神と悪魔とドラゴンと   作:浜の小さな大魔神

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皆さんどうもこんにちわ
浜の小さな大魔神です
今回で完全にニルヴァーナ編が終了します
そしてそのあとなんですが、とりあえず
オリジナルのストーリーを自作してちょくちょく挟んでいこうかなと思います。

シン「作者よぉ」
作者「なに?」
シン「プロットはおろか碌に構想もねぇのに書けんのかよ?」
作者「知らねぇww」
シン「虚閃(セロ)」
作者「ぎぃやぁぁぁ!!!」

シン「はぁ、、、こんな体たらくで申し訳ねぇ。まだ暑さも続くし色々苦しいこともあるかと思うが頑張っていってくれ。俺たちも頑張るからな」


というわけで、本編の方、、、どうぞ


別れと旅立ち

 

体がゆったりと海の中に浮いているような気持ちの悪い浮遊感に覆われる

意識は混濁としていてなんだかいつになってもそれに終わりが来ない。

情報が完結しないとでも形容すればいいのだろうか。

 

(あれ、なんで俺こんな所にいるんだっけ。早く戻んなきゃ、、、、)

 

一体なんでここにいるのかわからない

しかし、その無限にも思えたそれは気が付けば終わっていた

とはいっても意識が完全に覚醒したわけではない

分かりやすく言うなら沈み切って海の底に来たというところだろうか。

はてさて、、、、俺はいつになったら普通に意識が戻るんだ?

 

 

意識は多少戻ってきて段々と思考がまとまり始めた

って言ってもどっちみち体は一切動かないんだけど

 

 

「ごぽごぽごぽごぽごぽごぽ」

(なんとなく適当にしゃべってみたけど声は出せないか)

 

 

どうしたもんかとあーだこうだうなっていると

奥から何かがやってくるような気配のような輪郭の様な何かを感じた

なんでこんな適当なのかといえば、自分でもわからないからだ

何を言っているんだという人もいるかもしれないが、本当に今までの感性と大きく異なる感覚なのだ。気配を察知するのも魔力の知覚とも自身の気配察知や危機感知能力とも違う何か。いったいこれは何なんだろうか?

 

 

 

 

≪それこそは呪いだ≫

(は?急に何を言い出すんだ?呪い?特殊な媒介による魔法の亜種のことか)

《否、これこそは呪力。呪いの力なり≫

 

こいつの行ってる言葉が何一つ理解はできない

ただ、この感覚を俺は知っている。

これは、さっきラクリマをぶっ壊した時にそっくりだ

体の内側、、、魔力みたく全身に駆け巡るような活力じゃない

臓腑の奥底からゆったりと油のような重々しさをもって体に充満していくような感覚

 

 

《この力を貴様はすでに知っている≫

(まずまずなんで俺の心の声読めてんのかは知らねぇけど、ここはお前が作り出した空間でいいのか?)

《正解とも、不正解とも言い難き回答だ。そもここは貴様の内側に我がなけなしの力でもって作り出した領域なり≫

(おい、まず確認させろ。ウェンディ達は無事か?)

《どこをもって無事とする≫

(面倒な奴だなぁおい!命に別状ないならいいよ)

《安心せよ。皆無事なり≫

 

 

さて、こいつがここに俺を拘束して理由は何だ?

もしかして知らずに使っていた力はこいつの力だったとかそういう話か

まさか、、、何かしらのペナルティとか言って能力の制約とかないよな?

 

《安心せよ。我は貴様なり。ここは貴様のうちなれば、貴様から何を奪ったところで意味はなし≫

(じゃあ。俺から何らかの理由で出られたら俺から奪うのか?)

《ふむ、、、まぁ最初は何といってもまずはわれをここに収めたものを皆殺しにするだろう。そのあとは、、、、殴殺だな。無論邪魔する無粋な輩は皆殺しだ≫

(じゃあ、俺の大事な人にも手を出すか?)

《まぁ、貴様にはそれなりの恩がある。それに貴様が操を立てえる女子はまだ娘と呼ぶにもはばかられる子だ≫

(んで?)

《痛みを感じぬようにせめて一撃で頭をつぶすさな≫

(そうか、、ありがとう。ようやく決心がついた)

《どうした?我に体でも明け渡すか?≫

(んなわけあるかタコ!てめぇは俺が墓まで連れてってやんよ)

《ほう。だが、この先貴様が無茶をしていくならおれの力に頼らざるを得なくなるぞ?≫

(じゃあ利用くらいはしてやるよ)

《そうか、、、まぁ今はそれでよい。精々貴様も悔いなく生きよ。貴様のその傲慢がどこまでいけるものか楽しみにしていてやるぞ≫

(ほざけ。まっくろくろすけが)

《だがまぁ、ここまで吠えた褒美もやるとするか。せめてもの土産だ、また逢う日を楽しみにしていようぞ≫

(力はありがたくもらってく。お前とはもうこれっきりでいいや)

《この力を宿す貴様にそれは無理だが、、、よいよい。この力の名だけは伝えておくとしよう。この力の名前は、、、、≫

 

 

 

《呪力だ≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瞬間、目の前にかッと明かりがさした。

そして、まぶしいその光に手を伸ばすと

ゆっくりと意識が浮上する感覚に見舞われる

そこから、ようやくその光が落ち着くと

一気に意識が覚醒した

 

 

 

 

 

 

ウェンディside

 

 

シンが倒れた後は驚くことの連続だった

まず、シンを化け猫の宿まで運ぼうとしたら

見えない結界みたいなものに阻まれて

その奥から評議員の人が来たと思ったら

ホットアイさんを連れて言うて言い出した。

 

 

「六魔将軍の一人!天眼のホットアイ。貴様にはこの場で我々についてきてもらおうか」

 

「リチャード殿!!」

 

「よいのですよ」

 

 

そのあと、いくつかの話し合いの後にびっくりすること言がわかった

なんと、リチャードさんが探しいていた人は妖精の尻尾のエルザさんの元仲間だというのだ

 

 

「これが!これこそが、、、信じたものにもたらされる『奇跡』というものなのですネ」

 

そんな感動の一幕があった。

そして、そのあとに、、、、

 

「今回我々が来たのは六魔ごときのためではありません」

 

「そこにもっと大罪人がいるでしょう、、、ジェラール!!連邦反逆罪で貴様を逮捕する。貴様に関しては犯行の姿勢を見せる場合は射殺の許可が出ている。おとなしく投降しろ」

 

そんなあんまりな物言いに私たちも抵抗した

記憶をなくした彼にその仕打ちはあんまりだと

だけど、、、、、

 

 

「お前たちそこまでだ!!!」

 

 

エルザさんの一声によって収まった

そして、ジェラールは最後にたった一言だけ残した言葉

 

 

「スカーレット。君の髪の色だったな」

 

 

その言葉は、エルザさんにだけわかう言葉だったのだろう

彼は静かに連れていかれてしまった

そして、私たちは一転化け猫の宿に向かい、マスターローバウルに説明して

皆さんと一緒に宴をすることとなった

しかし、そんなにぎやかなところでも

いつになっても目を覚まさないシン。

心配で仕方ない

治癒魔法を施してある程度は治したけどそれ以上はやめるようにみんなから言われた

特にシャルルからはあいい加減にしなさいと怒られてしまった

 

 

みんながその後、騒ぎに騒いで寝静まった夜

静かな中で私は一人シンの手を握る。

 

 

 

 

「シン、、、起きてよ」

 

 

 

私の心が疲れとさみしさから

心の底から零れ落ちるような言葉

その言葉が伝わったかのようにシンの手が震える

 

 

 

「ウェン、、ディ、」

 

その声が聞こえた瞬間

私の心は決壊するように

 

「シン!!」

 

涙を流して、ボロボロになっていることも気にせず

彼の体に抱き着いた

 

 

 

シンside

 

目を覚ました瞬間

自分の目の前に愛しい少女がいた

青色の淡い髪

夜の少量の月明かりに照らし出されるそれに思わず身じろぎするように見とれる

 

 

その少女が零れ落ちるように紡いだ言葉

 

「シン、、、起きてよ」

 

限界。その言葉がはっきりと浮かぶ

体が出はない。精神的が悲鳴を上げて収拾がつかなくなってきている

 

「ウェン、、ディ、」

 

 

言葉を紡ごうとしたがいまいち呂律がはっきりしない

どうやら体はまだ全快には程遠いらしい

その瞬間、目を見開いた少女に抱き着かれた

当然ぼろぼろの状態の体に抱き着かれるのはきつい

しかし、ウェンディが堰を切ったように泣き出してしまえばこれを止めることなど

俺にできようはずがなかった

 

 

「ウェンディ、、大丈夫だよ。俺はここにいるよ。大丈夫、大丈夫。落ち着いて~、落ち着いて~」

「シン、シン、起きないから心配したんだよ。いろんなことがあってもうわかんなくなっちゃって。治したはずなのにいつまでたっても目を覚まさないし、それ以上治癒かけちゃダメってみんなから止められてできることがないし」

「なにもできないなんてないんだよ?ウェンディが声をかけてくれたから戻ってこれたんだ。ありがとう」

「うん。うん!」

 

 

 

そこから、ウェンディはポツポツと語り始めた。

どうやら、あの後にリチャードとジェラールさんが連れ去られてしまった。

そしてそっこで若干ドンパチやったり、帰ってきてこっちで宴をしたりしたそうなのだが

俺がいつまでたっても目が覚めないことに気が気じゃなかったらしい

治癒魔法をかければ、周囲の人間から止められて

一度離れてしまえば、もう二度と彼に会えなくなってしまうような気がして

そういう、心の軋轢に踏みつぶされそうになる。

そんな環境に身を置いたからこそ心がついに決壊したのだろう。

 

 

俺は少ない言葉だけを彼女に紡いだ

 

「ウェンディ、、、ありがとう」

「うん。うん」

 

 

少ししたら、彼女がこっちにしだれかかってきた。

いつもならあたふたとしてしまうところだけど

今日は不思議と、彼女がゆったり眠れるようにだけ努めようとおもえた

少しして、俺の意識もゆったりと睡魔に飲み込まれていく

そのタイミングで俺はまた、意識を自分の支配から手放した。

 

 

 

 

 

 

翌朝

重い瞼をゆったりと持ち上げる

目の前には青い髪の天使の姿があった

少女は、いつもより少しくすぐったそうに

それでいてどこか安心したように

俺に体を預けて眠っていた

 

 

 

とはいえ、そろそろみんな起きてくるような時間だ

ここで誤解が生まれるのはお互い面倒になる予感がしたので

とりあえず一回起こす

 

 

「ウェンディ、ウェンディ、、起きて」ゆさゆさ

「ん、ん~?シン?、、、フェ/////」

「もう大丈夫?」

「なな!な、何が!?」

「何がって、、、君が昨日求めてきたんじゃん?」

「求めて、、、、/////」

「急にしだれかかってきたときは驚いたよ」

「私、、そんなことを」

「まぁ、いうて一緒に寝ただけだし別に気に病むようなことはないよ」

「、、、、、へ?」

「ん?なんか変なことあった?ウェンディのことだから、俺が怪我してんのに抱き着いたりしてきたから気を使ったとかじゃなくて?」

「あ、、あぁ/////」

「ん?どうしたん?」

「うにゃぁぁ」

 

急に枕に顔を埋めてばたばたとし始めた

何やら恥ずかしいことでもあったのだろう

だがまぁ、今は心穏やかに見守っておくとしよう。

それはそれとして

 

「ウェンディ,そろそろ時間が」

「あ,,うん。そうだね」

 

 

 

俺たちはモゾモゾと布団から這い出るように

ゆっくりと二人で布団から出て気怠げな体を起こす

字面だけ見たら完全に事後だが

気にしたら負けなので思考の果てに追いやった。

そして,そこから少しして

体が完全に覚めたのでみんなが揃う部屋に行くと

青い天馬,蛇姫の鱗,そして妖精の尻尾の面々が寝ていた

おそらくウェンディの言っていた昨日の宴とやらで疲れてそのまま寝ついてしまったのだろう。

 

 

「あれ?マスターはどこだ?」

「多分いつもの部屋じゃない?」

「それもそうか」

 

 

いつもの部屋とはマスターが枠ある執務室のようなところだ。

 

 

いつもの部屋まで行くと,軽くノックを3回

 

「マスター!!起きたよ」

「おはようございます」

 

元気よく挨拶すると

部屋の扉がゆったりと開かれる。

 

「なぶら。目が覚めたのか?シン」

「うん。心配かけてごめんね」

「気にするでない。ワシらを守ってくれたのじゃ」

「家族だからね。」

「シン」

「なんぶら」

「ところでさ,そろそろ他のみんなも起きてきちゃうだろうしマスターも下に来てよ。みんなも俺とウェンディで呼んできちゃうから」

「、、、、、あぁ。頼む」

 

 

なんだか歯切れの悪いマスターローラ裏に違和感を持ちつつも努めて無視して歩き出す。この予感が自分の勘違いであることだけを信じて。

 

 

 

 

 

 

 

 

「はよー!!みんな起きろ!!!朝だよォォ」

「ん?シン!?目が覚めたのか!?」

「よかったねぇシン!!あんたが目ぇ覚まさなくて私たちも心配してたんだよ」

「その割にはみんなぐっすりじゃん。ウェンディを見習いなよ」

「「「それはウェンディの特権だから」」」

「なんだよそれ」

 

そんな軽口を叩く。

呼びにいけば,皆あっさりと起きて俺の回復を素直に喜んでくれた。それだけで俺は心の底から嬉しくて,何よりもその言葉一つ一つを聞くだけで,守れてよかったと思わせてくれた。

軽口を叩けるのもまた、自分という存在を許してくれたみんなだからこそ心のありようを素直に表せるという俺なりの懐いてる証的な感じだ。

 

 

「シン!みんなが起きたらそのままギルドの前に来てだって。多分みなさんのお見送りするって」

「わかったー。すぐ行くよ」

 

ウェンディの呼びかけにすぐさま応じて下に降りる。

するとそこには起きてすっかり元気な他ギルドのみなさんがいた。

 

「シン殿!!元気になられたか」

「よかったなシン」

「無茶ばかりなさるから心配でしたのよ?」

ラミアの皆さんから心配な声が届く。

 

「あっはっはっ。あれだけの重症だったにも関わらず1日で起き上がるとは流石私に並ぶほどのパルファムを持つだけのことはあるねシン君」

「一夜さんと同じだと?どんだけすげぇんだよお前」

「よかったね。元気になってくれて僕も嬉しいよ」

「あの時から助けられてばかりだ。本当にありがとうシン君」

続いて,プルーペガサスからも言葉をいただいた。

 

そして

「お!シンじゃねぇか。元気になったのか?よかったなぁ」

「本当によかった。でも,なんであんなボロボロだったのに1日で元気になんのよ。あんたもあんたでなかなかバケモンね」

「まぁなんでも良いじゃねぇか。元気になってよかったな」

「グレイ,貴様はまず服を着ろ。すまないなシン,今回の作戦はお前とウェンディに助けられたところが本当に大きい。僭越だが皆を代表して私から感謝させてほしい。」

 

「ありがとう」

 

 

フェアリーテイルのみんなが俺に労いの言葉をかけてくれ

最後はエルザさんが俺たちにありがとうと頭まで下げてくれた

これだけで,身に余るほどの光栄だ。

 

 

「顔をあげてください。今回は皆さんが一人いなかったらそれだけで成り立たないような作戦でしたし,結局俺たちは自分たちの家であるギルドを皆さんに守ってもらったんです。感謝してもし足りないのはこちらですよ」

俺がこうして謙遜で返す程度には。

 

 

その後,いくつかのことを話してあとは解散というだけの状態だった。

胸騒ぎこそしたものの,このまま何事もなく終わるならそれで良い

一夜さんやナツさん,ジュラさんにはギルドに誘われたが

ウェンディのこともあるし,何より自分を受け入れてくれた何より大切な家族を置いてまでどこかに行く気はなかった。

その代わりに合同任務ならいつでも受けますと伝えた。

 

 

すると,マスターローバウルが前に出て話をしようとした。

その瞬間,俺はなんというかニルヴァーナ見た時よりも嫌な予感がした。

何か,自分の大切なこの場所を決定的に変えてしまう何かが起こってしまうような予感がして俺は,,,,

 

 

「皆さん、ワシがこれからする話を、よく聞いてくだされ…」

 

ゆったりと話し始めようとしたそれを俺は止めようとした。

しかし,できなかった。目の前にいるそれは間違いなく覚悟を決めた俺たちのマスターの,親の瞳だったから。

 

「まずはじめに…ワシ等はニルビット族の末・裔・などではない…」

 

「え…?」

 

「ニルビット族そのもの。400年前、ニルヴァーナを作ったのは、このワシじゃ」

 

そこから語られたのはニルヴァーナを使った経緯。

結果的に起こった,ニルビット族内の凄惨な殺戮の話

確かに,その事象自体は相手のホットアイやこちらでいうなら伝聞だがシェリーさん,ウェンディの不安定なあの状態というのにも生合成というものが取れる。

そして結果的に生き残った唯一の村人,もといマスターだけが長い時間ここを守り続けていたと。

そして,自分の寿命が尽きたその後もその体を思念体として保ち続けてでもその兵器のいく末を見守り続けていた。

話を終えた時,連合軍の魔導士はみな驚きが隠せていなかった。

末裔というだけならそこまで驚くほどのことでもないし,事件そのものは歴史的に見れば似たようなことは存在する。

だがそれが当事者なら話は大きく違うというものだ。

衝撃も一入だろう。

俺やウェンディも拳をギュッと握りながら縋るようにお互いに視線を送る。そして,,,

 

「だが,今ようやくその役目を終えられる」

 

は?なにをいっているんだ?

 

そんなことを言おうとした瞬間。

急にマスターとみんなの体が光り始める。

それは俺とウェンディ,シャルルの3名を除いた化け猫の宿の全員に起こった。

何が起こったかわからない。いや,分かりたくない。

だったそれじゃまるで,,,,,

 

「なんで,,,なんで光ってんだよ!!なんの冗談だ!?おい!やめろ!!!やめてくれ!!なんでそのまんま消えようとしてやがる。ふざけんな!!!そんなことさせるか。俺の家族が前なんだったかなんて知ったことか!!!どんな奴らだろうが,俺の家族だ!!俺を認めてくれた,俺みたいなバケモノを認めてくれた唯一な家族だ!!待ってくれ!!消えるな消えるなヨォ!!」

 

「マグナ!ペペル!待って」

ウェンディも涙を浮かべ,困惑を隠せない。

当然周囲も何が起こっているかなど理解できるものはいない。

 

「クソ!!俺が,俺が止めてやる。俺の全部使ってでも止める!!!」

 

「シン!!!!!!!!!」ドン!

 

「,,,マスター?」

 

「お前ならもうわかるだろう?ここが潮時というやつじゃ。それに,聡く強いお前ならとっくにこのことに気がついていたのではないか?ワシらはよく覚えとるよ?昔の宴の席でお前の言ったことを」

 

〜数年前〜

 

 

「ねね!マスター!!」

 

「なんぶら?」

 

「マスター達って不思議だよね」

 

「どういうことじゃ?」

 

「魔力の波長がみんな一緒だし,揺れ方も似てるの!!」

 

「!?」

 

「どしたの?マスター」

 

「な、何でもないぞ」

 

「そっか。でも俺最初みんながおんなじ人からできてるみたいだから不思議だねぇとか話してたらウェンディに首かしげられちゃった」

 

「そうか、、、なんぶら」

 

「だからそれどういう意味!?」

 

~現在~

 

「思えばあの時にすでにお前には見破られていたんじゃのう」

「そんなこと、、、」

 

「確かにシンがそんなこと言ってきたような記憶あるけど」

「その時なんてわたしやウェンディには意味が分からなくて首傾げてた記憶しかないけど」

 

 

「関係ない!!そんな事この際どっちだっていい。あんなのがあと何個あろうが、どれだけ敵が攻めてこようが、俺が全部守るから、俺がどうにかして見せるから、、、、、いなくなんないでよぉ」

ポロポロと涙が零れ落ちる。

こんなにも感情が表面上ですら一切コントロールできないのは初めてだ

 

「そうはいうがシンよ、もうわしらの役目は終わった。いや、本当はとうの昔に終わっていなければならなかったものを、ようやく終わらせることが出来たのじゃ」

 

マスターがそんなことを言い始める

何を言っているのか理解できなかった

 

そこから語られたのは、俺のことではない。

話されたのはこのケットシェルターが出来た本当の理由

 

このギルドはそもそも、ウェンディ・マーベルのために作られたものだった。

 

本当ならこの土地はニルヴァーナの影響によってほろんだ古代の都市の成れの果て

そんな場所にこの数の思念体をお作り出す意味がそもそも存在しないはずだった

 

しかし、その状況を変える存在が現れた。

それがジェラールとウェンディだったそうだ。

 

「私のため・・・・?」

 

「ジェラールがここを訪れたときには君を抱えた状態でいてな。ウェンディをギルドに入れてやってくれと頼んでお前を預けていきよった。そして、そのあとに目を覚ましたおぬしを惑わせぬために作り出したものこそ、この化け猫の宿(ケットシェルター)だったのじゃ。」

 

「そんな、、、、、」

 

「そして変化はもう一度訪れよった。それが、シン。おぬしの来訪じゃ」

それは、きっと俺が心から救われることになったこの場所に初めて来た

あの日のことを言っていることはすぐ理解した

 

「シンが来てからは一層にぎやかになっていった。そして、二人が力をつけ一人前になったときにほんと王のことわ話すつもりじゃった。じゃあが、その前に今回の依頼が来てしまった。だから二人向かわせた。そして結果見事に力を示してくれた」

 

「そんな!!私なんてつかまったり守られてばっかりで全然」

「おれだって二回もウェンディを危ない目に合わせたし、負けちゃダメなところで負けたりもしたし全然」

 

「何を言うか。二人がギルドのため、今ここにいる皆さんのために文字通り命がけで戦ったことはみんな分かっている。それに、、な」

 

 

 

「今の二人にはもう、頼るべき本当の仲間がいる」

 

 

そのことばとともに、俺たちの家族の証である

ギルドの紋章が消える

それは、完全なるギルドからの追放。もしくは、ギルドがなくなることを意味している。

 

「もうこれは不要じゃろう」

 

「マスター!?待って」

「なんでだよ。別に今のままあり続けたっていいじゃねぇかよ!!」

 

しかし、マスターからの言葉は淡々と、しかし明確に強い意志をはらんだものだった

 

「ならん。ワシ等は所詮過去の時代にあった異物にすぎん」

 

 

「そんなこと」

「マスター」

 

 

「ウェンディ、君は心の優しい子じゃ。強く優しい心はどんなギルドでもなくしてはいけんぞ。そして、この先もシンのよき理解者でありパートナーであり続けておくれ」

「・・・嫌。まるで最後みたいに」

「そして、、シン!!!」

「!?」

「お前には、いろいろと苦労を掛けた。このギルドの依頼の大半はおぬしが支えていたと言っていい。だが、それゆえにおごりや慢心も知らず知らずにたまるものがあるはず。それを外の世界を知るととみに改めなさい。それと、ウェンディを守るんじゃぞ。これはおぬしにしかできないことじゃ。」

 

「頼んだぞ、我が子たちよ」

 

 

その言葉を言われてしまえば、俺たちは何も言えない

その言葉に返す言葉なんて俺は一つしか知らない

 

「うん!」

「はい!」

 

「うん、お前たちの旅はまだ始まったばかりだ」

「ウェンディとシャルル、シンのことを頼みます」

 

 

その言葉と共に、マスターが最後の一人として

目の前から消えてしまった。

ウェンディは

目の前で泣き崩れている

ここで俺も泣いてしまえば収拾がつかなくなってしまう。

何より、今の俺には託されたものがある

 

 

「頑張っていくよ。見ててね、お父さん」

 

 

後にも先にも俺の父と呼べる存在は

ボルナーヴァとマスターくらいなものだろう

そして、そんな俺たちに手を指し伸ばしてくれたのはエルザさんだ。

 

「あいするものとの別れのつらさは仲間が埋めてくれる」

 

「来い、妖精の尻尾(フェアリーテイル)へ」

 

こうして、俺たちは妖精の仲間入りを果たすこととなったのだ。

 

 

 




シン・クラウンとウェンディ・マーベルの質問コーナー


シン「シン・クラウンと」
ウェンディ「ウェンディ・マーベルの」
シン、ウェンディ「「質問コーナー」」

シン「なんか、俺のいないうちにとんでもないことになってたんだな」
ウェンディ「うん。まぁでも、心配だったし目が覚めてくれてよかったよ」
シン「へへっ、ありがとうな」
ウェンディ「それじゃ、挨拶も終わったところで質問していくよ」

Q1 この作品は何作品パクる気ですか?by作者

シン「それ決めるのお前じゃね!?」
ウェンディ「あははは」
作者「だって、この中で使われている技最終的に使うの君だし」
シン「この駄作者が」
ウェンディ「まぁまぁ、シン落ち着いて」
シン「はぁ、まぁいいけどさ。具体的にBLEACHと呪術廻戦は確定。後は適度にパクる気なのは七つの大罪とかほかには結界師とかも使うでしょう。ワンピとかなるとも考えちゃいるけどまぁおいおいかなぁ。ポケモンの技とかもパクれたらいいよね」
ウェンディ「でも、よくそんなに扱えるよね」
シン「まぁ、俺の場合特殊だからなぁ」
作者「要望あったらどんどん聞くからコメントどんどんよろしくねぇ」


Q2 冒頭のあれ何?by読者

シン「この読者って誰?」
作者「それは言えないわぁ。だって個人情報だし
シン「まぁ、何でもいいんだけどよぉ。」

こんな風な質問とかあってもいからどんどん
コメントとかに送ってほしいい
みんないいねとかコメントが日々の活力です。

シン「んで、質問に関する答えだがなぁ」
ウェンディ「ゴクリ」
シン「物語の都合上、言えない」
ウェンディ「えぇぇ、またなの?シン」
シン「こればっかりはなぁ。まぁ、呪術廻戦の少年院のオマージュみたいなのをやりたい作者がここにいるとだけ言っておくよ」
ウェンディ「それって、、、」
シン「これ以上は何にもいってくれるなよ」


Q3 いっつも見てくれてる人に一言

シン「いっつもありがとうございます。今後も俺たちの活動を応援してください」
ウェンディ「いつも見てくれてありがとうございます。皆さんが見てくれているのがうれしいです。これからも応援してくれたらうれしいです」

作者 普段より、「神と悪魔とドラゴンと」を読んでいただき誠にありがとうございます。実際切実まっ話なのですが、そろそろこのコーナー質問考えるのがめんど、ゴホゴホッ 辛くなってきたので、コメントの方からいくつか募集したいです。というわけでmナさんが何かしら疑問や質問を書いてくれていることをお待ちしています。

シン・ウェンディ・作者「「「これからもよろしくお願いします」」」

それではまた次回
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