神と悪魔とドラゴンと   作:浜の小さな大魔神

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皆さんこんにちは
浜の小さな大魔神です。
今回は序盤編ということでオリ主出番言うほどないかもなのでサクッとっ進めようかな~と思います。




六魔襲撃

「ここから北に行くと、ワース樹海が広がっている」

 

一夜の話を聞くと、魔法な名前が浮かび上がってきた。

古代人が封印したとされる魔法

その魔法の名は「ニルヴァーナ」

 

「「「ニルヴァーナ?」」」

 

ここに集まったのは誰もそれなり以上には修羅場を潜り抜けた

一級の魔導士たち

それに俺もそれなり以上に色々な魔法に手を出してきたり調べたりもしたが聞いたこともないような魔法だ。大方、大型の起動式魔法陣なんだろうくらいしか現状でも思いつかないし、彼らも似たようなもので実態はほとんどわからなかった。

そんな中ウェンディはというと

 

「見てみてシャルル、本物のエルザさんだよ」

「思ってたよりいい女ね」

 

目の前に現れた憧れの魔導士たちにうっきうきのご様子だ。

窘めるべきなんだろうが、これを単にかわいいからもう何でもいいかって思えてしまうのだから、惚れた弱みってのも存外馬鹿にできない。

 

それはさておき、そんな古代人が封印すいるほどの魔法がいいものとは思えない。

そして、それを解放しようとするのが闇ギルドの最大勢力というのだから尚更だろう。

一夜さんも力強く言い放つ

 

「我々はそれを阻止するために、、、、、」

 

『六魔将軍(オラシオンセイス)を討つ』

 

 

トライメンズ(あのあほの子三人組をそう呼ぶらしい)がポーズとともに続くがそこはひとまずスルー

というか、さっきからこの違和感に誰も気が付いていないのか?

 

「敵は6人、こちらは13人。しかし、侮ってはいけない。この六人がまた恐ろしく強い」

 

そういって6人が紹介されていく

 

〚毒蛇の使い手 コブラ〙

〘名前からスピード系統の魔法を使うであろう レーサー〙

〘天眼 ホットアイ〙

〘心を覗けるという女 エンジェル〙

〘目撃情報がほとんどなく、素性の知れない男 ミッドナイト〙

〘奴らの司令塔 ブレイン〙

 

「それぞれが単体でギルドをつぶせるほどの魔力の持ち主。数的有利を利用しなくては厳しい」

 

すると、ここでフェアリーテイルの金髪の人とウェンディがすかさず

 

「あの~私は頭数に入れないで欲しいんですけど」

「私も戦うのは苦手です」

「ウェンディ!弱気なこといわないの」

シャルル怒られたウェンディがこちらに助けを求めて目を向けてくるが助けようがないのでスルーした。

後で怒られるんだろうなぁ

 

 

 

「安心したまえ。我々の作戦は戦闘だけにあらず。奴らの拠点さえ見つけ出してくれればいい」

「「拠点?」」

 

おれとラミアのリオンという人の声が被った

 

 

「今はまだ補足できていないが奴らには拠点があると推測される」

「もし可能なら、奴ら全員をそこに集めてほしい」

 

すると、フェアリーテイルの黒髪の男が聞く

 

「どうやって?」

「殴ってに決まってんだろ」

「結局戦うんじゃない」

「集めてどうするんだ?」

 

エルザさんがつぶやいたがその通りなのだ

集めた後どうするか。それが問題だ。

 

 

「わがギルドが大陸に誇る天馬『クリスティーナ』で拠点もろともほうむり去る」

「なるほど魔導爆撃艇ときたか」

「シン。何それ?」

ウェンディの質問に簡単に答える。

「簡単に言えば空飛ぶ船に大砲がある感じだよ。この人たちのギルドはペガサスがシンボルみたいだから空飛ぶ馬なんてぴったりだよね」

「そうだね!!」

朗らかに笑うウェンディを見て癒される

 

さっきの金髪の人もといルーシィさんが何もそこまでみたいなことを言ってジュラさんに窘められていた。

曰く、そういう戦いなのだと

たしかにまぁ闇ギルドに兵器が渡るのは穏やかじゃないので賛同するには十分だろう

 

すると

フェアリーテイルのナツさんが我先に飛び出していき

それを、ほかのフェアリーテイルの面々が追いかけ

続いてラミアスケイル、ブルーペガサス、最後にウェンディとシャルルが続いた。

俺は少し気になることがあったので、ジュラさんと一夜さんと残った。

 

「ウェンディも慌てて行ったけど大丈夫か?」

「そういう主はいかなくていいのか?」

「ん?あぁお気になさらず。すぐに後を追いますよ。問題がなければ」

「何を言っているのだ?」

「いえね、気になったんですよ。なんだか違和感を感じるなぁと」

「ほぉ、違和感というのは何かね?」

「いやぁ、お二方のように高名な魔導士に高説というのはばかられるというものですが、それではここはひとつ言ってしまいましょう。一夜さんでしたか?」

「ん?私がどうかしたかね?」

 

 

「お前誰だよ?」

 

「何を言っておられる。彼はブルーペガサスの「違うよ」なぜそう言える!?」

「魔力波長が違いすぎる」

「ほぉ。まさか見破られるとはな」

黙々と煙が充満し始める。

これは何だ?

「む、これは何だ?」

 

「戦意喪失のパルファムだって~」

「一夜殿!?これはいったい」

「!?ジュラさん!!」

ドン‼!  ドスッ!!

 

「チッ!!!」

やられた。

まさか相手の姿かたちだけじゃなくて能力までコピーできるとは

完全なる判断ミスだ。

幸い腹部の傷はずらしたこともあり浅い。

命に別状はないだろう

だがすぐ戦線復帰できるほどの状態かといわれるとそうは言い難い

厄介だな。いきなり大駒を消された。

このまま放っておけばこっちが後手を踏まされるか

 

「こいつエロイことしか考えてないよ~」

「ダメな大人だ~」

「はいはーい。文句言わない。」

「こ、これは」

 

「コピーだ。」

 

「そうだぞ。それにしてもよく気が付いたな。私もこの状態のこの子たちを見破られたのは初めてだぞ?」

「そりゃあ、あんだけ不自然な魔力の流れがみえればサルでも気が付く」

「はっはっはっは。驚いたぞ。まさか完璧に体内の魔力の流れを読めるなんて。」

 

笑っているが目は笑っていない。

それにしても、ここでまさか

 

「エンジェルが星霊魔導士とはな。」

「正解だぞ。後、あの汚い男から作戦の内容はすべてコピーさせてもらったぞ」

「やっぱりその辺もできちゃうのね」

「邪魔はさせないぞ光の子たち。邪魔する子は天使が裁くぞ」

 

 

「ほぉ、そうかいそうかい。ならば、抗うしかないな。」

「す、すまぬ少年」

「元はといえば俺の過失です。気にせず休んでください」

 

「さて、第二ラウンドだ。踊ろうぜ?天使さま?」

「いい度胸だぞ」

 

 

戦闘は、静かに始まった。

 

「あんた星霊魔導士なんだろ?使えよ、黄道12門の鍵。真正面から叩き潰してやる」

「生意気だぞ」

「ジェミニを即引っ込めるあたり、二体同時に使えないのか?」

「!?なんで私の星霊の名を?」

「別に。魔法に興味のある少年が子供のころに取り付かれたように魔法関連の本を読み漁ったときにたまたま目にし星霊の本の内容に書いてあったことと能力が一致しただけですよ」

「なるほど。それなら、普通に戦闘できる星霊を呼ぶだけだぞ」

 

『開け 天蠍宮の扉 スコーピオン』

「ウィーアー!!」

 

「またやかましいのだしてきやがって」

「何でもいいけど、そいつも黄道12門の一体だぞ?」

「ご丁寧にどうも!!」

攻撃を加えようとするも、

 

『サンドバスター』

 

砂の嵐が眼前を襲う。

 

「目くらましか。クッソが」

『弾(バウンド)二重(ダブル)』

 

飛び上がって砂の攻撃をかわす

しかし、そこには待ってましたとばかりに放銃のようなものを構えた悪魔の顔の天使がいた。

 

「狙い撃ち。だぞ」

 

そのあとは一瞬だった。

まばゆい光が目を覆ったかと思うと

光に質量が飛んでくるのを感じた。

そしてそれは、俺に直撃した

 

 

 

「あっはっはっはっは。散々粋がってた割には大したことなかったぞ。まぁ、まずは3人。倒したぞ」

 

 

そう高笑いしながら、星霊をしまった彼女はそこを後にした。

 

瓦礫の山の中にいる俺を無視しながら。

そして、完全に去ったのを見届けてから

まずはジュラさんを救出。というか安否確認をする

その後に、トイレでボロボロになっていた一夜さん(本物)を救出する。

いったんみんなが最初に集まった部屋に3人で集まる。

ジュラさんの処置はとりあえず俺が応急処置を施したうえで、一夜さんの痛み止めのパルファムなるものでいったんごまかしている。

 

 

「メーンぼくない。私としたことが不意を突かれてしまった。」

「わしも、シン君に言われるまで一夜殿と疑おうともしなかった。まったく、自分の未熟さが情けない。」

「まぁ、皆さん命があったのでよしとしましょう。考えるべきはこの後です。とりあえずは、先行したみんなのところで合流及び加勢するのが定石でしょう。」

「そうだね。私も概ねその意見に賛成だ。何よりエルザさんが心配だ」

「わしも微力ながら手を貸そう」

「ジュラさんが微力ならこの大陸の魔導士の大半は貧弱な何者かに成り下がってしまいますよ」

 

 

軽口をたたきつつも、みんなのところに歩みを進め、歩を速めていく。

頼む、無事でいてくれ。

ウェンディ

 

少女の無事だけをただ、祈りながら

 

 

 

 

 

 

 

 

ウェンディside

 

 

(怖い。いきなりこんなところに来ていきなり戦闘が始まっちゃった)

 

ウェンディが見たのはまさしく一方的な制圧だった。

いきなり、上空にあったブルーペガサスの主砲であるクリスティーナが撃墜されたかと思えば

今度は中から六魔将軍の全員が現れ

とんでもないスピードや地形を変えてしまうような魔法であっという間にほとんどの魔導士を片付けてしまうと、頼みの綱のエルザもコブラとの戦闘中に毒蛇に腕をかまれてダウン

ウェンディとシャルルを除く全員が一瞬にしてやられてしまったのだ。

そして、その中の一人、エンジェルが信じられないことを言った。

「ジュラや一夜とかいうやつ。それに一緒にいた子供の三人は片づけたゾ」

 

シンがやられた。誰にも負けないと思っていた彼が負けたという事実に驚きを隠せなかった。

そして、真ん中のリーダー確たるブレインが全員を鎮めようと魔法を放とうとする。

 

『常闇回旋曲』

 

しかし、その魔法は突如として止まる。

そのまま、ブレインは驚いたように少女を見やった。

 

「どうしたブレイン。なぜ魔法を止める」

仲間たちも事態が把握できない様子だ。

ただ、一人ブレインだけは驚いたように、しかしながらなくしていてカギを見つけ出したように

 

「ウェンディ」

 

その少女の名を呼んだ

そして、そこからは早かった。

 

「え?え?」

戸惑う少女を気にもせず、ブレインは言葉を紡ぐ

 

「間違いない、天空の巫女」

 

「なにそれ~」

ウェンディからすれば意味の分からない単語に困惑するばかりだ。

しかしブレインには関係ない。

 

「これはいいものを拾った。来い!!」

 

突然捕まったことを理解したウェンディはとっさに、シャルルをつかもうとする。

しかし、掴んだのは似て非なるもの。ハッピーだった。

 

「ウェンディー!!」「ハッピー!!」

 

(お願い。助けて!!シン)

少女はここにいない少年に助けを願う

 

「うぬらにもう用はない。消えよ」

再び、あの魔力攻撃が放たれようとしたところ。絶体絶命の時

 

 

『岩鉄壁』

『エスクード』

 

攻撃を防いだのは、二つの壁。

岩が地形に逆らい、生えるようにせり出し守る。

その周りには。魔法陣が真ん中に入った長方形の防壁が築かれ、倒れた者らを守る。

結果、一人の死者も出さなかったが、煙が晴れるとそこには誰もいなかった。

 

当然、連れ去られたウェンディとハッピーもこの場に残ってはいない。

シャルルは心配そうに顔を落とし、ナツやグレイ、天馬の者は悔しがり、リオンはジュラの無事に安堵する。

一夜が痛み止めのパルファムをまくことでひとまず痛みをごまかすことには成功していた。

ただ一人、今にも人を虐殺しかねないほどの怒りを自分の心に抱えた人間を覗いて。

 

 

 

 

シンside

 

(守れなかった。あれだけ、、、あれだけ偉そうなことを言ったのに。結局俺は、こちらの最大戦力にみすみす怪我を負わせ、敵の策にハマって捕まえられたチャンスを逃し、挙句の果てに俺自身あれだけ守るといったウェンディまで連れ去られた。何が、何が聖魔の、滅竜魔導士だ!!何が君を必ず守るだ!!馬鹿野郎!!)

 

自身の不甲斐なさに怒りで狂いそうだった。

 

しかし、そう苛立ってばかりもいられなくなった。

エルザが重症なのだ。

どうやら、相手の毒蛇の毒にやられたようで腕を切り落としてほしいと言い出し、それをリオンが承諾して切ろうとしたところを黒髪の魔導士もといグレイが止めていた。

他に方法はあるはずだと、その方法を探すべきだと。

 

 

「「ウェンディなら治せる」」

 

奇しくも俺とシャルルの声がはもった。

 

「ウェンディは解毒、解熱、痛み止めに傷の治癒も可能だ。そのうえでウェンディは超一級品のエンチャンターだ。補助魔法に限った話で言えばこの大陸を見渡しても5人といないレベルといえる。」

「治癒の魔法ってロストマジック」

俺の言葉にラミアの女の人シェリーが疑問を発する。

それにこたえたのはシャルルだ

 

「ウェンディは天空のドラゴンスレイヤー。天竜のウェンディ」

 

その言葉に周囲も驚愕をあらわにする

事のついでなんで俺もここで伝えておく

 

「ちなみに俺も、聖魔のドラゴンスレイヤーだ。ちなみにこんなこともできる。」

そういって、俺はエルザの腕に魔力をかざす

すると、エルザの苦しそうな表情が幾分か柔らかくなった。

 

「な。何をしたの!?」

ルーシィが驚いたように尋ねる

 

「俺は聖魔。つまり相反する二つの魔法体系を同時に扱えるんです。今回は単純に聖の魔力を使って免疫やこのあとの活動に一切の支障を起こさない範囲で毒の巡りを遅くしました。俺に今できるのはこれで限界です。結局治すにはウェンディがいないと始まらない。」

 

周囲がさらに驚愕の色に染まる

しかし、そんなこと今はどうでもいい。

 

 

「まぁ、何はともあれ詳しい話はまたあとでだ」

「おぉ。とりあえずはまず」

「エルザを助けるためにも」

「ハッピーも助けないとね」

 

「行くぞォ!!!!」

 

「「「「「オオ!!!!!」」」」

 

ウェンディを救うことが、俺も含めて全員の最優先事項だ。

待っていろよ、オラシオンセイスの六魔ども

俺の一番大切な人に手を出したんだ。

目にもの見せてやる

 

 

 

 




えぇ、主人公あんまりでないかもとか言ってがっつり出てますやん!?
っと思ったそこのあなた!!
その通りです。
思いの外オリ主を最強レベルまで上げようと思ったら
いろんなところに出すしか思いつきませんでした。
それに今回はほかにオリキャラ書く予定ないし
というか当分ないし(今ん所、大魔闘演舞まではない)
今回書いて思ったのは、やっぱり駆け引き含む」戦闘描写を文のみで構成する難しさですね。
まぁ文才ないなりに頑張っていくのでまた次回も見てくださったら幸いです
それだはまた次回
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