遊戯王GX〜社畜童貞のオッサン、糞上司の悪意でキマイラと共に転生する〜   作:SOD

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キャラクター紹介

メタウマ(19)

身長195cm
体重75kg

脳内のCV 三澤紗千香さん(捻り皆無のバクシンオー)

 
好きなもの

走ること 身体を動かすこと 


嫌いなもの


座学 ニンジン 


ハマっていること

海の上を走る練習(現在10メートルちょいまで成功)

将来の夢

宇宙の果てまで走ってみたい

裏話

座学が苦手過ぎて留年している。(頭が悪いとかではなくジッとしていられない)


何で神様はこんなのを転生者させたんだろうね……

 

 「はぁ……はぁ……い、一体どうして涸れ井戸なんかに行くことになったんだ……?」

 

 「どっかの誰かがデッキをなくしちゃったからですけど」

 

 万丈目準、そして火武羅遊乃は現在島の中にある森の中を歩いている。

 

 目的はもちろん原作で手に入れた精霊『おジャマ・グリーン』と『おジャマ・ブラック』のカード。

 

 主人公遊城十代は未だに入院中。虚路居偽遊は保健室に監禁中。万丈目は引き籠もり生活が祟って体力が落ちている。様々な要因が重なり、二人きりの精霊探索ツアーが開始されたのだった。

 

 なお、この少し前には……。

 

 

 

 

 『ねえねえアムナエル先生。雑魚カードが捨てられてる井戸って何処にあるの?』

 

 『ーーっっ!?

 ほ、火武羅遊乃さん。先生の名前は大徳寺なんだにゃあ』

 

 『そう言うのいいから。どうせ影丸理事長サイドにも転生者いるんだろうし、私のことも知ってるんでしょ?』

 

 『………………なあ、遊乃くん。

 頼むから、もう少し私の立場を考慮してもらえないか……?

 私も一応は……』

 

 『ーーやだよ面倒くさい。この裏切り者。上司の言いなり。イエスマン。あと語尾キモイ』

 

 『ぐはっーー!??』

 

 『どうしてもって言うなら、そっちの転生者の情報と交換ね』

 

 『い、いやそれは……流石に仲間を売るわけには』

 

 『つまり学園の生徒や先生は仲間でも大切でも何でも無いわけだ。人の心とか無いんですか? 冷血語尾ネコ糸目野郎』

 

 『ぐうっ!?

 

 ゆ、遊乃くん……もしかして私のこと、だいぶ嫌いか?』

 

 『偽遊さんにお願いされなかったら、私からは話しかけたくないかな。

 

 あ。あとファラオと仲良くしてる恵に何かしたら、その土塊(カラダ)灰にするから。

 

 私、リアルファイトの方が専門なんで』 

 

 

 (と……とても虚路居偽遊を相手にしている少女と同一人物とは思えない目をしている……!?)

 

 

 『偽遊さんと言う首輪(パパ)のいない遊乃ちゃんを舐めんなよ、せーんせっ♡』

 

 

 

 と、大徳寺先生と生徒の微笑ましい交流があったりもした。

 

 

 

 

 

 「しかし、この緊急用の縄梯子を持ってきたのは分かるが……火武羅遊乃。お前のその左手のゴツゴツした銃のようなオモチャは何だ……?」

 

 ガァン!!!!

 

 遊乃は左手ごとクソデカゴツゴツ銃を上に上げておもむろに発砲する。そこから出たのは『ヴォルカニック・バレット』。つまりこの銃はオブライエンが使っていたアレと同種のデュエルディスクである。

 

 「本物ですけど」

 

 「あ、はい」

 

 

 何やらむくれた顔でそう言うと、遊乃は万丈目が着いてこれる程度の速さで前に進み続ける。

 

 

 「ねえねえ万丈目のアニキ、遊乃の姉さんに何したのよぉ?

 

 表情からは読み取れないほどガッツリへそ曲げてるわよぉ?」

 

 突如として万丈目の耳元に現れた半透明なキモい黄色の生き物が耳打ちしてきた。

 この物体の名前は『おジャマ・イエロー』。性別不明なので一人称は物体としておく。マテリアルでも何でもないし、本質は精霊なのだが、精霊と呼ぶのは何か嫌だ。

 

 

 「知るか、離れろ!」

 

 「ゲフッ」

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 (少なくともオレに怒っているわけでは無いはずだ。

 怒り出したきっかけは多分、錬金術の講師と話している時。

 

 というか、ソレそのものだろうな。コイツ、嫌いな人間と会話すると不機嫌になるタイプか?)

 

 

 万丈目は内心ビクビクしつつ、遊乃から離れないように着いていく。

 途中、悪霊? のような精霊が現れてちょっかいを掛けてこようとした時は…………。

 

 

 ガァン!!!!

 

 

 「退いて」

 

 

 一撃で黙らせた。

 発砲した直線上の木が3本ほど犠牲になったのは、流石に万丈目も同情を禁じ得なかったと言う。

 

 「このための銃だったのか……」

 

 「丸腰で森の中を探索するのは馬鹿のやることですけど」

 

 「まだ不機嫌なのか……そろそろ機嫌を直したらどうなんだ。

 

 ……おジャマ・イエローが過呼吸になっている」

 

 「ひぃーっ! ひぃーっ! ひぃーっ!」

 

 

 「むぅー何よ。私が何かしたわけじゃないのに」

 

 「そのゴツい銃を持った奴が不機嫌だったら誰だって恐ろしいだろ。

 しかも何だその法外な威力は。海馬コーポレーションが軍事企業だった頃でも開発されてない兵器になってるじゃないか」

 

 「…………ふんだ。あんな戦争屋気取りの小遣い稼ぎと、本物の戦争で比較する方がおかしいんだよ」

 

 「…………最初に聞いたときは驚いたものだ。お前とレイン恵が()()()だとはな。

 

 なあ、虚路居偽遊もやはりそうなのか?」

 

 「知りませんけど!?

 

 あの人は自分のことなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んにも!

 語ってくれませんけどっっ!!」

 

 (やべっ、地雷踏んだ……)

 

 ここまで上手く刺激しないでやってきた万丈目だったが、遊乃の乙女心と偽遊の秘密主義加減を見誤った。

 

  

 「ま、まあ落ち着け……偽遊が本心を語らないのは、お前に限った話じゃ…………」

 

 「ああ、話の途中でゴメンだけど着いたよ。井戸」

 

 「え? あ、ああ……」

 

 「じゃあハシゴ括り付けるから、準備運動でもしてて。柔軟運動しとかないと足とかつるよ」

 

 「ああ。そうだな……」

 (相変わらずこの女、目的に直面してからの意識の切り替えが早すぎる)

 

 「……………………んー……」

 

 その辺の木にロープを括り付けて、そこに縄ばしごを繋げる。降りる途中で解けると大惨事になりかねないので、自分で少し降りて強度を確かめるなど。慎重な仕事だ。

 

 

 「………………まあ、良いか。

 

 じゃあ万丈目くん。降りて迎えに行ってきて」

 

 「迎え? 誰をだ?」

 

 「この、偽遊さんから預かったデッキの足りないカード2枚だよ」

 

 言いながら、遊乃はジャケットに入れておいたデッキの素を取り出した。

 

 「それは、偽遊のデッキか?

 

 奴の作ったデッキに、弱すぎて捨てられたカードなんか入れる必要があるのか?

 

 いや、そもそもここに無い可能性もあるだろうに」

 

 「ある筈だよ。

 

 万丈目くんの精霊『おジャマ・イエロー』の兄弟のカードがね」

 

 「えっ!? オイラの兄弟たちが!? この中にいるの!?

 

 ウッヒョーイ!!」

 

 遊乃の言葉を聞いて、おジャマ・イエローは井戸の中に飛び込んで行った。

 

 

 「あんちゃんたちー!!」

 

 「ん?

 

 ああっ!! 弟よ!!」

 

 「「おジャマ・イエローやーい!!!!」」

 

 

 井戸から涙ぐましい兄弟の再会の声が聞こえた。

 

 

 「お前……おジャマ・イエローが見えていたのか?」

 

 「もちろん。万丈目くんだって、私のバロネスやデビルが見えてたんでしょ?」

 

 「あ、ああ……ちょっと何を言っているのか全然分からなかったが」

 

 (多分バロネスのことを言ってるんだろうなぁ)

 

 

 

 「「「あぎゃああああーーー!!!?」」」 

 

 

 

 

 「ーーっ!? な、何だ今の悲鳴は!?」

 

 「行くよ!!」

 

 「うわっ!? ちょ、ひっぱ……え? 嘘だろうオイ!!?」

 

 おジャマ達の悲鳴が聞こえた瞬間、遊乃はすぐ万丈目の手を掴んでそのまま井戸に飛び込んだ。

 

 すると、暗く狭い井戸に飛び込んだはずの二人は……何故か宙を舞っていた。

 

 

 「何でだあああああああああああああーーー!!??」

 

 「ワープした……? もしかしてここは精霊界?

 

 気軽に異世界への壁をこじ開けるよね、この学園……」

 

 パニック状態の万丈目に対して、冷静に物を見つつメタ視点で呆れる余裕まで持つ遊乃。

 

 

 「取り敢えず着地しないと……『ヴォルカニック・バックショット』装填。

 クレーターファイヤ!!」

 

 ドンッッ!!!!

 地上に向けて銃を撃ち、少し深めのクレーターを開けた。

 

 「ーー!?!?!?」

 

 「それから………………あ、これでいいか。

 

 『キング・もけもけ』を装填。召喚(ファイヤ)!!」

 

 バァン!! 

 

 『キングモーーむぎゅっ!!???』

 

 銃口から発射されたキング・もけもけが、クレーターの穴を埋めるような形で押し込まれて召喚された。

 絶対に痛いだろう。

 

 そして、上手いことクッションになったキング・もけもけの身体に落ちて地上に滑り降りた。

 

 「よっと……」

 

 「うわあああああーー!!!?」

 

 「ふんぬっ……うおっ!?」

 

 その直後に転がり落ちてきた万丈目を受け止め……切れずに転ぶ。

 

 

 「はァ……はァ……い、生きているのか、オレは!?」

 

 「危なかったわ〜。これで万丈目くんが死んでたら私が戦犯になるとこだったよ……偽遊さんに怒られずに済む」

 

 自分の生還、命を心から喜び、生きているって素晴らしいとなった涙目万丈目。

 そして、数秒後の死亡よりも想い人に怒られることの方が大事であるかのように冷や汗をかく遊乃。

 

 方向性は違えども、生き残ったことに喜ぶ二人。

 

 だが、それに不服な者がここに一人いた。

 

 

 「…………はぁー? 何だよ何で生きてんの? 化け物かよオメーらよぉ」

 

 

 「万丈目のアニキ〜! たぁ〜すぅ〜けぇ〜てぇ〜!」

 

 「「捕まっちゃったー……」」

 

 水色の髪に何か色々付いてるチャラ男が、空気読めねーと言わんばかりの表情で二人を見下していた。手には機械仕掛けの特殊な檻に入れられているおジャマ三兄弟。

 

 

 「き、キサマは……兄さん達と一緒に動画に写っていた……!!」

 

 

 

 「チョリィース☆ 始めましてー。人生強くてニューゲーム。天才デュエリストにしてぇ、万丈目家の真の三・男!!

 

 

 万丈目(すぐる)ディ〜ス! シクヨロ〜&DEATH!!

 

 

 恨みは無いけど、生きてられるとおジャ万丈目なんでぇ〜。

 

 

 死んでくれ☆ お兄ちゃん(オレ)の為に!!」

 

 

 途端。何か獣のような咆哮が聞こえて、認識が間に合わない何かが万丈目を目掛けて跳んでくる。

 

 ガァン!!!!

 

 直後、別の何かが衝突して燃え上がった。

 

 

 「………………は? 誰お前。てかウザいんだけど……邪魔」

 

 「邪魔しに来たが?」

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 「なるほど、キッズだなコイツ。

 中坊? 下手したら小学生かな」

 

 「んだとテメエ!! オレは45の大人だぞガキがぁ!!」

 

 「………………ヤバいなコイツ」

 

 万丈目も心の中で首肯した。

 

 「ああ〜もうキレたわ。マジでブチ切れ。クソガキ、お前もう死刑な!」

 

 

 卓がデュエルディスクを取り出し装着する。

 

 「………………」

 

 「オラァ!! とっととデュエルディスク付けろガキぃ!!」

 

 ガァンーー!!!!

 

 遊乃が引き金を引く。

 

 炎の弾丸が真っ直ぐ卓の首から上へ跳んでいく。

 だが弾丸は首を吹き飛ばすことなく分裂して、卓の背後を焼いた。

 

 「……()()()()駄目なんだ。

 

 私いよいよ転生者最弱かもしれないな」

 

 「オイ聞いてんのかよ!! さっさとしろや!!」

 

 撃たれたはずの卓は、そもそも弾丸を見切ることも出来なければ、発砲音すら頭に血が上って聞こえていない様子だ。前世の死因もきっと何らかの不注意だろう。

 

 (何で神様はこんなのを転生者させたんだろうね……)

 

 「まあ良いや。

 

 万丈目くんの明日の予行練習になるでしょ……」

 

 遊乃は銃のデュエルディスクを展開して、デッキを装填する。

 

 

 

 「しっかり見ててね。万丈目くん」

 

 

 「万丈目家の人間怒らしたらどうなるか思い知らせてやんぞゴルァ!!!!」

 

 

 「「デュエル!!」」

 




万丈目卓は
『もしも熟練ニートで2チャンくらいしかやってこなかった45歳の甘ったれオッサンが、未来を憂いた父親に刺し殺されたら』
というイフで作りました。

なので虚栄心は肥大化してるし無能だし、陽キャに憧れて意味のわからないゴテゴテな格好してるし、万丈目が井戸に来るのを見越して罠仕掛けて暗殺しようとします。


クズです。民度は下の中。おおよそ人として正気を保っていられる最低限の悪です。


なお、遊乃を女だと気付いていない模様。



デュエルについて

  • タリナァイ……もっと戦わなキャア……!
  • ハナス! ハナス! ゼェーンブハナシダァ
  • ガチじゃない決闘なんてツマラーン!
  • 意味も無く戦うカラ楽しいんだよォ!
  • 転生者…オリスト…結末は何処へ行く?
  • 見たいキャラのデュエルがある
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