神と悪魔とドラゴンと   作:浜の小さな大魔神

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どうも皆さんこんにちわ
浜の小さな大魔神です
ようやくエドラス編を書き始めよう
という気になりました。
えたり散らかしてしまって申し訳ない。
それでは、本編どうぞ


空の上の国

今日は少し任務に時間がかかった

どうにも最近自分の中の魔法の出力がうまくいかん

どうしたものかと思いながら

マグノリアの街を目指して歩いていると

 

 

「なんだ?あれ」

 

 

マグノリアの街の方に目をやると

風の吹き荒れる台風の前のような装いと

それに反して風の頬を撫でる感じがしない。

空気に湿り気もないように見える。

渦巻いている雲の方から感じるのは

雨雲特有の風の本流ではなく

魔力による渦巻だ。

 

「魔力の柱、、、いや違う!吸い取る気か!」

 

 

そう結論付けた瞬間

空から光の柱が降り注ぐ

より正確に言うならば

光が空に立ち上ったと考えるべきか

どちらにしても関係ない

 

「マグノリアの街が!フェアリーテイルが!」

 

そしてなにより

 

 

「ウェンディ!シャルル!!」

 

 

二人ん心配で頭がいっぱいになる

気が付くころには全速力で走りだしている

頭が、心が判断するより先に

体と本能が動き出していた。

 

 

真っ直ぐ奥まで向かうと

マグノリアの街の外部付近に

黒色のコートを着た魔導士を見つける

確かあんな出で立ちのやつがいるみたいな話を

ミラさんやマスターマカロフが行ってた気がする

名前は確か、、、、、、

 

 

 

「ミストガン!!!!」

「シン・クラウンか」

「俺のこと知ってんのか!?なら話は早い。あの光がなんだかはわからねぇが、多分魔力を吸い上げるような仕組みの物だ。どこの誰だか知らねぇが、あんたも協力してくれ」

「何か策があるのか?」

「んなもんねぇよ。俺もわからねぇってんだ。だがな、あそこにはウェンディがいるんだ。それだけで俺にとっては助けに行く理由だ。邪魔するやつがいるなら全員シバイても助け出す」

「そうか」

「あんたは?」

「何?」

「だーかーらー。アンタは助けてぇの?助けたくねぇの?どっちなんだよ。できる手に心あたりはあんのか?それともこれから考えなきゃならねぇのか?案があるならそれにすがってもいいのかしないほうがいいのか。聞きたいことはいくつもある。だがなぁ、それでも何より重要なのはあんたの気持ちだ」

「俺の、、気持ち」

「だから聞いてるんだろうが。助けたいのか、助けたくないのか」

「おれは、、、皆を救い出したい」

 

 

そういってマスクをはぎ取ったミストガン

その瞬間、素顔があらわになるとシンもさすがに驚く。

 

「ジェラール!?」

 

「そうだ。だが俺はお前にあったことはないんだ」

 

 

何を言っているのかわからなかった

俺は確かにこの前の六魔将軍(オラシオンセイス)との

戦いのときに一時的にではあるものの

彼と共闘しているし、そこでウェンディの過去についても聞いた

だがその彼は俺と所定面だといい放つ

そもそもなぜ捕まったはずのジェラールがここにいるのか

ミストガンという人間は普段から

なかなか素顔を見せないのだという。

ジェラールが脱獄したという話も一切聞かない

 

なら、、、、

 

 

「そうか。ならそうなんだろうな」

「信じるのか?」

「別にすべてに納得はしてないし、しかるべき説明は受けたいけどな」

「ならば、なぜ?」

「そんなもん、あんたもフェアリーテイルの一員だからだ」

「!!」

「おれも最近まで六になじめちゃいな勝った身であんまり偉そうなことは言えないけど、それでも、俺はフェアリーテイルの仲間なら信じるよ」

「俺が裏切っているとは思わないのか?」

「それならそれでもいいんだ」

「なに?」

「それならそん時に、心置きなくぶっ殺す」

ゾワァァァ

 

「だから、俺に仲間を殺させてくれるなよ?ジェラール。いや、ミストガン」

 

 

 

そこで軽くうなずいたミストガンは

光について話し始めた

 

 

「あの光を出している場所を俺は知っている」

「どこ?」

「エドラスという国だ」

「聞いたことないな」

「当然だ。この大陸はおろか、この世界とは本来交わらない場所にあるのだからな」

「どういうことだ。ってまさか!」

「そうだ。エドラスはあの雲の向こう側にある」

「まてまてまて!!俺だって雲を上まで飛んだことはあるが、そんな場所についたことなんてついぞないぞ?」

「あぁ、そうだろうな。本来交わらない場所にあるというのはそういうことだ」

「並行世界みたいなもんか?」

「理解が早いな、、、」

 

それ以外に考えられないのだから仕方がない。

それにしてもそもそもの話、そこにどう行く?

そのうえ、そこって普通に魔法使えるのか?

つか、俺息とかできんのか?

マゾもって場所もなにも知らないことが多すぎるな

色々突っ込みたいことが多いから面倒くさいが

それにしても、、、、、

 

 

「ジェラールさん、、ってさ」

「ジェラールでいいぞ」

「そ。ジェラールは一人でずっとこっちと向こうの世界の平行を取ろうとし続けてきたの?」

「そっか」

「何か気になることでもあったのか?」

「いや、今はいい。それ以上にやんなきゃいけないことが多すぎて話にならないしな」

「わかった。ではこれを渡す」

「これは?」

 

俺の目の前には丸薬が入った袋があった」

これがないと息が出来ないとかいうつもりだろうか?

もしそうならだいぶ大変なことになるんだが?

 

 

「これを一錠飲んでくれ。それで君は普通に向こうの世界で魔法を使うことが出来るようになる」

「え、待て待て待て」

「?」

「むこうって魔法使えないの?」

「あぁ、向こうでは空気中のエーテルナノが弱すぎて皆魔力を使うことが出来ないんだ」

「それって、俺みたいに魔力そのものを媒介に自動回復する人間にとってだいぶ致命傷な気がするんだけどそれって気のせいだったりする?」

「いや、向こうではシンのいう魔力の自動回復見込み辛いと思っていてくれて構わない」

 

 

要するに自動的なリロードなしの耐久戦までやれってことか

それにしても、面倒ごとの予感しかしねぇな

聞いてる感じ下手しなくてもこっちの世界と向こうの世界の

両方の存在やら魔力やらもろもろの事情に関する話だろうしな

 

 

 

「厄介だなぁ」

「準備はいいか?」

「ん?あぁ、大丈夫だ」

 

 

そうして考えているうちに準備を終わらせたジェラール

彼の手引きについていって雲の下まで来ると

空に吸い込まれるような感覚と共にすぐさま浮遊感に襲われた

その瞬間体がどこかに吸い込まれていくような感覚によって

ジェラールから引き離されてしまった。

これに関しては完全なる直観であるから何とも言えないのだが

間違いなく引き離されている

はぐれちまうが、もうこうなっちまった以上

俺の制御下にないこれはどうしようもない。

 

 

 

 

「さて、空の向こう側まで行ってみるとしますか」

 

 

そんな益体もない言葉を発していると

空気のうねりと雲の中を抜ける

 

 

 

 

そうして俺が投げだされたのは

空中であった。

 

 

「は?」

 

 

 

漏れ出るような言葉と共に

体が浮遊感とともに自由落下を始める

ジェラールは準備の際に言っていた

 

 

 

『座標は少なくとも地上にしてある。心配しなくても大丈夫だ」と

 

 

 

「ふっざけんなぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

すぐさま印を使って飛ぼうとしたが

魔法そのものが発動しなかった

そこで思いだした

 

 

「魔法使えないの忘れてたぁぁぁぁ」

 

 

ドーーーーン!!

 

 

 

先駆者の言葉を怒りで忘れた挙句に

思いっきり情けない声と共に落下した俺だった.

 

 

 

 

「痛ってぇ。頭ぶつけた」

 

頭をこすりながら

痛みを感じるのそこそこに

無駄に体が頑丈なことに感謝しつつ

服の内側のポケットに忍ばせていた

ジェラールからもらった錠剤を一つ飲み込む

すると体の中で魔力が生成されていくのを感じる

これなら恐らく、、、、、

 

 

(魔法は問題なく使えるだろう。となると一番の課題は、、、、)

 

 

『無限装弾放銃(パラ・メトラジェッタ)』

ドドドドドドドドドォォォォン!!!!!!!

 

 

周囲では大爆発の様になってしまっていた

クレーターのようなものがいくつもできてしまっていた

これではまるで、、、、、

 

「魔力暴発だなぁ。やっぱりこうなるかぁ」

 

体内の魔力生成そのものには問題ない

体の中に渦巻く複数の性質ともバランスはとれている

問題なのは、、、、

 

 

「大気にあるエーテルナノとのバランスが何一つ取れない。というか、今までは周囲の環境とかに合わせてシンプルに制御していたし体のなかで生成される魔力の中で周囲から取り込んだ奴とバランスがとれるように体がある程度オートでやってはいてくれたけど、、、この環境じゃなぁ」

 

 

簡単に行ってしまえば

体の魔力を閉じている

蛇口が馬鹿になってしまったような感覚だ

これではどうにもならない

軽くひねったつもりでも濁流の

ように飛び出してきてしまう

 

 

 

(ほかのことやら周囲の環境やらも何一つ気にせずぶっ放せば終わる話なら簡単なんだけどそうもいかないし、こんな状態で魔法使ったら大半の魔法は災害みたいになっちゃうな)

 

 

魔力の補給も普通の倍以上かかるから

今まで見たくバカすか魔法をうつわけにもいかない

 

 

 

「さてさて、今回は露払いか最悪戦力外だぞこれ」

 

 

 

 

魔力探知の制御はできているが

転移系・飛行系はまずもって使えない

大火力というか、魔力法のように

ぶっ放す形の魔法も使えない

 

 

 

「あ、滅竜魔法ならもしかしたら」

 

と思い立ったわけなのでやるならさっそく

 

 

『聖魔竜の剛拳』

 

 

ドンと強く風圧こそ起こったものの

ほとんど制御しようと思ったレベルに収まった

これならいける

というかこれ以外基本的に使わないほうがいいな

じゃないとどうなるかわかったもんじゃない。

 

 

印を覚えてからは破壊力よりも使い勝手が良くて

簡単にいろんな方法で戦えるこっちばっかり

使ってたしちょうどいいだろう。

 

 

考えもまとまったことだし

ひとまずはジェラールと

何よりウェンディ達を探し出して

速くマグノリアに帰ろう

 

 

 

 

そうしてゆったりと何の当てもなく

歩を進めようとしていると

向こうの空から何かが飛来した

 

 

 

 

「止まれ!!」

「其処のほっつき歩いているお前だ」

「顔を上げてその場で止まれ!!」

 

 

 

随分と高圧的な連中もいたものだ

いきなり空から話しかけてきたようだ

最初は誰に話しかけてんだこいつら

と思っていたのだがどうやら俺だったらしい

鬱陶しいことこの上ないので早く無視していきたいのだが

せっかくだ

 

 

「わかった。話は聞いてやる。その代わり話し終わったら俺の質問にも答えてくれ」

 

情報を聞き出せるか聞いてみよう

 

 

「なんだと」

「貴様我らをだれだと」

「貴様のような不審者に教えてやることなどない」

「大体貴様何者だ」

 

 

どうやら無理っぽいな

それにしてもさっきから偉そうで鼻につくな

そろそろイライラしてきた

このエドラスとかいう世界?ってのは

並行世界のうちの一つ

いわゆるパラレルワールドなんだろう(ジェラールからは違うと言われたが、その方が理解しやすいので勝手にそういう風に解釈した)

ならおれ自身のことはわからなくても

妖精の尻尾のことならわかるんじゃないか?

 

 

そう思った俺は被ってたフードを取って

顔をさらして所属をこたえる

 

 

「妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士。シン・クラウンだ」

 

 

 

「「「「なんだと!?」」」」

 

 

名前を出した瞬間に一斉に驚かれた挙句に

何やらひそひそと話し始めた

なんかまずかったのだろうか?

もしかしてこのあたりではない全然違うところだったとか?

 

 

「お前たち。さっきから戻ってこないと思えば何をしている!!」

 

 

ひそひそと話していた連中

その全員が意識をそちらに向けたので

俺もすぐにそちらに意識を向ける

そこには俺もよく見知った人物の顔があった

 

 

 

「エルザ!?」

 

 

目の前、もとい空中にいた人物は

俺もよく知る人物

俺とウェンディ・シャルルを

妖精の尻尾に入れるよう手配してくれた

エルザ・スカーレットその人であった。

 

 

 

 

 

 

 




はい
というわけで今回はここまで
何ということでしょう。
ウェンディを出すこともかなわなかった
最近フェアリーテイルの二次創作減ってきてて悲しい
だから自分で供給してくためにまた筆を取ったのですが
いかんせん進みが遅い
善行も理解しながらも
また見てくれたらうれしいなと思います
それではまた次回
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