【その1 茶柱佐枝】
高度育成高等学校をAクラスで卒業したオレは大学へ進み、生活費を節約するため、元担任の茶柱佐枝とルームシェアリングを始めた。(理解不能)
「お、おかえり、綾小路」
「たうわっ?!」
出迎えてくれたのは、メイド服姿で恥じらう茶柱だった。まさか、例の文化祭で味を占めたのか・・・いやでもそれ、メイドって言うよりメイド長だろ・・・
(おわり)
【その2 星之宮知恵】
高度育成高等学校をAクラスで卒業したオレは大学へ進み、生活費を節約するため、星之宮知恵とルームシェアリングを始めた。(なぜだ)
「たらいま〜呑み過ぎひゃったよぉ〜♪清隆く〜ん、お水ちょうら〜い・・・うっ!?」
「たうわっ!?」
(おわり)
【その3 平田洋介】
高度育成高等学校をAクラスで卒業したオレは大学へ進み、生活費を節約するため、元クラスメートの平田洋介とルームシェアリングを始めた。(きよ × すけ、キマシタワ〜!)
「おかえりなさい、清隆君!」
「たうわっ!?」
出迎えてくれたのは、薄いピンク色の裸エプロンを付けた平田だった。サッカーで適度に鍛えられた肉体を、惜しげもなく晒すイケメン。その姿は、どこから見ても初々しい新・・・いや待て待て待て!
「夕食を作っておいたよ。お風呂も沸かしてある。それとも、ぼ、僕にするかい?」ボソッ
(おわり)
【その4 龍園 翔】
高度育成高等学校をAクラスで卒業したオレは大学へ進み、生活費を節約するため、元同級生の龍園翔とルームシェアリングを始めた。(一触即発)
「おう、帰ったか、綾小路」
「たうわっ!?」
出迎えてくれたのは、薄いピンク色の裸エプロンを付けた龍園だった。イヤな冷や汗が背中をつたう。
「ククク・・・夕飯を作っておいたぜ?風呂も沸かしてある。それとも、お、俺にするか?」ボソッ
何を言ったのか最後まではっきりと聞こえたが、経験上、絶対に触れない方がいいだろう。いや、触れちゃダメだ。オレはまだ、こんな形で敗北を知りたくはない。
反応しないオレを見て、なぜかしゅんとする龍園・・・え?
「そうか・・・クククッ・・・いいぜ、アルベルト!お前をご指名だとよ」
「Yes , Boss.」
進み出てきたのは、薄いピンク色のエプロンを付けたアルベルトだった。いや、だからなんでそうなる?エプロンに描かれたりんごのイラストは、分厚い胸板で引き伸ばされ、まるでスライムみたいだ。その姿はどこから見ても、初々しい新・・・
いかん。さすがのオレも、新生活でかなり疲れが溜まっているようだ。ていうか、あんなサイズのエプロンってあるんだな・・・
いや待て待て待て!なんで顔が赤いんだアルベルト?ひょ?く、来るなぁ〜!!たうわっ?!
(おわり)
最後までお読み頂き、有難うございました。