貯金が崩れる崩れる。
襲撃事件からしばらく経ったある日。
私は
仕事内容は単純で、地下で行われてるブラックマーケットの中でも全くもって誰も不幸にならないホワイトな取引を守るだけである。ホワイトな取引の中身は何かって?新作スイーツのレシピだよ。
取引してるのは学生同士である。ちなみにトリニティ生とゲヘナ生の取引だったりする。険悪な仲はどうしたと聞きたいが、スイーツは学園を超えて友情を育むらしく仲はすこぶる良好なんだとか。スイーツすごいね。
この取引の初めはお互いの学園の敷地内でやろうとしたらしいが、学園の仲が悪いこともありドンパチに発展してしまったらしくブラックマーケットでやることになったらしい。
そんな悲しき理由で行われることになった学生と学生のスイーツの取引を何を勘違いしたのか学生を利用した裏取引と勘違いしたアホが襲撃をかけてくるらしいので、何でも屋である私の事務所に電話が来たのだ。
実はこの依頼既に5回以上は受けている。報酬はレシピで作ったスイーツの盛り合わせなので悪い気はしないけどね。
今回襲撃をかけてきたのは今まで同様、ヘルメット団だった。あの程度数を揃えてようと1人でも鎮圧は可能だった。少し面倒だったけどね。
報酬のスイーツ、とても美味しかったです。
美味しかったのを微笑みながら伝えたら、2人は頬を赤く染めてたけどどうしたんだろ?風邪かな?
先日防衛したあの建物がシャーレという連邦捜査部のオフィスだったらしい。話によると、連邦捜査部は先生とやらが顧問となり
まぁ、早い話。
そう、何でも屋である私の事務所はシャーレ同様、学園の垣根を超えて活動している。これは連邦生徒会からもちゃんと認可を受けた中立組織*1だ。
さてさて。今回はどんな依頼が来てるかなっと.....。
えーっと?
果たし状が何十通も来てるんですが.....?差出人は伊草ハルカ?いや全部コイツじゃねぇか。
どっかで聞いた覚えあるんだよなぁ......。どこだっけな.....。
思い出しつつ依頼欄をスクロールしていくと、一通のマトモな依頼があった。というか、その依頼しか無かった。他は全部果たし状だった。なお、全て中身を確認してから削除した。
さて、中身はなになにっと....。
ふむふむ。アビドス高等学校が廃校の危機か.....。
他校の廃校の危機を救ったことは何度かあるけど、今回も同じように行けばいいんだけどねぇ....。
確かアビドスは砂漠化が進んだ場所だったな。
砂漠か.....まぁ、迷わずすぐ着くやろ....。
私は依頼メールのプリントと武装を持ち。アビドスへ繰り出したのだった。
普通に迷った。誰かたすけて
何でも屋《上倉総合事務所》
リルの職場兼自宅。
シャーレができるまでキヴォトス中の生徒からのあらゆる依頼を請け負っており、学園の垣根を越えて活動していた。いわば学生版シャーレ。
なお、便利屋とは違ってちゃんとゲヘナから認可を貰って営業しており、連邦生徒会からも学園を跨いでの活動の認可を受けている。
割と激務。当日中に片付けられるものは一気に抱え込むので栄養ドリンクとカ○リーメイトは必需品。
シャーレができてからは依頼数は減ったが、根強いフォロワーもとい依頼人がいるので生活には全く支障はなく、むしろシャーレの存在を知った依頼人によって支払われる報酬が増えたとか。
事務所立ち上げには苦労したらしいが、ヒナから連邦生徒会への推薦で無事に開設できたという背景がある。