SSSS.GRIDKNIGHT Another God Wish   作:ゴリニティ75

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べ、別にサボってたワケじゃないんだからね!!←普通に試験

というワケではじります。


#2
第4回 邂・逅


 

「……新条…だと?」

 

しばしの沈黙が場を掌握する。

 

「…あれ?なんで驚いてるの?」

 

俺何かまずいこと言ったかな?といった顔で樹が問いかけてくる。

 

「…お前は…」

 

"新条アカネ"と何か関係があるのか?と口を開こうとしたが、すぐにその口を閉じる。

 

…いや、そんなことはない…そんなことはありえない。

 

先程まで頭によぎっていたことを即座に否定する。

 

 

それは彼女を護り続けた騎士(ナイト)だからこそわかることだ。

 

2人の関係は、《創造主と創造物》。そんな一言で言い表せるものではない。

 

彼女を信じているからこそナイトは「これはただの偶然だ」そう今は…結論づけることにした。

 

「……今のは忘れてくれ」

 

「あ……うん」

 

樹は出会ってから初めて見るそのナイトのなんともいえない表情を不思議そうに見つめながらもこれ以上は踏み込んではいけないと本能で悟った。

 

ふと時計をみると19時55分だった。

 

「やべっ」と樹は焦る。

 

なぜならキヨシ台高校の最終下校時間は20時まででそれを過ぎてしまうと先生たちから特別指導を受けなければいけなくなってしまうからだ。

 

「えっと!それじゃ!」

 

ナイトに別れを告げて急いで教室を飛び出る。

 

途中に誰かからの視線を感じたがそんなのを気にしている場合ではないので無視して正門へと走っていった。

 

 

 

「……何だったの…あれ…」

 

樹の後ろ姿を見つめながら誰かがそう呟いた。

 


 

()()

 

樹は珍しく毎日見るあの夢を見なかった。

 

そのおかげか久しぶりにぐっすりと寝ることができて大変気分が良い。

 

そこからは昨日と変わらず太陽が呼びに来て一緒に登校する。

 

登校中スマホでネットニュースを見ていると樹はある違和感に気づい

た。

 

 

昨日の怪獣についてのニュースが一件も出てこないのだ。

 

 

あれだけの被害を出しておいてニュースにならないはずがない。

 

現在は怪獣を倒した後に発射された謎の光によって街は復元されてはいるが、だとしても目撃者はたくさんいたはずだ。

 

不思議に思い太陽に聞いてみる。

 

「なぁ、昨日怪獣でたよな?」

 

「…は?お前何言ってんの?」

 

まるで変なものをみるかのような目で太陽は樹を見る。

 

「いやいや…だってあのときもお前、間近で見てただろ?」

 

怪獣がでたあの時、太陽は自分のことよりも他人を優先して避難誘導をしていた。

 

怪獣を見ていないはずがない。

 

「…樹。やっぱお前頭、おかしくなったんだな…」

 

太陽は昨日と同じように樹を心配してくる。

 

 

もしかして…怪獣のことを誰も覚えていない…のか?


 

しばらくして学校に着き、教室へ向かう。

 

「じゃあまたあとでな」

 

「あい」

 

そう言って太陽は前の樹は後ろのドアから教室へ入る。 

 

昨日と違って鍵は掛かっていなかったのですんなりと教室に入れた。

 

クラスの連中が太陽に群がる中、俺は足早に自分の席へと向かう。

 

「ふぅ…」

リュックを下ろし、中身の教科書類を机の中に入れようとしたときに何かを見つけた。

 

なんだ?と思い取り出してみるとそれは手紙の封筒だった。

 

誰かの悪戯か?と疑いながら中の手紙を取り出す。

 

ええっとなになに…

 

 

新条 樹君へ

放課後 コンピュータ室で待っています。

古澤 響子より

 

 

………え?なんで?俺なんかやらかしたっけ?

 

っていうか用があるなら教室で言えばいいのになんで放課後?わざわざ手紙?

 

はっ…これは…もしかして…あの幻の…

 

love letterというものではないのか…←勘違い

 

きっとそうに違いない!

 

そう思い古澤さんに視線を向けると古澤さんと目があった。

 

しかしその目つきは普段の優しいものではなくどこか訝しげなものをみる目つきだった。

 

そうしているうちに先生が入ってきてホームルームをはじめる。

 

「皆、おはよーう。今日も欠席者が…いないな。よーし、じゃあ今日は転校生を紹介するぞー。」

 

その先生の言葉に「どんな子かなー?」やら「男?女?どっち?」などとみんながザワザワとしだす。

 

…この時期に転校生って変わってんな。ラノベかよ。

 

「それじゃあー。入ってきてー」

 

そういうと教室の前側のドアから艶やかな"紫色の髪"を持つ女子生徒が入ってくる。

 

紫色の髪の毛は腰ぐらいまで伸びていてとても長く綺麗だ。

 

肌は雪のように白く、顔は何処か幼さが残っているがそれでもとても整った顔つきをしている。

 

美しさと可愛さを合体させたみたいなそんな見た目をしていた。でもどこか…不気味な印象も受ける…気がする。

 

一瞬でクラス全員が彼女から目を離せなくなる。まさに釘づけだ。

 

「じゃあ,自己紹介をよろしく」

 

「はーい★」

そういうと女子生徒は教台の前へと移動し自己紹介を始める。

 

「えーっと〜♪私の名前は〜…"小鳥遊(たかなし) 望美(のぞみ)…です♪ よろしくお願いしま〜す★」

 

と最後にウインクをして目元にギャルピースのような形にした手をもってくる。

 

 

…うわ〜また濃いのがきたよ…ってか何あのキャラ?あの人だけなんか根本的に違うっていうか…異物感?がすごい。

 

マジでラノベのキャラじゃん。

 

…うん?あの手の形…よくみるとギャルピじゃない…!中指と薬指を離してる……ってかあれバル◯ン星人ポーズじゃね?なんで!?

 

 

「はいありがとう。これから仲良くなー。じゃあ小鳥遊の席は……」

 

まぁ俺とはなんの関わりもなさそうだからいいか。

 

そう思っていると先生はとんでもないことを言い出した。

 

「うーん…じゃあ窓際の1番後ろの席の…新条の隣の席で」

 

 

 

「と゛お゛し゛て゛た゛よ゛お゛お゛お゛!!」

 

 

と内心叫ぶ。

 

 

そして俺の隣へ鼻歌を歌いながら転校生がくる。

 

「〜♪これからよろしくお願いしますね〜♪新条くん★

 

 

 

 




あれ?これギャルゲーだっけ?٩( ᐛ )وスットボケ

さてとじゃあ前回言ってたキャラ紹介します。

《小鳥遊 望美》 …濃い紫色の髪の女子。髪型はシンプルなベリーロング?。言葉の最後に♪や★をやたらつける不思議ちゃん。美しいというよりかは可愛いより。マジで異次元の可愛さ。
3話でインスタンスアブリアクション使っていた子と同一人物です。

《コピー》望美からはコピーちゃんと呼ばれている少女。目深までフードを被っていて顔はあまり見えない。一応メガネをかけてます。
3話では怪獣の模型を作っていた。髪型はショート。髪色は赤みがかった黒?的な。

ってな感じで一応進めていきます。この2人が敵って認識で大丈夫です。あと1人増える予定です。

それじゃあ今回はここまででadieu!

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