爆流剣術名誉師範代の青春物語   作:令和のクルルヤッ君

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 新しいラーメン屋さんかな?すっとぼけ。




龍麺招来

 

 

 32:名無しのバイトリーダー

 安いですわよー!安いですわよー!一杯398円のラーメン安いですわよー!

 

33:名無しのバイトリーダー

 メロンパフェ!メロンパフェもお忘れ無く!

 

34:名無しのバイトリーダー

 おしるこ!

 

35:名無しのバイトリーダー

 ホヤあそばせ!

 

36:名無しのバイトリーダー

 そんなこと言っておりませんわ!

 

37:龍剣使い

 知ってるかマックちゃんよー、ドーナツって数字の0の形してるだろ?だからいくら食ってもカロリー0らしいぜ?

 

38:名無しのバイトリーダー

 ちょっと何言ってるか分からないですね(真顔)

 

39:名無しのバイトリーダー

 イッチ!

 

40:名無しのバイトリーダー

 なんで分からねぇんだよ(死んだ目)

 

41:名無しのバイトリーダー

 あの後どうなった?テンちゃんの様子は大丈夫?

 

42:龍剣使い

 バッチグー(死語)よ。こんな怪しいおじさん…いや外見はお姉さんなんだけども、雇ってくれるなんて久しぶりに涙が出たよ。いい歳した人が金無し家無し戸籍無しっていう真実に気が付いてまた違う涙が出たけども(真顔)マサも始めの頃より仲良く慣れた気がするねぇ。魂も安定してるから暫くは安心かな。

 

43:名無しのバイトリーダー

 マサ?

 

44:名無しのバイトリーダー

 もしかしてテンちゃんの新しい名前?

 

45:龍剣使い

 そうだよ。流石に名前がないと不便だから名付けさせて貰ったんだ。天無(あまなし)マサムネ、テンは名前に入れたいって事だから読み方と漢字を変えて入れたよ。やっぱり思い入れがあるんだねぇ…

 

46:名無しのバイトリーダー

 成る程、なら今度からはマサちゃんと呼ぼう。

 

47:名無しのバイトリーダー

 ムネナシ?(難聴)

 

48:名無しのバイトリーダー

 おいおいおい、

 

49:名無しのバイトリーダー

 死んだわアイツ。

 

50:龍剣使い

 因みに私には胸があるねぇ!でも控えめな胸もとっても魅力があると私は思うのだけれど、君はどう?(圧力)

 

51:名無しのバイトリーダー

 語りたく無いです…(目逸らし)

 

52:名無しのバイトリーダー

 何で?(半ギレ)

 

53:龍剣使い

 もしかしてドラ○ンカーセッ○スが性癖なのかな?安心したまえ、私は心が広くて守備範囲も大きいからね!

 

54:名無しのバイトリーダー

 モルトとアイラの間に子供作ったら売れたわ。

 

55:名無しのバイトリーダー

 そら売れるでしょうね…

 

56:名無しのバイトリーダー

 じゃぁ子供の方に男を生やすね…(無知シチュ)

 

57:名無しのバイトリーダー

 ぶっ殺

 

58:名無しのバイトリーダー

 大罪ゾ

 

59:龍剣使い

 今彼氏って言ったか?(三代目)

 

60:名無しのバイトリーダー

 おじさん、キレた…!!

 

61:名無しのバイトリーダー

 あれ、イッチの名前は何なの?

 

62:名無しのバイトリーダー

 確かに…でもイッチって名前沢山ありそう(クリーチャー世界を見つつ)

 

63:名無しのバイトリーダー

 これが、ボルシャック・ドラゴン。ボルシャック・スーパー・ヒーロー。ボルシャック・大和・ドラゴン。

 

64:名無しのバイトリーダー

 全部同じじゃないですか!

 

63:名無しのバイトリーダー

 同じじゃないんだよなぁ…

 

64:龍剣使い

 うーん…今思えばマサの名前は考えたけどおじさんの名前は考えてなかったねぇ。

 

65:名無しのバイトリーダー

 え?

 

66:名無しのバイトリーダー

 はい??

 

67:名無しのバイトリーダー

 お前どうやって店長に雇って貰えたの??

 

68:名無しのバイトリーダー 

 バイト先って柴関やろ?流石に旦那でも名無しの権兵衛は雇わんやろ。てことは下の名前は伝えてる筈だ。

 

69:龍剣使い

 ユメって名乗ろうとしたけど、普通にムサシって名乗ったよ。何だかんだこう名乗ってる事が多かったからねぇ…

 

70:名無しのバイトリーダー

 ひぇ

 

71:名無しのバイトリーダー

 じ、地雷回避…

 

72:名無しのバイトリーダー

 いかん危ない危ない…(レ)

 

73:名無しのバイトリーダー

 なんでよりにもよってユメって名乗ろうとしたよお前??

 

74:名無しのバイトリーダー

 ホシノおじさんの特大地雷は止めるんだ!!

 

75:龍剣使い

 なんかマサにも止められたけど、ユメって名前もしかして危険だった?昔仲間と一緒に考えた偽名なんだけど…

 

76:名無しのバイトリーダー

 下手すりゃ『暁のホルス』再誕してました…

 

77:名無しのバイトリーダー

 あー…いやクリーチャー世界で偽名って…偽りの名(コードネーム)

 

78:龍剣使い

 あんな奴等とは一緒にしないで欲しいねぇ。どちらかと言えば一部の村の人達が使う、一族相続の為の手段の一つと言った所かな?正体を隠して敵の居ない場所に行くまで名乗る名前……まぁ、部外者のおじさんだけ生き残ったから使うことは無かったんだけども。

 

79:名無しのバイトリーダー

 おっと突然の重い話は止めるんだ。

 

80:名無しのバイトリーダー

 イッチ永く生きてるらしいから色んな事を経験してるからな。そら重い話の一つや二人は出て来るわ。

 

81:名無しのバイトリーダー

 退けば一つ、進めば二つ…

 

82:名無しのバイトリーダー

 奪えば全部ゥ!

 

83:龍剣使い

 む、いけない!休憩時間終わりか…バイトの時間だ!

 

84:名無しのバイトリーダー

 休憩時間にスレ開いてんじゃねぇよバカ!

 

85:名無しのバイトリーダー

 バカ?(夜勤)

 

86:名無しのバイトリーダー

 今俺のことバカって言ったか?(鉄骨渡り)

 

87:名無しのバイトリーダー

 なんだぁ?テメェ……(自宅警備員)

 

88:名無しのバイトリーダー

 働けヒトカス(トレーニング中)

 

 

 


 

 

 アビドス自治区の街角辺りの屋台の前で、私は一つ大きな欠伸をする。空を見上げれば暖かな太陽が大地を照らし、涼しい風が生き物達に息を吹き込んでいた。

 

「こういう日の昼寝というのは、中々乙なモノだよねぇ…」

 

 ふと気が抜けてそう言葉が漏れる。手は箒を持って地面を掃き続けているが、流石にバイト中に言うことではないだろう。チラリと屋台を見れば、店主は仕込みを続けていた。

 

「ハッハッハッ!確かに今日は良い天気だな!こういう日だとお客さんも少し増えるもんだ」

「ハッ!?き、聞こえていましたか…バイト中に申し訳ないです」

 

 大丈夫だろうと思っていたが、どうやら丸聞こえであったらしい。店主は私の反応にケラケラと笑いながら仕込みをしていた。手慣れた手つきで作業をするその姿は、流石永年ラーメンを作り続けてる事が分かる。

 

「なぁに、客はまだ来てないんだ。俺も黙々と仕込みをするより、働いてくれてる人と会話をしながらする方がずっと楽しいね」

「店主殿は良い人ですなぁ…確かに、歳を重ねると人と話すだけでも不思議と人生が明るくなりますからねぇ。」

「いやいや、嬢ちゃんはまだ若いだろ…なんでそんなに実感が篭もってるんだい」

「大将前に言ったでしょう?私は永い間山に篭もっていて外のことを何にも知らなんだと。私の知ってる時代って『チェスト関ヶ原』が主流だったんだよ?」

「意味は分からんが物騒な主流だとは分かるな、うん」

 

 撤退とか言いながら敵陣突っ込んでボン刀振り回してる妖怪首オイテケとかいましたし。何処の時代劇なんだ?とそんな会話をしていると、遠くから一人の少女が走ってきた。

 

「すみません!ちょっと遅くなっちゃいました!」

「おう嬢ちゃん!まだ開店準備中だから大丈夫さ、焦んなくて良いぞ」

「こんにちはセリカちゃん、今日も元気だねぇ」

「あ、こんにちはムサシさん!」

 

 可愛らしい猫耳をピコピコさせて挨拶をしてくれたのは『柴関』の先輩アルバイターである黒見セリカである。圧倒的不審者である私にあっさり懐いてしまった可愛い生き物です。

 

 何が切っ掛けで仲良くなったんだっけ…あ、そうだ。確か自然文明直伝の野菜制作術とか我流廃材再利用術とか全文明の節約術を現代風に纏めた書物を渡したらなんか仲良くなってたんだよねぇ…。

 

「あ、そういえばムサシさん。あの本ってもう少しだけ借りても良いですか?」

「ん~?あぁ、あの節約術かい?結構古いやり方だから役立つか分からなかったけど、どうやら役に立ったようだねぇ。欲しいなら上げるよ?」

「えぇ!?あんなに凄い本をですか!?」

「うん、だってあれ何冊か持ってるから誰かに上げたりしてるのさ。だからセリカちゃんも遠慮無く頂いちゃって?」

「ありがとうございます!アレのおかげでだいぶお金を節約できてます!」

 

 私の言葉にセリカちゃんはとっても嬉しそうにしている。どうも話によるとセリカちゃんの学校は借金を抱えているらしく、それもとんでもない金額のようだ。

 

 

 私も手伝えたら良いのだけど、下手に動きすぎるとマサに危険が及んでしまうからねぇ…

 

 とは言ったものの、ある程度したら鍛えたりしないとねぇ!クローンだろうが何だろうが、才能を腐らせるのは私のポリシーに反するのだから!やるなら全力でやらないと!

 

 

 

 

 そんな事を考えながら屋台の準備を終わらせる。とりあえず、今は目の前の仕事を終わらせなきゃね。

 

 

 

 






・柴関店長
 「なんて言うか初めて都会に来て手荷物全部無くして絶望した様な空気で空を見上げてたから話を聞いたら『バイトで良いから仕事を探してる』って言ってたから雇ったんだよ。正直とんでもねぇ拾い者しちまったと思ってる」

・ツンデレ猫娘
 「なんというかホシノ先輩みたいな人かな。いつもはぽんやりしてるんだけど、しっかりするときはビシッとしてる感じ。あ!それととっても手先が器用なの!屋台の席が足りなくなったときに、近くの廃材を使ってすぐち机と椅子を作っちゃったの!あれはびっくりしたわ」

・???
 「今度、この本をくれた人に皆でお礼に行きましょう!」

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