一般高校生が小さくなってしまった様です   作:つるつるうどん

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ワトソン、正体がバレる!?

 

 どうも皆さん、和登翔です。

 

 いやーこの間は突然身体が戻って大変でしたね。

 

 

 

 

 

 身体が戻った日の夜

 

「そういえば、この身体で会うのは初めましてだよね」

 

「僕の名前は、斎藤 翔。改めてよろしくね」

 

「あぁ。俺は工藤新一。って言っても俺はコナンの姿だけどもな」

 

「私は宮野志保。貴方には一度姿を見られたわね。まぁ私はあの姿にはなりたくないのだけど、あの姿には気をつける事ね」

 

「組織には変装が得意な魔女がいるのだから」

 

 魔女?え?変装?それって何処ぞの怪盗さんみたいな?

 ちょっと気になってしまった

 

「おい灰原。そんな奴が居るなんて聞いてねーぞ!」

 

「聞かれなかったもの」

 

 オイオイ。とコナン君

 

「彼女のコードネームはベルモット。組織のボスのお気に入りよ」

 

 もしかしたら、あのパーティー会場に居たのかもしれないな。気をつけないと。

 

 そういえば、枡山さんが何故事情聴取を潜り抜けてあの酒蔵に来れたのかも謎だったし、その人が絡んでるとか?

 そうなると一番に怪しいのは、この間新出医院でお会いしたクリスさんかなと思う。変装の達人らしいし、彼女に化けられてたら名前を知ってるのも頷ける。

 病院の名簿でも盗み見れば俺の名前を知ってた理由もつくしな。

 

 そして俺は太陽が登るまでの間灰原さんに実験体として、身体の調査をされていて(やましい事は何もしてないよ!)太陽が登った頃に身体がまた小さくなってしまいました。

 

 

 

 

 

 という事があの日の夜にあったのだ。

 

 そんな事を振り返りながら、学校からの帰り道を歩いてると、ここらじゃ絶対に会わないであろう小さくなる前のクラスメイトが歩いてるのが見えた。

 

「ねぇ快斗!今日という今日は!私が作った魚料理食べて貰うわよ!」

 

「嫌だつってんのがわかんねーのかよ!バカ青子!」

 

「何よ!お父さんが今日もキッドの事件追ってる帰ってこないから快斗の分まで夕食作ってあげるって言ってるのに!」

 

 まーたあの夫婦は喧嘩でもしてるのかね。って思いながら通り過ぎようとしたら。

 

「おい。そこの坊主。お前何処かであった事ねぇーか?」

 

「え?どうしたんですか?お兄さん。えっと、シラナイヒトデスね」

 

「ねぇ、快斗。なに小学生に絡んでるn・・・って、その子、翔に似てるわね。親戚の子?」

 

「そういえば翔、掃除サボって帰った日から見かけないわよね〜。あのバカケル」

 

 この中森っ!何がバカケルだ!

 

「さぁーな。あいつ最近学校来なくなったよな?教頭も何か隠してるみたいだし、もしかしたら身体が小さくなったのかなと思ってよ。・・・・・・・・あの名探偵みたいに」

 

 !?

 

 最後はボソッと俺にだけ聞こえるように言ったようだが、まさかコナン君の事も知ってる!?

 

 なんで黒羽君がその事に気がついてるのか知らないけど、逃げないと。

 

 黒羽君はマジックもできる。前に見せてもらったけど変装だって簡単にこなしてた。これはヤバいかも。もしかしたら前に灰原さんが話してたベルモットって可能性も

 

「ま、翔は何処ぞの探偵王子のお陰で休学になれてるうちの連中には慣れっこだからよ。青子も気にすることねーぜ。案外ひょっこり帰ってくるかもよ」

 

「それもそうね。あのバカケルの事だし。でも紅子ちゃんがとても心配してたよね。恵子もお気の毒って感じで最近元気ないし・・・」

 

「なぁ坊主。ちょっとお兄さんと話をしようか?青子は先に帰ってくれ。俺はこの坊主とお話したいことがあるから」

 

「なによもう!快斗なんて知らない!ショタコンバカイト!」

 

そう言って中森さんを家に帰した快斗くんは俺に近づき

 

「お前、斎藤翔だろ。なんで小さくなってんだ?」

 

 ゲッ、バレてやがる。

 

「な、なにをイッテルノカナー。アハハ。ボクコドモ。ナニモシラナイヨ。」

 

「バァーロー、そんなんでこの俺を騙せるかよ。本当にあの名探偵と同じだな。おい翔、江戸川コナンって知ってるか?」

 

 やっぱり!黒羽君はコナン君が小さくなった姿だってことに気づいてる!!

 

「あ〜多分お前が今考えてること当ててやるぜ。名探偵ほど推理が得意って訳でもねーが、身体を小さくした組織の一員じゃねえかってビビってんだろ?俺は違えぞ。むしろ名探偵の味方だ」

 

 待って待って、情報量が多くて頭がパンクしそう

 

「とりあえず俺の家・・・って訳にもいかないか。ちょっと知り合いのBARにでも行くか。奢るぜ」

 

「いいけど、ちょっと連絡取ってもいい?今の保護者に・・・遅くなるって」

 

「あぁ、いいけど名探偵君にはダメだぜ。俺の秘密までバレちまうからな」

 

 秘密ってなんだろう。俺は黒羽くんに連れられてブルーパロットというバー?ビリヤード店?に行くのであった。

 

 そういえば前に黒羽君から聞いた事あるな。知り合いの寺井ちゃんってのが店を経営してるって。

 

 

 

 

 

「それで?お前はなんで小さくなったのか聞かせてくれよ」

 

 黒羽君は不敵な笑顔で俺を問い詰める

 

「あぁ、僕は教頭とある組織の一員が取引してるの見かけて、その口封じに殺されたと思っていたんだが、予想外のことが起きて小さくなっていたんだ。」

 

 と簡単に黒羽君に今まで起こった事を説明していく

 

「それで?当分家に帰ってないようだけど、それがなんでまたあの名探偵の所にいるんだよ!」

 

「その名探偵の後ろ盾になってる博士が僕の事を見つけてくれて、匿ってくれてたんだよ。まぁコナン君と居ると何故か事件が起きたり組織関連の事件に出会したりなど、色々小さくなっても忙しいけどね」

 

「へぇ〜。お前も大変なんだな」

 

「そういう黒羽君こそ、なんで小さくなったって気づいたんだよ」

 

「あ?俺はなとあるパーティーであのキザな名探偵に仕事の邪魔をされてね」

 

 仕事の邪魔って・・・それにコナン君の事ずっと名探偵って言ってるし。

 

「黒羽君の仕事って例のマジシャンのアルバイト?」

 

「バイトじゃねーよ!ちゃんと盗m・・・と何でもいいだろ!」

 

 え?今とんでもない事言おうとしてなかった?このバカイト。

 

「あのね。快斗君犯罪は良くないよ?」

 

「はぁー・・・こうなっちまったら俺の正体もバラすしかないか。正直あの名探偵にも対抗出来る切り札が欲しかったしな。」

 

快斗君の正体?一体なんのことだろ。もしかしたら有名なマジシャンとか!?そんな事言われても俺マジシャン界隈とか知らないよ!?

 

と考えてると、黒羽君は急に煙幕を出して早着替えしたのか白いスーツにシルクハット。モノクルをつけてそこに立っていた。ってマテマテ、こ、これって・・・

 

「どうも小さなワトソン君。私の名は怪盗キッド。小さくなってしまった貴方に是非協力してもらいたい。」

 

「来週の土曜日。黄昏の館にて私の名が騙られ殺人パーティーが開催されます。是非私の協力者として助力してもらいたい」

 

 え?快斗君って怪盗キッドだったの!?

 

 それにまたパーティー!?殺人!?協力!?

 

 一体俺は前世で何をしたんだ。こんなにもパーティーとか殺人事件は起こるわ。その解決役に協力させられるわ。

 (尚、実績はほぼなし)

 

 確か怪盗キッドって10数年前から活動してるんじゃ・・・

 

「と、俺が怪盗キッドって訳だ。もちろん青子や青子の父さんとかにも内緒でな」

 

 あー・・・確か中森さんのお父さんって、キッド専門の刑事さんだっけ?中森さんが愚痴言ってたの聞いた気がする。

 

「協力って、別に快斗君は協力なんてしなくてもやっていけてるんじゃないの。天下の怪盗様なんだし」

 

「それがそうでもねーんだわ。あの探偵君が絡むと少ーし厄介でね。」

 

「それに最近は命を狙ってくるやつもいるし」

 

 え?快斗君が?命を狙われてる?

 

「ま、それは置いといて後で説明するわ!とりあえず今日は家に泊まってけよ色々説明してやる」

 

あ、博士に連絡しないと。灰原さんもきっと怒るだろうなぁ。今日の夕飯当番、俺だったし。

 

 

 

 

 

「それはそうと、紅子が逃げたわね。今度覚えてなさい!って怒ってたぞ。お前紅子と何かあったのか?」

 

 知らないアカコなんて人シラナイ。

 

 

 

 

 そういうことで、元クラスメイトの友達に何故か正体がバレました。

 

 そして俺は、怪盗キッドの助手になったわけです。




ちなみに1話で翔に掃除の催促してたのは青子ちゃんだったりします
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