好奇心は猫をも殺す   作:やまぎ

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続きです。
書き方を少し変えてみました。
読みやすくなった、読みにくくなったなど気付いたことがあればお教えいただけますと幸いです。

あと、アニメ四話の北押上駅の事件の際、駅の入口が封鎖されてるんですが、あれって真島一派とDAどっちが封鎖してるか明言されてますでしょうか。不安になってきた…

話の都合上、拙作では真島一派が封鎖したものと扱うことにいたします、ご了承ください。


あんためちゃくちゃ面白いぜ、大将

「へぇ、なるほど。

 つまり、千丁もの銃の取引現場を抑えるため、フキやたきなたちが現着。

 その際、数分の通信障害が起きDAからの指示が途絶える。タイミング悪くリコリスの中の一人が人質に取られ、仲間を救出するためたきなが商人を全員射殺。

 商人を殺して銃の在処がわからなくなったことと、独断専行による発砲で仲間の命を危険に晒した責任を取らされDAを追放。

 それがたきながリコリコに左遷された原因ってわけかい」

 

 ボクは万里の無言の圧力にあっさりと屈し、洗いざらいすべてを喋らされた。

 とはいえ、当然ボクが依頼を受けDAのラジアータをハッキングしたことは話していない。

 が、油断はできない。コイツに少しでも情報を与えるようなことをすれば、勝手に真実を突き止めてしまう。

 

「ありがとう、クルミちゃん。なんとなくわかったよ。

 そうか、その『ラジアータ』なるDAが誇る最強のコンピュータAIが起こした通信障害が、噴水広場で話題に上がった第三者からのハッキング攻撃だったわけか」

 

 ハッキングが原因ってバレとるやんけ。思わず使ったことのない関西弁が脳内で響き渡る。

 これはまずい。あとは『誰が』ハッキングしたか。ここだけは守らなければならない。

 くそぅ、ボクが言えたことでは全くないが、頭がキレる上に好奇心が強いと厄介極まりないな。

 コイツもいつか、好奇心の末知りすぎて、爆破されるんじゃないだろうか、どこかの栗鼠(リス)のように。

 

「さてと」

 

 万里がわざとらしく声を上げながら立ち上がった。

 

「どこかへ行くのか?」

「ああ、いやミズキさんに働きすぎッて怒られてしまってね。暇を貰ったことだし、錦木さんとたきなを迎えにでも行こうかな、と。ああ、そうだクルミちゃん、二人がどこにいるか知らない?」

 どうせ確認できるんでしょ、位置情報、だと。コイツ、ボクを顎で使うとはいい度胸だ。まあいい、話題も逸れたことだし、今回はチャラにしといてやる。

 カタカタタンッと。

 

「出たぞ、AQUA PARK。近くの水族館だ」

 

────────────────────

 

「これも魚ですか」

 

 興味深い。普段陸上で生活していれば、滅多にお目にかかることのない生物ばかりだ。

 私は、千束に連れられた水族館で、気になる生き物を片っ端からスマホで検索しつつ館内を巡った。

 

 現在はチンアナゴという、なんとも愛嬌のある細長い生き物の水槽の前で、彼らについて検索を掛けていた。

 …ところで

「何してるんですか」

「え?チンアナゴだけど」

 両手を頭の上にあげ、全身で揺れながら千束は答えた。

「人が見てますよ。目立つ行動は…」

「なんで?」

「私たちはリコリスですよ」

「制服着てないときはリコリスじゃありませーん」

 クルクルと回りながら、千束は次の水槽へと向かった。

「はぁ…」

 

 千束は次の水槽でも、変わらずチンアナゴだった。チンアナゴだったってなんだ。

 

「千束」

「ん~?」

「あの弾、いつから使ってるんです?」

 

 千束が使用する店長仕様の非殺傷弾。通常の銃弾よりも軽いため、風の抵抗を受けやすく、故に命中させる難易度は跳ね上がる。

 千束はその弾を、接近してから撃つという力業で対象に命中させる。

 そんなことは千束にしかできないとはいえ、危険なことには変わりない。

 

「なぁに、急に」

「旧電波塔の時は」

「あの時先生に作ってもらったのよ」

「何か理由が?」

「なぁに~、私に興味あんのぉ~」

 

 千束のニヤニヤ顔が鼻につくが、正直に答える。

 

「タツノオトシゴ以上には」

「チンアナゴよりも?」

「茶化すならもういいです」

 

 そう言って私は千束から視線を外した。

 

 千束は私をからかって気が済んだのか、存外力の入った声音で回答をくれた。

 誰かの時間を奪うのは気分がよくない、と。悪人に気分を害されるのはもっとムカつく、だから死なない程度にブッ飛ばす、と。

 

「あれ当たるとめちゃくちゃ痛いのよ~。死んだほうがましかも」

「フ…フフフ」

「なぁんだよぅ、変?」

「いえ。もっと博愛的な理由かと」

 

 いい機会だと、彼女と出逢ってから毎日のように思っていたことを伝える。

「千束は、謎だらけです」

 

「Mysterious Girl!?

そっか~、そんな魅力もあったかぁ私。でも、そんな難しいことじゃないよ」

 

 あ、そうか。

「したいこと、最優先」

「お、覚えてるね~」

「でも、殺さないだけならDAでもできたでしょう。DAを出たのはなんで?」

 

「俺も知りたいな、それ」

 

「うぉぉぉぉぉい!」

「ひゃぁぁぁぁあ!」

 

 突然耳元で聞こえた声に、千束と二人飛び上がって悲鳴を上げた。

 し、心臓が止まるかと思った…

 

「おっと、ごめんよ。そこまで驚くとは思わなかった。許してほしい」

 

 そう言って、いつもの見るものを安心させる微笑を携えて、万里さんが立っていた。

 

────────────────────

 

 神楽くんに驚かされて大声を上げてしまった私たちは、休憩スペースに場所を移して話すことにした。

「もぉ神楽くん!ホンットびっくりした!めっちゃ恥ずかしかったんだから!」

 

 大声を出して他のお客さんに注目されていることに気付いた私は、顔から火が出るかと思った。

 

「いや、弁解の余地もない。ドリンクでも御馳走するから大目に見てほしい」

「いいの!?…あ、コホン、しょうがないなぁ~、今回だけだよ」

「ありがとう、錦木さん。たきなもそれでいいかい」

「え、ええ…。チンアナゴの時点で注目は浴びていたような…」

「たきな!なんか言った!?」

「いいえ、なにも」

 

 ならよし。

 

 神楽くんに買ってもらったドリンクをありがたくいただきながら切り出した。

「えっと、それでどこまで話したっけ」

「千束がDAを離れてまでやりたいこと、です」

「ああ、そうだね、俺も知りたい」

 

 ふふん、二人とも私に興味津々だなぁ~。いや~、人気者はつらいね!

 

「そうだった。えっとね、簡単に言うと、人探し、なんだ。

 会いたい人がいるの。大事な…大事な人。その人を探したくて…」

 

 うん、ここまで来たら言ってしまおう。別に隠してるわけでもないし。

 私は首元を大きく広げ、首から下げているものを取り出そうとして、気付いた。

 は!ここには神楽くんが!私のセクシィなデコルテが見えてしまう!と顔を向けると、

 微笑みの表情を変えないまま、静かに目を閉じていた。

 うわ、超紳士!でもちょい残念!

 なんてことを考えながら、改めて取り出して見せた。

 

「知ってる?これ」

「アラン機関」

「さすが神楽くん。そう、アラン機関から支援を受けたものの証」

「千束は何の才能が…」

「わからなぁ~い?」

「それじゃないのは分かります」

 

 丁度目の端に映っていたグラビアのポスターの真似をしてみる。撃沈した。

 

「自分の才能が何とかわかる?」

「なにかあるといいな、とは思いますけど」

「強いて言うならこの肉体全てかな」

 

 おお、なんという自信。でも神楽くんはそうでなくちゃね。

 

「でもま、私もたきなと同じ感じなわけよ」

「で、見つかったんですか、これくれた人」

「まだ…」

「10年も探して?」

 

 そう、だね。

「もう…会えないかもしれないねぇ。

 ありがとうって、そう言いたいだけなんだけど」

 

 10年…言葉にすれば一言だけど、生きている人間にとっては掛け替えのない時間だ。

 間に合わない、かもしれないなぁ…

 

 そんなことをぼんやりと考えていると、正面のたきなから視線を外し水槽のほうへ向けていた

 視界に、少しだけ顔を赤くしたたきなが走り込んできた。

 

 なにをするのかとたきなを見ていると、指先までピンと伸びた両掌を合わせて前に突き出し、右足を後ろに突き出した。

 あれは…

 

「さかなぁ~!」

 

 たきなは恥ずかしそうに、それでも私達にまで届く声でそう言った。

 

 空気を変えてくれたのだろう、不器用だけど優しい子だから。

 でもこのままだとたきなが恥をかいてしまう。それに、楽しそうだ。

 

「お~!魚か~!」

 

 返されたペンダントを付け直し、たきなの隣に並んで、いざ!

 

「チンアナゴ~!」

 

 ほかのお客さんにめっちゃ注目されてる。でも楽しい!

 たきなも同じ気持ちのようで、目が合った。二人で吹き出す。

 

 ひとしきり笑った後たきなが私に声を掛けた。

 

「ペンダント、隠さない方がいいですよ」

「そう?」

「ええ。めっちゃ可愛い、ですよ」

「あ~!コイツぅ~!」

 

 たきなを着せ替え人形にしていた時、私がたきなに告げた言葉をそっくりそのまま返してきた。

 まー、オサレ!神楽くんみたいなことしやがってぇ!

 

 さて、今日はまだまだ終わってない。遊ぶぞ~!

 

「よしペンギン島…に行く前に」

「ペンギン!…前に?」

「神楽くんもほら!なんかやって!」

「嘘でしょ錦木さんこの流れで?」

 

 一歩引いたところで眩しいものを見るような目で優しく微笑んでいた神楽くんを無理やり引っ張ってくる。

 

「チンアナゴとさかな禁止ね!使ったから!」

「さかなずるくないかい?範囲広すぎないかい?」

「いいから!早くやんないとハードル上がるよぉ?」

 

 ほんの冗談のつもりだったけど、神楽くんが戸惑う姿が珍しすぎて本当にやってもらうことにした。

 たきなも興味があるのか、止めるつもりはなさそう。ていうかカメラ構えて録画してる。

 神楽くんのこととなるとキャラ変わるなたきな。後でその録画ちょうだい。

 

 腹をくくったのかはたまた諦めたのか、神楽くんは何をするか考えているようだ。

 やがてよし、と呟くと。

 

「イルカ~」

 

 神楽くんはそう言いながら助走ゼロの状態から天井付近まで飛び上がると、

天井に吊り下げられた通路案内板を、鼻先でちょんとタッチして着地した。

 

 ああたしかに。イルカジャンプ力すごいもんね。これはあれかな?

 イルカショーでよくある、飼育員さんが投げたボールを空中でタッチする芸をしてくれたのかな?

 

「ごめんね、あんまり似てないね」

 

 神楽くんが苦笑しながら謝罪をしてきた。

 

 いや、似てる似てないとかじゃなくて。いま5mくらい垂直跳びしなかった?

 そんなことありえるの?いや今目の前で起きたんだけども。

 

 あまりに衝撃的な光景で、私は思わずたきなを見やる。

 

「…っ!!!」

 

 キラッキラした瞳で鼻息を荒げながら、天井を見上げていた。

 この子もう神楽くんがやるならなんでも喜びそう。

 

 ま、まあ予想外のことがいろいろあったけど、気を取り直して。

「行くぞペンギン島~!」

「ペンギン!」

 

 あ、お帰りたきな。

 

────────────────────

 

 水族館も堪能して、帰路に就く。

 

「リコリス…」

「なんだか多いですね」

 

 やっぱりたきなも気付いてるか。

 やけにリコリスが目に付く。あれはサードか…

 

「ふむ、気になるね」

「万里さん」

「この辺でなにかあったのかもしれない。気になるし、行ってくるよ。済まないが先に帰っていてくれ」

「でしたら私も!」

「ちょい待ちたきな!制服着てない状態で銃を持っていたら捕まるよ」

「でも…!」

「俺の心配なら不要だよ、知っているだろう?それに、俺一人のほうが速い」

「…」

 

 神楽くんの言うとおりだ。今の私たちにできることはない。

 

「神楽くん」

「なんだい、錦木さん」

「気を付けてね。帰ってきたら一緒にボドゲやろ?」

「いいね。是が非でも帰りたくなったよ」

「ならよし!行ってらっしゃい!」

「…行ってらっしゃい、万里さん」

「ああ、いってきます」

 

 言い終えた途端、バン!という地面をたたく音がしたと思ったところで、彼の姿はどこにもなかった。

 

 本当に、速い。

 私の眼にも彼が動き出す瞬間すら映らなかった。

 

「さてたきな。帰ろっか」

「はい」

 

────────────────────

 

「ここか」

 

 探すまでもなく、現場と思われる場所に到着した。

 

 地下鉄北押上駅。地下への入口を、警察などが利用する規制線のような黄色のテープで封鎖し、その前をサングラスをかけた男達が立ちふさがるようにして陣取っていた。

 

 なんだあれは。ここになにかありますのでどうぞ怪しんでくださいと言っているようなものだ。

 DAが、一般人を巻き込まないようにするためにあえて大袈裟にしているのか、それとも──

 

「まあ、今はいいか。あそこに向かわない手はない」

 

 俺は姿を隠すことなく堂々と封鎖された入り口に近づくと、黄色のテープをひょいと乗り越え進む。

 やはりというべきか、すぐさまサングラスの男に囲まれた。

 

「おいまて!」

「ん、なんだい?」

「なんだいじゃねーよ!見てわかんだろ、立ち入り禁止だ!」

「確かに見ればわかる。けれどあいにく俺はこの先に興味があるのでね」

「お前の興味なんざ知らねーよ!ここは許可があるものしか入れないんだよ!」

「そうかい。では、通るよ」

「お前に許可を出したわけじゃねーよ!いい加減にしろよナメてんのか!」

 

 なにやら勝手にボルテージが上がっていくサングラスの男達。やれやれ、面倒になってきた。

 

「すまない、勘違いさせたかな」

「あ?勘違いってなんだよ」

「俺はキミたちの許可など求めていないよ」

 

 もう、いいか。

 俺は一番近くにいたサングラスの男を顔を右手で掴んだ。

 徐々に力を込めていく。

 顔を掴まれた男は、締め付けられる力に気付いたのだろう、叫び声を上げながら俺の腕を剝がそうとする。

 ああ、暴れないでくれ。力加減を間違えてしまう。ほらやっぱり、側頭部からの圧力に負けてサングラスが割れてしまった。

 

「俺は『通る』と言ったはずだよ。だったら黙って通すといい」

──キミたちも、ケガをしたいわけじゃないんだろ?

 

 これでいいだろう。

 試しに掴んでいた腕を離して、男を開放してみた。

 しかしだれ一人として最初の威勢は感じられず、皆俯き俺と目を合わせないようにする。

 

「賢明な判断だ。各自持ち場に戻るといい。ああそれと、そこのキミ」

 

 俺が顔を掴んでいた男に声を掛けると、バネ仕掛けのように肩を跳ね上げ震えている。

 

「サングラス済まなかったね。では、失礼するよ」

 

────────────────────

 

「臭うなぁ。

 漂白された…除菌された…健康的で、不健全な、嘘の匂いだ」

 

 手荷物を開け、獲物を手に取る。

──ロシア製のライトマシンガンPKM、だったか。まあ細かいことはどうでもいい。

 やるべきことは、一つだけ。

 

「バランスを取らなくっちゃなぁ」

 

 

 

「バランスをとる…か。大きく出たね」

 

 声が、響いた。

 この場にいるヤツらの誰でもない、初めて聞く声。

 一説には、人間だけでなく動物にすらリラックス効果を与えると言われる1/fゆらぎ。

 いい音してやがる。

 

「誰だ?」

 

 俺が声を掛けると、そいつは暗がりから歩み寄りその全身を俺たちの前に晒した。

 やはり、知らないヤツだ。こんなヤツ、一度見たら忘れねぇ。

 つまり、部外者。ならばなおさらわからない。

 この駅は、利用者を全員追い出した後、出入り口を封鎖した。部外者はいないはず。

 隠れてやり過ごしていた?いいや、ありえない。それならば今出てきたことへの説明がつかない。

 ならばやはりこいつは、俺たちが出入り口を封鎖した後で、わざわざ入ってきやがったんだ。

 

 そこまで考えた俺は、口の端が吊り上がっていくことを自覚した。

 

──後から入ってきたこいつの足音に、俺は全く気が付かなかった。

 今からの大仕事で気持ちが昂っていた。いや、そんなわけねぇな。

 

 なんてことはない、こいつは。

 俺では歯が立たないほどのバケモノ。ただそれだけだ。

 

「すげぇな。どうやってんだ、ソレ」

「なんのことだい」

「足音だよ。お前から足音が全くしなかった」

「ああ、それかい。いやなに、封鎖した入り口から入ってきたものだから、中に誰かがいるのは想像ができた。取り囲まれようがいきなり銃を乱射されようが何の問題もないけど、気付かれず近づくことができたら何か情報を集められるかと思ってね」

「ククク…それでまんまと情報を与えちまったってわけか」

「ああ。初めてやってみたけど、案外難しいものだね、足音を完全に殺すのは。初めの四歩ほど音が鳴ってしまった」

「ハッハッハッ!!」

 

 なんだそりゃ!こんな神業が初めましてかよ!最初の四歩だとぉ?んなもん誤差だ誤差!

 

「いいねぇ!あんためちゃくちゃ面白いぜ、大将!」

「気に入ってもらえたようで嬉しいよ。俺もキミのことは知っているよ、一方的にだけどね。

 千丁の銃は捌けたかい、緑髪のお兄さん」

「あ~らら、そこまでそこまでバレてんのか」

「俺もあまり詳しくは知らないけどね。だから知りたいんだよ。ねぇお兄さん、ここで会ったのも何かの縁だ。キミの目的を、俺に教えてくれるかな」

「ハッ!それはあんた次第だぜ大将。

まあいい、お兄さんなんて気色の悪い呼び方はやめてくれ。話の前に、お互いに自己紹介と行こうぜ」

「それはいい案だ」

 

 どう見ても味方じゃねぇのに、やっぱ面白れぇわ、大将。

 

「んじゃ俺から。真島ってモンだ。親しみを込めて真島さんと呼んでくれてもいいんだぜ?」

「了解だ、真島さん。それでは、俺からも」

 

 大将は、俺だけじゃなく周りにいる俺の部下たちにまで目を合わせるようにぐるりと視界を一周させた後、コホンと小さく咳払いをした。

 

「俺の名前は神楽 万里。やりたいことを最優先に生きるしがない一般人だ」

「以後よろしく」

 

 大将は、親しみを込めて『万里くん』と呼んでくれ。とほほ笑んだ。

 やだよ、大将は大将だ。




真島との顔合わせでした。
真島って全然憎めないキャラしてるんで、どうにか拙作でもそのように表現できていたら幸いです。

ほんでマジこの主人公何回名乗るのいい加減にしてよ。という気持ちと、だって名乗りで終わらせると話し切りやすいんだもんという戦いが毎度筆者の中で繰り広げられております。
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