僕の脳内選択肢が学生ライフを全力でぶち壊そうとしてます 作:愛結夢
では本編をどうぞ!!
「・・・ヤッターマンがいる限り・・・」
「この世に悪は栄えないのです!!」
あの後僕とショコラが飛び上がった後急に服が光だし、着地すると同時に服が游王子先輩が持っていたヤッターマンスーツに変わっていた・・・以前にもミッションの最中に服が突然、執事服に変わるミッションがあったのを思い出す・・・止めておこう、これ以上考えると余計辛くなるから。
「っていうか、特別なにも変わっていない気がするんですけど、游王子先輩どうなんですか?」
「うーん・・・多分どうにかなるんじゃないかな?ファイトだよ和っち!」
「無責任すぎる!!僕、これ唯のコスプレの服にしか見えないんだけど。っていうかあの人達ヤッターマンの事倒すとか言ってたでしょ?何で相手の反感を買うようなことする必要ないと思うんだよ!分かりますか、游王子先輩?」
「さぁバトルの開始だよ!ガンちゃん、アイちゃん!!」
「楽しみですね。ガンちゃん!!」
「ねぇ、聞こうよ人の話・・・自分のお母さんに言われなかった?『人の話は聞きなさい』って・・・後何なの、ガンちゃん、アイちゃんって?」
「うーん、私のお母さんが最近よく教えてくれるのは、『人はね、痛みを超越するとその痛みは快感に変わるのよ。本当に殴られるのって幸せな事なのよ』ってことだし、昔の事はよく覚えてないから分かんないや。後本当に知らないの和っち?」
「うん、先輩のお母さん、色々問題あって色々言いたいことがありますが、今はいいです・・・後僕はガンちゃんもアイちゃんも知らないですよ。」
「正義のヒーローヤッターマンっていったら、男の子をガンちゃん、女の子をアイちゃんって呼んでるんだよ。」
「だから僕らもやるんですか?別に僕はヤッターマンになりきりたい訳じゃないんですよ。いやです!!」
「ガンちゃん!ドロンボーの人達が来ます!」
「だからショコラまでガンちゃんって呼ぶな!!」
さっきまで何もしてこなかったドロンボーと呼ばれる3人と1匹だが急に向かってきた。恐らく僕らがヤッターマンだというのが分かったからだと思うが何か凄い気迫を感じる。僕の方に向かってきたのは僕よりもずっと体の大きい大男、確かトンズラーと呼ばれた男である。
「ママの事を見捨てて助けなかったヤッターマンが正義なわけがない!ヤッターマンに凸ピンしてやるよ!お前たちや~っておしまい!!」
「「アラホラサッサー!!」」
「行くでぶー!」
「勝負です!!」
「ワクワクしてキター!」
「あぁ、もうこうなったらヤケクソじゃあー!!」
ショコラはボヤッキーと呼ばれた痩せ気味な男へ、游王子先輩はドロンジョと呼ばれた少女とオダ様と呼ばれた喋る豚と対峙している。正直僕1人でどうにかできるような相手ではないと思うが仕方がない・・・
「余所見をするとはいい度胸をしてるまんねん!」
そう言いつつトンズラーと呼ばれた男はいきなり殴りかかってきた。瞬時にかわすことが出来たが地面のコンクリートに若干ひびが入っていた。・・・マジかよ!?真面に当ったら僕、死ぬじゃん!!勝てる気はしないので交渉してみることにした。
「さっき、ドロンジョって呼ばれた人が言ってたママを見捨てたとか僕全く心当たりないんだけど・・・っていうか、凸ピンじゃなくてグーになってるぞ!」
「お前は何を言ってるまんねん。ドロンジョ様のお母さんの病気を治す薬を貰うため、ヤッターメトロポリスに向かおうとしたのを門でヤッター兵を使って追い払い、今まで散々ヤッター12神将を使ってワイたちを苦しめてきたじゃないかまんなねん!だから凸ピンでお仕置きをする前に殴って気絶させる必要があるでまんねん。」
・・・この男、トンズラーの言うことが本当ならヤッターマン滅茶苦茶悪人ジャン!!問題なのはこの男の説得は無理なのと、あの女2人のせいで、全く僕に罪はないのだが襲われることになってしまうという点である。・・・だが1つ言いたい。
「コンクリートにひびが入るほどの威力で殴られたら死ぬわ!!」
「問答無用!!いくでまんねん!」
こうなったら2人にも手伝って貰うしかない・・・そう思い2人の方に視線を移したが・・・・何故か游王子先輩はおらずショコラはお菓子を食べていた。
「おい!ショコラどうなってんだ!?游王子先輩はどこ行ったんだ?」
「游王子さんでしたら見たい戦隊系アニメがあるからと言って帰っちゃいました。」
「・・・あの自由人はテスト日に何やってんだよ!!それは僕達もだけど!!んでショコラは何お菓子食べてるの?」
「優しいお兄さんがくれました!」
「ボヤッキー!急いでよー」
「もう少し待ってください・・・後リモコンのこのネジ止めれば完成ですから・・・」
「ショコラさん・・・アンタバカですか?思い切り相手の時間稼ぎの罠にはまってるじゃないか!!あのボヤッキーっていう男何かやってるぞ!」
「トンズラーもういいよ下がって!!」
「了解でまんねん!」
そういうとトンズラーは下がっていきボヤッキーと呼ばれた男がさっきまで弄っていたリモコンのスイッチを押した。すると正直嘘だと思いたいのだが凄い地響きとともに地面のコンクリートから僕の体の5倍以上でかいロボットが出てきた。なんか昔出てきそうな長方形の形をした眼鏡をかけ指し棒をもっている。
「これぞ!熱血教師ロボ 名付けて石井教授です!!」
「ボヤッキー、最高だねー、流星だねー流石だね~~」
「さぁガンちゃんこっから正念場ですよ!!」
「先ず少しでもやる気があるんだったらまずお菓子食べるのを辞めろーーー!!!」
皆さんどうでしたか?楽しめましたか?次回は教師ロボと対峙する和樹とショコラ(叉はガンちゃんとアイちゃん)教師ロボらしい攻撃を予定してますので、是非見てくださいね
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では皆さんまた次回もお楽しみに!!