私は何を思ったのか、候補に狼と香辛料が入っています、何故だ?今でもナゾです。
イーグル君なにすんの?でも月を狩る熊を狩るとか?ホロさんを使いヨイツでの狩り、いいかも知れません。
此処は海の上、俺は今ランポスも載せた船を追いかけている。
「リコ、あとどれぐらいで船に追いつく?発信機があるのだろ?」
「あと、十分ぐらいかな?発信機がこんな所で役に立つなんて、ランポス君可哀想に」
リコもなんだかんだ言って好んでいたのかもな、いいやつだった。
「ディアブロス、もう少しだ、行けるか?」
「もちろんっすよ、俺を何種だと思ってんすか?飛竜ですよ飛竜、腕の力とかマジぱネェっすよ、竜なんすよ、竜!」
「そうだな、竜とはすごいな」
コイツのチャラ男は変わらない、馬鹿なアホの子からチャラ男にクラスチェンジだな。
「イーグルそろそろ見えてくるよ!」
リコに言われ俺は進む方向を見る、小型だが帆船でなかなかのスピードで進んでいる。
今は夜だから近づいてもバレないだろう。
「ディアブロス近づいてくれ俺はある程度の高さならダメージはない」
「さすが、アニキっすね、それでは侵入滑空に入りますよ」
ディアブロスは羽ばたきをやめ滑空に入る、滑空の方が微調整が出来るのだろう。
船に近づく一瞬、ここっ!
ダンッ!
俺は無事船についた、さぁ寝ているだろうが、もう起きることは無いだろうよ。
俺は船の中に入っていった。
ランポス達が囚われている牢屋兼物置。
ドス、ぎゃあ、やめてくれぇっ!
外が騒がしいな、海賊か?
ギィィ、目の前の扉が軋む音をたてながら開く。
「やはり此処か最後の一つだし当たり前か」
なんと出て来たのは、海賊でも乗組員でも無かった、イーグルさんだった。
「助けに来てくれたのですか!」
嬉しかった、あの一緒に狩りをしたのはかりそめでは無かったんだ、だが、帰ってきた言葉は少しちがった。
「違う、俺は人間に戦士を教えに来たのと、ある頼み事をするために来たのだ」
これが長が言ってたイーグルさんのツンデレなるものか、素直になれない、心の病だとか。
「それでは、人間の仲間なのですか?そうなら、いっそ私が」
心苦しいが人間に何か教えるなら私が出来るはずがないか、殺してやろう。
「ふっ、ついて来れば分かるさ」
イーグルさんは扉を出て甲板に行く廊下を通って行った、付いて行こう。
そして甲板に出て私は言葉を失った。
「俺は今、人間に戦士を辱めた時の報いの仕方を教えている、俺はこいつらに教えているんだ」
大きな帆がかかっている柱に全乗組員20人は吊るしてある、全ての人間は体の皮を剥がれ、逆さのされ吊るされている、息は確かめなくとも分かる、さっきの悲鳴はこれを見た人間と、コレになった人間の悲鳴だろう。
「何故ここまでするのですか?殺すだけだは駄目だったんですか?」
「お前はドスランポスの亡骸を見たか?見て無いだろうな、ドスランポスは戦士だった、最後は戦士では無かったがな、ドスランポスの亡骸もまた装備を取られ、頭は売るために持ち帰り、残った体はその場に放置、戦士に対する礼儀は無くもう冒涜の域だ、罰は罪ある者にしか与えん、こいつらは罰を与えるクズな価値があった、それだけだ」
イーグルさん、本当に怒っているな、いつも感情は出さず、声も荒げない、だが声は怒りに未満ち、殺気を身体中から出している、こんな感情的なイーグルさんは始めてだ。
「これからどうするんですか?この船奪います?」
「お前達には空で飛んでいる、ディアブロスに乗って島まで戻ってもらう、俺には仕事がある」
「狩りならばっ!手伝いますよ」
「必要は無いこれからするのは狩りでもなんでも無いただの虐殺だ、この船は見せしめに使う、早く乗って島に行け」
「わかりましたイーグルさん、帰ってきてくださいね」
私達はイーグルさんに言われた様にディアブロスさんに乗って島に向かった。
これから仕事が忙しいな。
見ていろ人間め。
此処は文明が発達した、都市アルカディア、人間達の理想郷だった。
そんな理想郷の港で騒ぎが起きていた。
なんだあの人だかり?
「一体どうしたんだ?随分ひどい臭いがするが」
言うように何か臭うな。
「それがな、外に貿易しに行った船が帰ってきたらしいんだが、乗組員全員が身体中の皮を剥がれ逆さに吊るされていたそうだ、そして船長らしき人には紙がナイフで刺されてたらしい、そこにはな、なんと次はお前達だと、馬鹿みたいだな、ハッハッ」
前の話は本当か分からないが、最後に落ちを付けるなんて仕事が早いな。
この街に一体何人いると思ってるんだ、一人でやれるはずがない、決してな。
最初のインパクトはこの程度でいいだろう、あの街の真ん中の大きな塔に行こうか、なにかありそうだ。
中に入って見たが、中はコロッセオ見たいになっていて、人対人、人対モンスター、モンスター対モンスター、など胸糞悪くなるような奴ばっかりだった。
女の公開陵辱なんかもあったな、そんな奴に多くの人が集まるなんざ、本当にこの街は狂っているな、さっさと爆発しよう。
右手のガンレットをいじり起爆装置を起動する。
空の雲にプロジェクターを写しメッセージを送る。
「私は狩人だ、お前達、人間はこれから滅びる、善の心を持っていない奴は死ぬだろう、今のうちに念仏でも唱えておくんだな」
空には槍を右手に持つ完全装備な俺が写しだされる。
これを見た人の反応は二つ、馬鹿にしてこれまで通り生活するもの、頭がよく空に写し出すことの異常さに怯えるもの、誰が生きようがいい。
そろそろ時間だな、俺は大丈夫そうなので観察する、そして残り時間はゼロだ。
キュイイイイイン、エネルギーが収束される、そして、ピカッと一瞬ひかる。
何も次は起こらない、失敗か?建物に傷は一切ない。
だが静かになった、人の数が明らかに減っている、多く見ても十数人だな、ここまで減ってはこの街は終わりだろうな。
文明を滅ぼす事、神様に頼まれた事は出来たな。
砂漠の王、そして我が友よ安らかに眠れ。
何人か残った人間は空に写し出された俺を忘れる者はいなかった。
数百年後、ポッケ村
「こうして、悪しき道にいた人間を正してくれたのは狩りの神様プレデター様だったんじゃ、こうして選ばれ残った人々は世界各地に散らばり、優れた文明を歩き伝えたそうじゃ」
「おばあちゃん?プレデター様は狩りの神様なんでしょ?教えとかあるの?」
「あぁ、あるよ、狩りの神プレデター様は誇り高い神様とされていてね、狩りの対象には常に感謝をしてね、強きモンスターを狩る時は一人の戦士として、同じ条件で戦ったらしいんじゃ、じゃからな、ズルや悪い事をすると今でもプレデター様の逆鱗に触れると親に言われるんじゃ、悪さをするとプレデター様に皮を剥がれる、とな」
「おばあちゃん、プレデター様怖いよ」
10にも歳のいかない子供に話す様な話ではない。
「大丈夫じゃよ、マリア、プレデター様はな、罪なき者には寛容でおおらかな神様として言われている、悪さをしなければ、モンスターとの狩りの時、加護をくれるらしんじゃ、マリアもハンターを目指すなら悪い事はしてはいかんぞ?」
「分かってるよ、プレデター様怖すぎるから」
プレデター、イーグルの伝承は今でも世界にある一番古い話とされている。
だが、イーグルは神様でもない。
今もこの世界で狩を楽しんでいるプレデターである。
前編 終わり
最後に出てきました、女の子マリア、後編ではこのマリア視点も含まれます。
前書きにも書きましたが、この作品は前後二部作に別けております、今後の事は活動報告にて書いているので、そちらを見てください、暖かい感想まっています。
注意、まだ宇宙最強のハンターは終わってはいません。