呪霊操術はチート!異論は認めん!   作:蛇狐烏

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 ドモ、自分蛇狐烏って言います。
 時系列合ってかなあ〜と思って一話見直したら書いたハズの内容消えてて笑いましたね(棒)
 見直しって大事ね。
 こうゆうミス放置したくないので気づいた方は感想の方に書いて置いて下さると物すんごく助かります。
 あと前回アレの続きとか言ってた気がしますが、アレというのは『両面宿儺』のことです。
 そいじゃとりま、どぞ
 


モーニングルーティーン&任務

 

 

 

 

 〜渡合交のモーニングルーティーン〜

 

 

 皆さんおはよ〜。交だよ〜。今日は最近流行りそうな雰囲気のあるモーニングルーティーンとやらを撮ってみたいと思いま〜す♪

 

 

 まずは起床からですね〜。僕はベッドで寝てるので朝布団を畳まなくて済むのが楽ですね〜。朝は強いのでスッキリハッキリ目が醒めます。が、寝起きの瞬間は色々ガバガバなのでよくベッドから落ちかけます。

 

 

 次はトイレですね〜。仕事上夜遅くに帰ることもよくあるので、晩御飯を食べて寝るとお腹が痛くなることもしばしばあるので最初に行きます。

 

 

 お次は顔やらの洗浄ですね。とは言ってもメインは手と口なんで顔は忘れちゃったりってことがよくあります。それに気づいたら移動中に“彼ら“にゴミは食べたりして貰って綺麗にします。

 

 

 そして待ちに待った朝食のお時間です。だけど僕、朝は全然食べないので食べる物とかは大体決まってきちゃうんですよね〜。だから頑張ってインターバル開けてます。

 だけども最初に食べる物は決まっています。何かって?それはですね〜、雑巾(・・)です!

 コレ、未だに誰にも話してないんですよね〜。まぁこんなこと話す機会も中々無かったですからね〜。しょうがない。

 

 あ、そうそう。雑巾は雑巾でもただの雑巾じゃないんですよ?手間暇かけて作り上げた代物なんです。

 

 工程はこうです。

 一、夜ご飯を食べる。

 ニ、水場に雑巾とを用意する。

 三、ご飯冷凍容器に向かって吐瀉物を噴出する(・・・・・・・・)

 四、雑巾を浸す。

 五、三日三晩冷蔵庫にて保存する。

 六、四日目に開封し、食す。

 

 

 ね?結構時間かかってるでしょ?

 それで何でこんなことをしているかと言いますとですね、僕の術式が関係してるんですよ。

 

 僕の術式は呪霊操術といって文字通り呪霊たちを操ることができます。しかし肝心の呪霊を操るためには取り込まなくっちゃあいけないんですね。

 取り込む時は黒い球状にするんですけど、まぁコレが不味いんですよ。大分慣れましたけどね。

 

 

 小さい頃、ふとこの何とも言えない味を表現しようと思った時、頭をよぎった言葉が『吐瀉物を処理した雑巾のような味』だったんですよね〜。

 でも食べたこともないのにそんな風に形容してしまっては失礼だと思った僕は実際に食べてみることにしたんです。

 

 

 家にあった雑巾を一枚拝借してキッチンへ持って行き、ボウルに思いっきりゲボりました。そこへ雑巾を漬け込んで三十分程経った頃に食べてみました。

 中々繊維が硬くて苦労しましたが何とか飲み込むことに成功しまして、そこからなんとなーく続けてある時から続ける限り呪力量が少しずつ増えていくように縛って、大体八年くらい経ってましたね。

 

 

 話長くなっちゃいましたね。次行こ次。

 

 

 ゲロ雑巾食べた後はコーヒー飲みます。ブラックです。大した意味はないですね。なんせルーティーンなんで。初めて飲んだ時は苦すぎて砂糖ドバドバ入れて飲んでましたけどね、流石に慣れましたね。

 

 

 家事は出来ない事ないんですけどメンドくさいので彼らにしてもらってます。お陰で出張から帰って来ても部屋が綺麗で助かりますね。

 

 

 後は歯磨きや着替えなんかをチャチャっと済ませて終わりですかね。歯磨き粉は使わないです。飲み込んじゃいそうなので。あとは制服の上からコート(今日はトレンチのヤツ)を羽織って終わりですかね。

 

 

 モーニングルーティーンの話はコレくらいですかね。今日は任務が入ってるので早速出かけます。見学するため傑ンも付いてくるよう言ってあるので迎えに行こうかと思いましたが、彼のことなので集合場所までもう自分で来れるでしょう。ほっときます。

 

 

 

 

 

 〜渡合交のモーニングルーティーン紹介(蛇足)終了〜

 

 

 

 

 

 自室から出て補助監督さんが待っている高専の出口まで歩いて行くと、傑君が既に車の側で立って待っていた。聞けば五分前から居たらしく、補助監督さんとと同時に来たらしい。僕の任務の時は普段頑張ってる彼らに少しでもゆっくりしてて欲しいから少し遅れて来るぐらいで良いって言ってるんだけど、この子はホント真面目だなと思う今日この頃。

 

 

 「傑ン、補助監督さん、おはよ〜」

 

 「交先輩、おはようございます」

 

 「渡合さん、おはようございます。それでは早速向かいたいと思いますが宜しいですか?」

 

 「オッケーだよ」

 

 「分かりました。それでは参ります」

 

 

 軽く挨拶を済ませ僕らは早速車に乗り込む。シートベルトはあるけど基本、というか絶対付けない。あの縛られてる感覚がヤなんだよね〜。この子いつもそのことで怒ってくるけど付けてやんないもんね〜だ。おんなじ理由でネクタイも嫌いだね。

 

 

 「そういえば先輩、トレンチコートなんて着て暑くないんですか?しかも黒の」

 

 

 傑ンが走る車の中でそんなことを聞いてくる。着くまで大した話すこと考えて無かったから丁度良いね。

 

 

 「暑くないよ。暑くても着るけどね。僕好きなんだよコレ」

 

 「夏でも?」

 

 「夏でも」

 

 「先輩って夏、汗かかないタイプの人でしたっけ?」

 

 「かくことにはかくよ。ただそんな鬱陶しくて堪らない暑さも黙らせられるのが僕ら呪霊操術使いだよってことだけ教えてあげる」

 

 「それじゃあ夏は頼みましたよ」

 

 「ダーメ。貸してやんないよ〜だ。雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモ負ケヌ丈夫ナ呪霊でも手に入れてみなさ〜い」

 

 「ケチ」

 

 「あ!ケチって言ったな!ホントに貸してやんないもんねーだ!」

 

 「渡合さん、静かにして下さい。特級術師(・・・・)ともあろうお方がみっともないですよ」

 

 

 そんな風に騒いでいると補助監督さんが運転席から横槍を入れてくる。そーやって僕を窘めようったってそうはいかないんだから!…と言いたいところなんだけど、これ以上は流石に止めとこ。可哀想だし。

 

 

 

 

 

 

 僕らが今回やって来たところはよくある心霊スポットのとあるトンネル。ホントによくあることだから細かくは説明しないけど、壁や天井は全体的に汚れ、ライトは点滅し、偶に肝試しで人も来るのか、ちょくちょく新めのゴミを見かける。

 そして呪霊の気配。この場所の知名度は低い筈だけど、発生した呪霊の等級は二級ってとこかな。行方不明者もちょくちょく出てるっぽいしソーユー(・・・・)ことだろうね。

 

 

 「オケ、そんじゃちょっと離れててね監督さん」

 

 「何するんです?」

 

 「帳張るのさ。傑ンもあの目の下の隈見れば僕の気持ち分かってくれると思うよ」

 

 

 そう言って下がらせた補助監督さんの目の下を見やると、頑張って隠そうとした痕跡の見られる黒い皮膚が。アレを見るといっつも申し訳なっちゃうの、僕だけかなぁ?僕だけ?あそう。

 

 

 「アレは……成程…なんていうか、お疲れ様です」

 

 

 傑ンが凄く申し訳なさそうな顔してる。やっぱ真面目クンだなぁ。

 

 

 「いいえ、お構いなく」

 

 「んじゃそろそろ。闇より出て闇より黒くその穢れを禊祓え」

 

 

 僕がそう唱えるとトンネルが入り切るように調整した帳が周囲の景色を朝から夜に塗り替えていく。態々暗くする意味無いと思われるかもだけど、今回は傑君の見学も含まれてるし、それに相手の事を考えると暗くしといた方がさっさと出て来てくれる気がするので今回は敢えてそうしてるよ。

 

 

 「本当に夜になってくんですね」

 

 「帳は結界術の一部で、術師なら誰でも使えるような超簡単な部類だけど、結界術ってのは結構奥深いモノだからね、それを極めるのも一興って感じで楽しいよ」

 

 「先輩は何処まで行ってるんですか?」

 

 「領域展開まで」

 

 「領域?」

 

 「それはまた追々教えるよ。それよりもトリマ行ってみようか、トンネル」

 

 

 

 僕らがトンネルの中を歩くこと約十分ほど、特に何の障害もなく反対側まで来れた。

 

 

 

 

 今回の呪霊、というか心スポは窓からの話じゃあ、どうやらコッチからアッチ側に行く、つまり一方通行なら問題無いらしいんだけど、引き返しがアウトらしいからさ、

 

 

 

 「戻ろっか」

 

 「大丈夫なんですか?」

 

 「さっき言うの忘れてたんだけど、帳には呪霊をおびき出す効果もあるんだよね。けどコイツはそれでも出てこなかった。僕らがコッチに抜けてくる間もね。ちゅーことは」

 

 

 トンネルの入り口に戻って来た交達を待っていたのは補助監督ではなく、トンネルを埋め尽くすほどに巨大な呪霊であった。

 呪霊にはその大きな体に相応しい一つの目玉とトンネルの九割を占める口、そして口とは対照的に人間大しかない小さな無数の腕が生えている。よくよく観察してみると体表には呪霊や人間らしき残骸や未だ生きているだろう者達の一部も見受けられる。

 

 

 呪霊はまだ生きている呪霊を何体か喰らい交達の目の前で成長し、気味悪く笑って見せる。

 

 

 しかし交はこれを意に介すことなく夏油に語りかける

 

 

 「ここで復習〜。僕ら所謂式神使い達に欠けがちなモノってなーんだ?」

 

 「唐突…。えーと確か肉弾戦闘力(フィジカル)でしたっけ?」

 

 「ピンポン♪自分で戦わなくて良いからどうしても頼りがちになっちゃうんだよね。自分を鍛えるより楽だし。でも相手は、特に呪詛師なんかはコレを分かってるから真っ先に術者を狙ってくる訳だ。都会の呪霊なんかでも同様だね。だからこそこっちも肉弾戦やってやんのさ」

 

 

 交達が悠長に会話をしているのをお利口に持っていられる呪霊ではなかったらしく、腕を数本伸ばしてきた。

 

 

 だが交は一番速く近づいてきた腕を掴み、脚を振り上げ切り飛ばした。そして残った腕を呪霊の目に投擲し潰し視界を遮る。そのことで意識が乱されたのか、残りの迫ってきていた腕は交達に当たることなく地面に突き刺さる。交は汚く叫ぶ呪霊を横目に腕の一本に跳び乗り、腕を伝って本体を目指す。

 

 

 目を回復させた呪霊は登ってくる交に対し、腕を追加で向かわせるが、尽く弾かれ吹き飛ばされていく。そのことに苛立ったのか腕を振るって交を壁へ叩きつけた。

 

 

 呪霊は嬉しそうにそのデカすぎる口を三日月の如く歪める。が、直様土煙の中から交が現れ怒りを露わにし、視界を埋め尽くす程の拳を放つ。先ほどの反省からか拳達に隙間はなく、壁のように迫り来る。それに加え交は未だ空中。避けられる筈が無い、そうたかを括る呪霊であったが、交は拳の壁を足場に使い、僅かに隙間のあった下から脱出し、トンネル内の壁や天井を跳ねて拳から逃げ回る。

 

 

 中々殺せないことに怒りを募らせ、攻撃が少しずつ雑になっていく呪霊。しかし、先ほどまで憤怒に染まった顔を突然悪巧みを思いついた悪ガキのような顔に変化させる。

 

 直後、交を追尾していた拳が、あらぬ方向へ飛んでいく。

 

 

 何本も、何本も、飛んでいく。

 

 最早交はその場から動いていないのにも関わらず、一本も当たることなく飛んでいく。

 

 

 呪力の塊である呪霊に疲れという概念は無い。よってこれが脳の疲労によって起きた命中精度の極端な悪化という線は消える。

 

 

 では何か。それは彼らが常日頃考えていること。『悪意』。この呪霊は態と外しているのだ。

 

 

 何の為に?

 

 

 

 この呪霊は存外頭が回るらしく、追って当たらぬなら、追って当たるようにすれば良いと考えたようだ。

 

 

 

 どんな物質でも四方を囲まれた場所から逃げることは出来ない、そう考えた呪霊は壁の形態から()の形態に変化させたのだ。

 

 

 

 

 

 「交先輩!」

 

 「ダイジョブダイジョブ。だって僕、特級だから」

 

 

 

 

 

 何処を見ても隙間の無いほどに敷き詰められた腕を見て、交は未だ余裕そうに微笑む。彼は先ほど夏油に教えた、式神使いの肉弾戦の重要さを教える為、術式を使う気は一切ない。その上で笑っているのだ。

 

 

 

 呪霊の顔と腕しか見えない世界で、呪霊はその口を限界まで開け、思いっきり交のことを吸い込む。交はそれを歓迎するように足場となっていた腕を蹴って跳んでいく。

 

 

 呪霊は口腔に入ったと確信した途端、一気にその歯のシャッターを下ろす。

 

 

 だが、いつまで経っても自身の糧になった気がしない呪霊は、檻を解き、まるで歯の間に引っかかった物でも摘み出すかのように手に交をを探させる。

 

 

 

 

 

 

 そして突如、苦しみだし吐血する。しかも大量に。

 

 

 辺りが血まみれになる程吐いた呪霊が謎のダメージに悶絶していると、肉体の一部が体内に引き込まれるように抉られ、口に入れていた腕が千切られぐるぐる巻きにされ口の中から飛んでくる。

 

 

 そして次の瞬間、呪霊は動きを止め、目玉が破裂した。

 

 目玉があった場所からは交が全身返り血だらけになっているのも構わず、清々しそうな満面の笑みで現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 「どう?」

 

 「どう?って……。大事そうな部分殆ど見えなかったんですけど、」

 

 「あ、やっぱり?しまったなぁ、折角術式使わずやったのに意味ないじゃん」

 

 「この腕とか引き込まれた肉とか、何してたんです?」

 

 「開〜けてご覧?」

 

 

 少々イラッとしながら言われた通り腕を解いていくと、中から出てきたのは体表にくっ付いていた呪霊や人間達だった。

 

 

 「うわっ」

 

 「ついでにヤっといた⭐︎」

 

 

 「ごと抉った肉と腕をクッションに排出していたのか…。成程…。あってかほっといて良いんですかこの人達」

 

 「え?いい訳無いけど?メンドいから呼んどいて119(救急車)

 

 

 「てゆうか早くしないと消えちゃいそうなんでコイツ貰っても良いですか?」

 

 「ん?あ〜良い……やっぱダメ。僕が倒したのだし」

 

 「ケチ」

 

 「また言ったな〜!このこの〜!」

 

 

 

 呪霊を取り込みつつ夏油にポコポコするという地味に器用なことをしている交。そんな先輩を見て、やれやれ、といった顔で眺める夏油に、牛のように鳴きながら追加でポコポコし、補助監督の待つトンネルの外に出ていく若人達であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 交がシートベルトを付けずに補助監督に怒られるのはまた別のお話………。

 

 




 どうでしたでしょうかね?
 今回で気づかれた方、鋭いですねぇ。そうです、こんなタイトルしといて暫く術式使いません(笑)
 今のところまともに戦闘考えてるのが渋谷事変なんですけど、作者は原作のだそこ読んでないので戦闘が見たいのやって人は七月放送のアニメまで待っててくだせぇ。
 あとその関係でこの続き書くためにはアニメ放送待ってもらうか、キンクリしてアニメ放送してるとこまで書くかなんですけどどちらがよろしいですかね?

 そこいら含めて感想お待ちしております。それでは

禁断の質問!今んとここの小説、オモロイ?

  • オモロイ
  • オモンナイ
  • シーラネ
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