遊戯王GX〜社畜童貞のオッサン、糞上司の悪意でキマイラと共に転生する〜 作:SOD
ついにモチベが回復したので投稿します。
書くまでに掛かった時間は3時間。
誤字などは読者の皆さんに任せた!! お客様は神様です!!!!
俺は寝る!!!! ハッピーエンドに乾杯!!
偽遊とユベルのデュエルを離れた場所で観戦していた遊乃、レイ、
遊乃はデュエルテーブルを見ていなかった為に何故唐突に
デュエルテーブルでデュエルの様子だけを確認していた三人に突然デュエルの様子を確認させて欲しいと言われたことで、三人はそれまで遊乃が録画していた未来カメラの様子を確認して驚いている。
「あ、あれって確か『
コスチュームを変えることで複数のカードの精霊として存在する能力を持つ中でもあまりにも特別過ぎて、使役出来るマスターなんていなかった筈なのに…………」
「え、あの美人な女騎士さんそんな凄い人なんですか……?」
「な、何なのあの綺麗でスタイルの良い
あ、あんなの全然偽遊の好みのタイプじゃないのに!? 何で偽遊、あんなに楽しそうに。
ぐぬぬぬ……っっっ!!」
三人が
「オイオイオイ、
一体何が…………って、この黄色いのって……」
遊乃が偽遊の盤面を一つ一つ指で指し示していると、それまではそこに無かったモンスターカードが攻撃表示で置かれていた。
「……………………呆れたぞオイ。
あの人、ユベルのバーン効果回避するために守備用モンスター攻撃表示で特殊召喚したんか……」
ユベル-
ユベル-
そのまま攻撃と効果が成立すれば、幻獣魔王バフォメットの攻撃力分のダメージはヴェヒターに加えてユベルの場の永続魔法『ナイトメア・ペイン』の二つ分の4800ポイントとなって偽遊を襲い、ライフ4600の偽遊は敗北する。
ーー筈だったものを止めたのは、
『ビックウェルカム・ラビュリンス』だ。
このカードにより、手札・デッキ・墓地のいずれかから『ラビュリンス』モンスターを特殊召喚。その後、場の幻獣魔王バフォメットを手札に戻すことで偽遊は自身のダメージと敗北の回避を行ったのだ。
「論理的に見ればそうするしかないけど、デッキの中核のモンスターをデッキに戻してその上攻撃力0のモンスターをあっさり攻撃表示で特殊召喚するなんて……っとによくやるわあのパパ……」
ユベル LP500
手札1(抹殺の邪悪霊)
ユベル-
ユベル-
ファントム・オブ・ユベル(裏守備)
七精の解門
闇の増産工場
ナイトメア・ペイン
偽遊LP4600
手札0
迷宮城の火吹炉 ATK0
(永魔)クリムゾン・ヘルガイア
このターンを完全に凌ぎきった。ユベルの手札は確定情報で、ナイトメア・ペイン。七精の解門。闇の増産工場。全て使用済み。
もう、ユベルは偽遊を仕留める手段が無い
『フフフフフ。流石はワタクシの認めた
…………少し見ぬ間に随分と落ちぶれたように見えましたけれど、そこは満を持してこのワタクシが貴方の元に戻ったからには、追々とリハビリに付き合って差し上げますわ。
だから今はとにかくワタクシに恥をかかせぬようにしっかり
立ちなさいな。フラついた足元くらいは支えてあげるわ』
「やれやれ……初めて会った筈の精霊に、随分と愛されてるもんだな。ご都合主義のオレツエーみたいで寒気がするぜ」
『精霊としては……ね。寒いならちょうどストービーが居ますわ。
体温くらいは甘えずに自己管理なさい。
ワタクシはそんな甘やかしはしないわよ。自分の脚で立つまではね』
初対面の筈の二人は、歴戦の相棒のように向き合う。
両者とも何やらとても居心地が良い。
レディはともかく、偽遊の側としては至って当然か。
なにせ……。
「長年一緒に戦ってた切り札にそう言われちゃ、ちっとばっかり本気出すしかねえな。
…………ユベル、まだお前のターンだがどうする?」
『フン……小娘が一匹現れたくらいで、随分と
恋人との再会かい?
ターンエンドだ……』
「恋人だ? 舐めんな、俺はロリコンだ。巨乳にもくびれにも興味は無い」
『あら、ワタクシのカラダがもっと幼ければこの顔は好みだと
「ーー俺のターン!! ドロー!!!!」
大きな声でハッキリとドロー宣言をする偽遊。
フェイズ以降やカードの発動。行動の宣言はデュエリストの義務。相手に聞こえないような小さな声でしか話せないような奴はデュエリストではない。だからハッキリ大きな声で話そう。断じて都合の悪いことを言われたのを誤魔化すためではない。
「…………そうか、偽遊はあのモンスターの顔が好みなのか。
確かに凛々しい表情の割に顔のパーツは童顔で、ソレっぽいな」
「ふん。凛々しさで言えば天上院くんも負けてはいない。が、それはそれとして、
「いや、あのおっぱいと美脚を子どもに戻すなんてとんでもないッス。
見下されながらあの脚で踏まれて大きなおっぱいを下から見上げた時の景色、筆舌に尽くしがたし!!!!」
「………………翔、今度お祓いに行こうな。今のお前は、きっとなにか悪い悪霊に取り憑かれているんだ。
大丈夫だ。オレも付いていこう……」
翔の発した言葉を女性陣が聞いていたら、遊乃以外はドン引きしていただろう。特に唯一巨乳のブラマジガール。
「カカカッ! 翔が生涯イチ非モテ心の涙連合なのは置いとくとして、そろそろデュエルを締めるぜ。
相棒好みの最高のフィナーレでな」
『ワタクシは好みにうるさいわよ?』
「まあ見てろって。
先ずはメインフェイズへ入る。
そして永続魔法『クリムゾン・ヘルガイア』を発動。墓地から『ヴィジョン・リゾネーター』を手札に加える。
ユベル、どうせ闇の増産工場しかチェーンないだろうから勝手にやらせてもらう。
使う時は自分で待ったをかけてくれよな!」
『言われるまでもない!!』
「良し! 大会勢として恥ずかしくないソリティアをお披露目しようか!!
っと、その前にドローしたカードなんだろ」
『その発言が既に大会勢として恥ずべきセリフですわよ……』
「アハハハ。なんせもう手札が必要ない………………。
あ、これ神引きしてるわ」
『当然ですわね。ワタクシが来ているのですから。従者も付き添っているものですわ』
「そりゃ凄い。今回は良いけど二度するなよ。精霊パワーで神引きなんて、必要無い時までさせられてたらデュエルがつまらん」
『転生者としてはありえない発言だと思いますが、ワタクシのマスターとしては120点のセリフなので褒めてあげましょう』
「そりゃどうも!
手札から『白銀の城の召使い アリアンナ』を召喚!」
白銀の城の召使い アリアンナ ATK1600
「アリアンナの効果発動。効果で俺は、さっきゴンゴン主張しまくってた『白銀の城の狂時計』を手札に加える!」
「さっきお姫様が来る時に鳴ってた時計って、あのモンスターだったんすね」
「そして、ユベルの場に履いて捨てるほど闇属性レベル5以上のモンスターがいるので、手札から『ヴィジョン・リゾネーター』を特殊召喚!
更に、墓地の『聖なる薊花』を発動。墓地のエリュシクトーンをデッキに戻してこのカードを手札に戻す。
さあドンドン行くぜ!!
手札の『白銀の城の狂時計』の効果発動! このターン、俺は伏せた罠カードを瞬時に発動出来る!」
「しかし、偽遊の手札はゼロだぞ。伏せる罠カードなんて何処から……?」
「場の『白銀の城の火吹炉』の効果発動。手札一枚とストービー自身を墓地へ送ることで、デッキからラビュリンス魔法・罠カードを場に直伏せする。
聖なる薊花を捨てて、ストービーを墓地へ送り、二枚目の『ビッグウェルカム・ラビュリンス』をセット!」
「凄い……デッキから罠カードを伏せるとは。
「この瞬間、墓地の『白銀の城の狂時計』の効果発動!
ラビュリンスカードまたは罠カードの発動コストで手札を墓地へ送った場合に、このモンスターを特殊召喚するか手札に加える。
俺は特殊召喚を選択!」
白銀の城の狂時計 DEF0
「すげぇぜ偽遊!! これが偽遊の本当の精霊たちの力なのか!!」
「ビックウェルカム・ラビュリンス発動! 俺はデッキから
『久し振りのバトルフィールド、楽しませてくださいます?』
「そして、墓地の白銀の城の火吹炉の効果発動! 罠カードの効果でモンスターが場を離れた場所、墓地のこのモンスターを特殊召喚!!」
白銀の城の火吹炉 DEF2000
「うっへぇ〜偽遊さんってば、どこまで展開するつもりなん?」
「さあ、次の主役を喚び込むか!
俺は、レベル2白銀の城の火吹炉とレベル4白銀の城の召使いアリアンナに、レベル2のヴィジョン・リゾネーターをチューニング!
王者の鼓動、今ここに列を成す。天地鳴動の力を見るが良い!!
シンクロ召喚! レベル8 レッド・デーモンズ・ドラゴン!!!!」
レッド・デーモンズ・ドラゴン ATK3000
『ガアアアアアアーー!!』
「アレは、カミューラとのデュエルで召喚したシンクロモンスターだ!!」
『だが。どれだけ攻撃力の高いモンスターを喚び出したところで、僕の分身たちは全員戦闘では破壊されない。
それどころか、次のターンでお前を倒すのが楽になる一方だ。フフフフフ……』
ユベルが余裕の笑みを浮かべる。
一方、偽遊も笑っている。その笑みは普段の獣の狂気とは違う、大会勢としての笑みだ。
「俺のデッキは、その問題を纏めて解決することが出来るんだぜ。お前へのメタになると思ってはいたが、まさか本当に召喚出来るとは、ビルダー冥利に尽きるな!
墓地の『アザミナ・オフェイレーテス』の効果発動! このカードを除外することで、墓地のアザミナモンスターを特殊召喚する!
来い、『聖アザミナ』!」
聖アザミナ ATK0
『それがどうした! 戦闘ダメージを相手に移すボクと同じ効果を持つモンスターだが、ボクの場のモンスターの攻撃力は全てゼロだ!
それで何が出来る!』
「ゼロに出来る」
『何……?』
「俺は、このカードを見つけた時。びっくりするほどご都合主義だなと思った。
あまりにも都合が良いと言うか、シナリオ向きと言うか。
まさか、キマイラ教なんて宗教団体の信仰対象になったこの俺のデッキに採用出来るカードの中に、こんなカードがあるなんて思ってなかったんだよ……」
『何を言っているんだ虚路居偽遊!!』
「ーー
罪はここに、神は
私は此処に、希望は彼方に。彼方へ至れず私は此処に。
罰は降される。己は此処に、私は何処に。何処に私を己を此処に。
死の救済に至るまで、この贖いは
偽遊が切り札の召喚詠唱を行う。
それは今まで聴いたことのない永いもので、今まで聞き覚えのない『ほんとう』が籠もっていた。
しかし、音だけでしかない筈の詠唱に引き寄せられるかのように突如天から光が差した。
『ぐっ……何だ、急に陽射しが強くなった……?』
その場にいる誰にも見えなかったが、その光は神聖な十字架を象って偽遊を中心にフィールドを照らしている。
「俺は、場の聖アザミナとお前の場の破滅の光の象徴、ユベル-
『なに!? ボクのユベル-
ぐ!? が!? な、何だ!? か、カラダが熱い……焼ける……っっ!?!?
グアアアアアアアアアアアアアアアアーーーー!!!?』
「ゆ、ユベル!? どうしたんだよ! ユベル!!」
「ああ、出来たら良いなくらいの気持ちで選んだが……本当に
第三部、完。ってか?」
『う、虚路居偽遊〜〜!! ボクに何をしたあああー!!』
「さあな? 贖罪の
まあ良い。フィナーレだ。バトルフェイズに入る」
『ぐ、グオオオオオオオーー……!!』
「レッド・デーモンズ・ドラゴンで、ファントム・オブ・ユベルに攻撃!
この攻撃宣言時、永続魔法『クリムゾン・ヘルガイア』の隠れた効果を発動! 相手の場のモンスターは全て裏側守備表示となる!!」
『ぐううう……!! そんなことをしたところで、ボク達は不滅だああーー!!』
レッド・デーモンズ・ドラゴン ATK3000 VSファントム・オブ・ユベル DEF0
「レッド・デーモンズ・ドラゴンの効果発動! 守備表示モンスターに攻撃を行ったダメージステップ終了時、相手の守備表示モンスターを全滅させる!
雄無き者への制裁!!」
『ぐ……!? キャアアアアアアアアアーーー!?!?!?』
レッド・デーモンズ・ドラゴンの業火に、全てのユベルが焼き払われる。
その瞬間、痛みに呻いていたユベルが絶叫を上げた。
いや、それは果たして本当にユベルの絶叫だったのか?
身を焼かれたユベルのカラダから白い湯気のようなものが蒸発していき、出し切った頃にはユベルの痛みは収まっていた。
『ハァ……ハァ……ハァ……こ、これは……なにが……??』
「成功……か。
贖罪神女で、ユベルへ攻撃!」
贖罪神女 ATK4000
『ダメージステップ開始時、「抹殺の邪悪霊」の効果発動! 墓地のガイストーチ・ゴーレムを特殊召喚して、バトルを行う!!』
悪魔族のガイストーチ・ゴーレムは贖罪神女に近付くことも無く一瞬で蒸発した。
「さあ、最後の手向けの花だ。
頼んだぜ、
『ええ、純白の細剣で美しく最後を飾ってあげましょう』
片や、純白にして清廉な姫君。片や、二度と姿を見ることが出来ないと言われた竜のウロコを纏う怪物。
美女と怪物、対極の両者が対峙する。
『まだだ! 贖罪神女のバトルが終わった瞬間、邪悪霊の効果で手札に戻す! そして、闇の増産工場の効果を発動!
邪悪霊を墓地へ送り、一枚ドローする!
十代、スピリット・オブ・ユベルを引くんだ!!』
「ああ!! ここまで来たら勝つぜ、ユベル!!」
『当たり前だ!! ボク達が共に戦って負けることなんてない!!』
『…………かも、知れませんわね。
『行くぞ十代!』
「おう!」
『「ドロー!!!!』」
"スピリット・オブ・ユベル"
『「よっしゃあ!!!!』」
(そりゃあ引いてくるよな。もう驚きもしねえよ……)
パチン。偽遊が呆れ笑いをしながら指をはじく。
『攻撃宣言時、スピリット・オブ・ユベルの効果発動!
このカードを特殊召喚ーー』
『フッーー!』
効果処理を待つこと無く、レディが踊るように剣を振るうと、タン! と優雅に凛々しくも美しい決めポーズをキメた。
ユベル LP0
『「ーーなんだって!?!?』」
スピリット・オブ・ユベルは確かに手札にある。効果発動の宣言もした。
だが、その発動は通ること無くユベルは姫君の細剣の一太刀を受けた。
『なぜ……何が起きた……?』
『アナタは確かに強い。精霊としてならばワタクシよりも遥かに強力でしょう。
しかし、これはデュエル。パートナーとの絆はもちろん。そもそものマスターの実力が発言権を持つ決闘ですわ。
ーー御免遊ばせ』
「ぐぅ……そりゃあ、確かにオレはまだちょっとだけ偽遊に叶わないけどさぁ!
でも、何でスピリット・オブ・ユベルの効果が発動しなかったんだよ!」
「ソレは俺が答えよう。デュエリストとしてな。
それは、コイツがフィールドに存在する限り『相手は攻撃力0のモンスターの効果を
『ーー!!!?』
「な、何だよそのすっげえ効果は!? ユベル形無しじゃん!!」
「うん」
(現世でも妖怪少女ブチ切れ案件だしな。
先攻で出すとかはほぼ無いけど)
『…………………………………………』
「…………………………………………」
お互いに見つめ合う、十代とユベル。
しばらく見つめ合ったあと、二人揃って背中から床に倒れ込んで…………。
『「負けたああああああああああああーーーーーー!!!!』」
悔しそうに、だが何処かスッキリした様子で。
天空デュエル場の中心で
案外爽やかに終わったんじゃないでしょうかね?
後は……隼人の高校中退デュエルとカイザーの卒業模範デュエルと………………あ、その前にアレやらねえと。
続きが気になる方はどうぞ感想と高評価を撒いてやる気の種に花を咲かせて上げて下さい。
作者は仕事がべらぼうに忙しくて九時とかまで残業させられてウンザリしてます!
だから『小説を書くことに疲れたモチベーションを癒やす』ために『モチベーション回復用の小説を書く』必要があったわけですね!
モチベーションが続く限り書いていくつもりはあって、今のところ最終回までの構想は有るので、お付き合い頂ける方はお付き合い頂けたら悦びます。
偽遊VSユベルのデュエルの満足度
-
最高
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良かった
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普通
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やや不満
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全然足りない
-
白銀姫ウヒョーwww