SSSS.GRIDKNIGHT Another God Wish   作:ゴリニティ75

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目を覚ませ僕らの餃子が何者かにパリッとされてるぞ!!
ということでSSSS,パリッとナイトはじまりです笑


第2回 遭・遇

 

「…じゃあ午前の授業はここまで。お疲れー」

 

先生がそう言って授業を終わらせ、昼放課が始まった。

 

みんな、ねみぃーwやらお昼一緒に食べに行こうやらと話しはじめ、教室がまたワイワイガヤガヤとうるさくなりはじめる。

 

…人生enjoy組が…◯ね!!ってか急ぎすぎてて弁当忘れたし…はぁと現実に絶望して視界を両手で塞ぐ。

 

すると、

 

「おーい。飯食いに行こーぜ!屋上でっ!!」

 

眩しい笑みを浮かべながら太陽が俺を呼びに来る。

 

「……弁当忘れたから…てか俺とじゃなくて陽キャ共と食べて来いよ…」

 

空腹感に耐えながら不貞腐れた態度で答える。

 

そんな態度を見て、太陽はニヤリと笑う。

 

「そうか、そうか〜なら心優し〜い俺がどうせ弁当のこと忘れてると思ってお前のために買ってきたこの"スペシャルドッグ"は俺が大事ーに大事ーに食べさせていただくとしよう!!」

 

「うん!!それじゃあ行こうか今すぐに!!屋上へ!!さぁ!太陽君!!お昼休みはすぐに終わってしまうからね!」

 

「…お前…欲望には忠実だなほんとに…」

 

今日一番のテンションで屋上へと向かう。太陽は若干呆れ気味に後を追った。

 

 

「ほいっ。じゃあ税込345円になりまーす。」

 

「ははーー!!←(土下座) 殿!どうぞお納めください〜」

 

「うむっ!!」

 

とお互いにボケをかますと次の瞬間お互い堪えれなくなったのかハハハッと笑い出だす2人。

 

その後、2人はスペシャルドックを食べ終え雑談をしていた。

 

「いや〜この学校に来てようやく食べることができたよ。」

 

「ああ。いつも俺たちが行くともう売り切れてるもんな〜」

 

ここ"キヨシ台"高校の購買部の名物であるスペシャルドッグはとても人気で、いつもすぐに売り切れてしまう。

 

ちなみにカロリーは2400Kcalとなっており、かなりのカロリー爆弾となっている。

 

「…でも今日はどうやって手に入れたんだ?」

 

ふと疑問に思い太陽に聞いてみる。

 

「ああ。なんか今日、いつものバイトの人と違った人が店番しててさ〜」

 

「ふむふむ。でどんな人だったの?」

 

「…それがなんか、黒スーツに竜のバッジがつけてて…薄ピンクのサングラスかけてた…それと目つきがめっちゃ悪くて…あと頬っぺたに傷がついてる人だった!」

 

「えぇー…絶対そっち系の人じゃん…」

 

どうりでゲットできたわけだと納得する。

 

「…そーえば。太陽はなんで毎日毎日俺と一緒にいてくれるんだ?正直、他の奴らといた方が楽しいだろ?」 

 

苦笑いしながら最後の一口を味わう。

 

「…確かに他の奴らと話すのも楽しい…だけど俺はお前の親友だから一緒にいたい…って思うんだ。それだけじゃ…ダメか?」

 

突然真剣な顔つきで太陽はそう言った。

 

「…えっ…お前って両方イケる奴だったのか…友達やめよ…」

 

「おいっ!そうじゃねぇよ!!確かに告白みたいな雰囲気だったけど!?人をゲイ扱いすんなよ!!」

 

俺のからかいに太陽は必死に抗議の言葉を口にしてくる。

 

…いざこうして太陽と話していると案外学校も悪くないと思えてくる。

 

こういう何気ない時間が俺は好きだった。

 


 

昼放課が終わり5限目のコンピュータの授業が始まった。

 

俺はこの授業は嫌いじゃない。

 

何故ならこの授業は基本、先生が前でひたすら説明をするだけで時間が終わるから比較的楽だ。

 

それに先生は生徒に無頓着でこっちが何をしようが何にも言わないのでクラスの大半はパソコンで動画サイトをみたりゲームをしたりと割と自由に過ごしていた。

 

かという俺も絶賛ウルトラシリーズの最新情報を閲覧中だ…

 

へぇー…新しいウルトラマンのスーツ造形いいなぁ〜とか思いながら時間が過ぎていく。

 

ふと時間が気になり時計をみると授業終了まであと残り20分もあることを確認する。

 

まだ当分見れるなぁ〜と思っていたとき急にパソコンの画面が真っ暗になってしまった。

 

なんだよ…せっかくいいところだったのにと、パソコンの電源ボタンを押して再起動させる。

 

だが……画面は真っ暗なままだ。

 

うん?と思い、他の奴らのパソコンを覗いてみるがどうやら俺のパソコンだけが真っ暗なようだ。

 

…先生に言うか?

 

でもな〜めんどくさいなぁ〜などと思ったのも束の間、画面が点灯した。

 

良かった〜!壊れてなかったんだ!、と思い画面を見るとそこにはアシンメトリーな髪型をした"銀髪の青年"が写っていた。

 

スーツを着ていて、なんというかこうアニメとかのライバル枠にいそうな感じがする。

 

「……」

 

なんだ?なんかの広告かな?あっち系の広告でもさわっちゃったかな?

と思っていると画面の青年と目があった。

 

「「………」」

 

しばし見つめ合った後、画面の前の青年は口を開いた。

 

「…貴様、俺のことを視認することができるようだな」

 

「あ、見えてないです〜…てかこれどうやって消すの?バツ印出てこないんだけど()」

 

なんか幻聴が聞こえてくるのでパソコンを叩きながら一応答える。

 

「…見えているようだな。…話は変わるがここはどこだ。答えろ」

 

えぇー初対面でこれかよ…絶対友達いないやつじゃん…あっ俺もか…と自分で自分の心を傷つけてしまい少し落ち込みながら答える。

 

「…えっと東京都スギナミ市のキヨシ台高校ですけど…」

 

「……キヨシ台…か。ではツツジ台またはフジヨキ台という地名に覚えはないか?」

 

「つつじだい?ふじよきだい?なにそれ?そんなとこ生まれて此の方聞いたことないけど…」

 

「そうか」

 

銀髪の青年は腕組みをしながら頷いている。ってかこれマジで何なの?電子生命体?宇宙からの侵略者?ワケワカンナイヨー!!

 

一通り話終えたところでチャイムが鳴り授業が終わる。

 

「……ハァーイこれで授業終わりますー。あざしたー」

 

ダルそうに先生は号令をして帰っていく。

 

「ん〜終わったなー。次体育だから急ごうぜ」

 

あくびをしながら太陽が呼びに来る。

 

「…じゃあ…俺はこれで…」

 

先程の俺の発言を聞いてから黙ったままの銀髪の青年に一応別れを告げ、そそくさと席を離れる。

 

「…お前…誰に言ってんの?」

 

「え。パソコンにいる人…だけど…もしかして見えてない?」

 

「お前……頭、おかしくなったんだな…」

 

親友の脳が壊れてしまったと悟り、太陽は今までで1番優しい声音でそう言った。

 


 

6限と掃除の時間は先程のことが気になって全然集中出来なかった。

 

放課後、太陽がまた俺の元へやってくる。

 

「俺今日部活で遅くなるけど…お前はどーすんの?」

 

「…あー…俺ちょっとコンピュータ室に用があるから…」

 

「居残り?…じゃあもし18時まで残るんだったら一緒に帰ろうぜ」

 

「お、オーケーイ」

 

そうしてなんとか平常心を装い、その場を乗り切った。

 

 

 

「…さてと」

 

太陽と別れた後、俺は足早に職員室へ向かい鍵を受け取りコンピュータ室へと向かった。

 

「…失礼しまーす…」

 

誰もいないが一応言っておく。

 

そして5限に座っていた窓際の1番後ろの席へと向かうとそこには先程と変わらず、銀髪の青年が映っていた。

 

「あっ…どうもっす…」

 

「…貴様…何をしに戻ってきた」

 

一瞬怯むが即座に言葉を返す。

 

「なんか困ってそうだし……あと個人的に色々聞きたいなぁ…って」

 

ジト目で睨まれているように見えたが気のせいだろうと思い有無を聞かずに質問をする。

 

最初は黙秘を貫いていた銀髪の青年だったが途中で折れたのか少しずつだが質問に答えてくれた。

 

Q.宇宙人ですか?なんでパソコンの中にいるんですか?とかさまざまなことを質問した。

 

→A.全部無視された

 

…ちなみに名前だけは教えてくれた。

 

銀髪の青年の名前は『ナイト』というらしい。←厨二病かな?

 

あとナイトさんはさまざまな脅威から世界を救うために戦っているらしい…←やっぱ厨二病じゃね?

 

⬛︎⬛︎⬛︎

 

そうしてナイトに幾つか質問しているとあっという間に時間が過ぎていき、気がつくともう18時近かった。

 

外を見ると陽がもう落ち始めてきている。

 

「…あー気づいたらもうこんな時間か…結構喋ったな。」

 

学校で太陽以外とこんなに喋ったのは初めてかもしれない。

 

「……おおよその情報の整理は出来た」

 

とナイトは呟く。

 

なんか…利用された感が否めないが、退屈な時間ではなかったのでまぁ良しとしよう。

 

「あぁ…それは良かったね、じゃあ俺はこれで————」

 

ナイトに別れを告げ教室から出ようとしたその時だった。

 

[——!—;::/-:;!!!!!!]

 

突如、地震似た激しい衝撃が校舎を襲う。

 

その衝撃で生徒たちは立っていることができずに倒れる。

 

さらに車道に停まっていた車両が次々と跳ね飛ばされてグラウンドに落下して転がっていく。

 

落下した一部の車は勢いよく転がり跳ねて部室や校舎に激突して夥しい数の瓦礫や石つぶてが空高く噴き上げる。

 

「何だよ…これ…」

 

今まで経験したことのない衝撃に襲われ、声が漏れ出る。

 

 

そこかしこから悲鳴が聞こえる。

 

街の方は建物が崩れているのがみえる。

 

この状況はまるで《あの夢》のような状況だった。 

 

すると火と黒煙に覆われたなかに我が物顔でこちらに歩んでくる巨影が見える。

 

「…ッ……あれって…」

 

俺は思わず声を漏らす。

 

何故なら、それは本来テレビの中や物語の中にしか存在しないはずのものだからだ。

 

俺が憧れていたフィクション上の存在が今、目の前に。

 

そしてその巨影は自らの存在を誇示するように咆哮した。

 

 

[————————!!!!]

 

 

その咆哮の後、ナイトは小さく呟いた。

 

「…怪獣…か」






この終わり方…前にもした気がする!!←某どっかの王様になりたい人

ということで次回戦闘開始です
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