神と悪魔とドラゴンと   作:浜の小さな大魔神

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皆さんどうもこんにちわ
浜の小さな大魔神です
今回でニルヴァーナ戦をここで終わらせて次回で
完全に終了にしたいと思います。

作者「さぁさぁ、もう終わりが見えてきましたよ~」
シン「そろそろこの章も終わるところだけど、俺のこの強いのに若干報われない不遇さは何?」
作者「まぁ、ずっと主人公がバカ強くてひたすら無双するのも嫌いじゃないけど、この作品との作風には合わない点が多いからこっからのちょくちょく不遇だと思うよ」
シン「はぁ、、まぁいいや。んで?次の原稿というか、ストックあんの?」
作者「話急に変わるなぁ~。んで、ストック?そんなもんはないな」
シン「はぁ!!お前こんだけノリノリで書き始めてこの期に及んで一か月間近く休んだくせにストックないってどういうことだよ」
作者「まぁ、いろいろ忙しかったんだよ。もうすぐテストあるから時間ないし、投稿速度は以前のように亀更新かまします」
シン「このくそボケ駄作者が。テスト勉強なんて投稿頻度とおんなじでコツコツやっときゃ問題ねぇだろうが」
作者「申し開く言葉もございません」
シン「はぁ。それでは読者の皆さん、こんなグダグダで申し訳ありませんがこれからも応援いただけたら幸いです。それでは、、、どうぞ」


成長と終結

 

ニルヴァーナの上にふたたび戻ってきた俺をそこにいた全員が見る

説明を始めようとしたら急に俺の懐にウェンディがとびついてきた

 

「シン!!!」

「おわ!!っと、、、びっくりしたぁ」

「シンのバカ!行かないでって言ったのに勝手に行っちゃうし!!無茶しないでって通話でお願いしたのに無視して無茶苦茶なことした上に私のことかばってボロボロになっちゃうし!!どれだけ心配したと思ってるの!!!」

「、、、ゴメンね。」

「やだ!!そういってまた無茶するもん。絶対シンはどこかに行っちゃうもん。」

「ウェンディ」

「、、、なに?」

「おれは、確かに君に迷惑かけちゃうし。これからも無茶すると思う。」

「、、、、」

「でもね、一つだけ。これだけは知っていて欲しい。俺は君を信用してる。君とシャルルのことを心の底から信用してるんだよ」

「、、、、してよ」

「ん?なに?」

「信頼してよ!!!!私だッてシンほど強くなんてないし、頭もよくないけど、それでも戦えるんだよ!?いつまでも守るばっかりじゃなくて信頼して託してよ!!私はシンのことを心から信頼してるのにシンは少しも信頼してくれない。」

「ウェンディ、、、、」

 

ここまで怒ってるウェンディを見たことなかった。

明らかに苛立っている

明確にブチ切れている

俺はウェンディのことは庇護する対象だと思っていた

しかし、それは間違いだった

目の前の少女は言ってのけたのだ。

 

自分はもう一人で戦っていけるのだと

あの引っ込み思案でなにごとにも自信なさげだった

守らなくてはいけなかった少女はもういないのだ

今目の前にいる強くて可憐な少女は

天竜グランディーネの娘

 

 

 

誇り高き天空の滅竜魔導士なのだ

 

 

 

 

「私は今起こってます。シンが信頼してくれないのも、困ったと時に頼ってくれないのも、無茶しないでって言っても無茶しちゃうのも」

「う!、、、ゴメンなさい」

「謝ってほしいわけじゃない」

「なら、どうしたらいい?俺はウェンディを危険に巻き込みたく無いと思う」

「それは!!「聞いて」、うん」

「心配で、けがしてほしくなくて、本当に無茶苦茶なことを言うんだったらどこか落ち着きのある田舎の診療所とかでみんなに愛されるお医者さんとかであってほしいと思うよ。そこには、俺が危険なんて絶対に近づかせないから。そこでまっとうにいい人と恋をして結婚して子供を産んで幸せにおばあちゃんになって笑っていってほしいと思っていた。でも、君は違うというんだろう?ウェンディ」

「うん。私はシンたちと戦いたい。シンに頼っちゃうこともあるかもしれないけどそれよりも頼ってほしい。」

 

 

 

これはなぁ、、、勝てねぇわ

俺はどうやらこの先どんなに強くなっていったとしても

 

 

ウェンディ・マーベルって女の子には勝てないらしい

 

 

 

 

「はぁ~。だめだなぁやっぱり。ウェンディ、ちょっとこっち来て」

「なんで?」

「いいから。君に課してた鎖を外すから」

「どういうこと!?」

「俺は君が自分の力で下手に前々で戦わないように戦闘能力って言う面に幾重かに鎖を施したんだ。まぁ、もしも君が命の危険に瀕したりしたら勝手に外れるようにできてたし、その鎖の第1段階はもう外れてんだけどね」

「じゃあ、最近うまく攻撃魔法が打てなくなってたのって」

「そ、俺のせい」

「ば、ば、」

「ば?」

「バカァァァァァァァ!!!!!!」

「びっくりしたぁ」

「びっくりしたのはこっちだよ!!最近攻撃系の魔法をいくつか教えてもらったりしたのを使おうとしても調子悪くて使えないからすっごい落ち込んでたんだよ!!!」

「あははは、ごめんて」

「もうシンのことなんて知らない!」

 

 

ウェンディはこの件についてだいぶご立腹の様だ

まぁ、実際のところそんなものは欠片たりとも施してなんかいないんだけど

これでウェンディの心の枷を外せるなら安いもんだ

 

 

「じゃあ、今から外すから後ろ向いて」

「う、うん」

「んな緊張しなくてもそんな大層なことしねぇから安心しなって」

 

少し背中を見せることに恥ずかしそうにするっウェンディに背中を向けさせて

そのまま術を施しているふりを進めて終わらせる

 

 

「おっけい、おしまい。じゃあ次はどう動くか決まってたりするの?」

「え、えぇっと」

「なんにも決まってないならそれはそれでいいよ。ナツさんたちはどうせゼロの野郎にやられたときにばらばらになっちまったんだろうけどまだその辺にいるだろうよ。まずはそいつら探しに行くぞ」

「うん。そうだね!」

 

そうしてその辺を捜索すれば瓦礫に巻き込まれたナツ達がすぐにみつかった

倒れてはいるものの、ダメージそのものはそこまでじゃなさそうだ

 

 

 

「ナツさん、グレイさん、ルーシィさん起きてください!!」

「ウェンディ、流石に揺らしすぎ。死んじゃうって」

「うぇぇ!!だ、大丈夫ですかぁ!!」

「はぁ、別に死んでるわけでもねぇんだ。ちょっと気絶してるだけだよ。」

「でも、、、、、」

「とにかくこっから場所を移すぞ」

 

 

 

 

 

全員のことをある程度目隠しになる

岩場のような場所まで運んだ

そこでようやく妖精の尻尾の面々も

目を覚ましたようだ。

 

 

「ちぃっ、まさかあんな簡単にやられちまうとは情けねぇ」

「それにしても何なのよあのでたらめな強さ。」

「くそぉぉ!!次は俺が勝つ!!!」

「あいさー!!」

 

 

「ひとまず落ち着きましょう皆さん。とりあえずは、、、」

 

どうにか案の考えていた時だったのだが

 

 

【シン君!ウェンディちゃん!聞こえるかい】

「あんだぁ!急に。この声は」

「天馬の、、、」

「ヒビキ!!」

 

【ルーシィやナツ君たちも無事だったんだね】

 

「なんで俺は名前呼ばねぇんだよ」

「グレイさん、気持ちはわかりますけど後々」

「そうよ」

「それと、、そのぉぉ」

「あ?なんだよ。もったぶらず言えよ」

「なら、いい加減服着ろ変態。これでいいですか?」

「ぬぉぉ!なんだと」

 

 

【今はそれどころじゃないんだ】

 

「なんかあるんですか?」

 

【今の僕たちに必要なのはチームワークだ。さっきのニルヴァーナに向けて放った一撃は、イブの雪魔法とレンの空気魔法、シェリーさんの人形劇でつなぎとめた一発限りの一撃だ。それでも止められなくて、シン君に迷惑をかけることになってしまったけどね。】

 

「んなことはこの際どっちだってかまわない。問題はこのくそったれな兵器を止める方法はあるのかってことだ。他のことはひとまずどっちでもいい。」

 

【そうだね、、なら簡潔に行こう。今ニルヴァーナには七本の足がある。僕たちの残存魔力じゃ足の一本も壊せない。それに、このニルヴァーナの構造上、一本の足を壊したところですぐに他の足が魔力を保管してしまうんだ。だからすべての足をほぼ同時に破壊する必要がある。だからこそ君たちの力が必要なんだ】

 

「んなこと言ったって、俺たちだってほとんど戦う力なんか残ってねぇぞ」

「私ももう魔力が」

 

【甘えるな!!貴様は誇り高きウルの弟子だろうが!!】

【私、ルーシィのことは好きになれませんの。でもここで死なれたら後味悪くてたまりませんの。立ち上がって維持の一つも見せなさいな!】

 

「俺も行けるぞ」

「あい」

「ウェンディ、お前は?」

「勿論!行くつもりだよ」

「私だって、あそこまで言われたら、、、やってやるわ!!」

「あぁ、リオンにあそこまで言われちゃ黙っておけねぇ」

「でも、現状これだけじゃ人数が足りない。ナツさん、グレイさん、ルーシィさん、ウェンディ、俺。最低でも楽リマ壊すにあと二人は欲しい。」

 

【私が行こう。ラクリマ一つ壊す程度なら問題ない】

【メーン。そういうことなら私のことも頼ってもらおうか】

【く、、、もう念話が持ちそうにないからその前に ザザッ】

 

「なんだ?」

 

【無駄なことを、、オレはゼロ。六魔将軍のマスターゼロだ。まさかてめぇらの中に古文書を使える奴がいるはな。聞くがいい!!!オレはこれよりすべての物を破壊する。手始めに壊すはずだった奴らは逃したが次はねぇ。オレは今7つのラクリマのどれかの前に立っている。オレがいる限り同時に破壊することは不可能だが精々あがいて見せろ】

 

 

 

(ゼロと当たる確率は1/7だが、おそらくエルザ以外では戦闘にすらならんと見たほうがいい)

ジェラールは一人思案にふける

エルザはこぶしを握り震わせている。

 

 

【予想外の侵入はあったが、これで最後だ。】

 

ヒビキの古文書が地図を俺たち全員の脳に開かれる

 

「1だ」

ナツが力強く言い放つ

「2」

グレイが冷静に言葉を放つ

「3に行く。ゼロがいませんように」

ルーシィさんが祈るように言う

【私は4に行こう。ここから一番近いとパルファムが教えている】

【「教えてんのは地図だ」】

【そんなマジで突っ込まなくても】

一夜さんの言葉に俺とエルザさんから同時に指摘が入る。

【私は5に行く】

エルザさんの凛々しい声が脳に響く

「エルザ‼元気になったのか」

【ウェンディのおかげでな】

 

どうやらウェンディの治癒魔法の効きは思いのほかよかったらしい

 

 

「よし、ウェンディは6、俺が7だな」

「うん!!」

 

【そろそろ限界だ、、、】

 

「ありがとうヒビキさん、最後にシャルル!!!!ウェンディのところへ!!」

 

【わかったわ】

 

そこで念話が途絶えた

さて、俺たちも移動しないといけない

 

 

 

だからこそここでもう一度言葉を紡ぐ

 

「こっからは各自の行動にかかっている。今から5分後、皆が同時に壊すことが必要になる。もう一度言わせてほしい。」

 

 

『俺たちの家を守るために、力を貸してください』

 

「「「「任せろ(て)」」」

 

「ウェンディにもひとつだけ、、、、、、、」

「うん!」

 

 

それにしても、ジェラールの声が聞こえないが気配は感じるしおそらく無事だろう

であるなら、混乱を招かないようにわざと何も言ってないと思ってよさそうだな

ならエルザさんあたりと一緒にいると思ってよさそうだな

 

俺たちはいっせいに駆け出した

 

 

 

 

 

 

 

 

シンside

 

 

走りだすと1分もかからないうちに開けた場所につく

目の前には7とか書かれたラクリマが浮いている

そこにはゼロが、、、、いなかった。

 

「やっぱり1のほうか、、、俺がケリつけたかったんだがな」

 

とはいえ一つ困ったことがある

 

 

「もう魔力ないんだよ。マジで」

 

俺はその場に倒れこんでしまった

その場にまで行けばどうにかこうにかなるかと思ったんだが

いかんせんさっきのニルヴァーナ止めたときの魔力消費が多いらしい

 

さてどうするか

ウェンディにはさっきあれだけ偉そうなこと言ったのに

 

 

~1分前~

 

「ウェンディにもひとつだけ」

「何?シン」

「大気を食らえ。ウェンディは天空の滅龍魔導士。空気中に濃密な魔力のたまったこの空間は君のためにあると言っていいほどの環境だ。それと、、、、、」

「顔赤いよ?」

 

ウェンディから指摘された通り

俺の顔は今赤くなっているだろう

柄にもないことを言おうとして緊張している

だがこれは言わないといけない

 

 

「し、信頼してる。君を、、、ウェンディ・マーベルっていう一人の魔導士として、一番長く一緒にいた幼馴染として、、、、一番信頼してる!!ここにいる誰より!!!」

 

思いっきり吐いた言葉にウェンディは嬉しそうに

この日一番の花が咲くような笑顔を浮かべて

 

「うん、私も!!シンのこと世界で一番信頼してるよ!!」

「ありがと/////」

 

 

 

~現在~

 

「はぁ、ウェンディには敵わないなぁ。」

「でも、、まぁ」

 

 

ゆっくりと体を起こす

今ちょうど4分間経った

あと一分間で練れるだけ魔力を練る

腹の底の方

へその奥の方で魔力を練ろうとする

その時に変な感覚に襲われた

 

 

「なんだ?魔力とは違う、、もっとドロドロしたのが流れ込んでくる」

 

 

体はすごく熱い

でも、不思議と今は心地よい

あぁ、なんだこれ。今なら何でもできそうだ

 

 

「好きな子にあそこまで言わせて何にもできませんなんて許されねぇよ。なぁ、俺?」

 

 

 

今のこの全能感はいつまでもつのかわかんないけど

今この瞬間の力は手放しちゃいけないな

絶対これをものにして自在に操れるようになってやる

だけど今は目の前のラクリマだ

 

 

「みんな頼んだよ」

 

 

『聖魔竜の剛拳!!!』

力の限りを尽くした聖魔竜の一撃は

一瞬の黒い火花を散らして空間をゆがませ

目の前のラクリマを跡形もなく吹き飛ばした

なんだか、体はふわふわと心地が良い

だが、脳みその方はもうオバーヒート寸前らしい

 

 

もう、あとはほかのみんなに託すしかないかな

 

「ふぅ~、疲れた」

 

初めての力の感覚に戸惑いながらもひと先ず自分の役目は果たせたであろう

達成感と全能感のノックバックによるものだろうが

そこに力なく倒れ伏した。

 

~ウェンディside~

 

 

シンから託された「信頼」

って言葉は不思議な感覚だった

 

 

「ウェンディ、あんたさっきっから随分うれしそうだけどなんかあったの?」

「シャルル!聞いて聞いて!!あのね!シンが私に信頼してくれるって言ってくれたんだ」

「それ本当なの?」(あのシンが、ウェンディが力を行使することを良しとするなんて)

「本当だよ!!すっごい嬉しかったんだ。」

「まら、頑張らなきゃいけないわね」

「うん!!!」

 

 

 

ラクリマの前に立った少女は思いっきり空気を吸い込んでいく

ドラゴンという存在を聞いて誰しも最初に思いつく攻撃形態

修行の中で自分が最も尊敬する幼馴染が最初に教えてくれた技

それは、、

 

 

竜の息吹(ブレス)

 

 

「すうぅぅぅぅぅ」

「すごい、、、これがウェンディの、、、、、、」

 

 

狙うはラクリマ

心に思うは少年との約束ともらった言葉

目の前の家族を滅ぼさんとする力の源にすべて向けられた。

 

 

 

(私だって家族を守るんだ!!)

 

少女の全身全霊をかけた一撃が放たれる

 

 

『天竜の咆哮!!!!』

 

 

天空竜の偉大なる一撃はあっさりと

宙を舞うラクリマを破壊した。

 

 

「やったぁぁ!!シャルル、見てた?私にもできたよ」

「えぇ。しっかりと見てたわ。すごいわね、ウェンディ」

「えへへへ、シンも、、ほめてk、、、、」

 ぽすっ

「あれ?」

 

ウェンデその場にへたりこんでしまった。

 

「ウェンディ?」

「なんだか、びっくりして力抜けちゃった」

「まったくあんたは。人騒がせなんだから」

 

 

少しすると、奥の方から爆発音が聞こえてくる

そして、嗅覚のいいウェンディはそのあとに立っている

一人の人間の気配に気が付いて気分を上げさせる

 

 

「ナツさんだ!!ナツさんが勝ったんだ!!!」

 

自身らが託した魔導士の勝利を知って喜ぶウェンディ

しかし、その瞬間だった

ガタン!と足場が揺れる

 

ニルヴァーナが止まった影響と

作動させた人間が倒れたことで

自壊を始めてしまった

すぐに逃げなくてはならない

しかし、逃げようとしたウェンディが動けなかった。

これにはとっさのことでシャルルの飛行魔法も間に合わない

 

 

「ウェンディ!?逃げて!!」

「シャルル!!きゃぁぁぁ」

 

 

目の前に落ちてくる瓦礫に思わず目をつむってしまうが

その瓦礫が落ちてくることはなかった。

少女が目を開けた先には、よく知る少年がいた。

 

 

 

「シン!!」

「相っ変わらず、最後の最後に締まりがないなぁ。無事?」

「うん。でも、、なんで?」

 

理由は少し時間が遡る

 

~シンside~

 

倒れていると、奥の方から爆発音が聞こえた

前に目を向ければラクリマが復活する感じはない

それで気配の方に気を配ってみれば

ナツさんっぽい気配を持った人が立っていた

その横ではゼロが倒れている。

本当に勝ったんだと実感する

力が体から抜けてしまって仕方ない

 

 

「終わったんかな、とりあえず。」

 

 

 

言葉をこぼれ落とすようにつぶやいた

 

 

しかし、直後に揺れを感じたので立ちあがった瞬間

目の前に大量のがれきが降ってきた

おそらくここは闘技場のような場所だったのだろうか

周囲の客席が崩れて降り注いできたのだ

 

「クッソ!!間に合わねぇ」

 

ガシャーン!

 

大きな音と共に瓦礫に埋められたかと思い目を閉じたが

やってこない衝撃を不思議に思い目を開けるとそこには

頼れる年長者の姿があった

 

 

「ジュラさん!!!無事だったんですね」

「うむ、ウェンディ殿の献身的介護助力の賜物だな」

「!?」

「ウェンディ!!!」

「どうしたのだ急に」

「あいつ初めて滅竜魔法を使うはずなんです。」

「ふむ、ならばシン殿は早く駆けつけてやるべきだろうな」

「すみません!!っジュラさんにはほかの人の安全確認をお願いします」

「承知した」

 

 

俺は最後に残っているかもわからない力を振り絞って走りだした

(俺はなんでこれにすぐ気が付かなかった)

 

ウェンディにとって初めての外部ギルドとの接触と合同任務

初めての滅竜魔法の行使

俺が彼女にかけた言葉がもし

あの子に余計に気負わせる結果になっていたとしたら?

別にあれ壊すこと自体は特段難しくもないだろう

問題はそのあとだ

初めて使った力は往々にしてコントロールなんてものは聞かないものだ

大方全ての能力を使い果たしてしまうだろう

そんな状態で、いきなりの崩落に巻き込まれたら?

恐らくシャルルだけじゃ対応できないだろう

 

「間に合えぇぇぇ!!!」

 

どうにかこうにかに駆け付けるとそこには

へたり込むウェンディの姿があった

 

(間に合うか?いや関係あるか!間に合わせるんだよ!!)

 

『強化(ブースト)+散弾(ボルト)四重(クワドラ)』

 

弾丸がすべてのがれきをはじく

疲れてふだんは側に狙いなんて定まらないはずなのに

なんだか[魔法の核心]でもつかんだみたいに手足のように

弾丸を自由自在に扱えた

体は疲れてボロボロなのにもかかわらず

全能感が心と体を満たす

 

そして、最後に目の前に振ってきた大型のがれき

それを一撃でけり砕いて、破片が当たらないようにウェンディに覆いかぶさる

 

「シン!!」

ウェンディは驚いたように声を上げた

「相っ変わらず、最後の最後に締まりがないなぁ。無事?」

俺はそれに軽口で返す。

「うん。でも、、なんで?」

「その理由はとりあえず脱出したらな。シャルル」

「ウェンディは問題ないけど、あんたもってなるときついわよ」

 

 

その言葉に俺は自信満々に返す

 

 

「大丈夫。今は何かなんたって無敵な気分だから」

 

 

「何よそれ。まぁいいわ、じゃぁ先に行ってるからね」

「あぁ、任した」

 

 

俺は、弾(バウンド)を使って思いっきり飛び上がる。

すると、直後に俺たちが立っていたであろうところから崩壊が始まり

その後にゆったりと全体が崩壊していった。

 

「あっぶねぇぇ。マジ危機一髪だな」

 

 

そんなことをつぶやきながら

みんながいる場所まで行ってそこに着地する

 

「皆さん無事だったんですね。よかったです」

「シンか。無事だったようで何よりだな」

「はい。ウェンディは、、、、」

「シーン!!!」

「おわっと!!びっくりしたぁ」

「勝った!みんなで勝ったんだよ。私たちが守れたんだ」

「、、、あぁ。そうだ、、ね」

「シン?シン!?」

 

なんだ?なんかウェンディが必死に俺に声かけてくれてるのはわかるんだけど

なんだかすげぇ眠い

ゆっくりと意識が黒い海に沈んでいくように

俺は自分の意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




シン・クラウンとウェンディ・マーベルの質問コーナー

シン「シン・クラウンと」
ウェンディ「ウェンディ・マーベルの」
シン、ウェンディ「「質問コーナー」」

シン「ようやくニルヴァーナ編も終わったね」
ウェンディ「そうだね。敵の六魔の人たちがすっごく強くて怖くて」
シン「まぁ、厄介極まりない相手だったのは確かだな」
ウェンディ「でも、私たちも力を合わせてようやく守り切ることが出来たんだね」

しみじみと余韻に浸っているところ申し訳ないんですが
ソロソロ質問コーナーに移ります

シン「チッ、ウェンディと楽しくおしゃべりしてる空間邪魔しやがって」
ウェンディ「シン!そんなこと言っちゃダメだよ」
シン「、、、ごめんなさい」


いやいやいいっていいって気にすんなって~(ニマニマ)

シン(うっぜ~)


ウェンディ「そういえば質問は?」

そうでした。

Q,シンとウェンディはいつの間っそこまで特訓してたんですか?匿名

シン「これなぁ。詳しくはたぶんオリジナルで話があるのか?」
ウェンディ「どうなんですか?」

う~ん、ないよ?

シン「こんの駄作者が」

面目ない

ウェンディ「なら、軽く話しちゃってもいいのかな?」
シン「いいんじゃないか?」

どんどん行っちゃってください

シン「まぁ、簡単に言うなら徒手空拳の組手やってた時あったじゃん?」
ウェンディ「あの練習が始まる前にちょっとやってたんだよね」
シン「ずっとっウェンディが出来なくて一週間くらいで徒手空拳に移行したんだけどな」
ウェンディ「あの時は、、、だって」
シン「できなかったのは俺が制限かけたりプレッシャーかけたのも原因だから」
ウェンディ「、、、バカ」


あらあら
じゃあ今日はこの辺でさようなら
次回で完全に最終話です
それでは皆さんまた次回
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