遊戯王GX〜社畜童貞のオッサン、糞上司の悪意でキマイラと共に転生する〜   作:SOD

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いい感じのお絵描き出来たからこの話書いた所はある。


ラーイエロー寮。キチゲ開放

 前回のあらすじ。

 

 偽遊、レイたんのお迎えでお家に帰る。

 

 

 

 早乙女レイの寮の部屋は偽遊の隣である。これは運が良かったとかご都合主義の問題ではなく、神楽坂が気を利かせてまだキマイラ教が神楽坂個人だった時に脅sーーもとい、デュエルで角部屋とその隣を勝ち取り、偽遊とレイに献上したものだ。

 

 そして今現在、偽遊は角部屋の一つ手前の部屋で暮らしており、帰ってきた瞬間ベッドに顔面から突っ込んで寝落ちした。

 

 偽遊が着の身着のままな格好だったので、レイはせめて制服がシワにならないようにと悪戦苦闘しつつ脱がせてハンガーに掛けて自室へ戻って行った。

 夕食もまだの時間だが、取り敢えず入浴を済ませてしまおうと自室の浴室の清掃をして、お湯を貼って、身体を洗い、今日の疲れを癒やす。

 

 「ふぅ〜。

 

 思ってたより偽遊に大変なことさせちゃってたんだなー……」

 

 湯船のお湯をもて遊びながら、さっきの偽遊の言葉を思い出すレイ。

 毎日放課後の授業。レイとしては部活のようなつもりで考えていたのだが、偽遊が思っていた何倍も専門的な知識を分かりやすく、淀みなく話しているのを見て、レイは単純に偽遊を

 

 『ロリコンの変態だけど、ハイスペックな人なんだな〜』

 

 と感心するくらいで、その疲労にまでは意識が行っていなかった。その辺はやはり小学生の子どもだ。経験が足りな過ぎる。

 

 「………………もう少しくらい、サービスして上げたほうがいいかなぁ。

 でも何しよう……?」

 

 小学生の価値観では偽遊が喜びそうなことなど、さして思いつかないのが現実だ。厳密には思いつかない訳ではないが、小学生にはまだ早いようなことばかり。

 

 「お料理はあんまり上手くない。この前樺山先生からカレーのレシピ教えてもらって作ったけど…………全然同じ物が出来なかった。偽遊は喜んでくれてたけど。

 

 お部屋の掃除とかも、そもそも偽遊の部屋、物が少ないから簡単に掃除して終わりだし。何かプレゼントしようにも、お金も無いし。

 ーーって言うか、ボクたまに偽遊からお小遣い貰っちゃってるんだよね…………」 

 

 浴槽の縁に顎を乗せて、難しい顔で思考を巡らせていく。だが冴えたアイディアは何もない。

 

 「………………ボク、やっぱりまだ子どもだなぁ…………」

 

 

 

 

 

 暫くしてレイはお風呂から上がり、小さな身体をバスタオルで巻いて、長い髪から丁寧に水気を落としていく。

 そんなロリコン垂涎の状態のレイの耳に突如。

 

 『ンニイイィィィィィーーーー!!??』

 

 と言う奇声が聞こえた。割とガッツリと。

 

 「うぇっ!? な、何今の声!? ま、まさか偽遊!!??

 そう言えば三沢先輩からそんな話聞いてたっけ!?」

 

 レイは急遽生まれたままの姿から下着と最低限の衣服を着込んで自室を飛び出して行く。すると既に声を聞いて現場にやってきていた神楽坂と鉢合わせた。

 

 「きゃっ!? か、神楽坂先輩!」

 

 「これは巫女姫様! 良かった。我らが主の声を聞いて、一同やって来たのですが、鍵がかかっていて……様子を伺って頂けませんか!?」

 

 「うん。ちょっとどいてて!」

 

 元々部屋を出ていく時に鍵をかけたのはレイだ。開けるのも当然たやすい。ズボンのポケットからデフォルメの動物の顔のストラップが付いた鍵を取り出して解錠。部屋に突入する。

 

 

 「偽遊! 大きな声出してどうしたの!?」

 

 「主よ!! 身勝手にお部屋に失礼する罪をお許し下さい!!」

 

 

 そんな二人の前に広がって来た光景は、少し意味の分からないものだった。

 

 「う……うう〜…………」

 

 まず目を回して逆さまになってベッドにもたれ掛かっている偽遊。これだけなら悪夢を視て寝ぼけて転んだのかとも取れる。

 

 だが、そんな偽遊の首元に掛かっているとある物が、二人の意識を困惑させる。

 

 「……………………偽遊……これ、どうしたの??」

 

 「………………うぇ……??」

 

 レイが困惑の元凶を摘み上げる。

 ソレは……水色のフリルが付いた巨乳の人のブラジャーだった。

 

 「…………全員、今すぐ部屋から出ろ。親衛隊はこちらの二部屋に入ろうとする者をブロック。残りのメンバーは、周囲を探索だ。いやもう何でもいいから今すぐ出よう。

 

 

 きっとこの先は地獄だ…………」

 

 神楽坂の指示に、その場にいた他の全員は一切の異論無く瞬時にその場を離脱。人を物理的にブロック出来る人員4名を残して、全員が散っていった。

 

 

 

 

 「偽遊。何でこの部屋にこんな立派なブラジャーがあるのかな?」

 

 「ぶ、ぶらじゃー…………じゃあやっぱりアレは俺の幻覚じゃなかったのか…………!?」

 

 「幻覚……? 何を言ってるの偽遊?」

 

 「俺は見た……見たんだよ…………!」

 

 「? オバケでも出たの? そしてブラジャーを置いていったって言うの?」

 

 「違う……アレはお化けなんて生易しいモンじゃないんだ!」

 

 「……? じゃあ何よ」

 

 「何か重いような気がして目が覚めたら、そこにいたんだよ!!

 アレは……アレは間違いなく…………」

  

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 「天上院明日香(サキュバス)だった…………」

 

 「………………サキュバスって…………どうやってここに来たのよ?

 

 ここ3階だよね? しかも角部屋。そんなところに明日香先輩が夜中に来てたら、普通騒ぎになると思うけど……?」

 

 レイとしても、別に偽遊を責める意図があって言っているわけじゃない。なんならレイも、あの天上院明日香が夜這いに来たと言われたら、有り得そうだと思う程度には認識している。

 

 が、だ。

 

 「この部屋、ちゃんと鍵が掛かってたし、まさか窓から侵入してきたの?」

 

 「わがんない……でも……あの淫魔は間違いなく獲物を狙う目をしてたんよ…………」

 

 「………………全然わからないよ。

 

 明日香先輩ならやりそうとは思うし、こんなブラジャーを偽遊の部屋で見つけたことも無いし…………あとちょっと生暖かい。

 

 でも……物理的に有り得るのかなぁ……?」

 

 「証拠とか証明とかもうどうでも良い…………俺もう限界だよぉ……寝たいよぉ……」

 

 シクシクと噛みしめるように泣く偽遊。確かにこのまま放っておけば、良くないことになりそうだ。

 これが悪夢にしろ現実にしろ。事実偽遊は参っている。

 

 

 「…………………………仕方ない。明日香先輩の暴走はボクにも原因あるし……ほら、偽遊。ケース持って。

 今日はボクの部屋で寝よう」

 

 「…………うう……しっかしそんなわけにはよお…………」

 

 「問答無用! はい、来るのー! おいでー! 来なさいー!!」

 

 偽遊の腕を全力で引っ張るレイ。だが一ミリも動きはしない。大人と子ども。体格差がひっくり返るはずも無く。

 

 「…………いや、やっぱ俺大丈夫だから…………」

 

 「どーしてこんな時ばっかり倫理観に引っ張られるのー!?

 小学生のマッサージで興奮する変態のくせにぃー!!」

 

 「真の変態はYESロリータNOタッチと言う魂の掟が…………」 

 

 「んもおおおおおー! この人本当に面倒くさいー!!!! キマイラ教の人ーちょっと手伝って下さーい!!

 

 ほっとくと偽遊が自殺とかするかもしれませんよー!?」

 

 「「「「ーー!!???」」」」

 

 このあと元気の無い自分たちの信仰対象を目の当たりにして、一時的に命令系統の優先順位をレイに移した教徒達によって、偽遊はレイの部屋に押し込まれたのだった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 同刻。ラーイエロー広間。

 

 

 神楽坂と、その他獣の被り物をした十二人名が長テーブルに座り、会議を開いていた。

 

 

 「夜遅くに集まってくれてありがとう。【キマイラ教】が誇る精鋭部隊『狂徒』達よ。

 

 キミたち十二名は、姫巫女様であらせられるレイ様が、本日夕刻にそう呼んだことにより銘が付けられた。

 この誉れを胸に、一層我らが主への信仰が高まったものと期待したい」

 

 

 「「「「「「「「「「「「ー我らの血肉は仮初め。我らの血肉は主の御心のままに非常食也ー」」」」」」」」」」」」 

 

 

 「うむ。

 我々はいつ如何なる時も偽遊様の為に死ねる真の信仰心を胸に懐く真の同志だ。

 その心を胸に、偽遊様のお役に立つことを悦びとして呼吸をしている。

 

 

 だが、今回我々はしくじった」

 

 神楽坂のその言葉に、一同が沈黙する。

 

 

 「いや、違う。これを命じたのは私だ。責任は私にある。

 主のお役に立つべく、【キマイラ教】の教祖として代表選手にご指名頂き、勝利を齎しさらなる教団の発展を。

 

 そればかりに目が行って、肝心の偽遊様の周辺の監視を疎かにしていた……!!」

 

 「…………レイ様の警護ハ、我ら十二名が二人一組となって一日交代で実行していル」

 

 「しかシ、まさか我らが主ガあれほど憔悴めされるとハ……」

 

 「我らが主はお優しいお方であらせられる。敵を喰い散らかし、おのが悪は己の責任であることを肝に銘じること。それだけがキマイラ教の教ェ。

 

 そして、敵で無いものに牙を向けぬことは、我らが主の最大の温情ダ」

 

 「それ故に、勘違いしたメスが一匹、発情することに我らが主は対処をなさらなイ」

 

 

 

 「そうだ……偽遊様は、お優しい。

 

 それゆえに、今後このようなことが無いように、我々が偽遊様の警護を行おう!!

 今までは矮小な我らの警護など、自惚れの足手まといとしかならぬと思い断念し、せめて姫巫女様だけでもと警護していた!!

 

 だが!!!! これからは違う!!!!

 

 自らの弱さを嘆き嘲笑う暇が有るのなら、その時間を研鑽に当てられる!! あの方に少しでも近付くために自らを高めよう!!

 

 終わり無き研鑽の果てに、あの方の背中が見える事を信じて、我ら信徒は戦おう!!!! この意志に相違はあるか!!!!」

 

 

 

 「「「「「「「「「「「「相違ありません。 

 

 総ては偽遊様の恩義に報いる為に!!!!

 

 我らの血と肉は、偽遊様の為に!!!!!」」」」」」」」」」」」 

 

 

 

 こうして、キマイラ教の集会は終了。この日からイエロー寮は正体不明の言葉と殺気が蔓延り、無教徒のラーイエロー生は、卒業まで眠れない夜を過ごすことになるのだった…………。

 

 

 

 

 

 

 「偽遊様万歳……偽遊様万歳…………!!」

 「偽遊様万歳……偽遊様万歳…………!!」

 

 

 




どうにか……どうにかしてコイツラに防御無視の固定ダメージ10000を叩き出せるデッキを持たせたい。

汚い ステラー!! させたい。

そして宗教戦争を盛り上げるんだ

偽遊を『なんかよくわかってないけど取り合うレイ』VS『性的に取り合う明日香』

  • ちょっとくらいなら見てみたい気もする
  • ガッツリ見たい(ラブコメ)
  • ガッツリ見たい(偽遊の不幸的に)
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