SSSS.GRIDKNIGHT Another God Wish   作:ゴリニティ75

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今回が新年初更新ってマ?![明けてから3週間目で]


第33回 心・瞳

 

「ぅわあぁ…美味しそう…」

 

薄黄色の生地に溢れんばかりの果物とクリームが豪勢に載るクレープを響子と奏の姉妹はそれぞれ両手で持ち上げる。

 

「「いただきまーす!」」

 

声を揃えて唱和して、大口を開けてかぶりつく。

 

しっとりとした極薄の生地が心地よく破れ、中からふんわりと軽いクリームと、大きめにカットされたフルーツが飛び出す。

 

「……ゥ!?」

 

口の中の生地とクリーム、フルーツが溶け合い、奏はぱちっと目を開け叫ぶ。

 

「お姉ちゃん…このクレープ、すっ…ごく美味しいね!」

 

キラキラとした純真な眼でクレープを眺め、その美味しいさを姉へと共感を求める。

 

「…うん、美味しいね…」

 

しかし、響子の顔はどこか浮かない顔をしていた。

 

…何かが足りない…

 

クレープの話ではない。

 

このクレープは既にこれ以上何も足さなくても良いほどに美味だ。

 

それは嘘ではない。

 

だが…何かが足りないのだ。

 

それは物などではない。

 

もっと…何か…心の…中…の…何かが。

 

まるでポッカリと心に穴が開いてるように。

 

「…お姉ちゃん…」

 

心ここに在らずの響子の瞳を奏は目を細め、見つめる。

 

 

もう随分長い間…こんな思いをしている気がする。

 

何かを…忘れてる、そんな…感覚が…ずっと————

 


 

「…というわけでぇ〜…頑張ったアンチ君に、ご褒美だよ!」

 

新条アカネに連れられ、アンチはブッフェ店・どんぐりの木の店内席へと座らされた。

 

「………」

 

カレーにパスタ、八宝菜、ケーキにエビチリと、多種多様なメニューが盛られた皿がアンチの前に置かれる。

 

「昨日、内海っていうクラスの男子がさ〜怪獣の正体は人間じゃないかってたんだけどさ…ほんっと的外れもいいとこでさ〜」

 

料理が盛られた皿へ、勢いよく顔を突っ込みながら喰らいつく。

 

「怪獣に正体なんてあるわけないのにね〜…怪獣は怪獣なんだし〜」

 

アカネの話を聞いているのかいないのか、アンチはただひたすらに目の前の物へと手を伸ばす。

 

頬が、髪が食べ物まみれになりながら必死に、貪る。

 

「…俺も…怪獣なのか…?」

 

皿から顔を上げたアンチは、無言でアカネを見つめる。

 

「うん、怪獣。一緒に朝ごはんを食べてくれる怪獣〜」

 

アンチの問いに、アカネはケラケラと笑いながらトマトジュースを吸う。

 

「………」

 

そんな神である彼女を見つめ、アンチは口を、手を止めた。

 

「…?どうしたの?もっと好きなだけ食べて良いんだよ?」

 

突如静止したアンチにアカネは不思議そうに見つめる。

 

「新条アカネ」

 

「…何…?」

 

それまでご機嫌だった少女の顔が、曇る。

 

「お前は、なぜ自分に嘘をつく」

 

「…は…?何…急に…」

 

完全に興醒めた顔でアンチを苛立ちながら睨む。

 

「…俺は…ずっとお前を見てきた。お前はいつも自分の心に嘘をついている」

 

「…やめてよ」

 

「俺には…見えている。お前の心が」

 

「…やめて」

 

「それでも俺は——」

 

「ヤメテッテバッ!」

 

アンチの言葉に耳を塞ぎ、激しく動揺するアカネ。

 

そんなアカネの行動に、アンチの記憶の世界にノイズが立ちこみ始める。

 

「…これで良い」

 

アンチが小さく呟くと同時にノイズが、砂嵐が激しくなり、やがて——

 

 

 

やがて、フィルムが焼き切れるかの如く暗転し場面が切り替わった。

 

 

 

降り頻る冷たい雨。

 

崩壊した建物。

 

そして、神とその神が創りし心を持った怪獣。

 

先程までと同じ場所のはずなのに、そこには破壊と虚構しかなかった。

 

「…私は人間みたいな怪獣は好きじゃない」

 

アンチの腕には折れたビニール傘が見える。

 

「ほらその目。人間みたいな目してる」

 

虚ろな瞳でアンチを一瞥する。

 

失望の眼で。

 

だが、アンチにはわかっていた。

 

その神は震えていることに。

 

「…お前の目は…」

 

「…見ないでよ」

 

アンチの、曇り無き眼差しを向けられることに耐えられず声を震わす。

 

その瞳が、自分の本質を覗いているように見えて。

 

「どこでも、好きなところ行きなよ」

 

もう嫌だ。さっさと目の前から消えて欲しいと、アカネは嫌悪感を出す。

 

「……」

 

しかし、アンチはアカネから眼を離さず、見続ける。

 

「…見ないで

 

いつものアンチなら、彼女の命令に背くことはしない。

 

それなのに、今のアンチはその命令を聞かず、目の前のアカネの瞳をただひたすらに真っ直ぐ見つめていた。

 

「見ない…で…」

 

嫌悪感が、苛立ちがアカネを襲い、息が荒げる。

 

「見ないでよ…ねぇ…!

 

そして、とうとうその怒りが限界へと達し、アンチへと激情を爆発させた。

 

「見ないでって言ってんじゃんッ!!」

 

それでも、アンチはアカネの目を—-心の瞳を臨むことをやめなかった。

 

「新条アカネ…俺は」

 

神を見ること。それはすなわち、世界を視ること。

 

そして、その世界は怯えていた。

 

「…俺はあの時…お前から目を背けた」

 

卑怯者で、臆病で、ずるくて、弱虫な…ひとりぼっちの少女から。

 

「…わからなかった、いや…知ろうとしていなかった」

 

ずっとグリッドマンを倒すことに必死で彼女のことを、彼女の言葉を疑うことも、否定することもしなかった。

 

「そのことを…俺は悔いていた」

 

その結果、彼女の心は崩壊してしまった。

 

「…もっと早くにお前を知っていれば、お前に手を差し伸べることができていたら…もっと早くにお前を救えていたのかもしれない…」

 

左腕の折れたビニール傘を握る腕が、知らぬ間に強くなっていた。

 

「そんな俺の迷いが…弱さが…再び、この記憶の世界を見せた」

 

ガルニクスの能力に囚われたときも、様々な世界で戦っている時もそうだった。

 

このときのことばかりが頭をよぎってしまうのだ。

 

「……」

 

だが…それは無駄なことなのはアンチ自身が嫌というほどわかっていた。

 

たとえ過去(きのう)を懐かしみ、振り向いたとしても。

 

そこには歩いてきた道があるだけだ。

 

「過去は…変わることはない」

 

罪も、後悔も…消えることはない。

 

だが、だからこそ——

 

「だからこそ俺は…前へ進まなければならない」

 

止まっている暇はないのだ。

 

それはマッドオリジンとの戦いの最後に誓ったこと。

 

グリッドマンを倒す、そして———-

 

「俺は…もう止まらない」

 

そして、いつの日か必ずグリッドマンを超えるために。

 

「俺は…進み続ける」

 

アンチは一歩を踏み出し右腕の裾からアンチサーキュラーを取り出し、そして———

 

「…フンッ!」

 

新条アカネと自分との間の虚空を、切り裂いた—————-

 

 

   

 

 

赤,黄,緑の線が辺り一面蔓延る電子回路のような空間に数多の映画のフィルムのようなものが広がる。

 

この奇妙な空間の正体は、ゴウ・ムネモシュネの体内だ。

 

ゴウ・ムネモシュネは取り込んだ人間の1番大切な過去へと対象者を囚う。

 

過去の記憶へと飛ばされた者は、その空間にいるうちにやがて自分が何者かわからなくなっていく。

 

過去の自分に染まっていくのだ。

 

それゆえ、対象者は永遠に幸せな過去の時間を繰り返す。

 

…そのはずだった。

 

そう、その永遠とも思えた記憶の世界に異端(イレギュラー)が…発生したのだ。

 

現れた。

 

この幸福な世界、それに染まることを否定した者が。

 

ガルニクスに囚われたときとは違い、今回は自分一人の力で、過去と向き合い、そして——

 

打ち勝ったのだ。自分の意思で。自分の過去の後悔を。

 

その異端(イレギュラー)により、彼を囚えていたフィルムが燃え上がり、散っていく。

 

後、その舞い散る記憶のフィルムから一つの人影が飛びだす。

 

「……」

 

今の状況を瞬時に理解し、怪獣の空間を睨みつける。

 

そして、重なる。

 

アンチの姿に『ナイト』の姿が。

 

「…樹は何処だ」

 

駆け出していく。

 

樹のもとにへと————————-

 

❇︎ ❇︎ ❇︎

 

 

散り舞うフィルムの欠片の中で、薄明のグラデーションが密かに広がっていた。

 

一人の少女が、駆け出して行くナイトの後ろ姿を静かに臨んでいた。

 

『やっぱり君は…失敗作だよ』

 

光の王冠、白と紫の軍服めいた制服を身に纏う少女はそう呟いた。

 

いつかと同じ言葉。

 

しかしその言葉は、かつて聞いた時のような失望交じりのものではなく。

 

『…期待してるぞ…アンチ…いや——』

 

かつてのツツジ台の神としてではなく。

 

創造主と創造物。母と子。姉と弟…そんなものよりもっと繊細な呼び名のない絆で結ばれる…そんな彼に。

 

それはただ優しく和らかな…純粋な温もりを含んだものだった。

 

『"グリッドナイト"』

 

少女が天を仰ぐと同時に、フィルムは光と化して儚く散っていった。

 

この言葉がナイトに聞こえていたかは定かではない。

 

そもそも、少女が本物だったのかでさえもわからない。

 

もしかしたら、今の一瞬はナイトの記憶の断片から発生した幻にすぎなかったのかもしれない。

 

その真相は…実際のところ誰にもわからない。

 

だが、これだけは言えるだろう。

 

アンチ…ナイト…グリッドナイト。

 

怪獣と人間。光と影、その狭間で揺れていた彼は。

 

命の意味を探していた、過去を悔い、迷っていた頃の彼は。

 

もう、いない。

 


 

あれからどのくらい時間が経ったのだろうか。

 

この空間から出る方法をひたすらに考えた。

 

だがしかし、この世界にいるうちに徐々に現在の記憶は薄れていき、過去の自分へとなりかけていた。

 

あぁ駄目だ…もう…記憶が———

 

記憶の世界に染まろうとした、その瞬間。

 

バチッと電気が腕の中で走るような感覚に襲われた。

 

「…?」

 

朦朧とする頭の中、最後の力を振り絞り腕の中を開ける。

 

「ダイナ…ストライカー……!」

 

そう、そこには竜の一角を担うマシンの一つ。

 

銀色に輝くダイナストライカーがあった。

 

それは、ちょうど同時刻この記憶の世界に一人の異端(イレギュラー)が発生したことによる因果の相互干渉によって出現したものだった。

 

「そっか…やっぱすごいね…グリッドナイトは…」

 

口許に微笑を乗せ、そのままダイナストライカーを空間へと捩じ込む。

 

その異変に世界が反応し、歪みを生じさせた。

 

「…ライ、ラ、ライ、ラ

 

どドドどこへ、どこ、ヘ

 

正常に再生できなくなった古いカセットテープのように、二人の姿は、声は歪み、途切れ始めた。

 

「父チャン、母チャン…」

 

この記憶世界によるダイナストライカーという異端(イレギュラー)

 

それによりこのライラの記憶世界は存在を保てなくなっているのだ。

 

「……」

 

そのことを感じ取り、ライラは今にも消えそうな二人の元へと歩み寄る。

 

「…久しぶりに二人の顔が見れて…本ッ当によかった」

 

支えを失ったようにがくりと垂れた2人の頭を、自分の胸にもたせかける。

 

「でも…もう心配いらないよ…アタシは…もう大丈夫だから」

 

震える言葉を精一杯抑え、繋いでいく。

 

「父チャンと母チャンが命をかけて守り抜いた、愛したこの世界を…私は守り続けるよ」

 

みんなと…一緒に…。

 

「「…ライラ」」

 

輪郭が徐々に消えていく2人は、最後ライラに言葉をかける。

 

「「いってらっしゃい」」

 

ここは、怪獣の能力によって作られた虚像の世界だった。

 

しかし、その瞬間だけは、その想いだけは、本物に見えた。

 

「…うん!」

 

元気一杯の笑みでそう答え、ライラは踵を返す。

 

ピクセル状になって消えていく記憶を背に、ライラはダイナストライカーを天に掲げ、叫んだ。

 

今の自分を、2人に魅せるように。

 

「アクセスモードッ……ダイナ、ストライカー!!」

 

フィルムにヒビが入り、そのヒビから記憶の世界に光の柱が立ち立ち上る。

 

そして————-

 


 

ダン。

 

バスケットボールが弾む音が反響する。

 

ダン。ダン。

 

シューズの擦れる音、ボールの跳ねる音、周囲の人の話し声。

 

そのすべてが遅く感じる。

 

ダン。ダン。ダン。

 

このバウンド音を聞いていると、妙な想いに駆り立てられる。

 

ダン。ダン。ダン。ダン。

 

いつもは気にもしない音が、断続的に木霊するこの音が不安を掻き立てる。

 

ダン。ダン。ダン。ダン。ダン。

 

その不安は太陽の中で渦巻き、別の音と重なって響き始めた。

 

『お前は、そうしてるときが1番良いツラしてるよ』———-

 

いつしか、誰かとした会話がリフレインする。

 

「……お前は…」

 

聞き覚えのある、懐かしい声が、太陽を刺激する。

 

『相変わらずのおせっかいだよ、お前は』———

 

すぐそばにいた、大切な人。

 

『バカなのはその派手な髪色だけにしとけよ?』—————

 

小生意気で、内気で、ずる賢くて、誰よりも優しいキミは。

 

『なんで嘘つくんだよ!』————

 

「…そうだ…そうだった…」

 

気づけば頬に一筋の涙が伝い、その涙が過去の記憶に染まりかけていた自分を今を生きる彼に戻した。

 

そうだよ…俺のそばには、いつもお前がいた。

 

嬉しいときも、悲しいときも、悔しかったときも…お前は側にいてくれた。

 

忘れちゃいけない、忘れれるはずがない。

 

だって…お前は…弱虫だった、いつも泣いていた俺を励ましてくれた…

 

俺の初めての友達で…俺の…

 

『…大丈夫…?君…泣いてるの…?』

 

ヒーローだったから———

 

ダン—————-。

 

次の瞬間。

 

太陽の目の前に一筋の異端(イレギュラー)の光が舞い降りた。

 

「…ダイナ…ソル…ジャー……!」

 

突如目の前に、銀の輝きを纏うダイナソルジャーが出現したのだ。

 

太陽は無意識のうちに手を伸ばしていた。

 

だが、その瞬間。

 

ズキン。

 

突如、右眼の奥に鋭い痛みが走った。

 

「なンダ、コレ…」

 

ゴミ山の怪獣、ライラが豹変した怪獣と対峙したときに感じていた奇妙な感覚が今はいつもより酷い。

 

右眼はいつしか痛みを通り越して灼熱の塊となり、視界が赤く染まり始める。

 

あまりの痛みにダイナソルジャーから手を離してしまう。

 

手を離すと同時にその痛みは和らいでいく。

 

それは警告。

 

この先に進めば、彼が彼でなくなってしまうかと言うかのような。

 

それに加え、記憶世界に囚えているゴウ・ムネモシュネが脱出させるのを拒むかのようなものだった。

 

…確かに…このまま…この記憶の世界で…永遠に友たちと遊んでいられる…それはとても魅力的なことだ。

 

…だが、ダイナソルジャーを掴み元の世界に、今生きる世界に戻らなければ…

 

親友に、仲間にもう2度と会えなくてなってしまう。

 

…そんなの…そんなの———

 

「…イヤだ…」

 

再びダイナソルジャーに手を伸ばすと強烈な痛みが迸る。

 

警告をされようと、それに怯むことはなく、太陽は懸命に腕を伸ばし続ける。

 

「あいつが…みんながいない世界なんて俺は望まない…!」

 

…例え…俺が俺でなくなったとしても…!

 

右眼から頭の中央までを凄じい激痛が貫く。

 

真っ赤に染まった視界に火花が散り、意識が飛びかける。

 

「ウオォォォォォォッ!!!」

 

それでも彼は掴んだダイナソルジャーを決して離すことはなく、痛みに抗う。

 

「それに……まだ…ッ!」

 

痛みを堪える彼の頬には微笑が見える。

 

(親友)と仲直りできてねぇんだよォッ!!」

 

ダイナソルジャーを握りしめ、目の前へと押し付ける。

 

昂然と天を仰ぎ、大きく息を吸いそして—-

 

「ッ…アァクセェスゥモォーードォッ!!」

 

消し飛びそうになる意識を懸命に引き寄せながら、轟き叫ぶ。

 

記憶のフィルムが歪み、キイイイン、と甲高い金属音を放ちながら輝きを増していく。

 

「ダイナ…ソルジャーッッ!!!」

 

太陽の咆哮にフィルムにヒビが入っていき、やがて記憶世界から解放された—————




あとがき

今作でやってみたかったこと。それは『ナイトの過去からの解放』です。
…何言ってんだお前と、今頃スマホを叩きつけているかもしれませんが、ひとまず話しを聞いてください()

まず、SSSS.DYNAZENONの第10回【思い残した記憶って何】にてナイト君は今回と同じく怪獣の能力によって"過去"に囚われていたと思います。

その物語は、蓬くんの活躍によってみんなを元の世界に戻ることができたのですが…思い出してほしいのはそこではなく…

そのとき、ナイト君—-アンチ君の顔を、眼を思い出して欲しいんです。

この時の彼の顔…どこか憂いに満ちた眼ををしてるんですよね…
もしあのとき…みたいな、アカネに対する後悔みたいな…(あくまでも個人の見解)
そこに蓬くんの声が届いて、我に戻った感じでしたけど…
(まぁ蓬くんの呼び掛けがなくともどうにかなったかも知れませんが…)

…とまぁ私的にはまだその過去を乗り越えていないんじゃないかと思ったわけです。

で、今作におけるナイト君はグリユニ後という設定なので結構成長してるんで、どうせならもう一度過去を見せて今回こそは1人の力、想いだけで乗り越えるところ見たいなァなんて思って書きました。

今回は、蓬くんのような手助けもなく、自分の力で過去を乗り越えてみせる。

そういうアンチの…心の成長を私は描きたかったんだと思います。

…以上私の見解でございました…
ここまで…長文失礼致しました。(´-ω-`)
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