憑依者はスタイリッシュなマッドサイエンティスト 作:社畜戦士
「やーやーやー、どーもどーも。ご機嫌如何かしら、オーガさん?」
「手前……ぶっ殺すッ!! 絶対ぶっ殺してやるぞ手前ぇえええええええッ!!」
やははは。
負け犬の遠吠えって聞いててすこぶる気持ちいいわぁ。
檻の中からどうやって殺すっていうのかしらねぇ。
此処は帝都大監獄の地下牢。
目の前には散々悪事を働いたのを摘発されたアワレな負け犬がいるわ。
帝都警備隊元隊長、オーガ。
通称鬼のオーガ。
原作での主人公にとっての第一の中ボスって感じのがコイツね。
油屋のガマルってクズと結託して、ガマルの悪事を無関係の赤の他人に罪を擦りつける事で賄賂を頂戴していたゴミクズよ。
ガマルの身代わりに無実の人間が多数処刑されているんだから、此奴は同等以上の応報で以って罰さないといけないわよねぇ。
他にも取り調べと称して無意味な拷問を好んでいたり、気に食わないってだけの理由で市民に暴力を揮ったりと、余罪は数えきれない程。
アタシが帝都内部で警察権を始めとした即応力を得るにあたって一番手っ取り早かったのが既存の部隊に対しての指揮権を預かる事だったので、目を付けたのが帝都警備隊だったんだけど……。
残念ながらご覧の通りにトップが腐っていたので、即行で証拠を集めて捕縛に動いたわ。
そして無事に投獄が完了して、処刑迄秒読み段階ってのが今の状況。
精々惨たらしく残虐な刑罰で処されるといいわ。
拷問官の皆さんもお仕事頑張ってね~。
「殺すコロスころすぶっ殺してやるぅあああああっ!!」
暫く煽ったり煽ったり煽ったりしていたら、怒髪冠を衝くという感じで言語崩壊を起こしてしまったオーガ。
此れじゃあ人間の言葉は話せないわね。
アタシはただ話を聞きに来ただけなのに……。
私は哀しい(ポロン
「耳障りね……畏れを知らぬ蒙昧なる愚者の光 目覚め現れよ匂い立つ太陽の眷属 渇きを以てして敵を覆わん【川の神の呪い】」
「グァっ!? ぎっ、がぁ……ッ!?」
呪いによってオーガはひきつけを起こしたように黙ったわ。
今使ったのは【川の神の呪い】。
本来の効果は標的に異様な喉の渇きを付与するというもので、ソレをちょっとアレンジして口も開けない程に乾いた状態に追い込んだわ。
本来の使い方の効果は実際には水分が減っているわけではなく、水中毒になるほどに不必要に飲水してしまうという一種の水責めの呪いよ。
コレを若干アレンジして、渇きを強くして脱水症状を起こしたと脳を錯覚させ、全身の痙攣と意識の混濁を起こさせてあるわ。
勿論、曖昧な意識の中で気が狂う程に激烈な喉の渇きが止めどなく襲い来るから、ソレだけで十分に責め苦になると自負しているわよ。
……ちなみに例によって詠唱は適当なんだけどね。
「それじゃあそのまま聞きなさい。アナタが中々口を割らないものだから、ガマルとやらをしょっ引く事が出来ないのよ。でも、余罪だけでもアナタを死刑に出来るのは確定したから、此処からはアタシなりの尋問のお時間よ」
「ひぎっ……がっ……ぐぅッ……!!」
さーて、ネフェルピトー式尋問術をお見せしちゃうわよぉ。
安心なさい。
脳みそくちゅくちゅした後は切開した頭蓋をそのままに強化ガラスで固定。
某キカイダーみたいな素敵すぎるビジュアルにして処刑期日まで生かし続ける所存よ。
なーに、生後間もない蟻猫でも出来た事よ。
神域の医聖と謳われるアタシにやって出来ない事はないわ。
折角拷問官の皆さんも見学に来ている事だし、恥ずかしい所は見せられないわね。
よーし、電気メス用意。
解剖は任せろー(バリバリ
あらあらあら、やっと来たのね……。
随分遅かったじゃあないのよ。
思わず、あの鬼(笑)のオーガの無様な最期を思い出しちゃったわ。
かれこれ……5年くらいかしら?
それだけの期間、帝都の治安維持の要が宙ぶらりんだったなんて……。
まあ夜警国家の面目躍如といった風情ね。
「失礼します、ドクター。ご報告が……おや? 勅ですか?」
「あら、お疲れラン。報告書は後で検めるから其処に置いといて。……まあアナタも関わる事だし、確認なさい」
何やら厄介事の雰囲気を纏ってアタシの執務室に入ってきたランに眺めていた勅書を投げて渡す。
勅書の内容はどうせ現状の追認でしかないんだし、然して重要な話ではないわ。
それよりもアナタが此の時期に態々報告に来たって件の方が気になる所だケド。
態々正面口じゃなくて緊急時に使う飛行隊用のバルコニーから降り立つんですもの。
相応に緊急事態なんでしょうねぇ。
「確認致します。――成程、帝都警備隊の指揮権の問題でしたか」
「そーよ。5年近くもの間、隊長不在でやって来たんですもの」
そう、随分前にオーガを処刑したんだけど、その後釜が中々見つからなかったのよ。
というのも手頃な指揮能力を持った人間がいなかった事もあり、アタシが暫定的に帝都警備隊の指揮権を預かっていたからなんだけど。
将来的には警備隊をアタシの影響下に置きたかった事もあり、多少のてこ入れを行って綱紀粛正を実施。
上が腐っていた以上はその下も凡そ好き放題していたので、粛清の嵐が巻き起こったわ。
そして大粛清の後は警備隊も曰く付きになってしまい、新人も中々入ってこなくなった上に隊長に就く事を皆が忌避した。
そのままズルズルとアタシ預かりのまま警備隊は運用実績を上げていき、そろそろ責任者不在は任命責任を問われる、という頃合いで大臣が折れた形になるわね。
当然ながら、大臣は手勢の誰かを頭に据えたかったようだけど、手駒が隊長に指名されて任命されるまでの僅かな間に不審死が連続したら流石の大臣でも諦めたようね。
アタシも週一で大臣の手駒を呪殺する作業はかったるかったから、大臣が聞き分けてくれて本当に助かったわ。
帝都の警察権を差配する以上は、警備隊長に無能は付けられないものね。
当然、大臣の手駒の中でも最低限の仕事が出来る奴が派遣され続けたケド……ソレが毎週抹殺され続ける事が数年間も続けば、流石に人材不足に陥るでしょ。
オーガって横暴や癒着に賄賂等の数々の悪事こそあったけど、パワハラクソ野郎だったけど最低限の仕事だけは出来たんですもの。
部下の指導だって出来たし、腕っぷしも鬼(笑)とか言われる程度には高いわ。
ソレ以下ってなれば確実に問題だし、抑々大臣の権力を裏付ける皇帝がおわす帝都の警備を疎かにする程大臣は無能ではないのよ。
万が一にも皇帝の近辺に賊が侵入してしまえば責任問題だし、まかり間違って皇帝が討たれたら大臣も一巻の終わりなんだから。
……まあ、5年間も暗闘を続けたのは正直どうかと思うけどね。
とはいえ、アタシが隊長代行でやっていても上手く回っていたから、ソレで危機感が薄れたとすればシカタナイんだけど。
ま、結果が全てね。
こうしてアタシは晴れて帝都警備隊隊長の地位も手に入れる事に成功した。
話はソレだけよ。
「――で、報告の方を聞こうかしら。此の時期にアナタが文字通り飛んで来る程に切迫した状況なんてあったかしら?」
「ええ、緊急の問題です。帝都で“首切りザンク”の目撃証言が出ました」
「――へぇ……」
首切りザンク。
帝都最大の大監獄の元首切り役人。
大臣の悪政と専横によって投獄された大量の囚人を抱える事となり、本来は無実の彼らを斬首し続ける内に精神が壊れてしまった気狂いよ。
言うなれば帝都の闇の犠牲者とも言えるけど、元が善良な役人とはいえ狂った後の行動は度し難いわ。
獄長を殺害し、ソイツの持っていた帝具【“五視万能”スペクテッド】を強奪して逃走。
その後は無差別な辻斬りと化し、過去に一度討伐隊が組まれるもののコレを壊滅させ行方を眩ました……と。
「ザンクねぇ……一度帝都から逃げ出したんでしょ? そのまま辺境でひっそりと危険種の首でも狩っていればよかったのに……」
帝具持ちの犯罪者、其れも辻斬りなんて厄介極まりないわ。
「既に市民への被害が報告されています。警備隊の巡回人数を増やしておくべきでしょう」
「そうね。……確かスペクテッドには直接的な攻撃能力は無い筈だから、防御系の呪符なりを持たせておけば生き延びる程度は出来るでしょうし……」
洞視や未来視で動きを読んで優位に立つのがアレの強みよね。
後は幻視で幻術を見せるという奥の手もあった筈。
……なら、精神防壁の類と、後は結界系があれば充分かしら。
まあ、現状の通常装備でもそうそうやられはしない筈だけど。
「……安全を期して討伐はあくまでも佐官以上の人員で行うわ。功を焦らず、情報を持ち帰る事を第一に考えて行動するように徹底して」
「かしこまりました。――それについて、必要な魔道具の選定の為、技術部を呼んでおきました。14:00に中会議室に技術少佐以下6名を招集しましたので、後程ご確認ください」
「仕事が早いわね、りょーかい。報告は以上かしら?」
「はい、いいえ、ドクター。訓練兵の二名についての経過報告をお持ちしました」
ああ、ソレもあったわね。
さて、抑々の特務軍の構成について。
特務軍は三軍からなる軍集団よ。
三軍総帥シャイ・リスト(Dr.スタイリッシュ)征南将軍。
第一軍指揮官ラン征南副将軍。
第二軍指揮官セリュー・ユビキタス大佐。
第三軍指揮官ボルス特務少佐。
それぞれが佐官の癖に一個軍を率いているのは、帝国に将官が将軍職しかないから仕方なしにやっている応急的処置ね。
少将とか中将とかの役職って存在しないのよ。
まあ中世東洋風世界なんだから、そもそも尉官や佐官ってのが官位を流用した物になっちゃってるんだけど。
だからアタシの軍で用いている階級の意味と名称は、他所の軍とは大分違うわ。
大体にして他では部隊長とか軍団長とかが大雑把にあるだけどなんだけどね。
一応ウチのは地球の現代軍を此方風に噛み砕いたものになるのかしら。
まあアタシが認識しやすいようにしているだけだし、前世のアタシって別にミリオタでは無かったから。
だから「これはこういうもの」と思い定めて適当にやってるだけなんだけど。
さて、第一軍は最新最強の改造を施し続けた最精鋭の改造兵達の軍よ。
基本的に無手の生身で特急危険種を狩れるだけの地力を備えており、命令に忠実で精強、絶体絶命の状況下であろうとも決死という言葉も生温い程に淡々と標的を狩るプロフェッショナルの軍隊。
上位兵には超級危険種や魔道具の素材を組み込んであるから、生身で帝具に匹敵する異能を携えているの。
勿論配備してある装備も魔道印の一級品。
総員が全身を神器で武装している、と言えばその恐ろしさが分かってもらえるかしら?
ソレが現在では5個師団。
此の部隊は現代軍に伍する程の高度な戦術作戦行動を下士官レベルで実行可能という強みがあるわ。
例え部隊が離散してしまっても、下級兵達がそれぞれ自分の頭で判断して“軍隊”という一個の生き物を動かす事が出来るの。
そういう意味では一番の強みは此の戦術行動を可能とする個々の対応力の高さにあるけど、そういうのが霞むくらいに各兵士の身体的な強さが目立つ部隊でもあるわ。
原作での人型危険種ってのがあったけど、第一軍の兵達はソレを完璧に人体を崩さずにヒトの形と意識を保ったままの完成体として製造された兵士たちね。
見た目は元の生身の人間と何ら変わりないけど、クマムシも斯くやという程に強靭な生命力を保有している怪物どもよ。
その指揮官であるランは一時期特務(復讐)の関係で秘匿性と特殊性の高い第三軍に出向していたけど、アタシにとっての譜代の直参に当たる第一軍に今は戻っているわ。
副官として文武双方で高い実力を示した彼以外に、アタシの右腕は務まらないもの。
役職は軍部として副将軍の地位を与えており、その指揮能力の高さは内外で誉れ高いわね。
部隊の識別コードは【
部隊章は【七宝】。此れは地球の家紋をそのままのデザインで採用しているわ。
第二軍は試験部隊の側面が強いわね。
基本的に新型神器の実戦テストを行う部隊で、柔軟性と即応性が高い実験部隊。
当然、そういった高度な技術を要求される作戦に従事する以上、実力に関しては第一軍にも引けを取らないわ。
そして、此処には改造の結果外見的な変異等が発生した事であまり衆目に晒したくない人員を置いているの。
全員が特殊なコートと覆面で総身を隠した異形の部隊。
一応技量に関してはトップレベルだから、新兵のブートキャンプは此処で行う事になっているわ。
まあ、全員が擬態魔術を使えるから、全力戦闘でもしない限りは「そこそこ強い軍隊」って感じなんだけど。
ただその強さも、「強者の技量はあるが、何故か身体能力や判断能力等がソレに追い付いていない」という歪な代物に見えるものよ。
そして総力解放を行えば腕が伸びたり身体が巨大化したり、硬化したり液状化したりとその様はまるで某悪魔の実の能力者。
勿論その擬態状態でも他所の精鋭とやり合えるだけの地力は備えているけどね。
指揮官に据えているのはセリュー。
突撃厨だけど、落ち着いて冷静に指揮するだけの頭はあるわ。
だけど、ソレで戦果が挙げられると見たら迷うことなく喚声を上げて自身が先頭に立って突っ込む猪武者なのよね。
全体支援にも使える神将器を与えている事もあって、ソレが罷り通る現状があるのよ。
まあ全員に某
識別コードは【
部隊章は【二階菱】。
そして第三軍は以前にもランの復讐の際に大規模運用をしたけど、設立当初から基本コンセプトは変わりないわ。
ソレはもう、『不死者の軍勢による不死身の軍隊』。
コレに尽きるわ。
シンプルに【黒い束縛】や【ゾンビの製造】等でゾンビを作成し、ソレを徹底的に強化改造。
発想の元として、某海賊漫画で出てきたドクトル・ホグバックの手法をヒントにしてあるわ。
此方は他の二軍と違って殆どの兵士たちが元から死んでいるので、拒絶反応とか一切考慮せずに色々ぶっ込んだわよ。
超級危険種の素材は勿論、異界の神々の邪知すらもふんだんに使用。
その結果、単純な戦闘能力に限って言えば最強の部隊になったわね。
一応焼却戦隊や山狗部隊みたいに生身の人間も幾らかいるけど、基本的には不死の横隊で突撃蹂躙するのが基本理念。
複雑な思考を挟む余地なく「突撃だけが唯一絶対のドクトリン」という脳筋戦法を得意とするわ。
そして相応に強化した死兵部隊は生半可な帝具では貫けない程の頑強さを誇る。
欠点として、法外な外法の限りを尽くした存在だから、大っぴらには使い辛いのよ。
そして、指揮官にもある程度清濁併せ呑む度量と、狂気耐性が絶対に必要。
その点、指揮官に任命したボルスは過去に陰謀でアタシの作った【発狂薬】を投与された事があったから。
今は完治しているけど、その時に狂気的事象に対する強靭な耐性を獲得しているのよ。
なら狂気耐性は申し分ないし、焼却部隊という汚れ仕事の長を長い間務めても腐らないだけの大器もあるわ。
もう此処の指揮官にする以外ないってなくらいの適性よね。
識別コードは【
部隊章は【剣三つ蛇の目】。
以上、三軍を率いるのがアタシなんだけど、それはさておき今回は新兵訓練の話ね。
サヨとイエヤスを預かって暫く経ったし、心の折り合いも付いたようだったからそろそろ軍属として仕事を始めさせたのよ。
まあ新兵の任務なんて兵士としての心構えと肉体を鍛え上げる事に他ならないんだけど。
そして二人はウチの教練担当である第二軍に預けてあったんだけど、その教育課程の経過報告が上がってきたわ。
戦技教官であるダイダラの報告では、二人とも既に一級危険種を狩れる程度に実力が育っているようね。
サヨの適性は弓術を始めとした
イエヤスの適性は槍術を始めとした
一応二人ともある程度の種類の武具を使いこなせるみたいだけど、得意武器以外は器用貧乏という感が否めないそうね。
ふむ……原作キャラというメタ視点では彼らが相応の実力者になり得るというのは推察出来るし、何ならタツミ少年特攻効果があるワイルドカードにもなるんだから、育てない手は無いわ。
となると……第一軍と第二軍の何方に配属するか、って事になるんだけど。
完全に指揮官極振りなら第二軍でもいいんだけど、そうでないなら第一軍が安パイなのよ。
ちなみに当然ながら、第三軍は特殊過ぎるから一般新兵を配属する事はほぼほぼ無いからね。
う~ん……悩むわ。
そもそも彼らの実力の程がどの程度かまだ測りかねているのよねぇ。
一応アタシの持論としては、タツミ達三人の当初の実力は然程差異が無いだろう、というものがあるのよ。
メタ的な視点での話だけど、彼らはほんの少し運命が違っただけで帝都の闇に飲まれた二人と、生き残って革命に貢献した(であろう)タツミとで別れてしまっている。
資質は同じでありながら、僅かに運が良かっただけのタツミが生き残れたのは、そういうのを“持っている”主人公だからよ。
そして、ソレこそがお話の主人公として最も必要な要素だとアタシは考えるわ。
そういう意味では此の二人も鍛えていけば将軍級の器だと考えてもいいんじゃないかなぁ~……っていうのがあるんだけど。
ふむ…………。
まあいいや()
そもそもタツミ少年は現在進行形で手配中だし、彼の対策とかを現状で必死こいて考える必要もナイでしょ。
原作主人公サマなんだから流石に即座に死ぬことは無いだろうけど、コレもアタシがいる事による差異ね。
死ぬんなら死んでて別に構わないわよ。
うん、タツミ云々の事は一端忘れましょう。
報告によれば二人の伸びしろもまだまだあるようで、一カ月の訓練カリキュラムを終えたら尉官任官でもいいだろうというお墨付きが出ているわ。
となれば、実力相応に優遇しないと逆にダメでしょ。
能力主義と信賞必罰は綱紀粛正に大事な要素よ。
……よし、将来的には現場指揮官として第一軍に配備しましょう。
其の為にも武技を鍛えて指揮能力も養っていかないと。
大丈夫大丈夫。
効率的な鍛錬によって、嫌でも相応の実力者に引っ張り上げてあげるから。
死なない限りは致命傷。だったら直すしいーじゃんか。
ソレがウチのモットーよ。
【挿絵表示】
第一軍は最新最強の改造を施し続けた最精鋭の改造兵達の軍。高い作戦行動能力と任務遂行能力を兼ね備えた強力無比なウォーマシーン達。
部隊の識別コードは【
部隊章は【七宝】。
第一軍指揮官ラン副将軍。
直属編成【飛行師団】。
【挿絵表示】
第二軍は試験部隊の側面が強い。改造の結果外見的な変異等が発生した事であまり衆目に晒したくない人員達。全員が特殊なコートと覆面で総身を隠した異形の部隊。
識別コードは【
部隊章は【二階菱】。
第二軍指揮官セリュー・ユビキタス大佐。
直属編成【鬼号旅団】。
【挿絵表示】
第三軍は不死者の軍勢による不死身の軍隊。ゾンビや屍鬼等の不死者達で構成されたデッドマンズアーミー。
識別コードは【
部隊章は【剣三つ蛇の目】。
第三軍指揮官ボルス特務少佐。
直属編成【焼却戦隊】。
【挿絵表示】
第一種軍装。
式典用の華美さと普段使いに実用可能な簡略化、および此の世界での軍務に耐え得る頑丈さを備えた礼装。詰襟タイプの軍装は此の世界では珍しい。外套は佐官以上にしか与えらえていない。
色は黒の他に二種以下三種までカーキ、ベージュで微妙に細部を変えている。