ブルーアーカイブRTA キャラ個別√ 作:パプテマス・シロコ先生
【トリニティ総合学園】
【ゲヘナ学園】
この2つの学園は仲が悪いことで有名だ。
ただ歪み合うだけではない。極端な例を挙げると、同じ店で相対しただけで銃撃戦が始まったという逸話があるほどだ。その様相はもはや紛争である。
何故これほどまでに仲が拗れたのか? その事実は大多数の生徒にとっては問題ではなく、今はただ『ウマが合わない』から喧嘩している状態にある。
さて、この2つの学園には風紀を正すための組織がある。
トリニティには【正義実現委員会】
ゲヘナには【風紀委員会】
曲者揃いの自校をコントロールするため、これらの組織には代々粒揃いの人材が配置されている。
……のだが、これらの組織が守るのはあくまで自校の風紀のみ。
何が言いたいかと言えば、ようはこいつらは『頭トリニティ』『頭ゲヘナ』の筆頭なのである。
「セェェェェフィィィィラァァァァくぅぅぅぅん!!!!」
狂ったようにミニガンを掃射するのは、ゲヘナ風紀委員会の腕章を身につけた少女。決して人様に見せられるようなものではないオリジナル笑顔を満面に浮かべて周りの敵を薙ぎ倒していた。
【鬼原アスタ】 今のゲヘナ風紀委員会委員長である。
そんなやべーやつに呼ばれた者はといえば、高台の上で見下ろして何故か笑っていた。
「良い子だ……やはり私の元へ帰ってきたなアスタ。君には私が必要だ」
「みぃぃぃつけたぁぁぁぁ!!」
【熾天セフィラ】 今のトリニティ正義実現委員会委員長である。
セフィラの
それも予測済みだったのか、カウンターに放たれたミニガンの掃射をバック転で回避し、黒い片翼の翼を広げて下に着地した。
「お前の顔面メチャクチャにして愉快なオブジェにしてやんよぉ!!」
「跪け。許しを請う姿を私に見せておくれ」
2体のやべー奴らが衝突した。
「………戸締りしとこ」
ノビている生徒から物資を集めていたトモルは、見なかったことにしてそっと扉を閉じた。
◆
もう始まってる!?
どうも皆さん、ノンケです。
メイン画面は前回知り合ったモブと一緒にゲヘナ掃討を繰り返す変わり映えのない画面となっております。
このゲヘナ掃討ですが、これはいくつかの必要事項をクリアするための必要条件となっています。
今から原作開始までにやることは以下の通りです。
【中学時代】
・時間短縮
・特定モブとの好感度調整
・爆発物集め
地味ですが、掃討は上3つを同時進行しているのです。
時間短縮は言わずもがな、原作プレイ済み兄貴達は相当の時短性能をご存知かと思います。
このゲームでも同様です。ここからミカの突撃!隣のアリウスさんが発生するまでほぼ掃討で過ごします。
特定モブとの好感度調整は、このモブと仲良くなって最終的に【エデン条約編】でとある頼み事をします。結構乱数に左右される山場のひとつでしたが、戦闘力チラッと見る限り大丈夫そうなので、ここも何とかなりそうです。
爆発物集めについては、理由はもちろんお分かりですね? あなたがアツコをこんな裏技で騙し、脳を破壊したからです! アズサに提供するためのものです。これも時短に繋がります。
出来ればアズサがセイアをセイアッセイアッセイアッ(意味深)した後に提供したいです。セイア事変前に提供しちゃうと火力が高すぎて最悪セイアーーーッ‼︎(絶叫)しちゃいます。脆すぎるんだよお前はよぉ!
その後はあればあるだけ時短になるのでかき集めます。
注意事項はやり過ぎない事ですね。この時代のヒナたそが委員長になっていないゲヘナ学園はヤバいです。目をつけられたら最後、ホモ君が掘られます(物理)
目的を達したらゲヘナからは早々に手を引きましょう。
ところで皆さん、このレギュレーションで時短する手段は何か分かりますでしょうか。
一つ目は1日にかかる時間を短くすること。これは入力を最低限に、なるべく掃討等の時間スキップを多様することで進めます。通常のRTAらしく分かりやすいですね。
二つ目は【イベントの開始時期を前倒しにすること】です。
例えば第二章の『時計仕掛けの花のパヴァーヌ』を例にすると、ゲーム開発部がアリスと出会う時期というのはゲーム内で決まっています。ですが、ゲーム開発部が廃墟を探索する理由を先に与えれば日数をスキップして第二章が始まります。
今回の第三章はエデン条約締結予定日の変更が非常に難しいため、コレはやりません。
大事なのは三つ目、【イベント内の遊び時間を省略する】です。
コレがバカにできません。ストーリーイベント内は基本的に掃討等のスキップが使えず、通常プレイを強いられるため、ストーリーイベントの日数が多いほどロスになります。
同じく第二章を例にすると、途中でモモワーイ!が怪我をするイベントを防ぐだけで、完治までにかかる期間が短縮されます。それによる弊害をカバーすれば大幅な短縮が見込めます。
この三つ目の短縮により、エデン条約編イベント内の時間短縮を目指します。勿論、準備に時間がかかると本末転倒なので無理のない範囲で。
あとはアツコの好感度を過剰に減らさないようにすることです。
こういったゲームの鉄則で、疎遠になるとみるみる好感度が下がります。逆に言えば、少しでも関わりがあると減少率を抑えられます。
手紙とか送ると必要以上に好感度を上げてしまうので、出来れば報告書のような事務的やり取りが理想的です。マダム宛の偵察報告書をサオリから渡してもらうように言えば、こちらの無事が間接的に伝わるのでOKです。
実はサオリ、マダムと直接やり取りできる数少ないメンバーに入れられています。ようはアレイスターとのマダムとの直接交渉権を持っているわけです。コレがいずれ頼れるのは……田中◯栄先生しか……に繋がるのです。
マダム宛の報告書はサオリを経由することにします。
サオリやアツコ達に直接会うのではなく他のアリウス生徒経由ですることで好感度をいい塩梅で現状維持できます。
ここまで書くとやることが……多い……!!に見えますが、これは一般的なRTAと比べるとほぼスキップで過ごしているので、やってることは少ないです。メイン画面もひたすら謎の専用BGM(神社アレンジ)での掃討を繰り返す作業風景のままとなっています。サクサク勝利すぎて草。なんだこのモブ
114514倍速してるともう中学時代が終わりそうですね。起き得るイベントは軒並みスキップ出来たのではないでしょうか。
変わり映えのしない場面が続くので、視聴者の皆様は暇だと思います。
そんな隙を見せた皆様のためにぃ〜
このような映像を用意しましたので、どうぞ……
【親の想い出より聞いたBGM】
ぷはぁ〜〜今日も良いペンキ☆
え、尺がない? 仕方ありませんね……
上映会は中止して今日はここまで。ご視聴ありがとうございました。
◆
「…………」
花も命を持つもの。命は有限だ、いつか尽きて枯れてしまう。トモルに教わったものだ。
まだ皆と出会う前の部屋に私はいた。トモルがたくさん持ってきてくれた花は脱走時に片付けられたのか、また殺風景な部屋に逆戻りしてしまった。
ここが寂しい場所だということもトモルに教わった。
「…………」
トモルが地上に出るところを見送った時、私は勘違いに気付いた。
私とトモルは近しい関係ではなかった。トモルは色んなことを教えてくれたけど、必要以上に近寄ろうとすることはほとんどなかった。いつも距離を詰めようとしていたのは私の方だった。
いつもくれていた花も、きっと私が喜ぶからという単純な理由なのだろう。
この感情のことは、トモルに教わらなかった。コレを知ったのはヒヨリの集めていた雑誌を読ませてもらった時だ。
この感情の名前は、きっと……
「元気を出せ……とは言えんか」
「サッちゃん」
「サッちゃん言うな」
サオリことサッちゃんにコツンとおでこをつつかれる。彼女なりの励ましだ。
トモルが姿を消した時、3人の落ち込み様は見てわかる程だった。ミサキは
私達にとって、トモルの存在は大きかった。
サッちゃんにとっては肩を並べる戦友として信頼があった。
ミサキにとっては何処か通じるものがあったのか、気兼ねなく話せる友人となっていた。
ヒヨリにとっては兄と慕ってくっついて回るほどに懐いていた。
皆にとってかけがえのない人になっていた。
「元気かな、トモル……」
私の口から自然と心配な声が溢れた。
その私を見たサッちゃんは……
「ああ、元気そうだな」
何てこともないかのように、自然と言った。
「え?」
「ん?」
私が疑問を浮かべると、サッちゃんは分かっていないのか首を傾げた。かわいい。じゃなくて!
「サッちゃん。何だか分かってるように言うね」
「ああ。定期報告は無事に届いているからな」
「え???」
は?????
「詳しく説明して。いま私は冷静さを欠こうとしている」
「あ、ああ。私はマダムへの連絡員でもあるからな。外部偵察に行ったトモルの定期報告をマダムへ届けている。機密のため中身は見ていないが、便りがあるのは無事の証拠だろう」
「へぇーーー、ふーーーん、そう」
「姫? 顔がまずいぞ、人に見せられないことになっている」
へぇーーーー。サッちゃんに便りが、ねぇ?
私に音沙汰ないのに?? サッちゃんは把握していたと??
ふーーーーん???
「ねぇサッちゃん」
「な、なんだ」
「もしかして泥棒猫?」
「何言ってるんだ姫!?!?」
まさか争奪戦にサッちゃんも参加していたとは。綱引きしてたら横から撃たれた気分だ。
「そっかーサッちゃんだったかー。ノーマークだったなー、一番のライバルはヒヨリと思ってたけどそっかー」
「待て姫! 何か壮大な勘違いをしている!」
サッちゃんがライバル入りとなると話は変わってくる。
まだ妹としか見られていないヒヨリはともかく、サッちゃんは女性の私から見ても非常に魅力的な人だ。ぶっちゃけ私が女として勝てる要素が見当たらない。
なんだかんだトモルとの相性もいい。お互いビジネスライクで接していくうちに気付いたらくっつくパターンだ。男の人ってこういうの好きなんでしょう?*1
「話は聞かせてもらいました! これより第一回スクワッド裁判を開催します!」
「ヒヨリ!?」
そこへヒヨリが転がり込んでくる。暫定ライバル一位から転落したヒヨリは矢継ぎ早にサッちゃんに詰め寄る。
まあたぶん、サッちゃんはトモルにトラブルが起きている様子じゃなかったから言わなかっただけなんだろうな。そういう抜けてるとこがあるのは知っている。
それはそれとして今日はめいっぱいイジらせてもらおう。
「サッちゃんはABCどこまで行ったの?」
「待て言葉の意味が分からない!」
「ど、どどどごこまで行っちゃったんですか! Aまではギリ許します!Bからは痛くて苦しい目にあわせます!」
「私はAでも許さないよ」
「だから何の話だ!!」
「何やってんだコイツら」
通りすがりのミサキは目の前の光景を見なかったことにした。
●今日のホモ君
中学時代をほとんど傭兵稼業で過ごす。
着実に脳破壊の準備を進めている。
●秤アツコ
かわいい。
もう脳破壊された。馬鹿な……早すぎる……
●錠前サオリ
泥棒猫。本チャートの難敵かつ心強い味方の1人。
アツコからの好感度が足りないとここで寝取ってくるし、ホモ君への好感度が高すぎると追いかけてくる。だが短縮にも一役買っている。