神と悪魔とドラゴンと   作:浜の小さな大魔神

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皆さんどうもこんにちわ
浜の小さな大魔神です
今回の話のタイトルを見て誰のことかわかった人がいたら
中々の同志ですねぇ
まぁ、話の順序もふくめてこの辺は割とぐちゃぐちゃです。
それでも大丈夫そうな人は本編どうぞ


目覚める悪意

俺にとって、化け猫の宿(ケットシェルター)は特別なギルドだ

俺は所詮、ラクリマを体にぶち込まれたまがい物の化け物だ。

そんな俺にとって、生きることに絶望していた俺を救ってくれたウェンディのことは掛買いのない存在だと思う。

そして、こんなわけもわからない化け物を仲間と、家族といってくれた彼らのこともまた特別な存在なのだ

 

それを壊すといった。

よりによって、こんなくそカスどもが

元々とっ捕まえて牢獄にぶち門でやろうと思った。

だが辞めた。

目の前のこいつは生かしといたらだめだ。

 

俺とウェンディの大切な場所を気付つける奴は

何人たりともぶっ潰す

 

 

「こいつは俺の敵だから、どいて」

 

 

「シン殿、、信じてもよいのか?」

「勿論。あり得ないお話だけど、もし俺が負けてしまうなんてことがあったらこいつのことをお願いします」

「心得た。存分に戦うといい」

 

その言葉に、あまりにあっさりした態度にフェアリーテイルの二人もさすがに驚いたのか、ジュラに反論する

 

「おいおい!!本気かよおっさん」

「私たち、あの子のことを助けるために来たんじゃないの?」

「うむ、私も最初はそのつもりだった。」

「だったら「だが、シン殿のあの並々ならぬ覚悟。わからぬわけではないだろう?」

「まぁ、行っちまったものは仕方ねぇな」

「ちょっとグレイまで」

 

 

 

「皆さんはナツさんの援護に行ってください。もしものことがあれば心配だ。それに俺の魔法は広範囲のものも多い。ここでは皆さんを巻き込んでしまいます」

 

 

その言葉にジュラが反応する

「うむ。ではこの場は貴殿に任せよう」

それにグレイやルーシィも賛同する

「ここは任せる。腐っても相手の首魁だやられんじゃねぇぞ!!」

「シン!!頑張って」

 

 

そういって彼らは駆け出して行った

そこに残ったのはシンと敵の首魁であるブレインのみ

 

 

「うぬの力には驚かされてばかりだが、だからといってわれらが悲願を邪魔されるわけにはいかぬ。うぬにはここでおとなしく我が配下となり、われらの光崩しの尖兵となってもらうぞ」

「まだそんなことをごちゃごちゃ言ってやがんのか入れ墨くそ野郎。何度も言わせんな。てめぇらはみんな仲良く今日お縄について終わりなんだよ」

「ニルヴァーナの主導権を握っているわれらの有利は絶対に動かんというのに対した自信ではないか」

「でも、お前ら全員やられたら話はおしまいなんだろ?」

「なぜそう思う?」

「ある程度はここの機能そのものに頼って自立してはいるんだろうけど、お前の言い草を聞く限りは砲撃とかそういう感じの攻撃形態だけはお前ら自身の手動操作の必要があるんだろう?それならお前ら全員倒してしまえばひとまず直近の脅威は消え去る。そのあとこいつを止める方法だけをゆっくり考えれば済む話だ」

「フハハハハハ!!!まさかそこまで気が付いているか小僧。ますます気に入った、やはりうぬはわれらとともに新しい六魔となれ」

「さっきっから要点が見えないんだが、六魔はもう6人いるだろうなんで新しいの作るんだ?」

「フン!正規ギルドごときに敗れる六魔のくずなどいらんわ。損な恥さらしが今後ものうのうと六魔を名乗ることが許されるわけがなかろう。故に、そ奴らを切り捨てうぬの様に優秀な新しき六魔を設立するのよ」

「じゃぁ今から俺に負けるお前も六魔脱退確定じゃねぇか」

「粋がるなよ小僧。先ほどは少し面食らったが二度目はない」

 

 

そういってお互いに周囲に魔力が漏れ出すようになる。

 

「くたばれ小僧」

『常闇回旋曲(ダークロンド)』

 

「はぁ、『盾(シールド)三重(トリプル)』」

 

先ほどよりも軽く守られたそれに、ブレインは驚く

 

「チッ、やはりこの程度では止めるか」

「なぁ、この攻撃何回すんだよ。もういい加減に見飽きたぞ?」

「くッ、だが貴様のあの魔法の打ち消しはもう使えなのだろう?」

「あ?急になんだよ」

「ふん、図星か。まぁよい、私も馬鹿ではない。戦いながら考えたのよ、だがどうも不自然に感じてなぁ」

「何でもいいけど、こんなところで俺とおしゃべりしてていいの?もうお前のお仲間半分くらいいないわけだけどそのことに関して危機感の一つでも覚えてるわけ?」

「何を言うかと思えば。ニルヴァーナの向かう先は変わらん。うぬらを倒すのが向こうについてからになるかその途中かの違いよ」

「そうかい。そう思ってんなら一生そう思ってくたばっとけよ。んで、さっき言ってた仮説ってのは?」

「なんだ小僧。てっきりもう興味もないものかと思ったが」

「いや、これでも魔術研究オタクの端くれだ。いくらか程度の興味くらいはあるさ。それに、、辞世の句は大事だろう?ッそれを考えてまとめる時間くらいはくれてやるって言ってんだ。」

「どこまでも厚顔不遜な小僧よ。だが、いいだろうおしえてやる。貴様のその魔法には致命的欠陥があると言うことをな。」

「欠陥?」

「最初は私も、魔力の出力量が多すぎることと考えていたがそうではない。貴様の魔法。それはあくまで陰陽の系統、すなわち闇魔法と光魔法にしか効果がないうえに正面から正確に魔法をとらえられなくては発動自体がそもそもできないのだろう?」

 

この男、想像以上だ。

そうシンは感心した。

普通はあり得ないだの非科学的だなんだといちゃもんつけたり、精々が連発できないが云々を言う程度の雑魚ばかりだったがさすがはバラム同盟の一角というところだ。そこまでこの魔法の内包した弱点を見抜くとは。

とはいえ、、、

 

 

「そうか。それで?」

「何?」

「今お前の説明にあったことは全部事実さ。まさかこれの正体見破るなんて流石だと感服するよ。ども、俺はお前の魔法ごときいくらでも防げるし別にこれが使えないからって言って別に問題ないんだわ。」

「というわけで、、もう終わらせるけどいいよな?」

 

この戦闘にも幕を下ろそうとした瞬間だった。

 

 

「グオォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」

 

上空からとんでもない咆哮が聞こえてきた。

恐らくナツさんだろう。まさか、魔法じゃなくてそんなでたらめな方法で倒すんだからやっぱり妖精の尻尾(フェアリーテイル)はすごい。

二頭の竜が落ちて行ったのはジュラさんたちがいるはずだ。

あの人たちがいたら敵に多少意識があった所で大した問題にはならないだろう

あとはもう一人いる、ミッドナイトってやつくらいだけどどうしたもんか

 

 

 

「な、なんなのだあの小僧は。コブラを、魔法も使わずに倒すなど」

「これでお前らの言う六魔とやらもお前残して後二人、俺にお前が潰されちまえばあと一人だな」

「ふん、正規ギルドに敗れる六魔なぞいらんと何度言わせる。この戦いに負けた時点でコブラも奴らも用済みよ」

「ずいぶんと条件の厳しいことで。ま、お前も今から解雇通知たたきつけられるんだけどな?安心しろよ。新しい就職先は三食飯付き格子付き。日々の健康的な生活を約束するぜ?そうすりゃお前も晴れて真人間の仲間入りだなぁ?」

「くッ、なめるなよ小僧」

 

『常闇回旋曲(ダークロンド)』

 

先ほどより数段強いそれを見せられるも俺の心は水面のように内でいた

もはや問答の余地もない目の前の敵に用はない。

終わらせてしまえばいいとしか考えていなかった。

 

 

「さぁ、幕を引こうとしようか」

『顕現 干将莫邪』

 

剣を魔法で錬成する

そして、そこに

 

『付与黒炎(エンチャントヘルブレイズ)』

 

黒い炎に包まれた二刀一対の剣を全開で振るう

 

『破邪 黒閃剣!!』

 

 

「ぐわぁぁぁぁ」

(この私が、こんなところでこんな小僧に)

 

「ミッドナイトよ…後は頼む…!六魔は決して倒れてはならぬ…!!六つの祈りが消える時…あの方が…!!」

 

 

そんな不気味な言葉だけ残して倒れたブレインを相手に俺は吐き捨てるように言葉を投げる。

「お前の一番の罪は、俺たちの大切な家を狙ったことだ。おとなしくくたばってろ」

そのまま、そこには気絶し倒れたブレインと完勝を収めたシンが対照的に立っていた

 

 

 

 

 

そう考えていた瞬間だった

 

ドーーん!!!!

 

 

後方から爆発音が聞こえた。

まさかあっちは、ナツさんたちのいた、、、

 

 

 

 

すると。奥から声が聞こえてくる

 

 

「おーーい。シンーー!!」

「ウェンディ!それにエルザさんとジェラールさんでしたっけ?」

「あぁ。実はこいつは少し面倒なこととなっていてな」

 

そこからウェンディも聞いたであろうことを共有された。

結局ジェラールはウェンディのことを覚えてないらしい。それどころか記憶すらないようだ。

まぁ、仕方がない。

今はそこは正直さほど重要じゃない。

ウェンディには酷なことかもしれないがこればっかりはどうしようもない。

それより驚いたことは、もう既にエルザとジェラールの二人はミッドナイトを倒したようだ。

そこに、たまたま周囲を飛んでいたウェンディとシャルルが居合わせこちらまで飛んできたようだ。

なんにしてもこれで六魔将軍(オラシオンセイス)は完全撃破だ。

もうこれでおしまいのはずなのに、さっきの爆発のことも含めて気がかりが多すぎて

思考が正確に一つに纏まりやしない

 

 

「もうこの際それはいいです。俺はその男と直接面識があるわけでもないですし別にかまいません。問題はどう考えても、、、」

「あぁ、さっきの爆発のほうだろうな」

「あそこには恐らくナツさんたちがいます。いくらオラシオンセイスを倒したとはいえ、これを止める手立てもありません。どうしたものか」

「あ、あの!!エルザさんたちにはまだ話してないんですけど実は」

 

そこでウェンディがニルヴァーナの向かってる先をエルザ達にも説明した。

 

「そんなことが、、まかせろ。何としてもこの兵器を止めてお前たちのギルドは守ってみせる」

「エルザ、、、、おれは」

「気にするな。もう過去には戻れんのだ」

「だが、、」

「それなら、今これを止めるのに協力してください。これを止めるにはあなたの力が必要になりますだから、たのみます。俺たちの大切な家族を守るのを手伝ってください」

「あぁ!!もちろんだ」

 

ここにいる全員の目標を一つにすることはできた。

あとはこいつを止めるだけだ

そうして俺たちは走り出した。

 

 

 

ナツside

 

 

コブラを倒したのち、落下してきたナツとハッピーを何とか救出したルーシィやグレイ、ジュラは立ち上がろとするコブラを見下ろすようにして立っていた。

 

「く、、くそが。この俺が旧世代の滅竜魔導士ごときに」

「もうあきらめよ。どのみち貴様らにここから逆転する目はない」

「はっ!知ったことかよ。俺は六魔将軍(オラシオンセイス)、毒竜のコブラだ!!」

 

そう気丈に強い自分を保とうとしたのだろうか?

しかし、彼の特別いい耳がとらえた言葉は彼の最後の覚悟をいともたやすく打ち壊していった。

 

「ふん、正規ギルドに敗れる六魔なぞいらんと何度言わせる。この戦いに負けた時点でコブラも奴らも用済みよ」

 

 

「な!?ブレ、、イ、ン」

ドサッ

 

耳を疑うが、自分の耳が聞き間違えるなんてことはありえない。

 

(キュベリオス。俺の夢、、俺の祈りは、、たった一人の友の声を聞きたかった。)

倒れ伏すコブラに寄り添うようにとぐろを巻くキュベリオス。

これにはフェアリーテイルの面々もジュラも何も言わずに見守っていた。

そして、奥での魔力のぶつかり合いによってシンの魔力だけが残っていることを感知すると

 

「シンの野郎かったみてぇだな」

「すごいわねあの子」

「うむ。さすがの一言だな」

 

 

 

 

敵の首魁も打ち取り、いよいよここからはニルヴァーナを止めれば終わるのだが

ここで、問題が発生する

ナツに回った毒を止めるすべがないのだ。

ウェンディがどこにいるのかわからない以上手の打ちようがない。

仕方なく、グレイが背負っているとジュラに念話が届く

 

 

 

《私デス。ホットアイデス》

 

 

「無事なのか、リチャード殿!?」

 

 

 

《残念ながら無事ではないデス…。ミッドナイトにはやはり敵わなかった…!》念話の中でリチャードは、ミッドナイトに敗れたことと、このニルヴァーナを止める方法を伝えてきた。生体リンク魔法で動いているらしく、ミッドナイトを倒せば魔力の供給が止まり、都市も停止するはずだと言う。全員で力を合わせればきっと勝てるはず。

 

 

 

《奴は崩壊した王の間の真下にいマス。気を付けてください…。奴はとても…とても強いデス≫

 

「リチャード殿…」

「この真下!?」

「おし、希望が見えてきたぞ!!」

 

 

ナツをグレイに預けたジュラが先行して地下に向かう

地下の部屋に入ろうと扉を開けようとしたその瞬間

光が漏れだすように出てきた。

 

「まずい!!罠だーー!!」

 

ドーーん!!!!

 

 

 

閃光があたりを包んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレイが目を覚ますと、ルーシィもナツもハッピーも大きなけがは負ってっていないようだった。

しかし、ルーシィが立ち上がろうとした瞬間頭をぶつけることに違和感を覚えてこれがあ魔法でつくられた魔法のドームであることを遅れて理解する。

 

「これってまさかジュラさんの!」

 

ルーシィも気が付いたのか、すぐにグレイがドームを破ると

 

「おっさーん!!」

「ジュラさん!!!」

 

 

そこには倒れ伏しているジュラがいた

自分以外のすべてを無傷で守ったというところはさすがだが

本人は満身創痍の大ダメージを受けていた。

 

 

 

「元気がいいな…若い者は…」

「無事で…よかっ…た…!」

 

 

聖十のジュラという一大戦力はここで完全に離脱することとなってしまった。

 

 

 

シンside

 

 

爆発の心配が全くぬぐえなかったこともあってどうするか迷っていた時だった。

 

「シン、私が爆発のあったところに行ってくるよ」

「は!?いきなり何を」

「心配なんでしょ?さっきから気にしてて集中してないし」

「、、、、、、、バレてるかぁ」

「何年見てきたと思ってるの?」

(この言葉に一瞬ドキッとしちゃうんだから俺も末期だわな)

「まぁそうだな。でも、、、、」

「なら、ここからは二手に分かれないか?」

「その心は?」

「いつまでもやみくもに探していても仕方がないし時間もない。それならみんながある程度分散したほうがいいだろう。幸いにも私もジェラールもシンも治癒の必要性はない。それならウェンディをいったんフリーにしてやるべきだ。心配せずとも私もついていく」

「、、、、、、、、、、任せます」

 

 

 

俺は、心当たりの一つとしてブレインの倒れているはずの場所へと向かう

一応体は拘束しておいたはずだったが

そこには杖がひとりでに浮かんでいた。

 

「やれやれ…ブレインめ…最後の力を振り絞って、たった一人しか仕留められんとはな・・・六魔の恥さらしめ」

「なんだあれ?」

「!?ブレインの顔の模様が完全に消えている。い、いかん…いかんぞ…!あの方が来る…!!」

 

 

瞬間。今まで感じたことのないおぞましい魔力が周囲一帯にあふれだした。

これはまずいかもしれない。

 

 

先ほどまで偉そうにブレインのことを見下していたとは思えないほど

頭を垂れてひれ伏している。

 

「おっ…おかえりなさい!マスター・『ゼロ』!!」

 

「随分面白ェ事になってるな、クロドア。」

 

 

 

 

 

「第二ラウンドってか?」

 

静かに、冷や汗が流れた




えぇ、というわけでもなさんご存じ
マスターゼロが今回のタイトルの対象になったわけですが
みなさんどうでしたか?
あえて一回ウェンディを合流させないことで
ちょっとグレイに多めに喋ってもらいました。
ちゃんと字かいくらいでウェンディと合流はする予定です。
そしたこの戦いの最後は今のところ
オリ主で行こうと思っていますがまだわかりません
その辺も楽しみにしていただいて
それではまた次回お会いいたしましょう。
それではまた次回
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