遊戯王GX〜社畜童貞のオッサン、糞上司の悪意でキマイラと共に転生する〜   作:SOD

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 偽遊くんが見る地獄は主に作者のストレスの度合いに左右されます。


VSがいや

 

 

 むぎゅっ。

 偽遊の二の腕で柔らかな感触が存在感を増す。未だ生まれたての小鹿のように不確かな両脚に、偽遊の支えでようやく立っているのは、ブラック・マジシャン・ガール--マナ。

 デュエルが始まるまでは弱弱しかった表情が、何か目標を見つけたような強い瞳に変わっている。

 それは、丸藤亮のデュエルの影響だろう。

 

 彼は追い詰められていた。あの日、四対一で手も足も出なかった自分たちにどこか重ねていたような気さえした。

 だが、自分たちはその後何も出来ずに敗北を待つだけだった。しかし帝王(ていおう)は違った。

 

 彼は--

 

 

 

 

 火武羅遊乃 LP2300

 手札3枚

 

 場 クリムゾン・ヘルガイア(永魔)

 

 

 丸藤亮 LP2000

 手札5枚(エマージェンシー・サイバー 1)

 

 場

 サイバー・ドラゴン ATK2600

 サイバー・ドラゴン ATK2600

 サイバー・ドラゴン・ノヴァ ATK4700 

 

 機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-(永魔)

 

 

 

 帝王(カイザー)】丸藤亮だ

 

 

 

 「……………私も、強くなりたいよ。偽遊くん」

 「成ればいい。いくらでも理想に。

 道は無数に転がっている。どこを選ぼうが道は道。渡る手段さえ選り好みしなければ、目的地はいつもソイツを待ってそこに『在る』。

 『お前が誰』かなんて、『目的地』は考えもしない」

 「…………うん。ありがとう。

 いい言葉だね……」

 

 「…………どこかで会った、大工の言葉だ」

 

 

 マナは安堵の笑みで、一瞬だけ自身を預ける。そして思いっきり息を吸い込んで、偽遊に支えの任を解いた。

 

 「先ずは自分で、立たなくちゃね! 歩くために。へへっ」

 「フン、やっと右腕が自由になったぜ」

 「お役目お疲れ様でした!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「--人のデュエル中にイチャついてんじゃねえよおおおおおおおおおおおおおーーーー!!!!!」

 

 まるで爽やかな青春の一ページのような雰囲気を見せつけられていた遊乃が爆発した。

 

 「お、どうした遊乃? デュエル終わったか?」

 

 「最中(さいちゅう)!! 今真っ最中!!

 って言うか何を人のデュエルの最中によそ見して挙句ラブコメに走ってんだ!! 胸か!? やっぱり胸か!? 押し付けられて気持ちよくなっちゃったのか、ええ? ロリコンおい! 矜持はないのか!!」

 

 「いやあ。これでも気を使ったんだけどもなあ」

 

 「イヤ何をさ!? デュエル中に金髪巨乳美少女といちゃつくことの何が気遣いだ。言ってみろ!!」

 

 「ふむ。では……んっ、んんッッ!!

 

 『簡単な話だよ……カイザーくん。君の手札は今何枚?』」

 

 「ゑ……?」

 

 一つ咳払いをした偽遊は、遊乃の声帯を模写してさっきまでのセリフを諳んじる。

 

 

 「『最初の融合を無効にしても、手札はまだ6枚だった。その内4枚は不明のカード。

 

 無効にするのがプレミだとは私だって思わないよ? けどね、あの時ランページの融合召喚を無効にせず、効果も通ったからこそカイザーくんはさ……。

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 なぁ〜んて、思っちゃったりしてたんじゃない?』」

 

 

 「ぎ、偽遊さん……?」

 

 「『キミの手札がサイバー・ドラゴンと二枚と言うところまで情報が手に入ったね』」

 

 「偽遊さん!? もう止めよう、ねえ!?」

 

 「『()()()()()()()()()()()? ()()()()()()()()

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?』」

 

 

 「やめてえええええええええええええええええええええーーーー!!!!(泣)」

 

 

 絶叫の後に崩れ落ちた遊乃。

 そんな様子にポンと肩に手を置いた偽遊は。 

 

 「…………んで、遊乃。今、亮の手札何枚?」

 

 迷い無く追い打ちをかけた。

 

 「鬼か!? 悪魔か!! 虚路居偽遊か!!

 そういうことするやつがいるから、イジメが無くならないんだぞ!!」

 

 「え? 無くす気あるん? イジメ」

 

 「いや。無い。つか普通に無理でしょ」

 

 「うん。無理だな。

 じゃあさっさとデュエルに戻れ」

 

 「はーい。

 今度はちゃんと見ててよね、パパ! べっ(舌出し)」

 

 

 (ほんとよく似てるよねえ、この●●。

 

 情緒の乱高下の感じとか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで、デュエル再開。

 

 

 「さて、オレのバトルフェイズは終了。メインフェイズ2からだな」

 

 「ああ、そうだねー。まさかあそこから手札増やしてくるなんてね。サイバー流は怖いねえ……」

 (なんて言っても、所詮は残りライフ2000。私にとってはもう吹けば飛ぶロウソクの火。

 次のターンで全て燃やし尽くして、絵的にも派手なキュートウィンだ)

 

 「では、手札から魔法カード『一時休戦』を発動。

 お互いに一枚ドローして、お互いに次のターンが終了するまで一切のダメージを受けない」

 

 「--ッッ、一方的にタコ殴っておいて何が休戦だオラァ!!」

 

 「すまないな。だがこちらもライフは既に半分。一方的ではないさ。ドロー」

 

 「ペッ! ドロー」

 

 丸藤亮 手札5

 

 火武羅遊乃 手札4

 

 

 「カードを二枚伏せて、ターンエンド。

 この瞬間。サイバー・ドラゴン・ノヴァの攻撃力上昇は失われる」

 

 サイバー・ドラゴン・ノヴァ ATK2600

 

 「私のターン、ドロー!」

 (このターンにはダメージを入れられない。

 なら、()()()()()で一気に焼くとしますか)

 

 「私は墓地の黒薔薇の破滅竜(ブランブル・ローズ・ドラゴン)の効果発動。

 このカードを除外して、墓地から植物族チューナーモンスターを特殊召喚する。

 

 墓地から夜薔薇の黒騎士(ナイトローズブラックナイト)を特殊召喚!」

 

 夜薔薇の黒騎士(ナイトローズブラックナイト) DEF500

 

 「!! なんのコストを払うことも無く、墓地からモンスターを特殊召喚するだと!?」

 

 「夜薔薇の黒騎士(ナイトローズブラックナイト)の効果発動。特殊召喚成功時、墓地から植物族モンスター一体を特殊召喚出来る。

 バイオレンス・ウィッチを対象に取るよ」

 

 「本当に恐ろしいデッキだ……!

 だが、オレとてこの一年。奴と戦い抜いて来た。付け焼刃にいつまでも好きにはさせんぞ!

 

 ライフを1000ポイント払いリバースカードオープン。永続罠カード『スキル・ドレイン』!!」

 

 丸藤亮 LP1000

 

 「げぇっ!? そのカードって……」

 

 遊乃が死ぬほど嫌そうな顔をしている。

 

 「スキル・ドレイン。このカードが表側で場にある限り、フィールドの表側モンスターの効果は無効化される。

 よって『夜薔薇の黒騎士(ナイトローズブラックナイト)』の効果は無効!」

 

 「ぐっ……!!」

 (最悪の状況じゃん!! 遊戯王の歴史の中でも『攻撃力』と言えば必ず名前が挙がる【サイバー】にスキル・ドレインの影響下で、しかも『クロック・ワークナイト』とか言う、『どこでもキメラテック・フォートレス』セットのオマケつきでデュエル!? 出来るかァ!!

 

 これはあまりにも酷すぎるだろ! 人の心無いんか!?)

 

 

 「凄いわ……亮。

 あの時のデュエルから、考えられない程に進化してる……!!」

 

 「? 明日香さま、あの時のデュエルって?」

 

 「え? あ。えっと……前にデュエルしたことがあったのよ! ええ、そうなのよ!」

 

 「……? そ、そうなんですね……」

 

 「ウフフフフ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「フフフ。さーて、この状況をお前はどう攻略する。

 相手のことは煽っておいて、テメーが劣勢になったら逃げますなんて無様やらかしやがったらデッキ没収すんぞ。遊乃……」

 

 

 

 

 偽遊が愉快そうに笑う中、遊乃は自身の手札を見つめながら思案している。

 

 

 (どうするかなぁ……カイザーくんのライフはたった1000。遊乃ちゃん的には吹けば飛ぶ程度の数字。このカードを使えれば一発で勝負は決まる。

 

 けど『一次休戦』のダメージカット効果が邪魔で肝心のダメージが全く通らない。マジで邪魔。

 

 

 加えて、あの『機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-』のパワーコントロールのおかけでこっちのモンスターの攻撃力が足りてない。

 サイバー・ドラゴン1体を倒すために攻撃力3100以上を要求されるとか、マジで邪魔。

 唯一、要求値をクリアしてるモンスターは、今召喚出来たとしても相打ち以上の仕事はしない………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………あれをやろう)

 

 

 

 

 「………………………………………………ふう」

 

 

 これからの方針が固まったのか、遊乃が息を吐き出す。

 

 そして、偽遊の方を向いて……。

 

 

 「パパ〜」

 

 

 「あ?」

 

 

 自身の指を唇に添えて、ウインク一つ。そして。

 

 

 「ごめ〜んねっ♡」

 

 「は?」

 

 

 普段の3倍くらい甘い媚声(コビごえ)で投げキッスを送ると、一瞬で気持ちを切り替えてデュエリストとしての鋭い眼差しを亮に向けた。

 

 

 「行くよ。

 手札から『耀聖の花詩(エルフェンノーツ)ルキナ』を、自軍中央のモンスターゾーンに特殊召喚!」 

 

 

 耀聖の花詩(エルフェンノーツ)ルキナ ATK2000

 

 

 「元々の攻撃力2500の特殊召喚出来るモンスター…………レベルは6か。

 今ならレベル3チューナーの夜薔薇の黒騎士(ナイトローズブラックナイト)と合わせてレベルは9……」

 

 

 「私は、耀聖の花詩(エルフェンノーツ)ルキナをリリース。

 

 手札から『憑依覚醒ー大稲荷火』をアドバンス召喚!」

 

 

 

 憑依覚醒ー大稲荷火 ATK2000

 

 

 「レベル5のモンスターをわざわざ生贄召喚するか……レベルを調整するためなら上級モンスターを犠牲にしてでも場に揃える。

 シンクロ召喚。やはり奥が深いな。

 

 さあ、そこまでして何を喚ぶ……!!」

 

 

 

 「私はレベル5の大稲荷火に、レベル3の夜薔薇の黒騎士(ナイトローズブラックナイト)をチューニング!!」

 

 

 「…………? 遊乃のやつ、何を考えてやがる。

 あのデッキのレベル8のシンクロモンスターで現状を打開出来るようなモンスターは採用されてない筈だが……」

 

 

 「え? デッキを作った偽遊でも分からないモンスターが入ってるってこと?」

 

 「も、もしかして遊乃さん……主人公補正に目覚めて、カードを想像したんですか……!?

 よ、良き力だ……って」

 

 「仮に主人公補正を発揮するのは良いとして、こんな金儲け用動画撮ってるだけの野良デュエルで出さないで欲しい。

 夢見る少年(こどおじ)幻想(ユメ)が壊れます」

 

 

 遊乃がEXデッキからカードを取り出し、キスをする。

 思い入れのあるカードでも入れ直したのだろうか? などと考えていた偽遊が、耳を疑う召喚口上が紡がれる。

 

 

 

 「王者の鼓動、今ここに列を成す。天地鳴動の力を見るが良い!!」

 

 

 

 

 「え?」

 

 「あ……」

 

 「は?

 

 

 

 

 「火武羅遊乃、まさかそのカードは……!!」

 

 

 「使()()()()と言ったな! アレは嘘だあァ!!

 

 ペアリング的なラブラブ要員で差し替えた一枚を、まさか召喚することになるなんて遊乃ちゃんの目を持っても見抜けなんだわ!!

 

 

 シンクロ召喚! レベル8『レッド・デーモンズ・ドラゴン』!!」

 

 

 

 レッド・デーモンズ・ドラゴン ATK2500

 

 

 

 

 「アレは、偽遊のレッド・デーモンズ・ドラゴン!」

 

 「…………ラブラブ。ペアリング。所有権の主張……?

 私も入れておこうかな」

 

 

 

 「何であの女ばっかり……!? 何で何で何で何で何で何で何で何で……!!!!!

 

 

 「ブクブクブクブクブク…………(泡)」

 

 「あら♪ ジュンコさんったら、泡を吹いてしまって。

 お可愛らしいこと……♡」

 

 

 

 「フフフフフ。

 こんなつもりはなかったけど、この際だからこのデュエルを金策要員兼、偽遊さんとのラブラブ匂わせDVDとしても販売していくこととする!

 

 すぅ〜〜っ。偽遊さ〜ん、私達の愛の結晶でカイザーくんを倒すところをしっかり見守っててねーー!!♡」

 

 「…………呼んでるよ、偽遊くん?」

 

 「仲間だと思われるから匿って貰って良いですか」

 

 

 くっそわざとらしく声を上げて手を振る遊乃。偽遊は死んだ目でマナの金髪を頭から被って隠れるしかなかった。

 

 

 

 「ねえ偽遊! どうして遊乃さんのデッキにレッド・デーモンズ・ドラゴンがあるの!? あれって偽遊の切り札だよねえ!?」

 

 

 「そうよ!! どうして私ばっかり露骨に避けられているの!?

 火武羅さんも金髪だし、貴方が密着しているその娘に至っては、私と同じ金髪で胸も大きいじゃない!!

 ロリコンだから私が嫌なんじゃなかったの!?!?」

 

 

 

 「わ、わぁ…………(絶望)」

 

 

 

 「「どういうことなのか説明してよ!!!!」」

 

 

 

 「えっと、わたしお邪魔そうだから席を外すね偽遊くん……」

 

 「捨てないで!! 無実の罪で若い女から詰められてる可哀想なオッサンを捨てないで!!

 ソレ以上離れようものなら、その括れた腰にしがみついて道づれにするのも厭わねえぞ!!?」

 

 「こんな時ばっかり頼られても嬉しくないよーっっ!! (マナ)ちゃん助けて〜!」

 

 

 「……あ、ごめんなさいマナさん。い、今ちょっとEXデッキのカードをどれと入れ替えるか迷ってるんで…………少し一人で耐えてくださいね」

 

 

 「相棒(バディー)に見捨てられたぁ!?」

 

 

 (フフフ。他の人達は『レッド・デーモンズ・ドラゴン』を持っていないからああすることしか出来ないんですね。

 けど、私も『レッド・デーモンズ・ドラゴン』は持っています。お父さんが持ってた色褪せたカードですけど。

 

 積極的に使っていって、遊乃さんの後釜を狙って行こう。

 

 

 偽遊さん……わたしのことも構ってください…………えへへ)

 

 「「さあ!! 説明して!!」」

 

 「『250円』なんだから仕方ないじゃないかーーー!」

 

 「「意味がわからなあああーーい!!」」

 

 「ンヌニイイイイーーーっっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うわぁ〜なるだろうなーとは思ってたけど、やっぱり偽遊さん詰められてる〜♪」

 

 「…………楽しそうだな、火武羅遊乃」

 

 

 「まあね〜フフフ。乙女心は複雑だね〜あんなにお世話になってるしだぁ〜いすきなのに。

 

 …………何故かものすご〜くたまに、痛い目に遭わせたい。って気持ちが湧く時があるんだよね。

 

 これが恋ってことなのかな〜」

 

 「わざとだと言うのなら、故意だろうな」

 

 

 「おお〜カイザーくんもたまには上手いこと言うね〜。

 

 さてと。シンクロ素材で墓地へ送った『憑依覚醒ー大稲荷火』の効果を発動するよ。

 デッキから『憑依』魔法・罠か『火霊術』のカードを手札に加える。

 更に、墓地の『スカーレッド・レイン』の効果も発動。

 このカードを手札に加える。

 

 そして『火霊術ー「紅」』を手札に加える」

 

 

 「炎属性モンスターを生贄に、元々の攻撃力分のダメージを相手に与える罠カードか」

 

 

 「うん。()()意味ないけどね。

 

 けど、レッド・デーモンズ・ドラゴンがいるから問題は無いかな。

 

 

 バトルだよ。レッド・デーモンズ・ドラゴンで、サイバー・ドラゴン・ノヴァに攻撃」

 

 

 「攻撃力はサイバー・ドラゴンの方が上。しかし」

 

 「そう。攻撃宣言時、永続魔法『クリムゾン・ヘルガイア』の効果発動。

 相手の場のモンスターは全て裏側守備表示になる」

 

 

 

 サイバー・ドラゴン・ノヴァ DEF2100

 

 

 「アブソリュート・パワーフォース!!」

 

 

 「ぐっ……!!」

 

 

 

 「サイバー・ドラゴン・ノヴァ、撃破ー!」

 

 

 「見事だ。だが、オレの場にはまだ2体のサイバー・ドラゴンがいる。

 この程度では止まらんぞ」

 

 

 「それはどうかな?」

 

 

 「何?」

 

 

 「メインフェイズ2。

 

 『クリムゾン・ヘルガイア』の効果発動。

 デッキから二枚目の『ソウル・リゾネーター』を手札に加える。

 

 更にカードを2枚伏せて、フィールド魔法『ブラック・ガーデン』を発動」

 

 

 「ブラック・ガーデン……?」

 

 

 

 黒い薔薇と茨が生えて両者の足元に絡みつく。

 

 

 「このカードが場にある限り、召喚・特殊召喚されたモンスターは攻撃力が半分になる。

 その後、モンスターのコントローラーは相手の場にローズトークン(800/800)を攻撃表示で特殊召喚する」

 

 「攻撃力が半分に……なるほど、そのカードもサイバー・エンド・ドラゴンへの対策。

 

 いや……それでは攻撃力が低いモンスターが的になるのは噛み合ってはいないな……」

 

 「さあ、どんな意図だろうね?」

 

 「フッ……いいさ。どんな意図でも突き進むまでだ」

 

 

 

 

 「その先にある場所が地獄でも知らないよ?」

 

 「ならば地獄のその先に、新たな帝国などを見出すさ」

 

 「そんな帝国も私の(ほのお)が焼土に変えるかもよ」

 

 「やってみるが良い。オベリスクブルーの【帝王(カイザー)】丸藤亮が受けて立つ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それじゃあ、ターンエンドだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 






 彼女はまだ諦めてはいないようです。




【挿絵表示】

200話記念 キャラクター人気投票 味方サイド

  • 虚路居偽遊
  • 遊城十代
  • 丸藤翔
  • 三沢大地
  • 万丈目準
  • 丸藤亮
  • 神楽坂
  • クロノス教諭
  • 鮫島校長
  • 天上院明日香
  • 早乙女レイ
  • 狂徒12人の誰か
  • 火武羅遊乃
  • 内倉愛
  • マナ(BMG)
  • その他
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