未知限の歌姫 〜ace clers〜 作:kaederuna
弥一「それじゃあ始めますよ…」
美久舞「はい。」
ギラ「あぁ!」
弥一「始め!」
ギラ「うぉぉ!」ダッ
美久舞「ふっ!」タッ
今、美久舞達は模擬戦をしている。
弥一(これからもあの強さの敵が出てくるとしたら、今の僕たちは明らかに力不足!)
ギラ「くらえっ!」ジャララン!
オージャレプリカリバーの<ラングレスピン>を一回下ろす。
「ストロングサイス!」ズギャッ
美久舞「ふっ!」ギャリリリ
天地刀の面で受け流す。
弥一(豊神さんの歌の力があったとして、それに頼りきりと言うわけにもいかない…)
弥一はチラッとサラのいる方向に目を向ける。
サラ「二人とも頑張れ〜!」
弥一(僕たち自身が強くならなければ!)
美久舞「十天流剣術!」
弥一(カギになるのは、美久舞君。)
美久舞「烈火、怒髪天一閃!」ズドド!
天地刀から無数の針のエネルギーが出てくる。
ギラ「受けて立つ!ギラファルバスター!」
ガギィン!
双方の技がぶつかり合い、火花が散り、電撃が走る。
サラ「お〜」
弥一「…」
少し前…
弥一「ゆりかさん、豊神さんの歌の解析結果は。」
ゆりか「これです。」ペラッ
弥一「これは。」
ゆりか「みなさんとサラさんの歌のシンクロ率を調べてみました。」
弥一「…なるほど、やはりばらつきがっ…!?」
「美久舞君がシンクロ率72%!?」
ゆりか「…えぇ、他の人たちが30%、多くて50前後なのに対して美久舞君だけ段違いに数字が違うんです。」
弥一「…確かに豊神さんの歌を一番最初に聞いたのは美久舞君だ。だから身体が覚えているのかもしれない。」
ゆりか「おそらくそれだけじゃないですよ。」
弥一「え」
ゆりか「美久舞君とサラさんが元から相性がいいんですよ。」
弥一「だからこんなにも数値が大きいと。」
ゆりか「原因はそれしか考えられません。」
弥一(これからうちの部隊の主戦力は彼になるかも知れないな)
二人の技が衝突し、爆発した。
ギラ「ぐっ!」ザザザ
美久舞「くっ」トタッ
ギラ「まだまだいくぞぉ!」ダッ
美久舞「ッ!」タッ
弥一「そこまで!」
二人「「ッ!」」ピタッ
弥一の声で二人は止まる。
弥一「二人ともいい調子です。休憩しましょうか。」
美久舞「確かに少し疲れましたね…」
ギラ「よし、休むか。」
サラ「はい、飲み物。」サッ
美久舞「お、ありがとう。」
ギラ「サンキュ。」
サラ「それにしても二人ともすごい動きだよね〜」
美久舞「まぁ鍛えてるし。」
ギラ「普段のこう言う訓練が実戦でものをいうんだ!」グッ
サラ「ふむふむ」
ローザ「私だって負けてませんわ!」
サラ「ローザさん!」
ローザ「ギラ、休憩は終わりです。次は私とやりましょう!」
ギラ「ふっふっふ、受けて立つ!」
弥一「ちょっ、…全くあの二人は。」
美久舞「まぁまぁ。」
サラ「美久舞君。」トテテ
美久舞「豊神さん?」
サラ「サラでいいよ。」
美久舞「サラさん、どうかしました?」
サラ「これからもっと強い敵も出てくるはず。その時に私一人でも倒すは無理にしても切り抜けられるだけの体力が欲しいの。」
美久舞「ふむ。」
サラ「だから私、もっと動けるようになりたい!だから私を特訓に付き合ってもらえないかな?」
美久舞「えーと、サポートとか?」
サラ「うん。」
美久舞「ん、わかった。それなら協力は惜しまないよ。」
サラ「ほんと!?ありがとう!」
美久舞「ちゃんと厳しくいきますよ。」
サラ「もちろん!やるなら全力で!」
弥一(これからさらに忙しくなりそうだな…)
二人の会話を聞いていた弥一は更なる多忙が待っていることを予知した。
ちなみにシンクロ率は
美久舞:72%
玲:51%
ギラ:33%
ローザ:37%
弥一:34%
って感じです。
隊長高め、ローザがギラや弥一を越してるのは女の子同士だから、ってことにしとこう。