魔法少女リリカルなのはStrikerS〜サスケ転移伝〜 作:我来也
思いつきで書いていってます。プロットとか知りません。
気をつけて下さい
機械兵器と戦ったが思ったより大した事ない。忍術でも使おうか思ったが刀で斬って破壊出来るため忍術を使わないことに越した事はない。ただあの機械は一定の距離で戦おうとする。更に、動きがすばしっこくて、ちょっと厄介なのだ。だが俺の、いや忍びの速さではなんて事はない。
天井から突き破って出てきた機械兵器は全部と言っていいだろう。破壊した。あとは中に入り人がいないか確認しつつ、そこにいるであろう機械兵器を斬っていく。室内、しかもこの狭い空間じゃ距離を保つのは難しく距離を詰めやすい。つまり、あいつら機械兵器にとっては戦いにくく俺にとってはイイ分ってことだ。
余り時間を掛けるわけにはいかない。先程よりも急いで前へ移動して機械兵器を斬っていく。
────はやて────
レリックや新しいガジェットが出てきた事について騎士カリムと話をした後急いで六課の本部に向かい現場の状況をモニターで確認しながら報告を事務員がしている。
「例の彼は今どんな感じですか?」
六課本部の全体指揮官が座る席に着き事務員に促す。
「空戦用ガジェット以外に外にいたガジェットを全機破壊後列車内に入り交戦中です。」
「てことは軽く10機くらいはもう破壊したってことか…」
依然、彼が何者なのか分からない。が少なからず私達の敵、“ ジェイル・スカリエッティ”達ではない事は確かや。でなきゃガジェットを破壊なんかしたりしない。彼の正体や目的を知るため、そしてゆくゆくは私達機動六課の一員になってもろうたらなと思う。その為には彼を助け友好的な関係を築かないといけない。
「この事をリインから皆に伝えて!彼が列車から出てきたガジェット約10機近くを既に破壊して列車内のガジェットと交戦中やって。」
「了解!」
────ティアナ────
リイン曹長が本部から新しい情報を受けとった。なんでも列車で交戦中の男性が列車から出てきたガジェット10数機を既に破壊し尽くして列車内のガジェットと交戦中とのこと。
そこでリイン曹長が今回もミッション内容を一部訂正することに。レリックの捕獲とガジェットと交戦してる男性のフォローをすることになった。
ただし、彼がまだ何者なのか分からないが、敵ではない事を伝え友好的な関係になるように、とのこと。
最終的に現場の状況によって臨機応変に対応しないといけないけど、あたし達スターズ隊がレリックの回収、ライトニング隊が交戦中の男性のフォローをすることになった。
つい先ほどなのはさんがヘリから降りて空戦用ガジェットと交戦中で間もなくあたし達の番だ。
ヘリを操縦してるヴァイス陸曹からの合図でスターズ隊、ライトニング隊の順にヘリから飛び降り、バリアジャケットと呼ばれる防護服に変身し列車に降り立った。
本来ならここでガジェットと一戦するはずだったのだろう。しかし見えるのは戦った後の残骸や歪んだ車両の一部分だけだった。
感傷に浸る暇はなかった。急いでミッションを始めないと。
スバルに一声かけ急いでレリックが有るとされる7両目の場所へ向かった。
────*────
1番後ろから前へ進んできたが、この部屋が何番目だろうか。数える必要もなかったから気にしなかったが、だいぶ進んだと思う。
小さな機械兵器を次々と斬っていく中で疑問に思うことがあった。
(これを操ってる術者はどこだ…?)
これほどのものではないが俺がいた世界では傀儡の術というカラクリ人形をチャクラ糸を使って操る忍がいた。
この機械兵器にしろ「俺」という存在を認知して、そしてそれを「排除すべき敵」として認識し攻撃している。そういう物事の判別は基本人間が決めるものだ。だから天井で戦ってる時、術者の存在を写輪眼で一度確認したのだがこの辺りには術者の存在が確認出来なかった。
この部屋の機械を全て倒し次の部屋へ行こうとドアに近づいた時、異変に気付き咄嗟に刀に雷遁を流し、スッと跳び天井に穴を開け回避する。
その異変の正体は先ほど戦った機械とは違い大きな機械でベルド状の腕のようなものを伸ばしたりする新しいタイプのものだった。
一度天井に跳び移り距離を取る事にした。
────ライトニング隊────
僕たちライトニング隊は1人で戦ってる正体不明の男性のフォローを優先する為キャロと一緒に列車の天井を走って彼が戦っているだろう車両へ向かってる。
「何か向こうの車両で音がする。」
僕は車両の上を走っていると戦闘の音がする車両を耳で拾う。キャロは聴こえてないようで、「え?」と驚いてるようだった。
すると間もなく甲高い鳥の鳴き声のような音と共に“チチチチ...‘とまるで千羽の鳥のさえずりの様な音と共に車両の下から上へ突き破って聴こえてきた。
僕もキャロもいきなりあんな凄い音をした放電音を聴いたことがなく思わずビックリ「うわっ」と声が漏れてしまった。
「誰だ?お前たち」
ジャンプして跳んできた男性がスッと着地してきてこちらを特に見ることなく聞いてきた。
背が高く黒いマントに右手に刀を握っている。そして僕から見ても顔は整っており左目を隠す程伸びた前髪。間違いない、八神部隊長が言っていた人はこの人のことだろう。
「し、失礼します!僕たち古代遺物管理部機動六課所属のエリオ・モンディアル三等陸士と」
「キャロ・ル・ルシエ三等陸士です。」
「────僕たちは貴方の敵ではありません!貴方のフォローをする為こちらに来ました!」
前方の機械兵器に視線と意識を向けつつ、後ろにいる子どもたちの話を聞いて思考する。よく聞きなれない言葉があったがそれは後からコイツらに問いただせば良い。あの感じだと普通にある程度のことは教えてくれそうだ。
そして「大筒木」に関する情報を聞く。
そのためにコイツら子どもたちを無事に帰す必要がある。
「お前たち、そこでじっとしていろ。」
俺は刀を納め、今は亡き左手の代わりに反対の右手にチャクラを集中させ、“千鳥”を展開し、右眼を赤い瞳に基本巴模様をした「写輪眼」を開眼する。
千鳥は速すぎる突き攻撃だが基本的に動きは直線的すぎる故、相手からカウンターを狙いやすい。それを解決するには相手の動きを見切る目が必要なのだ。
そこで相手の動きを見切る写輪眼を用いることで千鳥という術は完成する。
こんな少しデカいだけの機械兵器と付き合う暇はない。サッと一気に距離を詰め千鳥を放つ。
余りの速さで機械兵器のカメラでも捕捉することができなかったのだろう。ベルト状の長い腕が動くことなく、一撃を喰らった。
(…なんだこの機械は?千鳥の術を完全ではないにしろ吸収した?)
今までなんて事のない“ガラクタ”のような機械兵器だと思っていた。何か仕掛けでもあるのかと思っていたが、今までの機械兵器には特に興味を惹く仕掛けはなかった。
いや、もしかしたら仕掛けを披露する前に破壊していたのかもしれない。
だが今破壊したこの機械兵器は術を吸収した。それが出来るのは忍の祖である「六道仙人」と同じ輪廻眼を持つ者だけ。
(どうやって六道の術を再現した…?)
ここで色々思考を巡らせても、余り意味のないかもしれない。何故ならそもそもの世界が違うのだ。異なる世界、異なる摂理。俺たちの知ってる常識が通じない可能性だってある。
なら、今この場にいる子ども2人に聞いた方がまだ良いだろう。
「おい。」
「「は、はい!」」
「お前たちはこのガラクタのことを知ってるな?」
「え、えと、ガジェット・ドローンのことですか?はい、知ってます。」
「知ってる事を話せ」
────────
あたしとスバルは無事レリックを回収することに成功して程なくして
千羽の鳥が鳴いてるような甲高い雷のような音が近くで聞こえてきた。エリオやキャロが発した音ではない、ガジェット・ドローンがこんな凄い音を出す攻撃をするなんて到底思えない。いやもしかしたら新しいガジェット・ドローンが出てきてその攻撃という可能性も否定は出来ない。でもだったら、エリオやキャロがその情報を伝えてるはず。
なら考えられる事は一つ。たった1人で交戦してる男性の何かしらの攻撃という事なのだろう。
「スバル!上に行くわよ!」
「おう!」
あたしはオレンジ色に染まった魔力光を銃口に溜めて列車の天井に向かって放つ。そしてワイヤーで屋上に引っ掛けスバルと一緒に列車の屋上に登った。
屋上へ登ると例の男性と思われる人がいた。
「あ、ティアさん!それにスバルさんも!」
「ん?知り合いか、ならお前たちから話を聞かせてもらう。子どもたちから聞くよりも色々知ってそうだしな。」
「ん?え?何の話…?」
何の話だろうかと思っていたところ、近くから「それに着いては私から、いえマイスターはやてから説明します!」とリイン曹長の声が聞こえた。
────
「小さいな、口寄せの類か。」
初めて見るな。小人か妖精の類か?御伽話でしか聞いた事ないが、まさか本当にいるとはな。
まぁ良い。なんにせよ、こいつらやコイツが言ったマイスターはやてとやからさっきの機械等の情報を得ないとな。
「まぁ良い、なら会わせてくれ。さっきも言ったが聞きたい事がある。」
俺はコイツらと一緒に空を飛ぶ乗り物に乗せられ、マイスターはやてと呼ばれるコイツらのリーダーに会うために同行した。
────
「あ、あの.…。先程はご協力ありがとうございました。助かりました。」
乗り物に乗り目的地に着くまで目を閉じ待っていたところ向かいで座ってる赤髪の少年が謝辞を述べた。
「私からも言わせて下さい。ご協力ありがとうございます。私は時空管理局本局武装隊 航空戦技教導隊所属高町なのは一等空尉であります。貴方のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
ここにいる皆が俺へ視線を向ける。
「…うちはサスケ」
俺は閉じていた瞳を開き、面倒くさそうに軽く息を吐き答えた。
「サスケ君、一つ尋ねたい事があります。なぜ私たちより早く現場に居たのですか?」
高町なのはが何か思う事でもあるのだろう。現場に早く居合わせた理由を聞いてきた。正直に色々言っても良いのだが、果たして信じてくれるだろうか。この世界はまだ断定は出来ないが、俺の知る世界の文明ではない。嘘を言ったところでどのみちバレる可能性がある。でも正直に言うわけにはまだいかない。
「お前たちには関係のない事だ。」ともし言ったらこの後知りたい情報を得られない可能性がある。ならなるべく友好関係でいたい。
「俺は世界中を旅をしてる者だ。ずっと山岳地帯を歩いてたら、偶々遭遇しただけだ。」
詳細な情報こそは言ってないが嘘ではない。実際に戦争の後色々あったが世界中を旅してる。何も問題はないはず。
「そうなんですか。分かりました。」
なのはは一応納得した反応だ。他のヤツら、特に子ども2人と青髪のショートのヤツは目を輝かせていた。“すごーい” “いいな〜” “どこ行ってきたの?” とかまさに三者三様ともいうような感じだ。
そうこうしてる内にコイツらのリーダーがいる場所に着いたのだろう。何やら大きな建造物がそびえ立ってる。
俺たちは降機し、マイスターはやてと呼ばれる人の元へ向かった。
「失礼します。高町なのは一等空尉、「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン一等空尉」以下4名、只今帰投しました。そして例の彼もここに連れてきました。」
「お疲れ様、皆無事で良かったわ。あ、初めまして。私は時空管理局本局 古代遺物管理部 機動六課部隊長八神はやて二等陸佐です。はやてと呼んで下さい。貴方の名前は何て言うんですか?」
「うちはサスケ。ところでお前たちに聞きたいことがある。」
「名前じゃなくてお前かぁ…まぁええか。聞きたいことって?」
さっきの戦闘機械についても聞きたい、この世界についてもだが、元々の目的を忘れてはならない。だからまず聞くべきことは
「“大筒木一族”又は“大筒木カグヤ”この名前について知ってる事はあるか?」
『大筒木…?』
今の反応で確認しなくても十分伝わった。てことはこの世界は大筒木が関与してる世界ではない。と言う事だ。
「その大筒木一族がどうかしたんか?」
「いや、知らないならそれで良い。それとあの戦闘機械について知りたい」
刹那の思考。一瞬その顔をはやてがした後「ええけど」と答えた後
「そのかわりにサスケ君の事も教えて?そう、サスケ君がいた世界についてとか?」