STREET FIGHTER   作:ずーさん

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殺意の波動を極めし達人・豪鬼と対峙した春麗がピンチに陥り、トドメの大技をマトモに喰らってしまい、『滅殺』されてしまいます、、m(_ _)m


春麗 VS 豪鬼

ストリートファイターのチュンリーが、今日もファイトするべく現地に赴く。

そこで待ち構えていたのは、

正体不明の強大な敵、、、

その容姿はまるで、人外の者の様な、ひどく異質な雰囲気を放っていた。

それに、春麗の良きライバルのリュウの姿に、何処と無く似ていたのも気になるところ、、。

 

 

そんな中、互いに一歩も譲らず対峙し、しばしの膠着状態が続いた、、

 

闘わなくても分かるその凄まじい殺意にも似た気迫と、その出で立ち。

コイツ、、、出来る、、、、!

 

 

だが、いつまでもこうしている訳にもいかない。

そう、、いつも通り対戦して、いつも通り危なげ無く勝利を納めるのだ!

 

その異質な見た目の相手だって、

もしかしたらタダの見かけ倒しかもしれない。

 

そう考えたら、大分気も楽になっていった。同時に、身構えていた自分も馬鹿らしくなり、段々腹が立ってきた!

 

その怒りをぶつける相手は、、、

そう、将にカッコウの餌食である。

 

 

先手必勝!

勢い良く飛び出していった春麗は数々の技をその異質な存在へ浴びせ掛けていった。

 

渾身のパワーで放つスピニングバードキック!

体内のエネルギーを力へ変えて放つ

気功掌!

そして、壁を三角蹴りで宙に舞ってからの鷹爪脚!

更に間髪いれず超スピードで繰り出す百烈脚!!

 

それは、見事にヒットしていき、

どんどん減っていくライフ。

 

春麗「、、なんだ!やっぱりコイツ、

見かけ倒しだったのね!ウフフ、、、なら、一気に片付けてあげるわ!覚悟なさい!!」

 

意気揚々と、更に技をお見舞いしていく彼女。、、、、が、

徐々に技が決まらなくなり、やがては全てガードされてしまう展開に、、。

 

春麗「クッ、、、なんてガードの固い奴、、でも、これならどうかしら!?」

 

流れる様なスピードから繰り出す無数の蹴りの応酬(おうしゅう)、、鳳翼扇!!

からの、続けざまに百烈脚!

と見せかけ、百烈脚を更に上回る超高速の千烈脚を叩き込んだ春麗であった!!

 

が、、、まるで巨大な岩山の如く、守りを崩さない異質な存在、、!

 

春麗「まさか、、そんな事って、、、

私の全力の技を、、全てガードされてしまうなんて、、、ウソ、、でしょ、、、、」

 

彼女の余裕はすっかり消え失せ、

再び緊張状態になる。

どうゆう事だろう、、さっきまでの優勢がウソの様だ。

 

コイツ、、見かけ倒しなんかでは無い、、、やっぱり、とんでも無い力を隠していたんだ!

 

 

春麗の、その気の迷いを察知したのか、その僅(わず)かなスキを突かれてしまい、今度はその異質な存在が、

猛攻の反撃へと繰り出していった、、、

 

宙に飛び上がってからの、禍々しい波動を手の平から放つ豪波動拳!

 

春麗の懐に飛び込んだ瞬間からの

天に飛び上がる豪昇龍拳!

 

そして、浮かび上がった彼女の身体を掴んでからの叩き落とし!

 

打ち所が悪かったのか、脳震盪(のうしんとう)を起こしてしまい、頭上には幾つもの星が回っていた。

しばらく動くことも儘(まま)ならない、、、

 

そんな状態もお構い無しに、

身体を思い切りひねらせて何度も高速回転する回し蹴り、

竜巻斬空脚を喰らいまくってしまった彼女、、、

 

 

形勢逆転、、崖っぷちの劣勢へと追いやられ、打つ手無しの状態になっていった。

 

手酷くやられ、満身創痍(まんしんそうい)の彼女のライフはあと僅(わず)か、、。

 

やはり、その異質な存在の実力は伊達ではなかった。

まるで赤子の手をひねるくらいの児戯に等しかった、、、。

 

 

完全に戦意喪失してしまった春麗であった、、。

そんな事は一切合切お構い無しに、ジリジリと距離を詰めてゆく異質な存在。

 

彼女の顔色はみるみる青ざめていき、徐々に恐怖と絶望が心を支配していった、、。

 

生半可な実力で、闘いを挑んだ事への激しい後悔の念、、

己の無力さを痛感し、打ちのめされ、彼女のそのプライドは完膚なきまでに叩き潰されてしまっていた、、、

 

小刻みに身体を震わせ、あの春麗が

あろうことか、命乞いまでしてしまっていた。

 

勿論、そんな事で見逃してもらえる程甘くは無く、歯向かう弱者はその殺意の波動を持ってして、

跡形もなく滅してくれる、、と。

 

 

異質な存在「キサマに残された道は、、、、、、滅!!」

 

 

恐怖極まり、更に顔は青ざめていき、春麗の目には涙が。

 

 

やがて、その精神は恐怖に耐え切れなかったのか、全身を激しく痙攣させながら白目を向き、、

口からヨダレを垂らしながら大量の泡を吹いて悶絶してしまったのであった、、、、。

 

 

 

訳の分からない相手に打ち負かされただけでは無く、無様に命乞いまでし、醜態を晒していってしまった彼女、、、!!

 

 

そんな彼女を見て、呆れる異質な存在。

こんな情けない腰抜け、最早殺す価値も無い。

春麗は、不幸中の幸いにも命拾いしてもらった様である。

 

 

 

だが最早、今の彼女には、かつての凛々しい風格は微塵足りとも消え失せてしまっていたのである、、、、。

 

 

 

、、、あり得ない醜態を晒してしまった春麗に、情け容赦無く蔑(さげす)み、嘲(あざけ)り、罵倒(ばとう)する正体不明の異質な存在!

 

異質な存在「我が鬼の道を汚す愚昧(ぐまい)めが、、、!、、、、興が冷めたわ、、、

惰弱(だじゃく)にして稚拙(ちせつ)!最早(もはや)キサマに用は無い。その小胆(しょうたん)な己が精神を呪いながら、滑稽(こっけい)な

姿を晒しながら滅びるが良い、、、、、、、、何か言い残す事は無いか?、、、、、ならば、、、ゆくぞ、、、、、、!!」

 

と静かに言い放つ異質な存在。

 

神聖なる闘いのステージの中で、

ひどく気分を害してしまった異質な存在は、最早(もはや)腑抜け・腰抜けの弱者と化してしまっているであろう彼女へ引導を渡すべく、、

彼女を葬り去るべく、、、

辺りの景色・空間を激しく歪ませ、禍々しい瘴気(しょうき)が

包み込んだ。

 

その後、、今までの景色が一変し、そこは、物寂しい雰囲気の廃寺に変貌していった、、、。

空は黒雲が立ち込め、激しい雷鳴が轟き、今にも落雷する勢いの危険な場所であった。

 

そして、より一層、禍々しい殺意にも似た赤い波動を強烈に放ちながら、何かをしようとする構えをとった正体不明の存在。

 

 

その刹那、、、春麗の眼前に正体不明の存在が現れた。

 

目映(まばゆ)い閃光が迸(ほとばし)り、目にも止まらぬ早業で超絶コンボを繰り出す正体不明の存在!

 

閃光が消えると、背中に文字が浮かび上がり、その足元には春麗が無惨にも手酷く痛め付けられながら、横たわっていた、、、。

 

 

正体不明の存在「滅殺!!」

 

その超絶コンボの業の名は、、、、

 

 

 

『瞬獄殺』!!!!

 

 

 

最早(もはや)虫の息の春麗は、

己の不甲斐ない負けっぷりにほとほと嫌気が差す。

 

 

だが、横たわる彼女は、今だに小刻みに身体を震わせ続けていた、、、。

 

その身に叩き込まれてしまった

恐怖と絶望は、深く深くその精神に侵食し、トラウマの根城となってしまった様である、、、。

 

 

そして彼女には、もう、抗うだけの力は僅かたりとも残されてはいなかった、、身体は元より、そのプライドも、精神すらも、

虫の息と化してしまった様であった、、、、

 

 

そして、正体不明の存在は一言、こう言い放った。

 

「フン!軟弱め、、、不様よ!!」

 

 

この時を持ってして、彼女のプライドは、精神は、完全に滅されてしまったのである、、、、。

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