遊戯王GX〜社畜童貞のオッサン、糞上司の悪意でキマイラと共に転生する〜 作:SOD
牛(ほぼ未登場)
NO DATA
乳は一番でこうござる。ゆえに
あと、今回挿絵にグロ注意。痛いのいやいやな人は注意してもろて。
決死の覚悟を持ってダイレクトアタックを受ける決断をした鮫島。
ヴァンパイア・デュークの種族格差による腕力の一撃が、彼の腹部を貫通した。
「ーー!!」
「死んだわね……」
カミューラ LP3200
カミューラのライフポイントが回復する効果音が虚しく響く。
ショッキングな映像を見た一部の視聴者や、カメラマン、音響、照明などを担当していた者たちも具合を悪くするなど。平静では居られなかった。
そんな中、放送のコメント機能で一つ。視聴者全員の意識を釘付けにする書き込みが出てきた。
“虚路居偽遊が煽ったせいで、鮫島校長が殺された“
平素の放送なら同調するものも現れただろうが、それ以降一切の書き込みが途絶えてしまった。
そのため、最後の書き込みが嫌でも目に付いて、脳に焼き付いた。
「さあてと……それじゃあそこの無様な老人は人形に変えて…………次はお前よ。虚路居偽遊」
カミューラは、もはや鮫島になど興味はないと偽遊を睨む。
「……………………焦るのは年を取りすぎたせいか? 欠陥だらけの不死ってのは、よほど思考回路にバグを侵食させるらしい」
少し間があっての偽遊の返答に、勝ち誇った笑みを浮かべるカミューラ。
「あら、随分と元気が無いのね。言葉にさっきまでの力が無いわよ?」
「……………………」
「フフフフフ……だからサレンダーなさいと言ったでしょう?
貴方の軽率な発言が、あのジジイを殺したのよ!」
「………………だ、そうだぜ。
何かコメントはあるか。死に損ない」
「……?」
偽遊がデュークに串刺しにされている鮫島に声を掛ける。カミューラは死体に声を掛けてなんのつもりかと怪訝な顔をしている。
「…………………………………………元気な……ものです、よ。偽遊くん」
「ーー!? なんですって!?」
デュークが自らの腕を外してカミューラの元へ戻っていく。
放り出された鮫島は、虫の息ながらも自らの両足で立っている。
「…………………………ふ、ふふ……。
ず、随分と、プレイが……進んでいないようです、ね。
サレンダーの、覚悟でも……していたのですか?」
「き、キサマ……!」
「これでも、忙しい身でしてね……あまり、長考に、付き合って上げられないんですよ……」
「いいわ。次のターンで殺してあげる。
ターンエンドよ」
(激痛が止まないのは、今は助かりましたね。
おかげで気付けになって、とても気を失ってなどいられない。
あとは、このドローに賭けるだけです)
「私のターン……ドロー。
私は、墓地の『表裏一体』の効果発動。墓地の『サイバー・ツイン・ドラゴン』と『キメラテック・フォートレス・ドラゴン』をデッキに戻して、カードを一枚ドローします」
「フン……たった一枚引いただけで何か出来ると言うのかしら?」
「…………出来ますとも。貴女は些か軽く見過ぎている。
数百人はいるであろう生徒達の実力の水準を、一律で底上げしてみせた虚路居偽遊という奇跡の決闘者の構築したデッキを。
私は魔法カード『サイバネティック・ホライゾン』を発動!」
「サイバネティック・ホライゾン……? もう一人のサイバーの坊やのデッキには無かったカード……」
「私は手札の『サイバー・ドラゴン・ヘルツ』とデッキから『サイバー・ダーク・クロー』を墓地へ送り、効果発動!」
「手札とデッキからモンスターを墓地へ送るコストですって!?」
(そんなもの、実質の墓地で効果を使えるモンスターを確実に送れる効果ってだけじゃない!
しかも、ヴァンパイア帝国で破壊出来るカードも無い……っ!)
「デッキから『サイバー・ドラゴン・ネクステア』を手札に加えて、融合デッキから『サイバー・エタニティ・ドラゴン』を墓地へ送ります。
そして、墓地へ送った『サイバー・ドラゴン・ヘルツ』の効果発動! デッキから『サイバー・ドラゴン』を手札に加える!」
「バカな……っ!! たった一枚のカードから、手札を二枚増やすだと!?」
「相手の場にのみモンスターが存在するため、私は『サイバー・ドラゴン』を特殊召喚!」
サイバー・ドラゴン ATK2100
「更に、『サイバー・ドラゴン』と貴方に奪われた『サイバー・ドラゴン・コア』と『サイバー・エスパー』を墓地へ送り、再び『キメラテック・フォートレス・ドラゴン』を特殊召喚!!」
「なんのカード効果も使わずに、私の場のモンスターを融合素材にするだと!??」
キメラテック・フォートレス・ドラゴン ATK3000
「そして、手札から『サイバー・ドラゴン・ネクステア』を召喚!
効果発動。墓地からサイバー・ドラゴンを特殊召喚!!」
サイバー・ドラゴン ATK2100
サイバー・ドラゴン・ネクステア DEF200
「そ……そんな馬鹿な……この私が……追い詰められている……!?」
「魔法カード『強欲で貪欲な壺』を発動。デッキからカードを十枚裏側表示で除外して、カードを2枚ドローします」
「ぐ、ぐぐぐ……っ!!」
「魔法カード『死者蘇生』を発動。墓地から『サイバー・ドラゴン・コア』を特殊召喚。
バトルフェイズ!
キメラテック・フォートレス・ドラゴンでヴァンパイア・デュークを攻撃!
エヴォリューション・リザルト・アーティレリー!!」
キメラテック・フォートレス・ドラゴン ATK3000 VS ヴァンパイア・デューク ATK2500
「ぐああああーーっ!!」
カミューラ LP2700
「速攻魔法発動! 『サイバーロード・フュージョン』!!
フィールドの『サイバー・ドラゴン』『サイバー・ドラゴン・ネクステア』『サイバー・ドラゴン・コア』をデッキに戻して融合!!
これこそが【サイバー流】免許皆伝者に相伝されし、サイバー流の真髄!!
今再び我が前にその姿を見せよ!
融合召喚!! 『サイバー・エンド・ドラゴン』!!!!」
サイバー・エンド・ドラゴン ATK4000
『ーーーー!!!!』
「サイバー……エンド……ドラゴン……っ!!」
「サイバー・エンド・ドラゴンで、竜血公ヴァンパイアに攻撃!
エターナル・エヴォリューション・バースト!!!!」
サイバー・エンド・ドラゴン ATK4000 VS 竜血公ヴァンパイア ATK3300
三首の機構竜の口から荷電粒子が収束され、一気に放たれる。
古き畏れとして存在していた竜血公と言えど、その問答無用の砲撃に、なす術なく散るしか無かった。
そして、その主たるカミューラもまた……。
「ぐぎぃゃあああああああーーーッッ!!!??」
電撃の痛み、痺れ、肉の焼ける苦痛を一身に受けて、身体がバラバラになりそうな衝撃に絶叫を上げた。
カミューラ LP2000
「グ……ガ……っ!?」
「これで私のバトルフェイズは終了です。
メインフェイズ2に入って『アイアンドロー』を発動。カードを2枚ドローします。
カードを2枚伏せてターン終了です」
鮫島 LP1000
手札0
場
サイバー・エンド・ドラゴン ATK4000
キメラテック・フォートレス・ドラゴン ATK3000
伏せ×3
カミューラ LP2700
手札0
場
ヴァンパイア帝国 ヴァンパイアの領域
「白熱したデュエルも、そろそろ大詰め。両者とも勝利に向けての読み合いの大決算の時が近づいて参りました。
このデュエル、どんな最後になると思いますか? 偽遊さん」
「まだ実況ごっこ続けてんのかよ……」
「まあまあ。始めたからには最後までってね。それに、生放送だって続いてるんだし。コメントください」
「…………………………。ノーコメントだ」
「…………ふーん。そっか」
不思議な長考の後に何も言わないことを選択した偽遊。そしてそれに異議を唱えることなく受け止める遊乃。
司会としてはマイナス100点。しかし、デュエリストとしてはこれ以上無いほど正解だ。
余計なことを言わない。ただそれだけでも、流れと言うものは移ろい、留まる。
「私のタァーン!!」
カミューラは本性を剥き出しにしてカードを引く。口から裂け、牙を向く化け物のソレで。
「魔法カード発動! 『強欲で金満な壺』!!
EXデッキからランダムに6枚を裏側で除外して2枚ドロオオォォォォー!!!!」
(この手札0の局面でドローソースか)
「フフフ……フフフフフ……!!」
(……………………)
カミューラが心底愉快そうに笑い、偽遊は息を一つ付いてまぶたを閉じる。
終わったな…………と。
「ここまでよく保ったものね…………見事だったと褒めてあげるわ。鮫島先生。
まずはヴァンパイアの眷属を召喚」
ヴァンパイアの眷属 ATK1200
「…………」
「さあ、終わりにしましょうか。
私は手札から魔法カード『幻魔の扉』を発動ォ」
幻魔の扉。
それは遊戯王デュエルモンスターズGXにおいて、最もOCG化が絶望的であると言われたこともある最悪のアニメオリジナルのチートカード。歴代遊戯王アニメの中でGXは最もスタッフの自制が利いていた作品として挙げられる。だがその中で『こいつだけは駄目だ』と言われた時代があった力だ。
その能力は……。
「このカードはまず、相手のフィールドのモンスターを全て破壊する!!」
「ーー!! サンダーボルトと同じ効果!?」
サイバー・エンド・ドラゴンと、キメラテック・フォートレス・ドラゴンが幻魔の扉の渦に飲み込まれていく。ゲップの音が聞こえた気がしないでもない。
「その後、自分か相手の墓地のモンスター一体を特殊召喚!!」
「馬鹿な……死者蘇生の効果を併せ持っている……!??」
「さあ来なさい! サイバー・エンド・ドラゴン!!!!」
『ーーーーーー!!!!』
サイバー・エンド・ドラゴン ATK4000
「サイバー・エンド…………」
サイバー流の切り札のモンスターが破壊され、あまつさえ敵に奪われた現実に、鮫島は苦々しい表情を浮かべた。
「バトルフェイズよ。せめてもの情け。自分の切り札に引導を渡されなさいな。
サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃!」
「………………まだです。
攻撃宣言時、リバースカードオープン。『針虫の巣窟』。
デッキの上から5枚を墓地へ送ります」
「まだ足掻くつもり? いいわ。存分に最期のターンを楽しみなさいな」
鮫島は祈りながらカードを捲る。墓地へ送ったカードは……。
仁王立ち。
表裏一体。
(違う……このカードではない!)
サイバー・ドラゴン。
(違う…………!!)
そして、残りの2枚は…………。
「ーー!!!!」
サイバー・オーガ。
サイバー・オーガ。
「望みのカードは来てくれたのかしらねえ?」
「ええ……来ましたとも。
リバースカードオープン。『
「ずっと伏せていたカードはそれだったのね」
「私は墓地のサイバー・オーガ2枚をゲームから裏側で除外して、融合!
いでよ、我が切り札。『サイバー・オーガ・2』!!!!」
サイバー・オーガ・2 ATK2600
鮫島の切り札。サイバー・オーガ・2。
サイバー流師範代としての切り札では無い、鮫島自身の切り札が、最後の最後で召喚された。
それは、鮫島の人生の軌跡と同じ。サイバー・エンド・ドラゴンを手放し、自身の手元に残った物。それが、サイバー・オーガ・2。
老大を守護する最後の砦。
「たかが攻撃力2600? わざわざ喚び出したのは心中するためか!
なんて無様、無意味、無価値、無能なのかしらねえ!!
一人で死ぬのが怖いのかしら!!!!
道連れ共々吹き飛べ!! エターナル・エヴォリューション・バースト!!!!」
三首の機構に荷電粒子が蓄積され、一気に放出される。
さっきまでのヴァンパイアがそうだったように、今度はサイバー・オーガ・2が滅びを受ける。
受け止める……。
『オオォォォオオオォ…………!!!!』
竜の力に抗う機構の鬼。身体はヒビ割れ、さっきまで自身だった物が辺りに飛びかい塵と化す。
「頑張ってるわねえ? でも意味無いわ! 所詮は攻撃力2600それがお前の限界よ!!」
「限界を迎えた先に、また新たな限界への扉が生まれる。
ダメージ計算前、リバースカードオープン。『リミッター解除』!!
機械族のモンスターの攻撃力を二倍とする!!」
「リミッター解除……!」
『オアアアアアアアアアアアーー!!!!!!!!』
主の支援を受けたサイバー・オーガ・2のやる気に満ちた咆哮が鳴り響く。機械の身体に鬼のカタチ。宿す心は如何なるものや。
「行きなさい、サイバー・オーガ・2!!!!」
『オオオオオオオオオオォォォォォーーー!!!!!!!!』
主人と下僕。2つの心が1つなって、勝利の一撃へ…………。
「チェーン。カウンター罠『ヴァンパイアの支配』。
リミッター解除は無効となる」
届くことは、無かった…………。
「…………………………ありがとうございます。サイバー・オーガ・2。
最後に、来てくれて……」
『オワアアアアアアアアーーーー!!!!』
サイバー・エンド・ドラゴン ATK4000 VS サイバー・オーガ・2 ATK2600
無情な電子の一撃が、機構の鬼もろとも鮫島を飲み込み、今勝負が決した。
鮫島 LP0
「随分と手間取らせてくれたわね……」
(クッ……ダメージが大き過ぎるわ。
業腹だけど、虚路居偽遊との戦いは次回に持ち越しね……ッ!!)
「惜しかったね。校長先生。
サイバー・オーガ・2まで出せたのに」
「針虫の巣窟でオーガ2枚とも落としてくる辺り、やっぱあの禿狸も原作勢だわな」
敗北こそしたものの、鮫島の健闘に遊乃が。そして偽遊も。各々称賛を送った。
「さてと、勝者の権利として七精門の鍵を頂くわ。
ついでに人形になったハゲ親父の人形を引き裂いて鬱憤を晴らさせて貰おうかしらね…………」
『オオオオオオォォォ……!!!!』
「ーー!?」
「偽遊さん見て! アレ!!」
「『サイバー・オーガ・2』!?
何でデュエルが終わったのに消えてないんだ!?」
ボロボロの身体。焼けた身体。一部抉れた身体。
そんな状態で、サイバー・オーガ・2はそこに在った。
「このモンスター……まさか精霊だって言うの?」
『ガアッ……』
サイバー・オーガ・2が、人形となった鮫島の近くに落ちていた七精門の鍵を、崩れたツメで器用に拾ってカミューラに投げ渡した。
「なっ!?」
“決闘の結果に従い、宝は渡す。されど、主には触れさせぬ“
ただそこに居るだけで、伝わってくるかのような意志が鎮座していた。
『ガアアアアアアアーーー!!!!!!!!!!!!』
「くっ……!!
まあ、いいわ。そんなオヤジ、なんの興味も無い!
ただの負け犬! なんの価値も無いゴミよ!!!!」
あからさまな負け惜しみを口にするカミューラ。
幼稚な言葉。
命懸けで戦った戦士を嘲笑う言葉。
大切な主人を蔑む言葉。
サイバー・オーガ・2を激昂させるには、充分な
『ーーガアアアアアアアアアアアアァァァァァァーーーーー!!!!!!!!!!』
「このっ……ぐっ!??」
(しまった……ダメージが予想より更に大きい……!?)
“死ねい!!!!“
グチュリ…………。
水分が詰まった何かを穿ち、抉る嫌な音がした…………。
カミューラは、思わず瞑ってしまった目を開ける。
「ーーそこまでだ。サイバー・オーガ・2」
『ガアアアアアアアアアアアアーー!!!!』
「なっ!???」
「ーーヒッ!? ぎ、偽遊さ……ん……??」
「お前が本当に鮫島を思い、或いは助けたいと願うならここは下がれ」
『グギャアアアアアアアアアアァァァァーーー!!!!!』
「主を侮辱されたことが許せないか?
それは……主を助けることよりも優先されることか?」
『グ……ガァッ…………』
「キミの主は、俺が助けるよ。だから、もう休め。
痛かったろう……そのキズ。ツノもツメもボロボロだ」
『ガアアアアアアアーーーーー!!』
「………………そうか。カラダより心が痛いか。主を護れなかった自分が不甲斐ないか。
それは間違いだ。お前は護った。大切な主人を。今この瞬間に」
『グルルル……??』
「命を生かすだけが護ることじゃない。植物状態で寿命が尽きるまで生命活動を続けていれば満足か?
違うはずだ。お前が、本当に望むのは…………」
『……………………グル……っ』
サイバー・オーガ・2が、人形にされた鮫島を大切に抱え上げる。
「大丈夫だよ。俺が助ける。
だからお前は、もう一度召喚されるために……今は休め。
お前がいなくなったら……ヤツは悲しむぞ」
『………………………………』
ボロボロと零れ落ちていた身体が輪郭を失い消えてゆく。
納得したのか、力を失っただけなのか。
“主人を、助けて…………“
消え際に手渡された人形を、そんなメッセージと解釈したのは……偽遊の欺瞞だろうか…………?
「ああ。助けてやるさ。お前のその心に誓って……」
偽遊の身体の流血が止まらない。
肉を抉られただけではない。骨も損傷しているだろう。
「…………そう言うわけだ。ヴァンパイア・カミューラ。
明日の晩が、お前の最後の夜だ…………」
それでも、何事も無いかのように立ち、何事も無いかのように立ち話している。
何事も無い。そんなはずは無い。決してあり得ないと言うのに。
「…………ふ、ふふ……!? お、面白い冗談を言うわね……っ。
そんな身体で、デュエル出来るつもりかしら……!?」
動揺が止まらないカミューラ。目の前の光景がまるで信じられない。
この人間はいったい、何をしているのか?
「ーーっ!! さ、撮影終了!!
カメラマンと照明は机を担架代わりにして偽遊さん運んで!! 音響はクロノス先生に連絡!
狂徒!! 鮎川先生に連絡! あと医療道具とか持ってきてない!?
無いなら一番足速い人に連絡して持ってこさせて!!
あと偽遊さんと同じ血液型の人集めて!!」
呆然としていた遊乃は、正気を取り戻した瞬間にまだ現実が見えていない現場の人間に指示を出し始める。
「ああ。出来るさ。
案外人間、簡単には死なない。多分な」
カミューラの言葉に、極めていつも通りの調子で返す。
もしかしたら、この場でコイツが一番冷静なのかもしれない。
尤も、冷静であることが正しい反応が出来ている。と言うことではないのだが………………。
「ああ……今夜は随分……月が綺麗だな」
いつの間にか目線の先にあった満月を眺めながら、虚路居偽遊は意識を手放した。
「ーー全員急いで!!!! 偽遊さん死んじゃううううー!!!!」
担架に運ばれ、意識の無い状態で宙ぶらりんな腕。
それでも手に持った人形を、偽遊は最後まで手放さなかった…………。
翌朝、虚路居偽遊の重傷は学園の誰もが知るビッグニュースになった。
鮫島の人形化は、あんまり誰も覚えてなかった。
ーーーーー
OCGしか登場しません。とか言っちゃっても普通に読者に許される未OCGカード。それが幻魔の扉。
雑にタッグフォースには出ちゃってるのがまたややこしい。
カミューラ対鮫島のデュエルは
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大いに満足
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大体満足
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普通
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物足りない
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もっとどうにか出来なかったのか
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サイバー・オーガ・2のデッキ組みます