憑依者はスタイリッシュなマッドサイエンティスト 作:社畜戦士
今まで読み専でしたが、今回アカメ原作で二次創作に挑戦しました。
大分クセつよ作品ですが、お目こぼしいただければ。
独自設定、独自展開が多々ありますので、ご注意ください。
色々な意味できったねぇ文章(意味深)ですので。
また、警告タグは保険とかではないので、肌に合わなければブラウザバックをお願いします。
※クロスオーバータグは、クトゥルフ関連についてです。TRPG要素はほぼ出てきませんが、魔術を要素として入れています。クトゥルフのストーリーとかは全く出ません。投稿が初めてなので把握が不十分ですが、各種タグが不要なら指摘をしていただければ対応します。
2023/5/14追記。
タグに『屑』と『狂人』、『イデオロギー』と『思想強め』を追加してみました。
憑依元のDr.スタイリッシュもそうですが、憑依後のドクターもそのまま屑の狂人の外道です。その辺が受け付けない方はご注意ください。
また、アカメの原作が『革命勢力と腐敗帝国との争い』って主軸なので、拙作ではそっちに大きく舵を切った結果、結構主義主張が強いことになっています。コレも見る人を選ぶと実感しましたので、受け付けない方はご注意ください。
あとドクターの一人語りが助長的だというご指摘を複数受けました。前世関係でちょろっと触れましたが、憑依ドクターは社畜だったので独り言とか多いし理屈っぽくグダグダ考えるタチです。特に設定を語る場合結構長々と話します。此方も肌に合わないのであればブラウザバックをお願いいたします。
File01:憑依。恐らくは外なる神に依る所業
「オゥフ……マジかぁ……マジなのね……」
鏡面世界には左右反転したオカマが虚ろな目で憔悴しているのが映されており、元はそこそこ美形だっただろうに全身から視認出来そうなまでに濃厚に迸るそっち系オーラとメイク等の物的証拠の痕跡から全部台無しになっている。
まあオカマちゃんのナイーブ顔なんて見ていてもいい気分ではないので早々に鏡からは目線を外す。
「あー、アー、あ~、嗚呼~…………ダメね……。しっくりこないわ」
死んだ魚のような眼で訥々と発声を試すオカマ。
自宅の自室でやっていなければ変人扱い間違いなしね。
……まあそもそもオカマは変人という謗りを免れないんだけども。
――あ、申し遅れたわね。
アタシは異世界のキャラに憑依した何処にでもいるチート主人公よ。
一応言っておくと『Dr.スタイリッシュ』ってオカマに憑依したわ。
生前は鈴木一郎という面白味の無い普通過ぎる一般人だったわよ。
そもそもの話になるんだけど……神様転生を始めとしたテンプレタイプの設定を使いまわす物語は、アタシってばあんまり好きじゃなかったのよね。
……何故かって? だって、物語の導入部っていう最も読者に対してアピールすべき場面で、使い古されたチープなテンプレをブチ込むのよ?
今時の流行は兎も角、アタシは好みじゃあなかったわ。
……勿論、昨今大流行りの何某かを批判するワケじゃあないし、実際に読んだりしたアレとかソレとかは総合的には面白かったと思うわよ?
でも、アタシ個人の趣向としてはそういうテンプレを使い回すのが好きじゃあない。
唯、それだけなの。
――まあそんな信条は兎も角、転生? というか憑依かしら? しちゃったのがそのアタシなんだけど。
別にトラックに轢かれたとか、幼子を助けたとか、そんな切っ掛けは一切無かったわ。
もう、マジで、本当に、有り得ないくらいに唐突に此の世界にINしてたから。
――職場から帰る為に夜道を歩いていたら、不意に眩い光が奔った。
一瞬で視界が白亜に塗り潰された事で『何処の馬鹿若葉野郎がこんなハイビーム焚いてんのか、それとも煽りか』と憤ったのも束の間。
……気付けば「THE・転生の間」みたいな場所に座っていた。
ホント、信じられない程に急展開だったわね。
其処から先の展開はよくある神転のテンプレとは違ったけれども、生憎と神を名乗る何某とは遭遇していないし、そもそも碌な説明も受けずに此の状況に陥っているんだから。
――結果だけ言うと、『特に理由も無く無作為に選ばれて』、『半ば呪いのような悍ましいタイプのチートを付与され』、『よく覚えていないし結末を知らない漫画の世界のキャラに憑依させられた』。
此れが今回の経緯よ。
その際、『敵のサポート担当の戦闘力皆無なやられキャラであるオカマに憑依させられ』、『オカマ口調が内心ですらバイアスがかかってこんな有様になっている』というデメリット(解呪不能)が付随したけど、異世界に来訪しちまった事に比べたら些事よ些事。
――さて、アタシがやって来た世界について。
千年続いた帝国を舞台にした、中世風のダークアクションファンタジー世界。
嘗ての栄華は過日の幻。
物語の舞台である帝国は腐敗によって国中が閉塞感に絡めとられ、重税・圧政・掠奪・凌辱・叛乱・民衆蜂起・集落離散・治安崩壊etcが罷り通る世紀末状態。
そんな末期的な状況を憂いた人々が革命軍を組織して抗い、帝国の闇と戦っていく……こういう感じの作品ね。
『弱者の晴らせぬ恨みを晴らす復讐代行者』というコンセプトから、『必殺シリーズ』を意識した作風なのは一目瞭然よ。
第一話の前口上も正にソレだしね。アレは必殺節が全開でかなりイイわよぉ?
そしてダークファンタジーの名に恥じぬ、息を呑むような生々しい血みどろな激闘の連続と、主人公勢ですら容易に命を落とすという緊張感のあるストーリー構成。
確かに漫画として見ていた時はハラハラドキドキ楽しんで読んだりしたものだけど、実際に此の世界に行ってみたいかと問われて「是」と答えるような輩は……きっと紛争地帯か何処かの出身なんじゃあないの? ネタとしての通俗的イメージ下での群馬県民とかね、きっと。翔んで埼玉の世界の人かしら。
もしくは戦闘民族? 確かに中世期の日本って傭兵輸出を外貨獲得手段(と言っていいのかしら)の一つにしていたから、日本人も戦闘民族って呼べるかもしれないけれども……。
ま、アタシは御免だけどね。
……ていうか此処は『アカメが斬る!』の世界じゃあないのよ死ぬぅうううううううううッ!!
……アタシが憑依した原作の『Dr.スタイリッシュ』の概要を軽く見てみましょう。
ナルシストのオカマで、天才を自認する科学者であり、専門は医術らしいわ。
けど銃砲火器類の開発や、生身の機械化を始めとしたバイオメカトロニクス類に、肉体の部位機能を飛躍的に向上させる類の生体改造のような外法手術の全般に、薬品開発や投薬技術等々すらも高い水準で修めている、万能の天才って奴なのよ。
中世風の世界観からは逸脱したオーバーテクノロジーな火砲や重火器等を開発する程の頭脳チートで、自身の夢として『帝具』に並ぶ発明を目指していたのよね。
人体実験を好み、人体改造した強化兵の私兵を抱えていたし、主要敵キャラの一人を改造で強化したりもしたわね。
……すぐ退場したのは多分、コイツが生きていたら主人公勢がヤバイからだと思うわ。
普通に技術チートだから、コイツ一人で時間さえあれば質と量を揃えられるしね。
下手しなくても帝具よりは下位の『臣具』なら普通に作れるでしょうし。
というか、その敵キャラに施した改造って普通に臣具クラスの攻撃力があったわよね? ……単発式っぽいから継戦能力に不安があったかもしれないけれど。
個人的には好きな声優さんが声を当てているのが好ポイントで、こういうエキセントリックな役は成田さんって意外とハマり役だと思うからもっと出番が欲しかったんだけどねぇ。オレンジ卿みたいな?
まあ、今はアタシが成田ヴォイスっていうのが違和感しか無いんだけども。
ちなみに『帝具』とは、此の作品に於ける重要アイテムな超級の武具等の事で、早い話が太古のビックリドッキリメカみたいなモンよ。
千年前の帝国を建国した始皇帝が『此の国を永く繁栄させていきたい。其の為には年月で朽ちない超越的な道具が必要だ』という拗らせ気味な想いで創らせた、失われた技術や材料で構成されたオーパーツ。
例を挙げると『掠るだけで即死させる呪毒を纏った刀【“一斬必殺”村雨】』とか、『自己進化する生きた鎧【“悪鬼纏身”インクルシオ】』とか、『消えない炎を吐き出す火炎放射器【“煉獄招致”ルビカンテ】』とかね。
どれもこれも戦術、下手すると戦略級の超兵器扱いで、中には非攻撃型や完全なサポート型もあるけど、適性が無ければ死に至るような扱いの難しいスーパーな代物よ。
……その中で原作でのアタシが保有していた帝具が『手先の精密動作性を数百倍にまで引き上げる【“神の御手”パーフェクター】』なんだけど……。
……いやハズレじゃあないの!?
何よ精密動作性アップって!!
そんなモンは自前の改造手術で何とかしなさいよ!!
攻撃力ゼロじゃあないの!!
対軍クラスの得物持ちの主人公勢と、そんなモンで渡り合える訳ないじゃないのよ!!
案の定すぐにブチ殺されたしね!! ざまぁないわ!!
……まあ、原作は兎も角今のアタシよ。
幸いにして超絶チート持ちのアタシならば、原作通りに村雨の呪毒に侵されて即死って末路は避けられるでしょう。
……実は原作を最後まで読んだことが無いんだけどね。
とある原作キャラの妻子(善人)が無残に凌辱されて死んだ辺りでブチ切れて、一時読まないようになっていたら完結しちゃってたのよねぇ……。
あと、その後にアフターストーリーである正統な続編が始まっていたそうだけど……今となっては確認する術も無いんだから別にいいわ。
ともあれ碌に先行きも分からない有様なんだけど、それでもアタシにブッ込まれたチートは規格外の一言に尽きる程に隔絶したチートなので、少なくとも死にはしないでしょうよ。
……下手すると世界の敵として討伐対象にされかねないんだけどね。
――さて、勿体ぶってしまったけれど……そのチートとは一体どんな代物か?
……一言で言うと『クトゥルフ神話式魔術』ね。
クトゥルフ神話について、アタシは実のところあんまり知らなかったわ。
ニャル子さんとかブラボとかを通して、『クトゥルフ神話要素を作品のエッセンスとして幾らか取り入れてます』程度のふわふわした、そういう作品内で得た知識をちょろっとだけ知っていたくらいよ。
ブラボとかのようにガッツリ使われている以外にも、その他大勢のゲームでも装備やアイテムの一つとしてクトゥルフ神話関連の何某かが使われているのはあるし、そういうので装備とかのテキストとして作品内で得られる情報とかは知っていたわね。
ナコト写本とか螺湮城教本とか、ニャルラトホテプとかクトゥグァとか、輝くトラペゾヘドロンとか銀の鍵とか、そういう名前だけはよく耳にしていたものだから。
……まあ、その所為で創作かオリジナルかの区別がつかなくなっちゃってた部分も否めないんだけど。
でも、何の因果かアタシは今やクトゥルフ式の技能を十全に扱える魔術師になっているし……多分アタシを転生させた存在に意思や自意識があるとしたら、邪神ってかクトゥルフ系の悪神だったんでしょうね。
……ま、出所なんてどうでもいいわ。
今のアタシは、『よく分からない力を、よく分からないままで使える』だけの存在よ。
何処かの『とある
――さて、此のクトゥルフ神話魔術。
制約や変更点の概要を纏めてみましょう。
まず、『基本的に神性の生き物の招来・退散と接触は使えない』わ。
というか『自身が神性を保有している』ように悪神に魂魄を弄られたらしくて、少なくとも『奉仕種族を始めとした如何なる神話種族をも無条件で十全に従える事が可能』になっているそうよ。
その結果神性種を呼ばなくてもいいし、そもそも神性種が可能な事は全て実現可能らしいから、呼ぶ必要も無くなったそうね。
……普通に悪神共が『呼ばれるのが面倒だった』から、『呼ばれなくてもいいようにアタシに能力を与えた』んじゃあないかと思ってるんだけども。
アタシの考察としては、転生の際にもちょっと識ったけれど、『転生者一人だけを投入した結果、世界がどのように様変わりするのかを見届ける』事が目的らしいので、呼ばれても無いのに勝手にやって来るような這い寄る旧支配者であっても敢えて不干渉を決めた……のかしらね。まあ確証は無いけれども。
兎も角、アタシは『外なる神』や『旧き神』や『グレートオールドワン』そのものと何らかの接点を持つ事が出来ないけど、彼らに可能な事は全て実現可能で、そして眷属の召喚・使役や、彼らの能力を何らかの物品や生命体に付与する事も可能、と。
次に、『マジック・ポイントやPOWやSIZ等の消費要素は不滅であり無限である』という点があるわ。
なんかよく分からないけど、【魔力炉】って言うのかしら?
魔力をほぼ無限に生み出す無限機関特性がアタシに備わっているから、出力に任せて矢鱈滅多羅に呪砲を撃ちまくっているだけでも大抵の相手に勝てるわよ。
……それでも原作最強クラスの“エスデス”とか“ブドー”とかなら何とかしそうだから怖いんだけどね。
ともあれ少なくともMPが無限だし、耐久力も無尽蔵にあるわ。
その結果細切れのミンチにされても即座に復活可能という、中々に人間を辞めた肉体になっちゃっているんだけど。
きっとコレも悪神共が手前勝手な理由で転生させたように、『アタシが此の世界を面白おかしく滅茶苦茶に引っ掻き回す』為の前提条件なんでしょうね。
最後に、『常時発狂している為に正気度ロールは必要無い』わ。
……転生前がどうだったかはもう思い出せないんだけど、アタシって既に発狂しているらしいのよ。
その上でMPとかが不滅なものだから、デメリット無しで魔術とか使い放題ね。
POWの減衰による肉体の劣化、所謂インスマス面にもならないし。
ソレが良いのか悪いのかは、最早アタシには判別不能よ。
少なくともソレを為したが故に誰かが不利益を被った所で、アタシはその事を一切気にしないのだから。
――ま、今は小難しい話は置いときましょう。
早急に対応しなければならないのは、アタシの生存圏を確立する事よ。
今が原作に於いてどれぐらいの時期なのか、アタシの立ち位置は奈辺にあるのか、そして帝具は既に手に入っているのか等々……。
主要キャラですらポンポン死ぬようなマッポー世界なんだし、死亡フラグは丁寧に処理していかないとね。
其の為にも現状把握は必要でしょうよ。
「――と言っても、大分原作は近い感じっぽいけどねぇ」
なんせ、鏡に映るオカマは年齢不詳なんだけど、原作時期の外見と相違ないもの。
外見だけで判断するのなら、アタシの年齢的には大きく見積もっても10年以内に原作に突入しかねない時分かしら。
下手すると明日にでもイェーガーズ招集なんて事もあり得るんだけどねぇ……。
此れがショタっぽかったりしたら事前準備に勤しめた訳なんだけど、残念ながら此のボディはそこそこのオッサンよ。
……そしてメイクとかバッチリしているのを見るに、もうそっち系に
……あら、ご都合主義的なアレなのかしら、此の肉体の本来の記憶がちゃんと引き継がれているわね。
これは有難いわ。
他人の記憶が脳内に流入していく此の感覚は悍ましいモノだけど、その程度の些少な問題は飲み干さないと。
なんせ、原作通りならばアタシは確実に噛ませ犬で死亡ルート一直線なんだから。
生き残る為には、多少の無理無茶無謀も踏破していく所存よ。
誰しも後悔の中で慙愧に苛まれながら死にたくはないでしょうに。
え~と、原作第一話って確か『帝暦』1020年代の……24~26辺りだった気がするけどよく覚えていないし、出来事からある程度の時期を推理しないといけないわね。
取り敢えず……ナイトレイドの手配状況でも調べようかしら?
例えばナイトレイドの手配書が出回っているならば、割と原作の直近だという事が判別出来ると思ったのよ。
そもそも革命軍の秘密組織である暗殺集団『ナイトレイド』は、割と原作開始の直近で結成された代物だったハズ。その場合は原作の10年以上前とかの線は消えるもの。
少なくとも既にアカメが暗殺部隊から離反しているんだったら手配が出ているだろうし、シェーレが討伐された事で手配を取り消されているのならば原作主人公のタツミが加入してからそれなりの日数が経過している事が判別出来るわ。
というか、具体的な何かしらの事件名とかはアタシがそもそも覚えていないし、原作でもそんな具体的に年代の明記されてある事件とかは殆ど無かったと記憶しているのよね。
“百人斬りのブラート”の軍脱退とかなら事件扱いにもなるでしょうけど、帝都ならまだしも地方にはそんな情報はすぐには回らないでしょうよ。
だから、書面という物理的に判別出来て、帝国の端でも入手しようと思えば手に入れられる類の証拠を欲したワケ。
――――結果的に、原作開始から少しばかり前の時期にあるという事が判明したのよね。
そう判断した根拠を幾つか挙げましょう。
まず、将軍ナジェンダがまだ離反していない……どころか奴さんはまだ下士官よ。
また、百人斬りのブラートもまだ普通に離反していないわね。時期的に微妙だけど。
という事はブラートの元上官であるリヴァ将軍もエスデス将軍麾下に転属していないという事で、ついでにまだオネストもまだ上級官吏でしかないのでリヴァ将軍の投獄騒ぎも必然的に発生していない。
更にオネスト閥がまだ充分に形成されていない以上、まだ先代皇帝……原作のショタ皇帝の先代が元気に凡愚な皇帝やっているわ。
……そして、ナイトレイドはその存在が影も形も見えず、その代わりなのか革命軍の息がかかっているであろう義賊を名乗る三下が帝都を賑わせている状況よ。。
……ナイトレイドってナジェンダが立ち上げたワケじゃないんだったかしら? 零はちょっとしか見ていないし分かんないのよねぇ……。
いや、此処は普通に『原作っぽい複製世界』らしいし、『此処はそういう世界なんだ』って言われたらソレ迄なんだけど。
……まあつまり、普通にまだ原作前ってだけよ。
原作主人公のタツミ少年が何時加入するのかは流石にまだ判別出来ないけど、か細い記憶に残っている……初期に消された『警備隊長“鬼の”オーガ』とかの生死である程度の判別は出来そうね。
最低限、アタシが強制的に鉄火場に引き込まれるイェーガーズ結成まではかなりの時間が残されているわ。
少なくとも、アタシが帝具なんて所有している以上は幾らでも厄介事は舞い込んでくるでしょうし……此方の自由に使える戦力を拡充させておく事に否やは無いわよ。
……全く嬉しくない事に、帝具は既にアタシの手元に在ったわ。正直利用価値を見出せないんだけど。
ま、流石に20年30年もの時間は与えられていないでしょうけど、10年くらいは確実に猶予があるのも事実。
なら、精一杯死なないようにあくせく働くしかないじゃないの。
……ちなみにアタシの現時点での年齢だけどね……50歳超えてたのよね。
……まあ、
要は、改造手術を自らに施して、ある程度は老化に対する抵抗力が生まれている状態よ。なんてイヤなアンチエイジング。
他にも一般兵程度の身体能力は有しているし、各種毒物等への耐性すらあったわね。
流石自他共に認めるマッドサイエンティストといったところかしら?
ま、ソレなら別に問題無いわ。
幸いにして既にパーフェクターも手元にあって、ある程度の科学知識も引き出し可能。
そして此処にアタシの特典である魔術が加われば、こんだけ時間が残されているんだったら余裕よヨユー。
知識を深淵から引き出す系の魔術も存在するワケだし。深淵の邪知という奴ね。
ナジェンダ将軍とかの原作時での年齢等から逆算すれば、最長でも10年くらいの時間が残されているわ。
それぐらい準備時間があるんだし、死なないように上手いこと立ち回るしかないでしょ。
……だから、現皇帝の崩御を契機として色々動くのが最良かしら?
その頃には帝国内部もゴタゴタするでしょうし、人体実験みたいなヤベー所業が平然と許されるようになるにはオネスト政権が正式に樹立しないとアタシ的にも危ないし。
……ああ、勿論だけど、アタシも此のDr.スタイリッシュの知識を活かして人体実験やりまくるわよ?
一応人道的に配慮して、
魔術の実験台にも丁度いいし、死刑囚相手なら何しても心が痛まないし。
何なら腐敗貴族を拉致ってポアしてやってもいいくらいよ。
そして当然だけど、そういう後ろ暗いオシゴトを頑張る以上は、色々とヤベー話にも関わっていかなきゃね。
――ま、全ては当面の安全を確保してからかしら。
モットーは、明るく楽しくスタイリッシュに生きる、って所ね。
人生を面白おかしく生きる為に、やれることはなんだってするわ。
……そう、
此処までお付き合いくださりありがとうございます。
今後はこんなノリでやっていけたらと思っています。
警告タグは保険とか念のためとかではないので、お気を付けください。
原作主人公たちとは敵対しますし嬲るし犯すし殺します。その予定です。
また、独自設定、独自展開と断っていますように、原作準拠とかではないです。
これらの要素が肌に合わないのであれば、ブラウザバックをお願いします。
ハーメルンは読み専として利用してきましたが、投稿は初めてですので至らない部分もあるかと思います。
その場合は指摘や説明をしていただければ幸いです。
感想や評価は大歓迎です。
特に評価の際は一言いただけると有難いです。
低評価、高評価の場合は今後に活かしたいので一言くだされば嬉しいです。
最後になりますが、素人の自己満足SSにお付き合いくださりありがとうございます。
完結までいけるよう頑張りますので、お目こぼしくだされば幸いです。
追記:主人公は外道の屑です。敵は殺すし嬲るし犯します。帝国サイドなので革命軍や離反した輩は積極的に粛清します。間違っても善人や正義の味方とかではありません。自称サイコパス、とかでなく真正のサイコパスです。勧善懲悪モノのダークヒーロー的な展開にはなりません。以上の点をご理解いただけますと幸いです。