遊戯王GX〜社畜童貞のオッサン、糞上司の悪意でキマイラと共に転生する〜 作:SOD
遊乃「そろそろスコア抜いた頃っしょw勝ちは見えたな!!
ハッハッハッハッハー!!!!」
カイザー「(罰ゲームが)嫌だ……! オレは…………負けたくイイイイィィィィーー!!!!」
遊乃「は?」
カイザー「これだけはやるまいと思っていた…………だが、オレはもう友を失いたくない。
サイバーエンド……オレに力をオオォォォーー!!!!」
遊乃「え? 何? 闇落ち? 光落ち?」
カイザー「残りの影は全て……纏めてオレに掛かって来い!!!!」
「影のドローフェイズ時、罠カード発動。『破壊輪』!! オレの場のサイバー・エンド・ドラゴンを破壊して、オレの痛みを貴様らにぶつける!!
エターナル・エヴォリューション・ノヴァ!!!!」
カイザーのサイバー・エンド・ドラゴンの首に着いた破壊輪が爆発し、サイバー・エンドの持ちうる全ての力が光となって周囲を焼き尽くす。
その光は、正しく超新星爆発だ。
亮 LP1200
影×40 LP0
ダークネス撃破の途中スコア。
十代 99体
翔 80体
明日香 56体
亮 241体
遊乃 223体
残り、0体
「ハァ……ハァ……ハァ……!! サイバー流は……止まらないっ!!」
「(`0言0́*)<ヴェアアアアアアアアーー!???」
ダークネス撃破勝負、勝者ーー丸藤亮。
「や、やばい……私、偽遊さんに殺される……(泣)」
「…………そもそも、何故こんな勝負を唐突に?」
真面目な亮としては当然の疑問が投げ掛けられる。それに対して遊乃の答えは。
「だって!! ギャンブルは絶対に手を付けてはならない賭け金に手を出してからが本番なんだもんんんんーー!!!!(号泣)」
「………………………………そうか」
これ以上何も言うまい。それが、亮の最大限の優しさだった……。
「翔、明日香。大丈夫か? 終わったぞ……」
「ど、どうしよう……!? 偽遊さん貧乳教だから、ブラならイケるか!? シてねえよんなもん!!
今からポチったら行ける!? この世界にAmaz○nはねえ!!
ど、どうしようどうしよう!? うわあああー助けてよ偽遊さあああーん!!
うあああああああああああああああああーーー!!!!(泣)」
敗者は人生と命を散らし、勝者は敗者の血を浴びるのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同じ頃。サスケとダークネス影がデュエルに入る瞬間。
「『デュエルーー』」
『グ!? ガッ……!?』
「ーー!?」
ゴキリゴキリと、骨の折れる音と共に、操り人形のように拗られていくダークネス。痛みか、苦しみか。声にならない音を鳴らして、ダークネスの影が変貌していく。
「………………何事?」
サスケはその悍ましい様子から目を離すことなく、状況を見定めようとしている。
「………………っ」
一方、サスケが見えていない何かを視ていた辰は、苦々しい表情と共に何かを悼むように瞳を閉じた。
やがて、おぞましい変貌が収まり、人の形へ戻っていく。
長髪に長身。腕にはアカデミア生の持つデュエルディスク。顔にペルソナを付けて素顔を隠した男の姿。
「フッフッフッフ…………何とも運の悪いことだ。今からまさに699体の影が葬られ、700回目となった。
お前の相手はこれまでの影などとは違う。
ダークネス吹雪。その本体が出現した。
「………………色味が着いた」
「なんとも不愉快な気配ですね……」
「これより行われるは、本物の闇のデュエル。
今までのお遊びと思えば、一撃で死ぬことになる。
臆せぬ者は掛かってこい」
「…………これまでもこれからも知らないが、来るなら来い。
どんな一撃かは知らないが、御館様はよく言っていた。
当たらなければどうということはない、と」
「ならば躱しきれぬ一撃で沈むが良い!!」
「「デュエル!!!!」」
ダークネス吹雪 LP4000
サスケ(申) LP4000
「私のターン。まずは『伝説の黒石』を召喚。このカードを生贄に捧げ、デッキから『真紅眼の黒竜』を特殊召喚!!」
真紅眼の黒竜 ATK2400
今日初めてダークネスのデュエルを目撃する辰、サスケがレッドアイズの登場に声を上げた。
「アレは、伝説のデュエリスト城之内克也の切り札、真紅眼の黒竜!」
「ーーわあ、数十万円!!」
「手札から『黒炎弾』を発動! レッドアイズの攻撃力分のダメージを与える!
闇のデュエルの洗礼を受けるがいい。喰らえ、黒炎弾!!」
真紅眼の黒竜の口から黒色の火球が放たれ、サスケを襲う。
「先攻1ターン目で2400ポイントのダメージか!」
「………………」
サスケが迫る火球弾を前に瞼を閉じる。その直後、黒炎はサスケを焼くことなく掻き消された。
「何っ!? 黒炎弾が消えただと!?」
目の前の現象にダークネス吹雪は驚きの声を上げた。
これまでの699戦。放った黒炎弾の数は500を裕に越える。その中でも先攻第一ターンで放った黒炎弾は悉く敵のプレイヤーのライフを焼いてきた。
一度に3体の影を焼き返してきた火武羅遊乃でさえ、第一ターンの黒炎弾を伏せぐことはついに無かった。だと言うのに、目の前の小さな少女がそれをして見せたことは、ダークネス吹雪に大きな動揺を生んだ。
「貴様……一体何をした!?」
「………………手札から『Em ダメージ・ジャグラー』の効果を発動した。
効果ダメージを与える効果は無効になった」
「相手のターンに効果ダメージを無効にするカードだと!?」
「………………忍びは生還第一。御館様からは様々な身を護るカードを賜っている」
ぶいっ、と小さな手でVサインをして無い胸を張るサスケ。
「なるほどな……だが、一度使ってしまえば護りの手はそこまでだ。ターンエンド」
「拙者のターン。ドロー。
カードを5枚伏せてターン終了」
「カードを5枚伏せるだと……!?
くっ、まあいい。私のターン。ドロー。
どんな手を伏せているのか見せてみろ。バトルだ。『真紅眼の黒竜』でプレイヤーへダイレクトアタック! 黒炎弾!!」
真紅眼の黒竜 ATK2400
「リバースカードオープン。『苦紋様の土像』。
このカードは発動後モンスターとなり、場に特殊召喚される。守備表示」
苦紋様の土像 DEF2500
「罠モンスターとは珍しいカードを使うものだな。
メインフェイズ2にカードを伏せてターンエンドだ」
「……拙者のターン。ドロー。
ターン終了」
「そのまま永遠に何もしないつもりか? このデッキは壁モンスターを出しただけで守りきれるほどヤワではないぞ?
私のターン。ドロー。
ふっ、さっそく2枚目の『黒炎弾』を引いたぞ。さあ、これはどう防ぐ?
『黒炎弾』発動!!」
「チェーン、『澱神アポピス』を発動。自陣に他の表側の永続罠がある場合場の表側のカードを無効にする。『黒炎弾』を選択。
澱神アポピスも罠モンスターなので、特殊召喚」
澱神アポピス DEF2200
「更に、場の『苦紋様の土像』の効果。罠モンスターを特殊召喚したから、場のカードを対象に取って破壊できる。数十万円を破壊」
「す……数十万円…………破壊しちゃった……ごくり」
「レッドアイズを値段で呼ぶなぁ!!
手札から『
現われろ、『流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン』!!!!」
流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン ATK3500
「ーー!!???
そ、そんなことが……!!???(ガクブル)」
「フフフ……驚いたか。これが異星よりの使者。流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンだ!」
「数十万円が2枚も入っている……だとっ!? なんと言うブルジョアデッキなんだ……」
「ーー見るべきところが違えんだよ!!!! 何なんだキサマはぁ!?
流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンの効果発動! デッキから『レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン』を墓地へ送り1400ポイントのダメージを与える!!」
「永続罠、デモンズ・チェーンを発動。流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンの効果を無効にし、攻撃も封じる!」
「ぬっ……ぐっ……ガッ……ギイイイイィィ……!!!?(ピキピキピキピキ……)」
「…………? どうした、お腹痛いか? トイレ行く?」
「(ビキビキビキ……!!) 大丈夫だ……!」
「…………そうか。辛くなったらいつでも行っていいんだからな」
「ヒーッヒーッ……フゥー……!!!!
ターンエンドだ……」
(…………辛そうだ。そうまでしてどうして……?
ハッ!? まさかバイトでデュエルをしているのでは!?
これはいけない……早く終わらせてトイレに行かせてあげなければ!!)
「拙者のターン。ドロー。
よし、これなら……拙者は『澱神アポピス』を生贄に、邪帝ガイウスを召喚!」
邪帝ガイウス ATK2400
「ガイウスだと……!?」
「生贄召喚に成功したガイウスの効果発動! フィールドのカードを一枚除外する。
この時除外したカードが闇属性モンスターカードなら、相手に1000ポイントのダメージを与える! 対象は流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン!」
「糞があああああああーー!! この私に……先制でバーンダメージだとぉ!?」
ダークネス吹雪 LP3000
「まずい、もう(肛門が)限界なのか……。
バトルフェイズ! 邪帝ガイウスでダイレクトアタック!!」
「させるかぁ!! リバースカードオープン、『レッドアイズ・スピリッツ』!!
甦れ『真紅眼の黒竜』!!!!」
真紅眼の黒竜 ATK2400
「またしても来たか数十万円……っ(ガクブル)」
「値段で呼ぶなぁ!!
「リバースカードオープン! メタモル・クレイ・フォートレス!
邪帝ガイウスを装備カード扱いとして特殊召喚!!」
メタモル・クレイ・フォートレス ATK3400
「そして苦紋様の土像の効果で数十万円を破壊!!」
「グオオオオオオオーーー!!!? 何だこの感情は!? ダークネスなど及びもつかない怒りと絶望が私を包むぅヴヴヴー!!!!」
「メタモル・クレイ・フォートレスで直接攻撃!!」
メタモル・クレイ・フォートレス ATK3400
のっそりとしつつ腰の入った拳が、ダークネス吹雪の鳩尾を直撃する。
「ヴオオオオオオオオオオォォォォォーー!!!!?」
ダークネス吹雪 LP0
「お主の役割はこれでおしまい……さぁ、安心してトイレへ行くでごじゃるよ……ござる」
「相変わらず、ござる言葉を言おうとすると噛むんですね。滅多に言わないくせに……」
「………………現代にこんな言葉遣い、要らないもん……」
辰「ところでダメージとか痛みとか何とかって何だったんですか?」
サスケ「…………わかんない。拙者、普段からライフダメージほとんど受けないから」
辰「結局、完全試合でしたからね。
…………さて、そろそろ日も登ってきました。メタウマを呼んできてください。主様を御運びしなくてはいけません。
……サスケ(妬)」
サスケ「名前の呼び方が忌々しそう……」
辰(何故……恵体のメタウマですら名前が付いたのに……一体何が違うと言うのですか、主様ぁ〜……)
100話記念にヒロイン人気投票してみる。(ネームドに限る)
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早乙女レイ
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天上院明日香
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イノ子
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トラちゃん
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ネズ太郎
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メタウマ
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レイン恵
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火武羅遊乃
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トメさん