遊戯王GX〜社畜童貞のオッサン、糞上司の悪意でキマイラと共に転生する〜 作:SOD
追記:禁止制限に関しては、転生勢は基本的にリアルのレギュレーションそのまま。原作勢に関しては無いも同然と思って下さい。
理由は、原作世界だとカードが軽々しく手に入らないであろうことが遠回しに表現されまくっているため。リミットしようがすまいがそもそも手に入らねえべ? ってことで。
転生勢はリアル意識です。
要するにクシャトリラ・フェンリルとかは出禁です。
「…………ボクをどうするつもりなの?」
偽遊達が上下で分かれた頃、早乙女レイはフェリーの中のどこか。捕らえられている場所で顔の周りが赤黒く染まった白フードの男に気丈な目を向けていた。
「どうするだって? そんなの決まってるじゃんかよぉ〜ボクをこんな目に合わせやがったフェイカーにお仕置きするのに使うんだよ!!
見ろ、この歯!!!!」
そう怒鳴りながらレイに口の中を見せつける黒幕。歯茎に少し歯の欠片が残った程度で、前歯という前歯が全てボロカスになっている。シンナーを吸っていてもこうはならないという惨めな歯の成り損ない。歯垢よりミソッカスな状況だ。
「フェイカー? 偽遊先輩のこと?
そんなの、ボクたちを襲った自業自得じゃないか! それに、偽遊先輩はボクのことだぁ〜い好きなんだから、早くボクたちを解放しないともっと酷い目にあうかもよ?」
「ちっ! ガキが僕を舐めてんじゃねえよ!!」
器の小さい怒号を上げながら、レイに向けて足を振り抜く。
「レイ!! ぐあっ!?」
だが、レイの父親が娘を守るために自らを盾にして守り抜く。
普通ならただ蹴られるだけ。だが、靴の先に鉄の棘が付いていれば、話は変わる。スーツの上から、しかし腹にしっかり刺さった。
「お父さん!! 大丈夫!? お父さん!!」
「あなた!! しっかりして!!」
「ああっ!! てっめぇ……靴のトゲ折れたじゃねえかよ!!」
逆上したソイツは、踏み付けようと父親の方を狙う。
「止めてください!! ああっ!!?」
「お母さんっ!!」
怪我をした夫を庇おうと、今度は母親が覆いかぶさって無抵抗に背骨を踏み躙られ、頭からも血を流す。
「このっ!! クソっ!! モブがぁ!! いずれこの次元の王になる僕を! 苛つかせてんじゃねえよぉ!! オイ!!」
「もう止めて!! 止めてよ!! お母さん死んじゃう!!」
「うるせえんだよチビガキがぁ!!」
「きゃあっ!?」
「レイ!!」
「レイちゃん!!」
「うっ……うう……っ!」
「へっ、へへっ! フェイカーに復讐したら、お前は首に縄付けて飼ってやるよ!
原作考えたら、あと数年もすれば僕好みのカラダになるかもしれないしな!! そしたら僕のメス奴隷にしてやるよ。光栄に思えよ! ギャハハハハ!!」
「…………お、お前なんか…………っ、亮サマや、偽遊先輩がやっつけてくれるんだから!!」
「へへへ。ムリムリ!
カイザーは言うまでもなく。今はフェイカーだって不可能さ!
なんでだと思う?
余計なマネしたらお前を痛め付けるって言えば、絶対に何も出来ないからだよおおおお〜ん!! ギャーハッハッハッハッハッ!!!」
「…………最低っ……!!」
ゲスで虫酸が走る笑い声に、レイは憎さと悔しさで涙を滲ませた。
こんなヤツに勝てない自分に。両親に怪我をさせたコイツを止められない自分に、涙を流した。
それを満足そうに眺めながら、黒幕はタブレットを眺め始めた。
「…………お、丁度いいじゃん〜♪ ほら、チビガキ。
お前の愛しの王子様が、キメエオカマに負けて地獄に叩き落されるぜ?」
「えっ!? 何言って……!」
心底愉快そうに、壁に付けた大型モニターに映し出した。
『…………っ、オレのターン!!』
「亮サマ!! …………え…………?」
亮の様子を見て、一瞬だけ全身に力が入ったレイ。
だが、次の瞬間には輝いた瞳すら曇っていった。
丸藤亮 LP1000
平等院栄狩 LP4000
『手札は使い果たして0。そして、墓地にも使えるものは無し……ね』
『…………ターン……エンド…………っ』
『アタシのターン。ドロー。
幸魂の効果で荒魂を。そして、幸魂を通常召喚』
荒魂 ATK800 幸魂 ATK400
『………………まるで、何も……出来なかった…………』
『これが
『これが…………デュエル…………?』
レイが憧れた亮が、一方的に膝を付いて、俯いていた。
『亮チャン。これが、アナタたちと、アタシ達の実力の差なの。
エースモンスターも、切り札も、しょせんは見せ槍。低レベルモンスターだけでも、攻撃力が低くても、関係無い。
適切なタイミングで刺激して、必要な時にお預けする。
これを繰り返すだけで、帝王なんて呼ばれてるアナタも手のひらで転がして、こっちの思うままにイかせるだけ。みんな平等に、ね。
それにしても。こんな…………ずっとイケないままの自慰のようなデュエルを、偽遊チャンもしているのかしら。
次にやる時は……もっと成長してて欲しいわね。1人だけイクなんて……
不満そうな表情で、退屈なまま腕を上げて。無感動に決着の号令を下ろす。
ただそれだけで、このデュエルは幕を下ろした。
『くっ……そおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーー!!!!!』
丸藤亮 LP0
「亮サマああああー!!!!」
「ギャーーハハハハハハハ!!!! ヒャーッハッハッハッハッハーー!!!!」
デュエルに敗北した亮は、膝を付いたまま船底に落とされる。そこに、帝王としての威厳など無い。ただ、敗者の末路をなぞるのみ。
「あ……ああ……! あああああああ……!!!!」
そして、憧れた男が完敗して落ちていった姿に、恋する乙女も崩れ落ちていった。
「アーッヒャヒャヒャヒャ〜!! 愉快愉快〜!!!! オヒョヒョヒョヒョ〜〜!!!!」
「うっ……ううっ……!!!!」
「うひゅひゅひゅひゅ〜!
あ、そうだ。景気付けにこのチビガキ裸にひん剥いておこうか。
そんで両手両足縛っておいて、フェイカーが入ってきた瞬間に、御開帳でお出迎え〜。いいねえいいねえ。エロ同人みたいじゃん〜!
きっと喜ぶぜ〜? さっそくしよう、そうしよう♪」
「ひっ!? い、嫌……!! 来ないで!!」
「や、止めてくれ!! レイ、逃げろ!!」
「レイちゃん!!」
愛する娘に下卑たことをしようとする敵に、腹から血を流した父親と、背骨を痛めた母親が両足を掴んで止めようとしがみついた。
「はい〜邪魔邪魔〜!」
そんな親の鑑のような二人を、まるで客引きでもあしらうかのように、白フードはバタフライナイフを取り出して肩甲骨の隙間に深く刺し込んで、グリグリと抉って肉を掘り返した。
「ぐああああ……っ!?!?」
「きゃああああーーっ!!??」
「お父さん!!? お母さん!!?」
「アハハハハ。モブのお涙頂戴とか〜需要無いから〜。
時代はやっぱし『分からせ』よ。
強気で生意気なガキを大人の力で黙らせて、屈服させて、最後は全裸で土下座。こういうのがトレンドだよね〜」
ニヤニヤと嫌な笑顔で、レイににじり寄る。逃げ出そうとするレイ。だが、ここはそもそも大して広くもない船の一室にすぎない。出口は敵の背後。身を護るものは何もない。
「来ないで……来ないでよ変態っ!!」
「アハハハ。変態ならもうすぐ来るよ。ここまでの道中に配置した闇のデュエリストは十人くらいだから〜……。
うん。多分お前を脱がして縛り終わった頃には来るでしょ」
ついにゼロ距離になったレイに、敵が手を伸ばして服を左右に引っ張り、ボタンが弾け飛ぶ。
「いやああああー!! 止めて!! 止めてよお!!」
「ダメだね。僕を苛つかせた罰だ!! だいたい恋する乙女だぁ!? 薄ら寒いんだよねえ!! 女なんて男に股開いてガキ産んで新しいメスを産めばそれば良いんだよ!! 夢なんて見てんじゃねえよガキがよお!!」
「助けて!! 誰か……!! 亮サマ……!!」
「丸藤亮は〜死〜にま〜した〜〜!!!! あーっハッハッハッハッハー!!!!
いつまでもバカ言って無いでとっとと全部脱いでハメやすいように準備しろよメス穴がよお!! ほらぁ、さっさとダセえパンツ脱げや!! ガキが一人前に恥ずかしがってないでさぁ!!」
「や……やだ…………助けて…………………!
助けてええええええーーー!!!! 偽遊せんぱぁーーいーー!!!!」
本作の好きな所を聞かせて下さい
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原作キャラクターの解像度
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原作キャラクターの改造度
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原作準拠のストーリー
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原作改造のストーリー
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デュエルの内容
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デュエルの少なさ
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その他