後…
エースクリーズは東西南北に分かれ、いつでもどこでも対応できるようになった。
エースクリーズは月一で入隊試験を行なっている。
そこに一人の新米兵が入隊していた。
その兵はのちの英雄である。
そこからさらに数年後…
「T-ark(ティーアーク、タークとも言う)信号検知!B24ブロックです!」
「了解!ロワール班、出動します。」
「よし、行くぞ!美久舞!(みくま)!」
美久舞「了解!」
彼は吉原 美久舞(よしわら みくま)。『エースクリーズ』東京支部ロワール班所属の隊員。
この小説の主人公である。
美久舞「今日もよろしくね、『天地刀』。」
彼は自分の愛用の刀を撫でる。
『天地刀』
彼の家が作った刀。
外観の特徴はほとんどないものの、強度はお墨付き。
移動用の車に揺られ、現場に着く。
敵1「ヒャッハァー!」ブロロロロ
敵2「もう俺たちを止められる奴ぁ誰もいないゼェ!?」ブゥーン!
犯人達は車をその体に纏わせて足のタイヤで高速移動している。
敵1は迷彩柄、敵2は青色の車を纏っている。
「車合系T-ark犯…。最近多いな。」
そう言っているその男は茂畑 玲(もばた れい)。
ロワール班の隊長を務めている。
ロワール班は合計6人いる。
隊長の玲、副隊長の深見 弥一(ふかみ やいち)、隊員の葉蛾峰 ギラ(はがみね ぎら)、ローザ・ミルファ、そして美久舞。
最後に通信の手島 ゆりか(てじま ゆりか)である。
ゆりか『みなさん、市民の避難は完了してあります。思いっきりやってください!」
全員「「「「「了解!」」」」」
玲「よし、二手に分かれるぞ。俺とギラは青色を、弥一、ローザ、美久舞は迷彩柄を相手するぞ。」
四人「「「「はい!」」」」
玲「行くぞ!」ダッ
敵2「あぁ!?」
ギラ「おらおら!ドライブはもう終わりだぁ!」ダッ
玲「ギラ、あまり攻めすぎるなよ!」
弥一「僕が後方支援します、二人とも頼みましたよ!」キィィ
ローザ「わかりました!美久舞さん!」タッ
美久舞「はいよ!」
敵2「はっ!戦う必要もねぇ!逃げりゃ勝ちだろ!」
弥一「逃しませんよ!」ドォン!
敵2「ぎゃあぁ!?」バシィ
弥一が放ったライフルの弾丸は敵の足部分に直撃した。
弥一「ローザさん!」
ローザ「はい!」キィィ
ドゴォン!
地面にハンマーを叩きつけ敵を浮き上がらせる。
敵2「グォォ!」
ローザ「今ですわ!」
美久舞「十天流剣術…」
「烈火、爆炎紅蓮!」ズバァ!
敵2「グアァァァ!」ドォン!
天地刀に炎を纏わせ、敵を一刀両断する。
美久舞「よし。」
弥一「ナイスです、二人とも。」
玲「こっちも片付いたぞ。」
ギラ「はっはー!俺様にかかればあんな奴余裕さ!」
玲「あまり調子に乗るな。」コツン
ギラ「あたっ」
玲「手島、T-ark犯を捕まえた。輸送班を呼んでくれ。」
ゆりか『了解です』
美久舞「ふぃ〜、最近多いな〜」
ギラ「確かにな〜」
ローザ「ゆりかさんにグラフ撮ってもらいましたけど、先月より3割も犯罪率が上がってるそうですわ。」
弥一「何か対策を取らないと手が足らなくなるよ…」
玲「みんな、いるか?」
美久舞「隊長。」
ローザ「ゆりかさんも」
弥一「四人全員います。」
玲「よし、俺たちの隊に新しくメンバーが入る。」
ギラ「おぉ!」
弥一「この時期に、珍しいですね。」
ゆりか「なんでもエースクリーズ本部の決定で実験段階ですがうちの隊に投入されるらしいです。」
弥一「それで、その人は?」
玲「こちらに来てもらってる。」
「入ってくれ。」
サラ「初めまして!新しくロワール隊所属になります、豊神 サラ(とよかみ さら)です、よろしくお願いします!」
玲「彼女の役割としては、歌でみんなの指揮や身体能力を上げることのできる『W-Dva』という実験段階の後方支援役だ。」
サラ「これから頑張ります!」
ここからだった、僕たちの運命の歯車が加速したのは。