ストリートファイターのチュンリーが、今日もファイトするべく現地に赴く。
そこで待ち構えていたのは、何と、、、春麗がよく知るあの因縁の相手であった。
その名は、、ベガ!
彼女の父は、その男の手によって亡き者にされてしまったのだ。
また、悪の犯罪組織・シャドルーの
総帥であるベガを決して野放しには出来ない。
インターポールの刑事である春麗は、ストリートファイトを行いつつ
ベガの所在の手掛かりを探していた。
そんな状況の中、突如目の前にずっと探し続けていたターゲットが
現れたのだ。
この千載一遇の好機を逃す手は無い!彼女はベガの元に近寄り、
直ぐ様闘いを挑んだ!
だが、果たしてシャドルー総帥であるベガに勝つ事が出来るだろうか。
彼女の亡き父もクンフーの達人であり、
彼女のクンフーは、その父より伝授された技、、
そんな父をあっさり倒してしまう程の男に、春麗の技は通用するのか否か、、、
だが悩んでいても埒(らち)が明かない。
今、目の前には父のカタキの男がそこに居る。
それだけで、闘う理由は十分だった。
先手必勝!
勢い良く飛び出した春麗は、
数々の技をベガに浴びせ掛けた。
が、それもことごとくかわされていった、、。
不敵な笑みを浮かべながら、息一つ乱す事も無い、、
やはり、力の差が有りすぎていたのだろうか!?
しかし、ここで諦めては自分を許せない。
ベガの一瞬のスキを見つけ、
懐に飛び込んだ彼女!
そして、渾身のパワーで放つスピニングバードキック!
体内のエネルギーを力へ変えて放つ
気功掌!
そして、壁を三角蹴りで宙に舞ってからの鷹爪脚!
ベガのライフはどんどん減っていく。
更に間髪いれず超スピードで繰り出す百烈脚!!
また更には、スピードはどんどん上がっていき、既に脚が見えない程の超神速で叩き込むのは、百烈脚の上位技・千烈脚であった!!
だが、まだまだ春麗の連続技は止まらない!
流れる様な蹴りの応酬(おうしゅう)、鳳翼扇を因縁の相手にお見舞いし、
念願の父のカタキを取るのだ、、、。
ベガはみるみるライフを減らしていき、残りは約1/3といったところだろうか、、。
いける、、、!
勝てる、、、、このまま、突き進んで行けば、、、!!
しかし、そう思った僅(わず)かな邁進(まいしん)をベガは逃さなかった。
ライフを削られながらも、彼女の脚を掴み、猛攻の反撃に出た、、、
身体中から紫色の禍々しいオーラを放ち、春麗のスピードすら遥かに凌駕(りょうが)するスピードで痛恨のコンボをマシンガンの如く浴びせ掛けた、、
掴んだ脚を持ち上げ、サイコインパクトで
吹き飛ばされる春麗の身体、、!
キリモミ状態での吹き飛ばしの為、受け身を取る事すら儘(まま)ならない。
起き上がったところを直ぐ様、
強烈な飛びかかりからのヒザ蹴り、
ダブルニープレス!
全身からサイコパワーを放出する
サイコバースト!
宙に浮かび上がった彼女を一方的に殴り続ける、ヘルアタック!
そして、首を掴んで凄まじい怪力で持ち上げてからの叩き落とし、
サイコフォール!
痛烈なるコンボは尚も続いた、、、
だが彼女は、連続してコンボを喰らい続けた為に、
軽い脳震盪(のうしんとう)を起こしてしまった様であった。頭上には幾つもの星が回っていた、、
そんな状態だろうと一切お構い無しに、無情にも攻撃の手を止めないベガ、、、!
宙に浮かんでいるベガは、
その空中から春麗目掛けて突進した!そしてヘッドプレスで頭を踏みつけて再び飛び上がってからの、、手の平からサイコパワーを噴出しながら追撃する、
サマーソルトスカルダイバー、、また続けざまに、デビルリバースをも叩き込まれてしまった、、、!
そして、コンボのラストは、
ベガの悪のオーラである、サイコパワーをより激しく、強大に、全身に纏(まと)いながら突進する大技・サイコクラッシャーアタックをモロにくらってしまった春麗、、、
手酷くやられ、満身創痍(まんしんそうい)の彼女のライフはあと僅(わず)か、、。
やはり、シャドルー総帥・ベガの実力は伊達ではなかった。
まるで赤子の手をひねるくらいの児戯に等しかった、、、。
完全に戦意喪失してしまった春麗であった、、。
そんな事は一切合切お構い無しに、ジリジリと距離を詰めてゆくベガ。
彼女の顔色はみるみる青ざめていき、徐々に恐怖と絶望が心を支配していった、、。
生半可な実力で、闘いを挑んだ事への激しい後悔の念、、
己の無力さを痛感し、打ちのめされ、彼女のそのプライドは完膚なきまでに叩き潰されてしまっていた、、、
小刻みに身体を震わせ、あの春麗が
あろうことか、命乞いまでしてしまっていた。
勿論、そんな事で見逃してもらえる程甘くは無く、歯向かう弱者はそのサイコパワーで跡形もなく塵芥(ちりあくた/じんかい)にしてくれる、、と。
父の待つあの世で、仲良く震えて過ごせと、ベガは吐き捨てた。
恐怖極まり、更に顔は青ざめていき、春麗の目には涙が、、。
やがて、その精神は恐怖に耐え切れなかったのか、全身を激しく痙攣させながら白目を向き、、
口からヨダレを垂らしながら大量の泡を吹いて悶絶してしまったのであった、、、、。
因縁の相手に打ち負かされただけでは無く、情けない醜態まで晒してしまい、、、
そんな彼女を見て、呆れるベガ。
こんな情けない腰抜け、最早殺す価値も無い。
春麗は、不幸中の幸いにも命拾いしてもらった様である。
だが最早、彼女には、かつての凛々しい風格は、微塵足りとも消え失せてしまっていた、、、、。
無様な弱者へと成り果てた春麗に、情け容赦無く蔑(さげす)み、嘲(あざけ)り、罵倒(ばとう)するシャドルー総帥・ベガ、、!
ベガ「その情けないブザマで惨(みじ)めで滑稽(こっけい)な姿で立ち尽くしているが良いわ~~~!!!グフフフフフフフ、、、、、!!」
だがしかし、彼女のそのプライドは文字通り、跡形もなく塵芥(ちりあくた/じんかい)にされてしまったのであった、、、、