浜の小さな大魔神です
今回は短めの投稿です
期間が開いて御免なさい
またちょくちょく投稿していくんでお願いします
フェアリーテイルに歓迎され,俺たちはひとまず新しい生活を始めることとなった。初日こそ,宿のない俺とウェンディ・シャルルの3人はギルドに泊めてもらったわけだが,流石にずっとそのままというわけにもいかないと言う理由で新居を探すと言うことになった。
とはいえ,そもそもウェンディのような女性には女子寮が存在しており,防犯の面や関係性の面でも職場が同じかつ,気軽に話せる同性でしかも気にかけてくれる姉のような存在が多い方が好ましいと言うことでウェンディは女子寮に即決すると思ってた。
しかし
「シンはどうするの?」
「俺?俺なんかどうとでもなるよ。」
「そりゃそうだろうけどあんたねぇ?」
どうやらシャルルもウェンディも俺のことを心配してくれているようだった。
「なんだったら,私がみなさんにお願いして一部屋貸してもらえるようにしようか?」
こんな心優しい思い人からの言葉。
俺は涙が出そうになる。
ただ,それはそれとして
「いやダメでしょ」
当然ながら無理である。
そもそも,女性しか入れないから女子寮なのだ。
これでまだ俺も4〜5歳のような個人的な処理能力のない
幼子というなら話は変わってくるが
俺はもう一人で部屋も借りることができる(年齢的に普通なら余裕でアウトだが,ギルドに所属していることが認められているならば特例として14から受けることができる)年齢なのだ。
「流石に,一時的な緊急避難とかならいざ知らず。常駐することを基本とした在住はおそらく無理だよ。俺,個人で部屋借りられるんだし」
「でも,,,」
「でももへったくれもないの。これはウェンディが何言ってもどうにもならないよ?でもね、、」
「?」
「気持ちはすっごい嬉しかったよ。ありがとうウェンディ」
「うん///」
「相変わらずねぇ」
いまいち訳のわからない会話ではあった気もするが
何はともあれ俺は個人で借りられる部屋を探しに出た。
だが,,,,,
「ガキ一人で部屋借りるダァ?いいわけあるか!?あんま客商売舐めんじゃねぇ」
「ガキ一人に貸せる部屋なんてあいにくうちにはないね。まぁ、マグノリアを端から端まで探せば端の方にあるんじゃない?」
「いっそ,家でも建ててみましょうか?そんなお金ないでしょうが。あっはっはっはっ」
「はーい僕?お家に帰ってママに相談してからまた来ようね?」
と言った具合である。
「はぁ~、まさか一軒も碌に相手してくれないとは」
「ま、ふつうは制度上出来るってだけでほとんどの人はやんないだろうしね」
シャルルからごもっともな意見をいただく
その後もめぼしいところは
見つかることもなくほぼほぼ門前払いの状態だった。
時折対応してくれるのはどこもかしこも土地くるってるのかと言いたくなるようなところばかりだった
「ねぇシン。ミラさんやマスターに頼んでどうにかしてもらおうよ」
「それは最終手段。あくまでも自分でどうにかしないと」
「でもあんた宛はあるの?何にもないんじゃ結局はウェンディのいている通りにするしかないわよ」
そこなんだ、結局俺にはここでのコネやつながりがほとんど、というか一切ない
どうしたものかと考えているのだが
いかんせん何にも思いつかない
「ねぇ、ナツさんに聞いてみたら?」
「ナツさん?なんでまた」
「実はね、前にナツさんと話した時に教えてもらったんだけど、ナツさんは自分の家を自分で建ててるんだって。だからナツさんに聞いてみたらどうかなって
「なるほどね。うーーん、どうなんだろう。」
「もうそれしかないんじゃない?」
「ね、シン。だめ?」
「、、、、、、わかったよ。ナツさんに聞きに行こう」
思い人(ウェンディ)が無意識上目遣いで
だめ?なんて言われた日には断るなんて
できるわけなくない?
少なくとも、好きな子にここまでされて
問答無用で断れる奴は男じゃない
(なんでシンは私たちとしか一緒にいたがらないんだろう)
ウェンディはここに若干
いや、確かな違和感を感じていた
ナツの家にて
「あれ?ウェンディとシン??ってことはシャルル!!!」
「うるっさいわねぇ!あんたじゃなくてアンタの主人に用があんのよ」
「ナツ?それなら今昼寝してるよ」
「じゃあ呼んできてもらってもいい?」
「あい!!」
一瞬、大きな音がしてそのあとのっしのっしという音が聞こえそうなゆったりとした足取りで本当に重そうにこっちに歩いてきた桜色の青年
自分やウェンディ達とおなじ滅竜魔導士だ。
「んだよお前ら、せっかく気持ちよく寝てたのによぉ」
「ごめんなさいナツさん。実は、、、、」
ウェンディが申し訳なさそうにナツに家の作り方を聞き始めた
あれ?俺の家を作ろうとしてんだよな?
ナツさんもさっきっから「?」って感じだし
「ねぇウェンディ。それってシンが聞くことなんじゃ」
「ごめんハッピー、それは俺自身がずっと思ってる」
「あの子は一回言い出すとなかなか聞かないから」
「一回自由にやらせて後から色々やった方が早いんだよ結果的に」
「あい、、なんかお互いに過保護だね」
「それがこの二人のいびつなところなのよ」
何やらネコ同士で悟ったような気和をしていたが一体何なんだろうか?
どうやろうな奥は奥で話がまとまろうとしている
「シン、なんだかね、ナツさんも自分で作ったんじゃなくて元々のあばら家をちょっと作り替えて作ったんだって。だから完全に最初からはできないって」
「ま、だよね。ありがとうわざわざ聞いてくれて」頭ポンポン
「/////」
はてさて本当にどうしようかね
そう思って山の方を下りて
そのあとに町のほうまで戻っていくと
何やら最初に行った不動産のところで
さっきより変な魔力のざわめきを感じる。
不動産屋内
「頼む辞めてくれ。命だけは助けてくれ」
「あ?何言ってやがるんだあんちゃん。てめぇはおとなしく金渡せばいいんだ」
「ひぃぃぃ」
不動産屋外部
「ねぇねぇ、ウェンディ」
「何?シン」
「ちょっと気になるからここにもう一回寄って行ってもいい?」
「え?うん」
「失礼しまーす!!」
「「「あぁ!?」」」
「あ、さっきの、、、、、助けてくれ!!!!」
「あーー、じゃあ助けてくれたら俺に家紹介してくれる?」
「あぁ!!約束する。頼む」
「おいおいおいおい、さっきっから何話してんだァ?」
店を勝手に占拠していた輩の頭っぽいやつが
何やらこっちに話しかけてくるが
んな三下に興味はない
「あ?消えろ三下。こっちは家が必要なんだよ。」
「うひゃひゃひゃひゃ。おうちが欲しいのか?ならおれがてめぇを墓場って家まで送ってやるぜ」
「はぁ、面倒くせぇな」
正直こんなカスぶっ潰すのに対した時間はかからない
だが、この店を壊すのはあまりよろしくない
だから気を使って倒さないといけないのがかったるい
なので、、、
「ぶはっ!!」
思いっきりぶん殴ってその場で黙らせた
正直魔力を使うまでも無く弱かったのが行幸だった
それはそれとして残った残党どもも動かれると面倒なので全員
一発ずつぶん殴ってその場で気絶してもらった
「さて店長、それじゃあ紹介お願いします」
三日後
「シンのお家どんなのなんだろうね、シャルル」
「気にはなるけれど、、、まさか都合よく盗品に入った連中を殴って気絶させて無理やり交渉してただ同然で家を手に入れたところがシンらしいっちゃらしいけどね」
二人は家を無理やり手に入れた
シンがリフォームももろもろ
完成したから遊びにおいでと言われたので遊びに来ていた
「ねぇ、シャルル。私たちの歩いてるところが
高そうな家ばっかり並んでいるところに入ってきてるんだけど
ここであってるんだよね?」
「えぇ、シンは確かにここといってたわ」
「なぁ、まさかシンの家って、、、あれ?」
目の前には決して豪邸というわけではないものの
明らかに子供と呼べる年齢のシンが一人暮らしするには
場違いな高級な家があった
「じゃ、じゃあ押すね」
恐る恐る家のベルをウェンディが鳴らすと
直ぐに家主が出てきた
「いらっしゃい。どう?びっくりした」
とても無邪気に少年は笑って二人を迎え入れた
「まさかここまですごい家とはね。驚きだわ」
「俺もいいっていったんは断ったんだよ?でも相手がどうしてもっていうから」
「でもあんた、ここをただってっすごいことよ?」
「完全にってわけではないんだけどね」
「ちなみにいくらくらいなの?」
「お、ウェンディがそこ突っ込むなんて珍しいね。特別に教えてあげる」
「月1万ジュエル」
「「へ?」」
「「月1万ジュエルゥゥゥ!!」」
ケタケタと笑う少年
その表情はいたずらをした
年相応の少年の様だった
というわけで今回はかなりはしょった駄文でした
自分でも今回のは難産でかなりむりやりな文章だとは思います
次回はもうちょっとすっきりしたものに仕上げたい
次回からも引き続き
短めの番外編をお送りします
今回の番外編全体のテーマはあくまで
「妖精の一員となっていく二人」
です。皆さん、長くあくこともあるかもしれませんが
あたたき目で見てくれたら幸いです
それではまた次回