SSSS.GRIDKNIGHT Another God Wish 作:ゴリニティ75
はい!それでは皆さん、ご一緒にっ!!
〈グリッドナイト!バトル……!ゴォーーーーッ!!!〉
[GAOOOOO!!.!!]
という雄叫びと共に突如現れた怪獣。それと同時に怪獣の胴体から光り輝く何かが咽喉を通じて昇っていくのが見える。
「……!!」
「……!!これは…まずい!!」と二代目とナイトの直感がそう判断する。
その状況を見たゴルドバーンがその巨大な翼でナイトと二代目を包み守るように前に立つ。
バチバチと怪獣の口から紅い雷のエフェクトが漏れ出ている。
と次の瞬間。
怪獣の口から高濃度の雷が吐き出され、ナイトたちめがけて一直線にブレスが放たれる。
とんでもない威力のブレスを一身に受けるゴルドバーン。ゴルドバーンに守られていてもその威力が感じられるほどの轟音と振動がナイトたちに伝わる。
それは永遠とも一瞬とも言える長い時間に感じられた。
しばらくして轟音と振動がおさまったことで怪獣の攻撃が止んだのを理解する。
「…すまない。ゴルドバーンお前のおかげで助かっ…」
とナイトが言うのと同時にゴルドバーンが倒れ込むように横たわる。
「ゴルド、バーン…?」
二代目が声を震わせながらゴルドバーンに駆け寄る。
「……!?これは…」
横たわるゴルドバーンの背中を見てナイトは絶句する。
かつてダイナゼノン世界の怪獣ギブゾーグの強力な光線を防いだほどの硬い装甲をこうも容易く破っていたのだ。
改めてあのブレスがいかに強力だったのか理解するナイトと二代目。
ゴルドバーンが庇っていなければ今頃2人は蒸発して即死していたかもしれない。
「…二代目。…ゴルドバーンを…頼みます…」
ナイトの静かな怒りがその声色からも伝わる。
「ナイト君……わかりました。どうか…気をつけて…」
ナイトの意思を汲み取り二代目はゴルドバーンを巨大な戦艦に乗せて空へ上昇していった。
「……さて。さっきはよくもやってくれたな」と怪獣を睨みつける。
それと同時にナイトの全身が光に包まれ両腕を胸の前に組みながら巨大化、パサールトと呼ばれる光の道へ突入していく。
光の道を抜け、怪獣の顎をめがけて渾身の蹴りを喰らわし勇ましく腕組みをしながら紫超人・グリッドナイトは戦場に降り立った。
グリッドナイトの渾身の蹴りを受け怪獣はたまらず大の字に倒れる。
しかしすかさず起き上がった怪獣はグリッドナイトに組み付き、大地を揺るがす肉弾戦が開始された。
『ふんっ!!』
殴り、蹴り、怪獣の頭に手をついて倒立し、突進をいなす。
それと同時に背後に回りこみすかさずもう一度渾身の蹴りを喰らわす。
だが怪獣はそれをモノともせず強引に反転してグリッドナイトに食らいつくと、自身の損傷も省みず零距離で先程の強力なブレスを吐こうとする。
『…!!そうはさせるか!!』
そう叫ぶとグリッドナイトは怪獣の喉元めがけて紫色の光輪をこちらも零距離で投げ放った。
『グリッドナイトォォォー!!サーキュラーー!!!
グリッドナイトの放った技が怪獣の喉元を切り裂き、頭と首を切断して
みせた。
『……やったか…?』
切断された怪獣の身体を見ながら呟くグリッドナイト。
だが…切断された首と身体がピクピクと小刻みに動いているのを空から見ていた二代目は見逃さなかった。
『ナイト君!!その怪獣…何か変です!!油断しないでください!!』
と戦艦のメガホンから二代目がグリッドナイトに怪獣の状態を伝える。
その直後切断された怪獣の頭から"新しい身体"が、切断された身体からは"新しい頭"が生え、怪獣が2体に増えたのだった。
その直後2体に増えた怪獣は同時にグリッドナイト向けてブレスを放った。
『何っ!?』
グリッドナイトも予想だにしなかった状況が今、目の前で起こっている。
2本のブレスが当たるギリギリのところでグリッドナイトは高く跳躍しなんとか避けてみせた。
『クソッ!!!ならば2度と再生出来ないほど細かく切断してやるっ!!』
そう叫ぶと、グリッドナイトの両掌に紫の光輪が形作られる。
『グリッドナイトォォォー……!』
怪獣のことを分析していた二代目がそれを見て何かに気づく。
『…まさか…!待ってナイト君!?その攻撃はっ…!』
その言葉を伝える前にグリッドナイトは技を繰り出してしまう。
『乱れサーキュラーーーーッッ!!』
そう叫びながら振りかぶり、投げ放たれる瞬間に分離した紫の光輪は、追い討ちをかけるように二匹の怪獣の身体をバラバラに切り裂いた。
今度こそやったか?そう考えたていた矢先にとんでもないことが起きていることにグリッドナイトは気づいた。
『………化け物が…』
それはある意味、ナイトの悲痛な叫びにも聞こえた。
グリッドナイトによってバラバラに切り裂かれた怪獣の身体の破片が次々と新たな身体を形作っていく。そして、怪獣は"100体以上"にまで増殖してしまっていた。
『そうか…!』
ここでナイトは白い装甲の怪獣の謎について気づいた。
そう、今までナイトたちが倒してきた白い装甲を持つ怪獣はどれも"全く同じ"技や動き、特徴をしていた。
つまりあの怪獣たちもこの怪獣のように何者かよってに切り裂かれ増殖した怪獣だったということだ。
その何者かについては恐らく新世紀中学生の面々だろうがその場合、彼らはあの怪獣たちを放置したことになる。
何故だ。
いやできなかったのか?わざと攻撃させて増やすことが自体が怪獣を作った奴の狙いなのでは……?
そう結論づける前に怪獣たちが一斉に攻撃を仕掛けてきた。
流石のグリッドナイトもこの数を相手にするのは厳しかった。
万事休すかと考えた矢先、空から何かが攻撃を繰り出しながら降りてくる。
『サウンドラス、フルバーストッ!!』
その声と共に計六連の光線とミサイルの雨が怪獣に降り注いだ。
『ご無事ですか?ナイト君っ!!』
その声の主は全身に巨大な戦艦"サウンドラス"を鎧のように着込み自分自身も鎧に合わせて巨大化し、まるで鋼鉄の怪獣のようになった二代目と先程の傷が二代目のライブバトンからフィクサービームアンプルにより多少傷が癒えて動けるようになったゴルドバーンだった。
『二代目…ゴルドバーン…すみません…俺が寧ろ状況を悪化させてしまいました…』
ナイトは自分の不甲斐なさに顔を俯かせる。
『…そんな顔しないでくださいよっ!ナイト君は自分自身が正しいと思ったことを真っ直ぐ突き通せることができる。そこがナイト君のいいところなんですから。』
サウンドラスの頭頂部にあるシャッターが開き、巨大化した二代目がナイトに顔を向けてそう言う。
『あーっ!また俯いてー。そんなに俯いていたらグリッドマンにいつまでたっても勝てませんよっ!!』
とナイトを励ます二代目。その言葉がナイトに前を向かせた。
『…二代目の言う通りですね。ありがとうございます。二代目、ゴルドバーン力を貸してくれますか?』
『もちろんです!なぜなら私たちはグリッドナイト同盟なんですから!!』
『"キュガァー!!!"』
とナイトの言葉に二代目とゴルドバーンも賛同するように答えた。
『でも具体的にはどうするんです?さっきは勢いでああ言いましたけどジリ貧には変わりありませんよ?』
と怪獣の攻撃をいなしながらナイトに言う二代目。
『…俺に策があります。ほんの少しだけでいいので怪獣を引きつけておいてください。その後は俺が合図をしたら上空へ離脱してください』
どうやらグリッドナイトには何か策があるようだ。
その意図を汲み答える二代目。
『…わかりました!!ナイト君を信じますよ!!』
こうして二代目は怪獣の猛攻を1人でしばらく耐えることとなった。
…前回、「後編はもっと短くします」と言いましたが…全然短く出来ませんでした!!✌︎('ω')✌︎はいw終わりでーすw!!←某仙台系YouTuber
...アッアッアッ待って!石を投げないでください!ギモヂィ
ていうか今回で0話は終わらす気満々だったんですけど書いているうちにどんどん長くなってちゃって……タイトルを中編とさせていただきました…
待って!石投げるの再開しないで!!
次回は絶対0話完結させるのでどうかよろしくお願いします!
あ、某漫画の終わる終わる詐欺じゃないからね!!別に!!