遊戯王GX〜社畜童貞のオッサン、糞上司の悪意でキマイラと共に転生する〜 作:SOD
あと、推薦なるものとか書いてほしいな(強欲で貪欲で大欲なサム)そろそろそんな壺出ないかな。
「アタシは、ふわんだりぃず未知の風を手札に加えるわ。
処理後は?」
「無い……」
「だったら、手札の『幸魂』の効果を発動。『荒魂』を通常召喚。
サーチ効果は?」
「通す……」
「『火之迦具土』よ。偽遊チャンには本当に恐れ入るわ。
処理後、『ふわんだりぃず未知の風』を発動」
ふわんだりぃず未知の風。それは、2体のリリースを必要とするアドバンス召喚を行う場合に、リリースをせずに自分のモンスター一体と相手の場のカードを墓地へ送ることでアドバンス召喚の条件を満たしたことにする永続魔法。
その主な脅威は、アドバンス召喚をするたびに適応出来ることに加えて、チェーンブロックを作らない除去。奇襲の境地。隼が獲物を狩る様子に近い。身を護るには、狩られる前に殺るしかない。
「チェーン。リバースカードオープン。『合成獣融合』!
フィールドの幻獣王キマイラと、手札の『ミラーソードナイト』そして、『
「
「融合召喚。ガーディアン・キマイラ!」
ガーディアン・キマイラ ATK3300
「ガーディアン・キマイラの効果。そしてチェーン2でキットの効果。鉄獣戦線ナーベルを墓地へ。そして未知の風を破壊して、2枚ドロー!」
ガーディアンの咆哮が、未知の風を打ち消し粉砕する。
「ナーベルの効果。鉄獣戦線フラクトールを手札へ」
「なるほどね。それでキマイラの融合と、鉄獣戦線の墓地肥やしのシナジーを生もうってコンセプト。
どちらも初動は一枚で済むから邪魔になりにくいし、ガーディアン・キマイラの素材の多さが更に活かされる。
なぁんだ。アナタも案外ビルダー脳なんじゃない」
「ふわんだりぃずにスピリット混ぜようなんて発想には負けるよ」
「フフフ。謙遜謙遜♪
でも、そんな立派な見せ槍されると、欲しくなっちゃうわよ?」
「あ? 何だそりゃ」
「魔法カード発動。『強制転移』」
「マジで入ってんのかよ!?」
「荒魂とガーディアン・キマイラで交換ね」
「ちいっ……!」
ガーディアン・キマイラ ATK3300
荒魂 ATK800
「バトルフェイズ! ガーディアン・キマイラで、荒魂へ攻撃!!」
「ッ……!! …………〜〜っっっ!!」
レイが悲鳴を噛み殺しながら目を瞑る。これから訪れる我が身の消滅に怯えながら。
「攻撃宣言時、墓地の幻獣王キマイラの効果発動!
キマイラを除外して、墓地の大翼のバフォメットを守備表示で特殊召喚!!
特殊召喚成功時効果で、デッキから『合成獣融合』と幻爪の王ガゼルを手札に」
大翼のバフォメット DEF1800
「それじゃあ意味無いわよ? こっちはダメージを優先するわ!」
「ならこちらは、レイを護ることに命を注ぐだけだ!
効果処理後、バトルステップ時にリバースカードオープン。『仁王立ち』!」
「!? そのカードは……」
「バフォメットの守備力を倍にする」
大翼のバフォメット DEF3600
「……なるほどね。確かに、全力で護る気マンマンね」
「墓地へ行った『仁王立ち』の効果発動。このカードを除外して、このターン、バフォメット以外の全ての攻撃を禁止する!」
「ガーディアン・キマイラじゃ今のバフォメットは倒せないわね。
エンドフェイズ、貴方の場に贈った『荒魂』が帰ってきて、ターンエンドよ」
「…………っ、ぷはぁっ……!!」
叫ばないように息を止めていたレイが、大きく息を吸い始めた。
「……よ、良かった……守備力が3800もあれば、当分大丈夫だよね……偽遊? 」
「いや、仁王立ちで守備力を倍にしたモンスターの守備力は、エンドフェイズ時に0になる。
もうクリボーの攻撃も耐えられねえよ」
大翼のバフォメット DEF0
「……あ……そうなんだ…………」
「大丈夫だ。俺はお前の命を、消すために預かってる訳じゃない。
必ず護る。それだけだ」
「う……うんっ!!」
「俺のターン、ドロー!」
良し、最高のドローだ。
(ここはシュライグをリンク召喚してキマイラを除去。その後ダイレクトアタックに来るところね……となると、次のドロー次第だわ)
「メインフェイズ。チューナーモンスター『幽鬼うさぎ』を攻撃表示で召喚!」
幽鬼うさぎ ATK0
「ちゅーなーモンスター……?」
「キマイラとトライブリゲードでシンクロ召喚が入ってるの!?」
「ああ。こういうデュエルにおいて、コイツ以上に信用出来るブロッカーを知らないな。
レベル5大翼のバフォメットに、レベル3幽鬼うさぎをチューニング。
シンクロ召喚、レベル8『PSYフレームロード・Ω』」
PSYフレームロード・Ω DEF2200
「なるほどね……確かにそれなら生半可な攻撃はもう通らないわ。
そして、フラクトールからケラスまで繋げてシュライグで一気ってところかしら?」
「そうしたいところだが……生憎ゴードンに飲み込まれちまったよ。
ま、堅実に行くさ。ターンエンド」
「随分のんびりね? 時間制限、忘れてない?」
「忘れてねえよ。俺が気掛かりなのは、オタクのプレイスピードだけだ」
「そう。じゃあ、手早くイクわよ。
ドロー。スタンバイフェイズ」
「Ωの効果発動。除外状態の仁王立ちを墓地へ戻す。そして処理後、仁王立ちの効果を適応。Ωを対象に」
「OK。じゃあメインフェイズ。強欲で金満な壺を発動。エクストラを6枚裏側で除外して、2枚ドローよ」
「チェーンはねえ。だが、処理後Ωの効果発動。
相手の手札一枚を道連れに、次のスタンバイフェイズまでΩを除外する」
「チェーン無し。
荒魂ね」
「ならこれでこのターンはもう攻撃不可能だ。
あとは好きにしやがれ」
「だったら、そうさせて貰うわ。
まずはトライブリゲードを封じないとね。ふわんだりぃず×ろびーなを召喚よ」
「引いてきやがったか。引きが良くて羨ましいよ」
「言うほどかしら?
ろびーなの効果発動。デッキから『いぐるん』を加えて召喚。
いぐるんの効果。『ふわんだりぃず×えんぺん』をサーチして、ろびーな、いぐるんをリリースしてアドバンス召喚!」
ふわんだりぃず×えんぺん ATK2700
ふわんだりぃず×えんぺんは、特殊召喚された攻撃表示モンスターの効果の発動を封じる。オマケに手札を除外すればダメージ計算時に自分と戦闘するモンスターの攻撃力を半分にする。
つまり、リンクモンスターは実質ゴミに早変わりだ。くそっ……一手遅れた。
「えんぺんの効果をチェーンで1。
あとはろびーな、いぐるんの順番で2と3。
2枚目の未知の風をデッキから。除外ゾーンからろびーな、いぐるんを手札に。
バトルも出来ないから、ガーディアンを守備表示にして、ターンエンドよ」
平等院栄狩 LP8000
手札6(ろびーな・いぐるん・荒魂・幸魂・火之迦具土・未知の風)
ふわんだりぃず×えんぺん ATK2700
ガーディアン・キマイラ DEF3300
相変わらず狂ってるぜあの害鳥共は。信じられるか? アイツさっきまで手札3枚だったんだぜ? 俺がΩで飛ばさなきゃ枚数超過だ。
まあともかく。二巡目はお互い静かに弾薬補充に徹して、相手を妨害しつつ攻撃の準備を整えたのみで終わった。
「俺のターンだ。ドロー」
虚路居偽遊 LP8000
手札6(フラクトール・ガゼル・合成獣融合)
PSYフレームロードΩ DEF2200
リバース×1
平等院栄狩 LP8000
手札7(ろびーな・いぐるん・荒魂・幸魂・火之迦具土・未知の風)
ふわんだりぃず×えんぺん ATK2800
ガーディアン・キマイラ DEF3300
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(…………凄い……この二人。次々に強力なモンスターを呼び出して、相手の攻撃はしっかりと防いでる…………)
偽遊の後ろでデュエルを見ていたレイは、専門的なことなど何一つ分からないながらも、そんな自分でもはっきりと分かる『格の違い』に目を奪われていた。
ついさっきまで自分の身体がいつ消えるかも分からない恐怖に怯えていたと言うのに、いつの間にかその恐怖も薄れている。前のターンに、その前のターンも。攻撃力3000を超えるモンスターに攻撃させずに完全防御をして見せた偽遊に、レイは少しずつ命を預けることに不安が和らいでいた。
(亮サマですら、完敗だった相手に互角に戦って……この人、本当に強いんだ…………)
気持ち悪い発言をして自分にすり寄って来ていた筈の変態に、少しずつ信頼の念すら湧いてきている。
(…………偽遊がダメなら、もうボクを完全に護れる人なんていないかもしれない…………)
「…………もし生きて帰れたら、絶対に偽遊にデュエル教えて貰おう…………」
一方、小さな乙女が背後で尊敬の念を覚えていた頃。フェリーの地下にいた人たちは…………。
「すっげえーぜ偽遊!! エースモンスターを奪われたってのに、すぐにあんなカッコいいモンスターを呼び出して、攻撃を完全に防いで見せた!!
それに相手の方も、召喚を連続して一気に上級モンスターの召喚! 手札の補充のスピード! たまんねえ〜!」
どういう訳か出口のない、赤い臓器のような肉々しい何かが床や壁で蠢いている場所で彷徨っていた3人の前に突如モニターが現れたことで、偽遊のデュエルを観戦していた。
「くぅ〜〜っ!! オレもデュエルしてぇー!!!」
二人のデュエリストに純粋に戦いを挑みたい遊城十代。
(…………あ。
ーーあーーっっっっっっっっっっぶねぇぇぇぇぇぇぇーーー!!!!?
ワタシはあんな化け物の相手をさせられるところだったと言うのかァァァーー!??
もう冗談じゃねえよ!! ボク闇のデュエリスト引退する!!!!)
実力差に恐怖し、戦わなくて良かったと心の底から安堵する、地の底で十代に助けられたタイタン。
そして…………。
「ぐっ……! ぐぐぐ……っ!!!!」
自分を完膚無きまでに打ちのめした平等院。
そして、その平等院に互角に渡り合う、今まで見たことの無いモンスターを繰り出し未だ無傷の偽遊を、歯が割れそうなほど食いしばっているカイザー。丸藤亮の姿があった。
(…………オレは…………こんなに弱かったのか……?
こんなに弱いことに……気付かないまま、卒業する所だったのか!?)
「……………………フッ……フフフ……!」
「ん? どうしたカイザー?」
「……………………強くなってやる。偽遊……お前が全身全霊で向かって来るデュエリストになってやる…………ッッッ!!!!
吹雪、悪いがオレは先に行くぞ……!」
この転生者同士のデュエルを観た四人のデュエリスト達は、それぞれの感情を胸に。各々の思い描く未来へ進むことになるのだった。
平等院栄狩(25)
両親が生まれた頃からとある宗教にズブズブに浸かっていたために名字の改名までしちゃうヤバイ奴だった。そして名前も宗教に影響を受けて付けている。
つまりこの人の名前。前世の。リアルワールドでの。【本名】である。
親がアレなせいで顔に入れ墨とか入れられて、その他迷惑をもろに受けていたせいでまともに友達とか出来ず、運命的な出会いで邂逅したオネエの人の影響で自分もオネエに。そして、受ける謂れのない迫害を受ける者を助ける求道者としての道を歩き始めていた所、金が無くなって宗教団体に追い出されて狂った親にトラックで引き殺されて転生した。
目的は元の世界に少しだけでもいいから戻って、尊敬する人にお礼を言うこと。
座右の銘は『男にも女にも、オネエにも惚れられる人間になってからが、一人前のオネエのスタートライン』
【挿絵表示】
本作の好きな所を聞かせて下さい
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原作キャラクターの解像度
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原作キャラクターの改造度
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原作準拠のストーリー
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原作改造のストーリー
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デュエルの内容
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デュエルの少なさ
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その他