遊戯王GX〜社畜童貞のオッサン、糞上司の悪意でキマイラと共に転生する〜 作:SOD
悪が足りないという事なので追加しました。
まだ足りないなら全然足せますので、お気軽に翔くんを地獄に叩きのめすコメントをお待ちしております。
どの位やれのか参考が欲しい方は黄泉がえりの権利をかけての方を参照下さい。あのくらいなら呼吸と同義です。
「ギヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーー!!!!!!!」
「おーおー(笑)吠えとる吠えとる。いやぁ〜若いっていいねえ。元気で」
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーー!!!!!!!」
「オッチャンならこんだけ吠えながら走ってたらすーぐバテちゃうよー翔くぅ〜ん」
「殺される!! 殺される!! 殺される!! 殺されるウウウウウウウウウウウウーーーー!! 」
現在俺と翔は修行編に入っている。修行編といえばやはり絵面が大切だ。マンガでも言うよな。絵的に華があって目新しいことが出来なきゃ修行編は出来ないと。しかし俺は思うんだ。古き良き修行を行うことが卑下されるこの時代に、敢えて逆行してみせよう。と。つまらなくても、賛同されなくても、卑下されても……それでも正しいと信じた道を俺は行こう。そう考えながら宛もなく島の中を歩き回っていると、俺達は、運命に出会ったんだ。
『………………お、ジープあるやん』
『ジープ……?』
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーー!!!!!!!」
いい感じに広い場所で運命的に出会った鍵の挿しっぱなしだったジープ。お前には翔に教えるデュエルの基本中の基本『無理だと思ってもすぐに諦めない心』の修行を手伝ってもらう。
因みにジープが分からない人の為に一言で説明するなら、ジープとは車である。
今回の修行方法は極めてシンプル。ジープを走らせて後ろから轢き殺す。嫌なら避けろ。或いは掛かってこい。うーん、シンプルイズベスト。馬鹿でも分かる。
これは彼の光の巨人も採用し、死を覚悟させた代わりに真の戦士への覚醒を促した由緒正しき修行法だ。遊戯王において命とは投げ捨てる物なので実質ノーコストである。
余談だが、その修行を行った敗北の常連な腰抜け王子は、肉弾戦最強の紅蓮の獅子に至り、光の巨人の神の右腕として君臨している。彼の者のチョップは腕をへし折る程に強靭だ。
「ホラホラ〜頑張れー翔くん〜」
「うるせえええええええーー!!!! 頑張ってる人間に『頑張れ』って言うなあああああああああああーーー!!!!」
おーキャラ崩壊を始めたよ。いい兆候だ。
「そのとおりだ。お前の言ってることは正しいぞ翔。
ーーじゃあ反省の意味も込めて無言で轢き殺しにかかるね。隙あらば死角から行くぞー」
「人殺しイイイイイイイイィィィィーーーー!!!!」
HA☆HA☆HA☆ 人はそんな簡単に死なんよ。
人は自分がまだ死なないって思ってる時に死ぬんだZE☆
あれから5時間。現在は夜の10時。腹が減ったので寮の食事を取ることにした。当たり前だがこんな時間に寮の食堂が空いている訳がないので、遊戯王GXの人格者ーー三沢大地に頼んで飯を取り置いて貰って三沢イーツに運んで貰ったのだ。
「いや〜悪いねえ三沢くん。飯の取り置きだけじゃなく運んでまで貰っちゃって」
「構わないさ。偽遊には普段から本当に為になる話ばかり聞かせて貰っているからね」
物語本筋に全然絡まないもんだから読者視点で初対面にしか見えない三沢っちだが、そこはエアーマンの面目躍如だ。
舞台裏で普通に生活してると、勘違いしたモブリスクブルーの生徒がデュエル吹っ掛けて来ることがあるもんで。その時ちょっと虫の居所が悪かった俺は、名前も知らないソイツのプレイングの粗とデッキ構築理論の話をネチネチしていた。別に俺がさせた訳でもないのだが、話を始めて三時間くらい経過した辺りでソイツは死んだ目で正座していた。俺も気が済んだので寮に戻るかってなった所で、偶然通りかかって俺の話を三時間聞き続けていた三沢に声を掛けられて、その後は陰キャの基本スキル『自分の得意分野話す時だけ饒舌になる』が発動して語り明かしたのが切っ掛けで本格的に交流を持つことになったのだった。
「テーマの調子はどう? デッキ構築の基礎を学ぶために六つの属性のデッキを全部作るってやつ」
原作では十代のエレメンタルヒーローを理解するために六つのデッキを構築した三沢だが、そもそも十代が初手で三沢に声を掛けていないのでフラグが立たず、この世界線では俺の話に触発されての行動になった。俺としては三沢が属性デッキ作らないのは詰まらないので、結果オーライだ。
「順調だよ……と、以前のオレなら言っていたんだろうな。
偽遊の話を聞いてからと言うもの、オレのデュエルの価値観が大きく変わって、デッキも全く納得の行くものでは無くなってしまったよ」
「おお。それは楽しみだ。
三沢の頭脳に、精度の高い構築論とプレイングを掛け合わせれば、いつか
「ああ。必ず追いついてやるさ。
これまで感じたことがないほど、自分が燃えているのが分かるんだ。いつか必ず、お前のキマイラを攻略してみせるさ」
「キマイラで満足されても困るな。俺にとってはキマイラは自分のデッキの一つでしかないんだから」
「ーー何だって!? 全く……まるで背中が見えてこないな」
「なあに。その辺は時間が解決するさ。生きてさえいれば、昨日の自分より成長した自分に進化することを、諦めずに済む」
(これは本当に、一度死んだからマジで実感出来ることだ。
俺が死に際に本気で悔やんだことだ。目から口から鼻から、血肉が溢れて死を意識した瞬間の悔恨……)
『どうせ、死んで終わるなら……!! ーーもっと生きたいように生きれば良がっだあァ…………ッッ!!!!』
って言う、物珍しくもない、ありきたりで、無様で、馬鹿で、凡庸。
だけど、『真理な後悔』だった。
「時間が解決か……歯痒いな」
「そうでもないさ。指くわえて待ってればいいわけでも無い。忙しいんだから、歯痒さなんて感じてる余裕もないさ」
「ふふ……手厳しい言葉だな」
「でも、希望に満ちた言葉だろ?」
野郎が二人、雁首揃えてセンチメンタルな話題で語り合う。俺の前世には存在しなかった状況だが、案外気分は良いな。話が通じる相手と語り合うってのは。
「そうだな。
………………ところで偽遊。
そう言って三沢が指を指した方にカメラを向ければ、そこには
「ごぉ…………ごは……んんぅ…………」
「クハハッ!! デュエルゾンビの時よりゾンビしてんなぁw」
「あんまり……笑える状況には見えないんだが」
流石は人格者。あの萌えないゴミの打ち捨てられた姿に心を痛めているらしい。だが
「心配ないさ。一日くらい飲まず食わずでも、人間は死なない。これは経験談だ。ゲフッ……食べ過ぎたな」
「……………………」
やはり飯を食うとエネルギーに満ちるな。晴れやかな気分だ。明かりもない真夜中だが、心は晴天だ。うん。良い修行日和だな! ハハッ。
「さーて、それじゃあ修行再開すっかー!」
「……………………せめて…………水ぅ…………」
俺達の丸藤翔修行編は、これからだ!!!!
丸藤翔アンチ改変せずに修行させてあげる偽遊くん聖人かよと思う方は高評価よろしくおねがいします。
悪は足りましたか?
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満足できた(成仏)
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まだまだ満足出来ねえ!!!!
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誰がここまでやれと言った