遊戯王GX〜社畜童貞のオッサン、糞上司の悪意でキマイラと共に転生する〜 作:SOD
身長167cm
体重47kg
バスト Aカップ
ウェスト 細い
ヒップ 揉むとすぐ骨に当たる
知能 高い
運動能力 平均よりは高い
※上記二つはマイナス思考が原因でデバフが掛かっているため、緊急時に本来のステが発揮されると『アイツなんでこんな時だけ!?』みたいに驚かれる。
民度 中の上
デッキビルド能力 D−
デュエルスフィンクス C+
カード知識 B
運命力 S++
カードプール E−
承認欲求と愛されたい欲求が脳と直結していた悲しき妖怪。
子供の頃からよくアニメや漫画を見ており、主人公=愛される存在と認識している。
『主人公は何でも出来るから、私も何でも出来るようになれれば愛される筈!』
と言う思考に陥った結果、勉強もスポーツも学校生活も目に映る全てに手を出し主人公になろうと活動していた。
悲劇的だったのは、彼女が実はやればソコソコ出来てしまう器用なタイプだったこと。更に努力を惜しまず人の言うことを聞く素直さも持っていたため、成長と結果を出す期間がとにかく早かったこと。
高校と言う多感な時期の少年少女が集まる環境でそんな調子で日々を過ごし、元々の行動理由は『愛されたい』為。とにかく色んなことを出来るようになるのに必死で、周囲の人間のことにまで関心が行かず、クラスメイトの顔や名前もよく覚えていない。その上、愛してくれるなら相手は老若男女なんでも良いのでとにかく愛してくれやすそうな人の所へ赴く。
論理的結論と言うべきか、当然の帰結というべきか。
彼女は『教師受けの良さを気にしてクラスメイトを見下す優等生』として認識されるようになり、同級生の女子からはコンプレックスや僻みにより、陰口と誹謗中傷の的になってしまっていた。
『愛されたい』ために行動していた
そんな日常を過ごしていたある日、自分を『愛してくれている』と思っていた教師達すら自分を都合の良い存在、手の掛からない優等生、くらいにしか思っていないのだと知ってしまう。
適応障害と診断された彼女は高校中退。以後は引き篭もりになりニート生活。
『へ、へへへ……何もしてなくてもお父さんとお母さんは、ご飯もくれるし、心配もしてくれる。
わ、わたしは……家では愛されてる……ふへへ』
そう考えて引き篭もり生活を続けた末、両親は彼女を段々と見限り始め、妹に期待を寄せ、食事はコソコソと誰もいない時間を見計らって手に入れるようになる。
『へ、へへ…………だれ、か……私を……愛して…………なんでも、するから…………へへへへ。
愛されたい……よ…………』
それが、誰もいない家で冷蔵庫を漁っていた彼女が、運悪く空き巣と鉢合わせて刺殺され生まれ育った世界を去ることになった時の、最期の言葉だった。
”愛されたい”が私、内倉
愛してほしいと思うようになったのは、幼稚園の時。意地悪をしてくる男の子がいました。わたしはその子に言いました。
”意地悪しないで……わたしのこと、好きになって!!”
そう叫んだ私に、男の子は目を丸くして驚いてから逃げていきました。そのあとずっと、男の子は私に何もしてきません。
話しかけたこともありました。でも、男の子はアワアワとした様子を見せたあと、逃げていきました。
”どうして……? どうしてきみは私のことを好きになってくれないの……??”
そう言いながら、幼稚園児の私は泣いてしまいました。
先生に抱きしめられてよしよしとされて、愛されている気がして落ち着いて、それから何があったのかを話します。
”あのね、せんせい。あの子がいつもいじわるしてくるから、いじわるしないで私を好きになって。ってお願いしたの。
でも、あの子ぜんぜん私のこと好きになってくれないの”
そうなんだ。好きな男の子に好きなってもらえないのは悲しいね。先生が言ったその言葉を、わたしは理解できませんでした。
”ちがうよ先生。私はあの子に私を好きなってほしいだけなの”
先生は私の言葉に困った顔を浮かべます。
好きになってほしいのは、その子のことが好きだからなんじゃないの?
そう言われても、私は全然分かりません。
先生は暫く考えてから、私に一つ質問しました。
”………………ねえ、
先生ひとつ聞いてなかったことがあったんだけど、教えてくれるかな?
『あの子』って、だれくんのこと?”
そう聞かれた私は、あの子の姿を探してあの子だよ。と指を指しました。
”そっか。
”うん。そうだよ。好きになってもらいたいの”
”そうなんだね。
ところで
私は”知らないよ”と答えた。
だって私は、皆から愛されたかっただけ。目に入るみんなから、愛されたかっただけ。
なのに、私に意地悪をしてくる男の子がいたから、意地悪を止めて愛してくれる人に変わって欲しかっただけなんだもの。
何でそんなことを聞くの? 私がそう聞いた先生は、困った顔で笑っていました。
そう言えば……この時の先生は、何て名前の『先生』だったっけ………………。
ーーーーーーーーーーーーー
「ーーレディース&ジェントルメーン!! よ〜うこそ私のエンタメ〜〜デュエルへーーーー!!!!」
「いきなりどうした!?」
「
「あ、えっとみんなゴメンね!
ーー頭がおかしくなったわけじゃないの!」
「ワオ。やっぱり思った通り、面白い娘だったね……フフフ」
「あ、あれ……? 何でみんな冷たい顔してるんです、か……??
わ、わた、わたし期待されてるのかと……う、うう……っ」
「大丈夫だよ
がんばってー!」
「あ……は、はいっ! わ、私がんばっちゃいますよー! えへへへ」
今にも泣きそうだった
彼女たちのコンビは、主に
……マナ曰く、一人だったら挫けていたかもしれないくらいの戦いを続けて来れたのは、
「遊乃さん、
「言うなレイちゃん……アタシらだって、ハタから見たら偽遊さんという面倒くさい男の沼にハマってしまった哀れな美少女だから……」
「……………………否定出来ないのが悲しい」
「まぁ、アッチはブラック・マジシャン・ガールが陰キャ系美少女にスパハニしてるっていう美味しすぎる絵面だから色々負けてるけどね」
「何で敢えて傷口を拡げた!?」
「え、えへへ。そ、それじゃあ改めまして最初の口上から……」
「待って
「え? 許……??
あ、はい。分かりました。続きからやります。やりますから私の髪の毛をマフラーにして体育座りするのは止めてください……まるで私の髪で首吊りしようとしてるみたいで怖いですマナさん」
「うん。じゃあ
「は、はい……。
じゃあ、えっと……。
わ、私は
スケール1の『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』
と
スケール8の『オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン』
で、ペンデュラムスケールをセッティング!」
「へえ……モンスターカードの下半分に、全く観たことのないデザインがされているね。
一体何をするのかな?」
「き、聞いて驚け見て笑え! これがこの次元初公開の召喚術式。その名はペンデュラム召喚っ!!
フィールドにセッティングされたスケールの最小単位+1のレベルと、最大限単位−1のレベルのモンスターを同時に特殊召喚する新たな試み!
私の場には、スケール1の『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』
と
スケール8の『オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン』がセッティングされています。
よって、私は一ターンに一度、レベル2からレベル7のモンスターが同時に召喚可能!!」
「フーン。面白そうだね」
(聞いている限りでは、ペンデュラム召喚を行うために手札2枚を消費しなければならない。
カードの委託が違う以上、ペンデュラムスケール状態で永続魔法のような機能でも発揮しない限りは燃費の悪い召喚方とも言える。
さあ、見せてご覧よ。キミの信じるその夜を……)
「い、いい行きます!! ペンデュラム召喚!
先ずはレベル4『スターダスト・シンクロン』!」
スターダスト・シンクロン DEF2000
「そして、私の切り札! レベル7『オッドアイズ・ファントム・ドラゴン』!!」
オッドアイズ・ファントム・ドラゴン ATK2500
振り子の軌道により空宙に描かれたハートと星の委託のアークが輝き、白と紫の光に導かれ手札のモンスターが召喚される。
「へえ……
「ええええーーー!!? 何これすっごおおおーーい!!!!」
「ーーえ?」
遊乃の声を掻き消すような声量で興奮の声を上げたのはマナ。
テンションを上げてピョンピョンと飛び跳ねる姿はまるで子供。しかし本体に釣られて飛び跳ねる一部のメロンとスカートの裾が全く子供ではない。
「レベル7のモンスターをいきなり召喚だなんて!
「え、えへへ。こ、こんなのチョチョイのチョイですよ〜えへへ……」
「良かったよ!!
「いやいや〜えへへ………………あれ?? 頭の、ネジ……?」
「ペンデュラム召喚……そんなのもあるんだね。
偽遊だってやったこと無いよ。偽遊は持ってないのかな……?」
「レイちゃん、その辺はあんまり大きな声では言えない理由があるから、後で
「……? うん。わかったよ」
大して強いもんじゃないから使ってないだけっしょ。とは遊乃も言えなかった。
だって
デッキに強弱はあっても正解はないのである。
「ペンデュラム召喚か。面白いギミックではあるけど、そのモンスターではブラックフェザー・ドラゴンには勝てないよ。
目だけを楽しませてターンエンドかい?」
「い、いいえ! お楽しみはこれからです!!
私はフィールドにセットされた『翻弄するエルフの剣士』を反転召喚!」
翻弄するエルフの剣士 ATK1400
「『拮抗勝負』を警戒してセットしていたモンスターはソレか。うん。悪くは無い。あの蠱毒の森のデュエルに比べたらキミは天才だよ」
「え、天才……え、えへへ……。
じゃ、じゃあもっと行きますね!」
「えと……翻弄するエルフの剣士とスターダスト・シンクロンで
「ーー!!!!」
《行くよ、夜遊くん。私はこのカードでオーバーレイネットワークを構築!!》
「オーバーレイネットワーク……」
「私の旅はこれからも始まる! 白き翼に望みを託せ! 現れろNo.39! 光の使者、『希望皇ホープ』ペンデュラムエクシーズ召喚!!」
No.39 希望皇ホープ ATK2500
《エクシーズ召喚!
「…………モンスターエクシーズ……ナンバーズ……!!」
「…………フン、あの変態ヤロウ。初めてマトモに動揺しやがったぜ……」
「バトルです!
オッドアイズ・ファントム・ドラゴンで、ブラックフェザー・ドラゴンに攻撃!」
オッドアイズ・ファントム・ドラゴン ATK2500 VS ブラックフェザー・ドラゴン ATK2800
「この瞬間、希望皇ホープの効果を発動します!
オーバーレイユニットを一つ取り除いて、モンスターの攻撃宣言を無効にします!
ムーンバリア!!」
「自分のモンスターの攻撃を無効化……!?」
「ってか、この状況…………!?
う、ウソでしょ……アイアイ……っ!!?」
「速攻魔法発動。『ダブル・アップ・チャンス』!
モンスターの攻撃が無効になったバトルフェイズ中。そのモンスターはもう一度攻撃出来ます!
そして、その攻撃のダメージステップの間。そのモンスターの攻撃力は倍になります!
オッドアイズ・ファントム・ドラゴンで、もう一度ブラックフェザー・ドラゴンに攻撃!!」
『ガアアアアアアアアーーー!!!!』
不可侵の領域を引いていた盾を粉砕し、オッドアイズ・ファントム・ドラゴンが再びブラックフェザー・ドラゴンの前に姿を現す。
その雄々しくも存在不確かな幻影は、今強靭な存在感を解き放ち咆哮を上げた。
「オッドアイズ・ファントム・ドラゴンの攻撃! 夢幻のスパイラルフレイム!!」
オッドアイズ・ファントム・ドラゴン ATK5000 VS ブラックフェザー・ドラゴン ATK2800
浮浪叉夜遊 LP1800
「僕に……ダメージが……」
まるで不思議なことが起こったかのように、浮浪叉夜遊は自分のライフカウンターを見つめている。
「せっかくだから、貴方も行って!
No.39 希望皇ホープでプレイヤーにダイレクトアタック!!
ホープ剣スラッシュ!!」
No.39 希望皇ホープ ATK2500
「ああ……なんてことだ。
ナンバーズ。人生2度目の敗北も、またその名を冠するモンスターエクシーズとはね。
よほど僕の白が気に入らないのかい? 真っ黒なモンスター達……」
振り被る剣を愛おしそうに見つめ、自分の左手を律するように右手で抑えつけ。
ーー斬!!
「フッ、フフフ…………」
浮浪叉夜遊 LP0
「コングラッチェレーション。キミたちの勝利だよ……」
穏やかな表情で、自身の敗北を宣言したのだった……。
本当はね、四人全員1ポイントもダメージ与えられなくてジワジワと敗北してく絶望感とか演出していくつもりだったんですよ。
でも、ホープが作者に「もっと輝け」と囁いてくるんです。
それと、浮浪叉夜遊の構想段階から考えられていた彼女=プリンセスに敗けた件。敗因がナンバーズなのもオバハンなのもハッキリ決まっていたので、ドリーム主人公デッキでホープを出すとどうしてもコイツの動揺を語らないわけにも行かなかったのです。
ほら、殴られ慣れて無いやつって、ぶん殴ると動揺するでしょ?(試行回数重ねたけどブレは無かった) あんな感じで、動揺しないのがもう解釈違いだったのでいっそこうなりました。
スターダスト・シンクロンの召喚時効果を使わなかったのは、浮かれた
以上二点により。悲しい話なんですが……彼女は今後もう殆ど、知力
あと、いい加減レイたんに『恋する乙女』使わせたかったんですけどね。
とっ散らかるから潔く諦めて、いっそもっとちゃんと【恋する乙女】にしてから戦えるようにしたいなと思っております。
何せユベルと戦う前に新しいカード仕入れたフラグは建ってるのでね。レイたんにしろ三沢っちにしろ。機会があれば使わせて行きたいと思います。
あと何か言うことあったかな……?
あ、もうすぐ連載200話行きます。やったぜ。
あと気になる点はコメントで。
では。ノシ
次の展開候補(多いものがなるとは限りませぬし、その前に多分祝勝会的な感じに箸休めが入ります)
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カイザー卒業デュエル
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前田隼人旅立ちデュエル
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二学期編へ