爆流剣術名誉師範代の青春物語   作:令和のクルルヤッ君

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 おじさんは平行世界を知っています。色んな世界に行ったことがあります。つまりそういう事です(意味深)




破壊龍剣

 

 

103:龍剣使い

 おじさん、誘拐犯になっちゃったねぇ…

 《写真》

 

104:名無しの爆流剣術使い

 イッチ!

 

105:名無しの爆流剣術使い

 無事やったかイッチ!

 

106:名無しの爆流剣術使い

 あれ、おじさん!?

 

107:名無しの爆流剣術使い

 このピンクのショートヘアは過去ノオジサン…?いやでもなんか違う?

 

108:名無しの爆流剣術使い

 イッチ何があったん?

 

109:龍剣使い

 何か追われてそうだったから攫ってきたんだよ。そしたらロボット達がみーんなこっちを追い掛けてきてねぇ…今も建物に隠れてるんだけどすぐに囲まれるだろうねぇ。

 

110:名無しの爆流剣術使い

 滅茶苦茶ピンチじゃねぇか!

 

111:名無しの爆流剣術使い

 いやでもイッチなら余裕でしょ?水文明のロボットよりも弱いロボットくらい蹴散らせるっしょ。

 

112:名無しの爆流剣術使い

 いかんでしょ。

 

113:名無しの爆流剣術使い

 出来るだろうけどそりゃ悪手やな。

 

114:名無しの爆流剣術使い

 下手な交戦は避けたいよなぁ…

 

115:名無しの爆流剣術使い

 なして?

 

116:龍剣使い

 そりゃ大企業に個人で喧嘩売ったら簡単に外堀埋められてゲームオーバーよ。

 

117:名無しの爆流剣術使い

 カイザーはクソだけど社会からしたらめちゃくちゃ強いんだよなぁ。だから下手したら指名手配されて社会の敵判定される。

 

118:名無しの爆流剣術使い

 そしたら何が起こる?

 

119:名無しの爆流剣術使い

 知らんのか?イッチVSキヴォトスが始まる。

 

120:龍剣使い

 その前にこっちに落ちてきた破壊龍神に滅ぼされると思うねぇ。

 

121:名無しの爆流剣術使い

 は?

 

122:名無しの爆流剣術使い

 なんでそこで破壊龍神が出て来るの??

 

123:名無しの爆流剣術使い

 kwsk

 

124:龍剣使い

 いやね?伝え忘れてたんだけど、おじさんがこっちに落ちてくる前に戦ってたんだよねぇソイツと。それでお互いに相打ちになる形で倒れたんだけどその時に近くに発生したホールに一緒に吸い込まれたんだよねぇ…その時に破壊龍神は三つの魂に分かれたんだけど、その魂が何故かこの子の中にあるんだよねぇ、しかも三つ一緒に。いつリンクするのか分からないから特大の爆弾だよねぇ。

 

125:名無しの爆流剣術使い

 

 

126:名無しの爆流剣術使い

 

 

127:名無しの爆流剣術使い

 

 

128:名無しの爆流剣術使い

 破壊龍神のゴッド・リンクしたときの能力は?

 

129:名無しの爆流剣術使い

 トリプル・ゴッド・リンクしたとき相手のゴッド以外のクリーチャーを破壊する。

 

130:名無しの爆流剣術使い

 ナンテコッタイ/(^o^)\

 

131:名無しの爆流剣術使い

 いやまて、それでも生徒達なら!名も無き神々なら!

 

132:名無しの爆流剣術使い

 相手はこのクリーチャーを選択できない。相手のクリーチャーは可能ならこのクリーチャーを攻撃する(強制)

 

133:名無しの爆流剣術使い

 はい

 

134:名無しの爆流剣術使い

 はいじゃないが??

 

135:名無しの爆流剣術使い

 司祭「破壊龍神鬼ツエー!このままキヴォトス滅ぼそうぜ!!」

 

136:龍剣使い

 破壊龍神「不敬!遺言を忘れずにな!」

 

137:名無しの爆流剣術使い

 キヴォトス「…ワァ……ァ…!」

 

138:名無しの爆流剣術使い

 泣いちゃった!

 

139:名無しの爆流剣術使い

 お客様ー!お客様の中にスレイヤー持ちは居りませんかー!

 

140:名無しの爆流剣術使い

 ジャラ「深淵からの使いだぁ!」メタモーフ・ST持ち

 

141:龍剣使い

 まぁ破壊龍神云々はあとで良い、まだ起きる気配は無いし。それと女の子が起きたよ。とっても警戒されてるねぇ…おじさん悲しいよ。姿を隠す為のローブを着て街中を派手に逃げ回っただけじゃないか。

 《写真》

 

142:名無しの爆流剣術使い

 残当

 

143:名無しの爆流剣術使い

 警戒されるのは当たり前だよなぁ?

 

144:名無しの爆流剣術使い

 猫みたいで可愛いですね

 

145:名無しの爆流剣術使い

 <<ホシノは可愛いですね

 

146:龍剣使い

 こわくなーいコワクナーイ、オジサンワルイヒトジャナイヨー。ほら、ローブも脱ぐし武器も外してるよー。ダカラコワクナイヨー。

 

147:名無しの爆流剣術使い

 草

 

148:名無しの爆流剣術使い

 ボ卿は帰ってもろて…

 

149:名無しの爆流剣術使い

 そういえば気になってたけど、プロトってずっと背負ってたの?

 

150:名無しの爆流剣術使い

 いや、流石に超次元ゾーンとかそこら辺のあれに保管してあるんじゃね?

 

151:名無しの爆流剣術使い

 というか推定ホシノおじさんに神秘の塊みたいなおじさんを接触させて大丈夫なん?モルトの例みたいに暴走しない?

 

152:名無しの爆流剣術使い

 え

 

153:名無しの爆流剣術使い

 あ!?

 

154:龍剣使い

 やっべこれはちょっとマズいね

 

《LIVEモードを開始します》

 

 

154:名無しの爆流剣術使い

 イッチ!?

 

155:名無しの爆流剣術使い

 うぉ、眩しッ!?

 

 

 


 

 

 昼夜問わず光が満ち溢れるキヴォトスの裏の街《ブラックマーケット》。その日も何時もと変わらず不良生徒達が屯し、裏の住人達が息を潜めて暮らしていた…筈だった。

 

 とある一人の不良が不機嫌そうに暗い夜の道を歩いていた。その不良はこの日とてつもなく運が無かった。仲間と共に適当な店を襲おうとすれば中にゲヘナ風紀委員がいて計画がお釈迦になったり、なけなしの資金をぼったくられたり、住み家にしていた廃墟を大企業に潰されたりと散々な目に遭っていた。

 

「チッ、金も住む場所も飯もねぇ…ここまで不運だと面白いくらいお先真っ暗で笑えてくるな。多少なりともバイトして金を貯めておけば良かったぜ」

 

 いよいよやばそうになったらヴァルキューレ警察学校に突撃してやろうかとやけっぱちになっていた不良は、ふと道端にフルフェイスのヘルメットが捨ててあることに気が付いた。

 

 何処かの間抜けが落としていったのだろうと考えた不良は、徐にそのヘルメットを拾い状態を確認する。

 

「…大きいキズは無い、バイザーも特に故障はしてなくてスライドもスムーズに出来る。商標登録のシールとかは張られてないし安全保障も無いが、結構な上物だな?どっかの金持ちが作らせた物が何なのかは知らんが…落とした奴が悪いんだ、こんな物使わずに捨て置くなんて勿体ないから貰っといてやるか!」

 

 良い拾い物をしたと喜びながら不良はそのヘルメットを被る。サイズ感もぴったりで重すぎづ軽すぎない。視界も多少は狭まるが許容範囲内であり、まるで自分のために作られたモノではないかと錯覚する位の代物であった。

 

 不良は気分が良くなったのか、ヘルメットのバイザーを下ろして己の愛銃を構える。動きに支障が無いかも確認する事は重要だ。不良の信念は『瞬瞬必生』、瞬間瞬間を必死に生きてやるという不良にしては中々の信念である。そして不良は、その信念の為の努力は怠らない者であった。

 

 

 

ーーそして、その慎重さが不良を生かしたのだ。

 

 

 

 不良が銃を構えてた時、ふと近くから複数の足音が聞こえてきた。直ぐさま物陰に隠れて道の先を覗き見ると、見覚えのあるオートマタ達が慌ただしく動き回っていた。

 

(ありゃカイザーの?どうしたってこんな誰も居ないブラックマーケットの端の端に……)

 

 

 

 不良が怪訝に思ったその瞬間、オートマタ達の近くの建物が“大爆発”を起こした。

 

 

 

ーー反射であった。思考が目の前の出来事を理解しようとする前に、体の全神経が、今まで培ってきた経験が不良を隠れていた物陰の奥に身を投げ出したのだ。

 

 体が地面に落ちる衝撃を感じた不良に、次に訪れたのは全身を震えさせる衝撃と破壊音であった。

 

 漸く事態を理解できた不良は、とにかく地面に伏せて衝撃が収まるのを待った。辺りから建物が崩れ落ちる音がするが、幸いにも不良の周辺は爆心地より距離があり比高的頑丈な建物であったため不良の身に瓦礫が落ちることはなかった。

 

「マジかよマジかよマジかよ……!!カイザーの野郎今度は何をしでかしやがったッ!!」

 

 しばらくすると揺れも振動も収まり、伏せていた不良は思わずそう叫びながら周りの状況を確認した。

 

 裏道から見える建物はガラスが全て割れており、幾つかの建物が崩壊していた。他よりは被害がマシの建物に身を隠しながら爆心地の方を不良は覗き見……そして絶句した。

 

 

 

ーーヴォォオォアァァァァァ!!!!

 

 

 

 ()()。目の前の地獄を、以前に起こった大事件と同じような瓦礫の山を、ヘルメット越しでも感じる凄まじい熱を発する灼熱地獄を作った犯人が。

 

「……ドラ…ゴン…?」

 

 ドラゴン、龍、竜…漫画やアニメ、映画の世界の生物が不良の目の前にいた。

 

 唖然としながらも、目の前のドラゴンを見る。それは人型で巨大、頭部には仮面の様な何かを着け、頭から炎が吹き出している。体色は青を主体に体の所々に赤と黒の模様が入れ墨の様に入っており、更に鎧の様な物を身に着けていた。背中には半透明な青い翼が生えていて、それを時折羽ばたかせている。

 

 そして、その姿でも最も目を引くのはその両手である。右手は“黒”だ、だが不良はその“黒”からは言いようのない恐ろしい“何か”を感じていた。そして“赤い”左手である。何だあれは?本体もそうであるが、あの“赤”からは自身の体から何かを奪っている様な感覚を不良は感じた。

 

≪ヴォォオァァアァァッ!!≫

 

(やべぇやべぇやべぇ…ッ!!なんだありゃ!?アタシの知ってるファンタジーのドラゴンじゃねぇ!あれは“戦士”だ!いや“天災”か!?違う駄目だ冷静になれ、兎にも角にも『アレ』には絶対に手を出しちゃいけねぇ!!)

 

 先ほどから自身の体が重く感じる。恐らくあのドラゴンの影響であろうと推測した不良は直ぐさまこの場から逃走しようと走り出した。

 

 

「あ?」

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

(待て待て待てッ!?違うだろ!?()()()()()()()()()()()()ーー)

「ッ!?」

 

 勝手に動いていた足が道の真ん中で止まる。前方には初めよりも禍々しく強い覇気を発するドラゴン、周辺は更に燃え上がる灼熱地獄、その中心で不良は体の芯に氷を差し込まれたかのような幻覚を察知した。

 

(アタシは今、何を考えた?確かにアタシは物陰から出て奴を攻撃しようとした(この場から逃げだそうとした)筈……いや、アタシは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 思わず視線をドラゴンへ向ける。そこには、先程まで狂った様に叫んでいたドラゴンが此方をしっかりと見ていた。その目には、確かな理性を感じ取れた。

 

 

「まさか……てめぇの仕業なのか?」

 

 

 不良がぽつりと呟いた言葉に、ドラゴンは小さく口角を上げたように見えた。

 

 

 

 






 現れたドラゴンは、オウギンガ・ゼロに破壊龍神の要素を組み込んだ感じです。

 この不良強くない?と感じられるかもしれませんがここはキヴォトス、そういう過去持ちはゴロゴロいるんでまぁ特に気にすることはありません。レギュラー確定してますけどね(無慈悲)
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