家で永遠とオープニング歌うくらいには好きになりました。
私は現在アビドス高等学校の生徒である、シロコちゃんに連れられ、アビドス高等学校の校門前にいた。あと、先生もいる。
遭難してから、途方に暮れていると先生のような何かをおんぶしながら歩く女性を発見。それが偶然アビドスの生徒であるシロコちゃんと、シャーレの先生だった。私も、依頼で来たということを伝えると。先生を一緒に運ぶことを条件にアビドスまで案内してもらうことになったのだ。
「ただいま」
「おかえり、シロコせんぱ.......い?うわっ!何っ!?その大人の人おんぶしてる人誰!?」
「わぁ、シロコちゃんが大人を拉致するお手伝いしてきました!」
シロコちゃんの案内の元、アビドスの教室に入ると3人の少女がおり、1人がごもっともなツッコミを、1人が笑顔でシロコちゃんが拉致の片棒を担いだと言っている。
というか、先生を死体扱いした挙句、シャベルやらツルハシで埋めようとするんじゃない。そして私を実行犯に仕立てあげないで欲しい。
腕輪が悪いんだろうか?
「拉致じゃないです。この人、死体じゃないですし、アビドス高等学校に用があるけど迷ってシロコちゃんにおんぶされてたんです。私も別ルートでここに来て迷ってました。間違っても私は拉致の主犯ではないです。
自己紹介が遅れました。私は上倉リルです」
私に続くようにアビドスの3人の少女は名乗る。
黒い猫耳少女が黒見セリカ、赤いメガネが特徴的な少女が奥空アヤネ、豊満なものが目立つ少女が十六夜ノノミというらしい。
ふむ、メガネの子が今回の依頼人か。
「それにしてもお客様がいらっしゃるなんて、とっても久しぶりですね」
「それもそうですね....でも来客の予定なんてありましたっけ?」
先生は自分がシャーレの先生であることを明かすと、3人の少女は喜びの声をあげていた。
その中で、奥空さんが『あれ?』と言いこちらを振り向く。
「失礼ですけど、上倉さんは何の御用でいらっしゃったんですか?」
「あ、失礼しました。私は上倉総合事務所の者で、奥空アヤネ様よりご依頼を受けましてやってまいりました」
私は、依頼のメールのプリントを差し出し挨拶をする。すると、奥空さんは驚いた顔した。
「今朝依頼して、すぐに来ていただけるなんて.....ありがとうございます!」
「あ、ホシノ先輩にも知らせてあげないと.......あれ?ホシノ先輩は?」
「委員長は隣の部屋で寝てるよ。私、起こしてくる」
黒見さんが、ホシノさんとやらを起こしに行った瞬間。
ダダダダダダダダダダッ!
突然銃声が、鳴り響く。
「じゅ、銃声!?」
窓の外を見ると、パッと見20名ほどのヘルメットを被った武装集団がアビドスへ向けてやってきていた。ほんとなんでも依頼受けてるなアイツら。
「それで、廃校の危機と伺ってますが。あの集団が原因ですか?」
「あ、その...そんなに堅苦しい感じではなくて大丈夫ですよ?」
「では、お言葉に甘えて。ん゛んっ、廃校の危機と依頼受けましたけど、アレが原因ですか?」
「うん。それだけじゃないけど.....。あいつら....!性懲りも無く!」
「なら、少し待っててください。今片付けますから」
私は窓から飛び降りる。
上から『あっ!』と聞こえたが、スルー。五接地転回法で着地すると、即座に起き上がり、ヘルメット団の集団へと突撃した。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ちょっと!?あの子1人で突撃して行ったわよ!?」
「んん〜?あぁ、あの子か。あの子は大丈夫だよ〜」
「えっ?どういうことですか?」
「見れば分かるよ。ほら」
ホシノ先輩の視線の先には、凄まじい速度で移動しながら、1発1発を的確に急所へ当て、体術で鎮圧していく上倉さんがいた。
戦闘中、双眼鏡を借りて俯瞰視点で上倉さんを見ていると、カタカタヘルメット団の1人が足を止めた上倉さんの死角からグレネードを投げ込もうとしているのを見つけてしまった。
『上倉さん後ろ!』と叫ぼうとした瞬間、上倉さんはノールックでグレネードを撃ち抜き、カタカタヘルメット団員を倒してしまった。
今、後ろを見てなかったのに的確にグレネードを撃ち抜いた?どうやったの....?
その後もカタカタヘルメット団の屍(死んでない)の山をドンドン積み上げ、最終的にたった1人で全滅させてしまった。
「まさか、1人で鎮圧するなんて.....。あれ?なんでホシノ先輩があの子が大丈夫だって知ってるの?」
「秘密だよ〜。ふふっ、おじさんにも秘密があるのさ〜」
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「ば、バケモノ!みんな逃げろぉー!」
カタカタヘルメット団の1人が叫び逃げる。それが周囲に感染していき、全員が逃げ始める。
「誰がバケモノだ、失礼な」
逃げていくヘルメット団の1人に発信機を投げつけ、逃げるのを見届けた私は先程の教室に戻った。
「凄いです〜!まさか1人で追い払ってしまうなんて!」
「あれくらいなら、全然余裕だよ」
「上くr....「リルでいいよ」んんっ!リル、さっきの戦闘中、どうやってグレネードを撃ち抜いたの?」
「え?あの爆発って、向こうがミスしたわけではないんですか?」
「双眼鏡で見てたから分かるけど、拳銃で撃ち抜いてたのよ。しかも投げる寸前のものをノールックで」
あら。それ見られてたか。言語化できるけど、教えるの面倒だから秘密にしとくか。
「アレの種、知りたいですか?」
「もちろ「秘密です」......なんでよ!?」
「言語化して説明するのダルいんですもん」
「絶対一言一句聞き逃さないわ!」
「ん。私も」
仕方ない、カードを切ろう。
「言語化したものを知りたいなら3時間くらいぶっ通しで解説になりますけどいいですか?」
「「やっぱり無しで」」
「はい、これで話はおしまいです」
私の戦闘の話を切り上げると、改めて奥空アヤネさんが対策委員会とは何か、今の現状とカタカタヘルメット団についての説明をしてくれた。
説明後、ホシノさんがある提案をする。それは先程のカタカタヘルメット団に追い討ちをかけることだ。
これには先生も乗り気であり。私も賛成だった。
だが、現地へ向かう際に先生も一緒に向かおうとするところで黒見セリカさんからのストップが入った。
「さすがに先生を現地に連れていくのは不味くない?」
確かに。そう思っていると、奥空アヤネさんからのフォローが入る。
彼女が集めた情報曰く、ここに来るまでにもシャーレの仕事で戦闘が発生し、完璧な指揮で戦闘を勝利に導いたとか。射撃も効かない特殊なバリアで守られてるから大丈夫といった情報だった。
真実を問うと、概ね合っているらしい。一応、私からもチナツに聞いてみたが、真実のようだ。
アビドス対策委員会+αの一行は十分な準備の元、カタカタヘルメット団のアジトへ歩を進めるのだった。
文才が欲しい。