この透き通る世界で生きていく   作:不知火 秋

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今回のイベガチャ、勝ち申した。

悔いは無い


黒幕への手がかり

 

 

 

 私の貼っつけた発信機の信号の元、カタカタヘルメット団のアジトのエリアに到着した私達。

 アヤネちゃんの通信で半径十五km圏内に敵対反応が多数検知されることが伝えられるが、これは確かに周囲にいっぱいいるねぇ。

 敵意がガンガン伝わってくる。

 

 なんならド三流のスナイパーまでいるなぁ。スコープの反射が見えてんだよ。数多いわ。

 砂合戦やるかぁ。

 

 スナイパーの射線から外れるように、作戦会議の名目で物陰に隠れるよう指示を出すとしっかりと従ってくれた。顔を見るにホシノさんは気づいたっぽい。

 

 

 

「んじゃ、私後方支援するんで。皆さん、前衛よろしくです」

 

 その言葉にセリカが反応する。

 

 

「えっ、一緒に前線貼ってくれないの?」

 

「リルちゃん、狙撃手に気づいたんだね?」

 

「えっ、いたの!?」

 

「ま、そういうことです。前衛は対策委員会の皆さんに任せました」

 

 そう言うと私は、背中に背負ったスナイパーライフルを構える。

 

 

 

 戦闘開始だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結論だけ言うとカタカタヘルメット団の補給所、アジト、弾薬庫。これら全ての破壊が完了した。

 

 

 対策委員会の人達、全然強いじゃないか。戦闘に限っちゃ、私の出る幕無いのでは?

 

 

 

 私は、対策委員会のメンバーから少し外れて弾薬庫から規格の合う弾薬を死ぬまで借りていたので、帰るのが少し遅くなってしまった。

 

 私が何故、現場から弾薬を奪ったのか?それは、先生は私の銃の物資補充も受け持とうとしてくれたが、私はそれを拒んだのだ。

 

 いくら目的が同じとはいえ、流石に物資の補充は別の業者(先生は別に業者ではないが)からは受けれないというかポリシー的なものが許さなかった。というか、私は先生の生徒では無いから施しを受ける筋合いは無いと思ってる。

 

 

 

「......ん?」

 

 私はあることに気がついた。カタカタヘルメット団は実力は大した事ないが一応は傭兵だ。

 つまり金で雇っている。コイツらが使っている武器はともかく弾薬は数が必要になるし、私が予備も含め大量に借りてもまだまだ腐るほどある。

 仮にアビドス出身じゃなくてもこの量の弾薬を自分達だけで用意するとなると、いかんせん金がかかる。しかし、コイツらにここまでの大量の物資が用意できるとは思わない。ということは、雇うだけでなく雇い主からの物資の提供がある。

 

 カタカタヘルメット団の襲撃時に『性懲りも無く』と言っていた。なら、しばらく前からしつこくハイペースで襲撃をかけていたことになる。

 何が言いたいか。それは、そんなのを雇うのと物資補充を続けるために多額の金額が必要になる。ということだ。

 

 この裏で糸を引いている犯人は誰か。というのは分からないが、足掛かりになりそうな情報は掴めた。明日、もう少し調べてみるか。

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで、遅れて帰ると不機嫌そうな表情でセリカが校門から飛びててきた。何があったのだろうか。

 

 

 

 教室へ戻ると、セリカが飛び出して行った訳を聞くことが出来た。

 

 確かに借金の問題を他人に、今日会ったばかりの人には伝えることは出来ない。それも今まで見て見ぬふりをしてきた大人という存在に。

 

 

 セリカがあんな顔をして飛び出すのも無理は無い。

 

 少なくとも先生はこの借金問題にも向き合っていくらしい。

 

 

 そして、私はアヤネちゃんからこれにて依頼完了との報告を受けた。報酬は分割で支払うとか。

 借金の問題を聞いてしまった以上、あまり受け取る気にはなれないので報酬はそのまま対策委員会へ寄付という形で収まり、私たちは解散となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





リルの武器情報
→基本武器は近中遠全てに1人で対応できるように最低でもナイフ、HG(リボルバーも自動拳銃も使う)、SMG(愛用武器)、SRは持っている。SMG以外は武器屋をやっているお得意さんで色々調整をしている。武器屋さんの最近のトレンドは暗い部屋で青い炎に照らされながらフード付きのロングコート(中に銃入り)を来て接客をすること。お店に入るとロングコートを開きながら流暢に『welcome.....』と言ってくるとか何とか。




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