リコリス・GANTZ   作:メイプルアルパカ

5 / 8
 ようやくGANTZ要素を少し出せた。
いい忘れていたのですが、自分は今回の作品。
星人は、ほとんど出さないと思います。
あくまでこれはリコリスリコイルの世界に西くんをぶちこんだものなので。
と言っても、もしかしたら出すかもしれません。


死の美

 

 自分さえ生きればいい

 

 仲間なんかどうでもいい

 

 そうして生きて

 

 そうして死んだ

 

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 あれから俺は家に戻ってきた。よく見れば家のマンションはかなりでかいことに気づく。家賃もそれなりに高いだろう。

 

 ガチャッ

 

鍵は閉めていなかったので、すぐにあいた。星人と戦っていないのに疲れてしまった。それもこれも、あの千束とかいううるさい奴のせいだ。

だが、得られたものも大きい。

 

あの喫茶店にはテレビも置いてあった。そのテレビからはなかなかに興味深いことが話されていたのだ。

 

  "アランチルドレン"

 

スポーツ、文学、芸能、科学などのあらゆる分野の才能を探し出し、無償の支援を行われている者のことを指すらしい。

少なくとも、俺はそんな話を一度も聞いたことがない。

更にわかったのは、この日本、前の世界より圧倒的に犯罪が少なく思えることだ。テレビのニュースからは、前のような犯罪の話が全くと行っていいほどされてなかった。確かに、日本は平和の国と言われているが、そこまでか?

そして、あの折れた東京タワーのようなもの、正確には電波塔らしい。その電波塔は10年前にテロがおき、今のような状態になったらしい。

やはり、前の世界とは圧倒的に何かがおかしい。

まるで何か隠蔽されているような…

 

そこまで考えたあたりで思考を閉ざす。いまこれだけの情報で考えたところで、あまり意味のないことだ。

そろそろ暗くなってきた。冷蔵庫の中には何も入ってなかったはずだから、何かを買わなくちゃな。

(それなら帰る前に買っときゃよかった。)

そんな考えを胸にしまい、買い物にでかけた

 

 

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 「これだけあれば、3日は持つだろ。」

 幸い、近くにコンビニがあったため、カップラーメンとかを適当に買い漁ってきた。いつ星人に襲われてもいいよう、ガンツスーツはパーカーの下に着ている。銃ももちろん袖の中に隠してな。

そろそろ帰ろう。そう考えたとき、誰かに右肩を掴まれた。

 

 「なぁ少年、ちょっとまってくれや」

そこには、髪を金髪にそめ、耳や鼻からピアスがぶらさがっている、俗に言うヤンキーという奴らが5人程、ニヤけた面をしながら立っていた。

 

 「俺等金に困っててさぁ、ちょっと貸してくんねぇかなぁ!」

 「とりあえずこっちこいや!」

そんな漫画のセリフのようなことを聞きながら、俺はヤンキー共に路地裏らしき所に連れて行かれた。

その時の俺の顔は、

 

密かに笑っていただろう。

 

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「いいから早く貸してくれよぉ」

「痛い目に会いたくねぇだろ?」

バカの一つ覚えか、そんな言葉を言いながらこちらの胸ぐらを掴んでくる。

 

 「さっさと貸さねぇとどうなるか分からねえぞ?」

ヤンキー共は皆笑いながらこちらを見ている。

 

「フッ」

思わず鼻で笑ってしまった

 

「あ?」

その態度が気に食わなかったのだろう。皆一様に顔を顰め、こちらを睨めつけてくる。

 

「てめぇいま鼻で笑ったか?」

そんなわかりきってることを態々聞いてくる。

 

「そうだなぁ、お兄さんたちが馬鹿にみえて仕方なくってさぁ」

そう、挑発をした。

 

「んだとてめぇ!」

するとさっきのニヤけた面はどうしたのか。皆が怒りに狂った顔をしながら怒鳴り立てる。まるで般若みたいだ。

そんなことを考えながら、俺は更に、

 

「そうやって猿みたいに集まって弱い者いじめなんて、人としての才能が無いんじゃねぇの?髪の毛も金髪に染めて、ラージャンかよw。」

 

「いい度胸じゃねぇかてめぇ!!」

そう言いながらこちらに拳を振り下ろしてくる。そんな振り下ろされた拳を俺は掴む。

 

「なっ!」

何もおかしなことじゃない。こちとら一年GANTZに囚われてたんだ。星人よりも弱い人の拳なんて、遅すぎて話にならない

 

  ググッ

 

「はっ、離しやがれ!!」

力を込めれば、掴まれたヤンキーは痛がりながら涙を流し始めた。あぁ、その顔だ。そんな顔が俺は見たかった。

 

  パッ

 

そして俺はわざと腕を離す。

 

 「てめぇ、ただじゃおかねぇ!」

そう言いながら、ポケットから何かを取り出す。取り出したものは銀色に光っていた。とても鋭かった。そう、ナイフだ。

 

「殺してやるよ!」

そう言いながら、ナイフをこちらに向けてくる。

…そうかよ。

あくまで脅し程度なら、今回に限って見逃そうと思った。しかし、こちらを殺そうとするなら話は別だ。

 

  カチャッ

 

そう考えながら俺は袖からあるものを取り出した。それは…

 

 「あ?何だそれ?」

 

それは黒く、引き金が2つある。人はそれを初めてみた時、

 

「プッ、ギャハハハハ。なんだよそれ、玩具で何をしようって言うんだよw」

 

そう思うのだろう。

2つあるうちの下のトリガーを照準をヤンキー頭に定めて…

 

 ギョーン

 

そんな音とともに、銃身がX型に変形し、光が放たれた。

 

「…はっw、その玩具で一体何がしたかったn…」

 

 ドパンッ!

 

そんな言葉を最後に、ヤンキーの頭はまるで中から破られたかのように破裂した。

 

 ドサッ

 

あっけない最後だ。頭は破裂し、体は真後ろにたおれ、血飛沫は

その他のヤンキーにかかった。

 

「…は?」

まるで鳩が豆鉄砲を撃たれたかのような顔をしていた。

数秒たった時、ようやく現状が理解できたようだ。

 

「う、うわぁぁぁあ!!」

そんな叫び声とともに蜘蛛の子を散らしたかのように分かれていく。あるものは真っ先に逃げようと。あるものは今殺した奴の友達だったのだろうか?安田!安田!と名前を叫びながら、混乱しているものも居る。誰一人として逃がすつもりはなかった。

 

逃げ惑うヤンキー共に狙いを定め、上のトリガーひき、下のトリガーを引いた。皆が皆、頭を破裂させ、倒れていく。

唯一残った一人は狙いが少し外れたか、足が破裂し、泣き叫んでいた。

 

「そうか!これはテレビ番組だな!あはっ、アハハハハ」

現実を直視できなかったのか、そんな妄想を口にする。

 

「そうだ、きっとそうだ。あぁ、お母さん…」

よく見れば、そいつは他のヤンキーと違って唯一髪を染めていなかった。眼鏡もかけていて逃げるのも遅かった。多分、コイツラのパシリのように使われていたのだろう。

 

「また戻るんだ…」

そう口にしたことを最後に、そいつの目から光が失われた。

 

 

 

あぁ、やっぱりいい。

頭が破裂し、血だらけになっている姿を見ていると、無性に興奮してしまう。もう少しここで見ていたい。

そんな気持ちに駆られるが、早く帰らなきゃ俺が犯人として捕まっちまう。そんなのはゴメンだね。こいつは正当防衛だ。

アイツラがこっちにナイフを向けたんだ。ナイフなんて簡単に人を殺せる。だから殺した。殺される前に殺らなきゃ。

 

そんな事を考えながら、俺はこの場所を後にした。

 

 

 

 

 

 

番組の途中ですが、ここで臨時ニュースです。

昨夜未明、東京都〇〇市の路地裏で、男性5名が死亡しているところを、近所の女性が発見しました。

死亡した男性は、4人が頭を内部から破裂し、即死とみられ、

1人は両足が破裂し、出血死した様子です。

警察は事件とみて捜査を続けている模様です。

 

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「うへぇー、何よこのニュース」

「何が何が?」

「5人とも破裂したような感じで死んだんですって、そんな死に方したくないわねぇ。」

「マジ?」

「マジよ……ねぇ、これ、DAは関係してるの?」

「いやぁ、流石にこんな死に方はしないと思うけど、まずDAのせいなら、こんな大々的にニュースに取り上げられないだろうし…」

「だよねぇ、しかもこれ結構近くであったみたいだし、怖いわねぇ」

 

 

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 事…は事…に

 

 …劇は…談に

 

 何かが変わっていく

 

 

 




因みにこの頃、千束はたきなと出会い、ストーカー事件を解決したあたりです。アニメでいうと一話です。

この世界に星人は…

  • いるに決まってんだろ何言ってんだ
  • どっちでもいいよ
  • 入れたら殺す
  • そんなことよりドーピングだっ!!
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