マジンガーを作りたかっただけなんだゼェーーーット 作:753101938315
ですが、アイディア自体は纏まっているので、あとは形にするだけです。
つまらないですが、どうぞ温かい目で見守っていただけると幸いです。
なんと言いますか、激マンでもあまり漫画の描写が少なめだというのと、機械獣などのデザインについてもう激が決めてしまっているので
これからは漫画連載編って言うよりアイとの絡み編みたいになってます。
それでも良いと言うなら先に進んでください。
それではどうぞ。
過激はマジンガーZの原稿を取りに行くのと、打ち合わせという名目のお喋りのために激の元に向かった。
「ようよう、お久しぶり。調子どう?激ちゃん。」
と元気そうにやって来てみたものの、激は何か苦しんでいるようであった。
どしたのよ。と過激が聞くと苦しそうに激は答えた。
「いや、実はかなり疲れてましてね。チョットあのイキナリすぎる注文について...」
過激はあー、と思い出したような顔をして目を逸らすと愛想笑いをしながら
「そ、その分ギャラは弾むからって編集長も言ってたじゃない。何より激ちゃんもこれから忙しくなるんだから、体を今の内に忙しさに慣れさせておかないと。」
そう、それはついこの前まで遡る。
この3日前、激はとある注文を編集部から受けた。
何とマジンガーをメインにするから、カラーページのネームを頼むと言って来たのだ!
正直、激はどうしようもない程に悩んだ。
理由としては別に巻頭カラーでなくとも別にいいと考えていたが、やるとなってもデザインについてかなり考えることとなる。
悩んだ末にやる事にしたものの結構なネタバレっぽいものばかりで中々良いものが出来なかったというのが理由だ。
後、編集部の人達がボツばかりにして、中々いい案が通らなかったという事も理由の一つだ。
結果的に出来たのは過激が来る1日前になったという事があったのだ。
「もうあんな無茶苦茶なスケジュールゴメンですからね。やって欲しいなら早めに教えてくださいよ。」
ゴメーンと過激が謝るもののなんだかんだで激自身も楽しかったのは事実だ。
その後、原稿を渡し終わるとそうだ、と過激が思い出したように切り出して来た。
「あの読み切りの〜えっと。そうそう、怪人物何十面ちょって作品、連載するかもしれないわ。まぁ、なんかあったら連絡するから。」
最後に特大すぎる爆弾を投下されたものの、長井がポカンとしてる間に過激は帰ってしまったのだった。
(あんのヤロー、次会ったらぶん殴ってやろうか。)
と内心毒づきながらも、やっぱ色々借りがあるし出来ないよなと諦め激は前にJAMPを買ったコンビニと同じコンビニでJAMPを買っていた。
やはりというべきかこの時間帯では人が少なく、激以外の客は1人しかいない。
前に見かけたのは半グレかチンピラみたいな見た目をした男であったが、今いる客は帽子を深く被り、メガネをかけている一昔前なら怪しいと思われてもいいような奴であった。
触らぬ神に祟りなし、そう考えると激はペットボトルの緑茶とJAMPを持ってレジに行った。
「いらっしゃいませ!袋はお付けしますか?」
若いのか結構元気のある挨拶をされる、激はくださいと返し、コンビニの袋の重みを感じて早く家に帰ろうとかんがえた。
別の客ももう会計を終わらせたのか激の後ろについて来て、店を出た。
店から出て、少し歩くとトントン、と後ろから肩を叩かれる。
振り向いて見るとそれは激より少し背の低い同じコンビニにいたあの客であった。
唐突に肩を叩かれた事に警戒心を抱いたが、とりあえず話しかける事にした。
「な、何でしょう。俺に何か用ですか?知り合いと間違えてたりは...」
激は残念ながらこんな格好で外出をするような知り合いと仲良くなった覚えはない。
んー、と右手の人差し指で頬を叩くと思い出したように手を叩いてこう言ってきた。
「やっぱり激ちゃんだ!久しぶり、私のこと覚えてる⁉︎」
と、
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所変わり、ここは先ほどのコンビニから徒歩5分程の距離にあるカフェである。
店員が俺の注文したアイスコーヒを、アイの注文したオレンジジュースを持ってくる。
ごゆっくりどうぞ。とお決まりの台詞を言って、店員は去って行く。
「で、何なんだよ。いきなり話をしようだなんて、コッチはコッチで忙しいんだが。」
半ば愚痴を吐きながらもまるで聞いていないかのようにアイはオレンジジュースをチューチュー飲んでこう言った。
「いやいや、なんと言うかさ。聞きたい事があって、ね?」
コイツはやっぱりそうだ、こんな風にすっとぼけたように返しやがる。
昔からコイツのこんな所が好かなかった。
どんな事をやってもまるで平気で嘘を吐き、必死に周りを好きになろうとして、自分や周りを偽ってばかりでいる。
俺は昔から好きなものはハッキリと好きと言うタイプだったので小学校時代も絡まれようが、適当に返したり、あしらったりしていた。
「聞きたい事ってなんだよ。手短にな。」
本当は早く家に帰ってマジンガーに取り掛かりたいのにコイツのせいで遅れてしまうと考えた俺はさっさとこの時間を終わらせようとした。
そしたらアイは自分のコンビニ袋からJAMPを取り出した。
コイツもこんなもの読むのかと思うとペラペラとページを捲り、あり得ない事を質問してきた。
「このマジンガーZって描いたの激ちゃんだよね。」
ドキン!!
そう心臓が一瞬止まったかのように感じた。
ゆっくりとアイスコーヒをテーブルに置くと、ふぅ、と息を吐いて聞き返した。
「な、なんでそう思うんだよ。その漫画は俺とは別の人が描いてる漫画だ。俺にはなんの関係もない!」
そうだ、もしマジンガーZの作者が俺だと知られたら、面倒な事になるのは必須。
だからこそ、苦手な嘘をついてでもここは乗り切るべきと激は考えた。
だが、悲しいかな。嘘という分野においてはアイの方が何枚も上手であった。
アイはトントンとカラーページのマジンガーZを左手の人差し指で叩きながら新たな爆弾を投下してきた。
「ここさ、マジンガーZって。明らかに激ちゃんの昔描いてたロボットにそっくりだし。何よりナガイってカタカナで、しかもこんなに短いペンネームだと中々同じ人はいないよね。で、激ちゃんの苗字は長井ってゆうからさ、もう決まったようなものだよね。」
万人が良い笑顔と評価するであろう表情でアイは俺にトドメを刺してきた。
それに対して俺は声を押し殺して
「そ..そうだよ...」
と答えることしたができなかった。
最後のちょっとしか描けなかったけどこれからデレていく予定です。
出来たら土曜日にでももう一本投稿できそうなので、アイトの絡みをどうぞお楽しみに。
それでは753101938315でした。