パトカー<キキーッ
警部「ようし、ようやく署に着いたな。ジョーカーの目撃情報を徹底的に洗い直すんだ」
刑事「ゴードン!大変だ!」ドタドタ
警部「ブロック刑事、どうした」
刑事「奴が・・・ジョーカーが脱走した!」
警部「なんだって!?」
―――・・・
ジョセフ「――・・・・・・うぅ~む・・・ムニャムニャ・・・・・・」
<グイッ・・・
ジョセフ「・・・うむ・・・ハッ!?」パチリ
<ググッ・・・ ガチャガチャッ グググッ・・・
ジョセフ「にゃ、にゃんだぁ~~~これはァ~~~ッ!?」バアァァーッ
ジョセフ「うッ、後ろ手で・・・これは手錠かァ~ッ!?手錠で『拘束されているッ!』」バン
ジョーカー「コンバンハ」ニタァ
ジョセフ「ッ!・・・テ、テメー!昼間のイカレピエロッ!ムショから逃げだしやがったかチクショーッ!だが甘かったなッ!こんな手錠くらいぶっちぎって――」
ジョーカー「おぉ~っとっとぉ、ちょいと待ちな。そいつを引きちぎるなんてマネはよしなさんな。よぉ~く見てごらん」
ジョセフ「ッ!・・・ス、スージーQ!」
スージーQ「JOJO・・・」
ジョセフ「この野郎ッ!スージーQに何をしやがったッ!」
ジョーカー「落ち着きな色男さん。手足を縛っただけさ。どてっ腹に銃弾ぶちこんで、服をひっぺがしてヒドイことしてやろうかとも思ったが、他のゲームを思いついたんでな」
ジョセフ「なにィ~ッ・・・!」
ジョーカー「お前の手枷には針金が通してあってな、ちょいとした細工がしてあるぜ。そいつを千切ろうとすりゃあ、ベッピンな嫁さんの首に巻き付いた針金がギュ~っと締まるって寸法よ。
お前さんの腕力なら手錠を千切るなんざ造作もないだろうが、そのまま嫁さんの首も切断しちまうことになるぜ」
ジョセフ「てめー、どうして俺達がここに泊まっているとわかった・・・」
ジョーカー「簡単さ。お前さんの名はジョセフ・ジョースター。手前がそう名乗ってただろう?そっから調べるのなんてワケないさ」
ジョセフ「ッ・・・」
ジョーカー「ヨメさんはスージーQ。血の繋がりは祖母のエリナ・ジョースター。父を早くに亡くし、母も行方知れず。さみしい一族だねェ」
ジョセフ「き、貴様ァ~~~ッ・・・よくもこんなッ・・・」グググ・・・
ジョーカー「HAHA。いィ~い顔をするじゃないの。この酒もらうぜ。今夜くらい飲ませてくれよ」ゴクゴク
ジョセフ「何が目的だ。カネか?それとも昼間の復讐かッ!」
ジョーカー「Uh・・・安い酒だなこりゃ。飲めたモンじゃねぇ」ポイッ KRASH!>
ジョセフ「て、テメー!俺の酒を床に投げ捨てやがったな!高かったんだぞソレッ!」
ジョーカー「勘違いしちゃあいけない。カネなんざあったってムダさ。足が早いからよ。フクシュウってのも違うぜ。むしろ俺は感謝してるくらいさ」
ジョセフ「感謝だと・・・?」
ジョーカー「実は最近相方とマンネリ気味でなぁ、刺激が欲しかったトコだ。ガス抜きしたかったが、どいつもこいつもヘナチョコばかり。お前みたいにホネのあるヤツァそうそういないのよ」
ジョセフ「何の話をしてやがるッ!てめーが女房と倦怠期なんて話はどーでもいいんだよッ!コラ!」
ジョーカー「女房ぉ?勘違いしちゃあいけない。女なんてのは邪魔なだけ。うっとうしいったらありゃしない。俺の言う相方ってのは――」
ジョセフ「テメーまさか『吸血鬼』かッ!それとも『柱の男』の生き残りかッ!」
ジョーカー「HUSH(シィーッ、静かに)・・・・・・ここはホテルだぜ?他のお客様が目を覚ましちまう」
ジョセフ「ふ、ふざけやがってこのやろォ~ッ・・・」グヌヌ
ジョーカー「まッ、どっかの部屋に爆弾を仕掛けてきたからよ、どっちにしろ爆発音でみーんな起きちまうだろうがな」
ジョセフ「なッ!?ば、爆弾だとォ~ッ!?」
ジョーカー「腕によりをかけて作った最新式の時限爆弾よ。あと何分で爆発するかは・・・あちゃァしまった。時計を見るのを忘れてたぜ。残り時間がどれだけあるかサッパリわからん」
ジョセフ「!?」
ジョーカー「1時間後か30分後か1分後か・・・今すぐ爆発すっかもしれねぇ。だが心配するな、火薬は抑えてある。一部屋吹き飛ぶだけで他に被害は出ないさ」
ジョセフ「ふざけてんじゃあねーぞコノヤロォーッ!」
ジョーカー「HAHAHA!その焦った顔が見たかったのさ!安心しろって、ゲームにゃ逆転のチャンスがあるから面白ぇ」スッ
ジョーカー「これが時限爆弾の解除スイッチさ。無線電波を飛ばしてタイマーを止めれる。お前さんがコレを俺から奪えば、逆転勝利ってワケよ」
ジョーカー「だがそうするためにはその手錠を引きちぎらなきゃなんねェ。つまりだ・・・嫁さんの命か、どこの誰とも知らない奴の命か、お前が選ぶんだ」
ジョセフ「ッ・・・!」
ジョーカー「HAHAHAッ、ホントいい顔してくれるぜ。からかいがいがあるってもんよ。その顔を氷漬けにしてずーっと眺めていたいくらいだね」
ジョセフ「ッ・・・・・・イカれてやがるッ・・・!」
ジョーカー「HAHAHA!俺がイカれてるって?かもしれないが、その逆かもしれない。世の中がイカれてるのさ。
お前も、その嫁さんも、お前のオフクロも、そのヘンを歩いてる男も女もみんなみぃ~んな狂ってる!・・・正気なのは俺だけ。HA-HAHAHAHA!」
ジョセフ(こいつは完全に『狂っている』ッ!・・・ほんの少しの人間性も残っちゃあいない!理性のカケラも感じない!こんな男とは出会ったことがねーッ!こいつの『邪悪』は底無しだッ!)
ジョセフ「テメー・・・本当に人間かッ。どうしたらそこまで残酷な精神になれるんだ!」
ジョーカー「月夜に悪魔と踊ったことはあるか?」
ジョセフ「・・・あ、あン?」
ジョーカー「人間ってのぁ・・・生きて苦難を乗り越えた時、『変わっちまう』のさ」
ジョセフ「・・・おい、ヤバリクスリをやってんならよォ~ッ、早いとこ病院に行ったほうがいいぜ。いい医者を紹介してやるからよー、なッ?」
ジョーカー「HAHAHA!そりゃ面白い!イカれた医者がイカれた患者を診て、『彼はイカれてます』ってか!HAHAHA!」
ジョセフ「ハッハハハ・・・たしかに笑えるな」
ジョーカー「HAHAHAHA!言ってなかったな。俺は自分以外のおもしれぇこと言うヤツが大きれぇなのさ」チャキ
ジョセフ「!」
ジョーカー「お別れの切符だ。眉間で鉛玉を受け取りな」
ジョセフ「いいやッ!お断りだねッ!」
バキンッ!>
ジョーカー「!?」
>バッシィ!<
ジョーカー「なッ!?」
ジョセフ「銃をたたっ落としてやったぜ。拾ってみろよ。そのスキにテメーにトドメをさすぜッ」
ジョーカー「ど、どうして――」
ジョセフ「次にお前は、『手錠を引き千切ったのに女が無事なんだ』と言う」
ジョーカー「手錠を引き千切ったのに女が無事なんだ・・・ハッ!」
ジョセフ「へへッ、簡単な話よ。マッチに火を点けて、手錠の針金を焼き切ったのさ。針金を焼き切るには時間がかかるから、テメーに見えねーように隠しつつ、おしゃべりで時間を稼いでな。手品の基本だぜッ!」
ジョーカー「NNMMM・・・!調子にのりやがって・・・」スッ
ジョセフ「ヘイ!ジョーカー!ナイフを探してるんなら左の内ポケットじゃあなく、右側だぜッ!」
ジョーカー「ッ!・・・何故・・・」
ジョセフ「簡単な推理よ~ッ。お前さんの細長い手足じゃあ腕っ節に自信は無いハズ。近接戦用の刃物は仕込んでいて当然ッ。そしてさっき貴様は右手で銃を抜いた。左のポケットからな!
つまりジャケットの左側には銃を携帯するホルスターを装着している。ナイフを仕込むには邪魔だからホルスターの無い右側に仕込んでいるとみたのさッ」
ジョーカー「・・・名推理だ探偵さん。賞品にキレイな刃をやるぜ!」バッ
ジョセフ「そんなもんが今更くらうかよッ!」
>バッキャァーン!<
ジョーカー「ゲッ!・・・拳で刃を殴り砕きやがった!なんて馬鹿力――」
ジョセフ「てめーなんざぁ、『柱の男』達にも『吸血鬼』にも遠く及ばないぜッ!くらいやがれッ!ブチかますぜビートッ!」
>ボグゥ!<
ジョーカー「OOGHHH!」
ジョセフ「カっ飛ばすほどヒィートッ!」ゴバッ!
> ボッギャアアァ ̄ ̄Z__ンッ! <
ジョーカー「アランムゥアァァアアアッ!」バッコォーーーン!
\パッシィァ/
ジョセフ「ゲットしたぜ!『時限爆弾』の『解除スイッチ』!」
スージーQ「やったぁ!さっすがJOJO!」
ジョーカー「GOFッ・・・・・・て、てめェ~・・・」グググ・・・
ジョセフ「残念だったなァーこのイカレ野郎ッ!てめーの企みはぜーんぶこのJOJOが打ち砕いてやったぜッ!」
ジョーカー「よ、よせ!そのスイッチを押すな!やめてくれ!全部おわっちまう!」
ジョセフ「いいや押すぜッ!てめーのくだらねェ計画も全部終わらせてやるぜーッ!」
< PUSH >
KA-BOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!>>>
ジョセフ「!?・・・な、なんだッ!?・・・・・・どこかで・・・ば、『爆発音』?・・・」
スージーQ「ど、どうして?・・・・・・間に合わなかったの?・・・『スイッチ』を押して時限爆弾を『解除』したのが・・・遅かったの・・・?」
ジョーカー「ア~ァ・・・・・・だから押すなって言ったのによ」
ジョセフ「!?」
ジョーカー「そりゃあ『解除スイッチ』じゃねェ・・・逆さ・・・『起爆』のスイッチだ」
ジョセフ「なッ!」
ジョーカー「どっかの部屋が吹き飛んじまった・・・利用客はひとたまりもないだろうなァ・・・・・・ちょいと待ちな、どの部屋に爆弾を仕掛けたかリストに書いておいたのを思い出した」ゴソ・・・
ジョーカー「エート、なになに・・・・・・宿泊客は・・・『エリナ・ジョースター』・・・・・・」
ジョセフ「!!!」
ゴゴゴゴゴゴ・・・
ジョーカー「エリナって言やあ・・・たしかお前のばあさんだったよな。あちゃァ~、こりゃヒドイ。きっついジョークだぜ」
ゴゴゴゴゴゴ・・・
ジョセフ「ッ!・・・・・・なッ・・・・・・な・・・・・・」
スージーQ「・・・う・・・嘘・・・・・・」
ゴゴゴゴゴゴ・・・
ジョーカー「おいおい、そのしかめっ面はなんだ?・・・無理もねぇ、てめぇが守ろうとしてた人間をてめぇが爆破しちまうなんてヨ」
ゴゴゴゴゴゴ・・・
ジョセフ「・・・ハッ・・・・・・ハァッ・・・・・・ハァッ・・・!」
ゴゴゴゴゴゴ・・・
スージーQ「そんな・・・・・・そんなのって・・・」
ゴゴゴゴゴゴ・・・
ジョーカー「こんなキッツいジョーク、聞いたことねえや。痛々しくて笑えないね」
ゴゴゴゴゴゴ・・・
ジョセフ「ハァーッ!・・・ハァーッ!・・・ハァーッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
ジョーカー「いやぁ構うもんか、笑ってやる。HA・・・・・・HAHAHA・・・・・・HAHAHAHA」
笑う男「 HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA
HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA
HA HA HA HA HA HA HA HA HA HAHA
HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA
HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA
HA
HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA
HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA
HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA 」
ジョセフ「うおおあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
エリナ「JOJO!」
ジョセフ「!!!」
エリナ「情けない叫び声を上げるんじゃあありませんJOJO。私はここに居ます」ザン
スージーQ「エ、エリナさん!」
ジョセフ「おばあちゃん!!!」
ジョーカー「HUH!?・・・どうしてあのバアさんがここに・・・」
エリナ「あなたの企みを見抜いた騎士が、私を連れ出してくれたのです」
ジョセフ「・・・騎士?」
,゚.:。+゚,゜:。+,゜.:KRAAAASSSHHHHHH! >
バットマン「そこまでだ、ジョーカー」
スージーQ「キャァーッ!窓を突き破って黒ずくめの男がッ!」
ジョセフ「狂人がまた増えやがったかッ!」
エリナ「いいえ、違うわJOJO。彼こそが私を助けてくれた方よ」
ジョーカー「ダァーリン!やっぱり来たか!なんだかんだ言っても、俺が他のヤツに浮気するのが我慢ならねぇんだ!」
>POW!<
ジョーカー「ARGH!」
バットマン「黙れ。もうおしまいだジョーカー。お前はアーカム病院に叩きこむ」
バット手錠<ガシャン!
ジョーカー「HAHA・・・パンチ一発でノされちまうたぁ、俺もヤキが回ったぜ」
ジョセフ「・・・な、何がどーなってんだ・・・アンタは・・・何者なんだ・・・・・・その格好はなんなんだッ・・・情報が多すぎて頭が追っつかねーぜ・・・」
バットマン「私はこの街にはびこる犯罪と戦う者・・・・・・『バットマン』だ」
ジョセフ「バット・・・マン・・・・・・だぁ~ッ!?」
スージーQ「コウモリの格好をした男・・・」
バットマン「ジョースター若婦人、今手足の拘束を外す。ジっとしておいてくれ」スッ
バット解錠キット<カチャカチャ・・・ ガチャン!
バットマン「外れた。ケガはないか?」
スージーQ「え、ええ・・・ありがとうございます・・・・・・いい人・・・なのね」
ジョセフ「なにをトボけたこと言ってんだァーッ!こんな格好をしたヤツが『いい人』なワケねーだろッ!」
バットマン「・・・」
ジョセフ「いいトシした大人がマスクにマントを羽織って飛び跳ねるなんて、どー考えてもヤバいだろーッ!こいつもジョーカーと同じイカれたヤローに決まってる!」
エリナ「JOJOッ、あなたは人を見てくれで決めつけるようなちっぽけな人間だったの?人の本質を知らず、ただ外見が変わっているという理由で差別をするような人間なの?」
ジョセフ「ウッ!・・・・・・た、たしかに・・・」
エリナ「JOJO、彼は私を助け、悪人をやっつけるためにここへ駆けつけたわ。それは紛れもない事実ッ!あなたは誤解しているわ。彼は『正しい人間』よ」
ジョセフ「・・・・・・すまなかった。そして礼を言うぜバットマン。エリナおばあちゃんを救ってくれて」
バットマン「感謝は不要だ。逆に私が謝らねばならない。この男のせいで君達には多大な迷惑をかけてしまった・・・」
ジョーカー「HAHAッ」
ジョセフ「・・・アンタ、このジョーカーって男のことを知っているのか?こいつは一体何なんだ!?このイカれヤローは何が目的なんだッ!」
バットマン「この男の過去は私も知らない。何がこの男をここまで狂わせたのかわからないが・・・君も同じように『壊そうとした』のだろう」
ジョセフ「壊す・・・」
バットマン「気まぐれで人の命を奪い、心を破壊する。何を考えているのか、何をしようとしているのか、どこから来て・・・そしてどこへ行こうとしているのか・・・誰にもわからない。そういう男なのだ。このジョーカーという男は」
ジョセフ「・・・遊びで俺の心をぶっ壊そうとしてたのか・・・」
ジョーカー「HAHAHA、そうさ。お前さんも俺達の仲間にしてやろうと思っただけさ。俺とバッツィみたいに狂人に変えてやろうってな」
スージーQ「?・・・」
ジョーカー「人間なんざ、ひとつまみの絶望とスパイスの効いた哀しみがありゃあ、簡単に狂っちまうのよ。それを証明してやろうって思っただけさ。
手前が一番大事な人間を、手前自身がバラしゃあイカれちまうだろうってな」
ジョセフ「・・・・・・この野郎~ッ・・・」
ジョーカー「HAHAッ、もうちょっとだったのになァ。コウモリ野郎がいなけりゃ、お前も俺と同じになってたのになァ。HAHAHA」
エリナ「馬鹿な事を言うじゃありません」
ジョセフ「!」
ジョーカー「・・・HA?」
エリナ「絶望と哀しみで人間が簡単に墜ちるものですか。私は・・・唯一愛した夫と結ばれた直後に、夫を殺されました。新婚生活はたったの五日だったわ・・・」
エリナ「そして、愛する夫との間に生まれた息子も、過去の因縁に捕らわれて亡くし、義理の娘も私の側を去った・・・・・・私の人生は、大きな哀しみと深い絶望に包まれているわ」
エリナ「それでも私は・・・胸を張り、誇りを持って言えます。幸せだったと」
ジョセフ「エリナおばあちゃん・・・」
エリナ「あなたの過去に何があったかは知りません。けれど、人は誰しも哀しみを抱え、絶望に打ちのめされながらも、立ち上がり、前を向いて歩くものなのです。だからこそ強くなれる」
ジョーカー「ッ・・・!・・・・・・や、やめろ・・・」
エリナ「私の孫・・・JOJOもそうです。たとえ何があろうと、あなたのように邪悪に染まることはありません。この子は強い子だから・・・それがジョセフ・ジョースターなのだから」
ジョーカー「AAAAAAAA!やめろッ!そんな目で俺を見るんじゃない!やめろーーーッ!」バッ!
スージーQ「エリナさん!」
ジョセフ「波紋!オーバードライブのビート!」
> バッギャアァァ ̄ ̄Z__ン! <
ジョーカー「OORRGGHHH!」
ジョセフ「エリナおばあちゃんの言う通りだぜ・・・・・・テメーが考えるほど、人間の精神はヤワじゃあねえェーーーッ!」
ジョセフ「くらいやがれッ!これが俺の、人間の『精神』の力だァーーーーーッ!」
\ ドッギャアアアァァァ ̄ ̄ ̄Z___ンッ! /
ジョーカー「GYYAAAAAAAAAAHHHHHHHHHH!」
ドザァーッ・・・・!
バットマン「・・・やるな」
ジョーカー「――ッ・・・・・・グ・・・・・・HAHA・・・いいパンチじゃねぇの・・・き、効いた・・・ぜ・・・」グググ・・・
スージーQ「立ち上がってくるわッ!JOJO!あなたの拳をまともにくらったのにッ!」
ジョーカー「さァ・・・続けようぜ・・・・・・まだ夜は・・・長――」
>ズルッ・・・
ジョーカー「HA?」
スージーQ「あ・・・っ――」
バットマン「!・・・いかん!」バッ
グラァッ・・・・・・
ジョーカー「――ア・・・」
ジョーカー「 A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A ・・・・・・・・・・―――」
ジョセフ「・・・床にブチまけた酒で滑って窓から落下が『オチ』とはな・・・最後までくだらねージョーク野郎だったぜ・・・」
スージーQ「・・・終わったのかしら」
バットマン「ジョーカーのことだ。きっと生きているだろう」
ジョセフ「もう二度と会いたくはないがよォーッ・・・ケッ」
バットマン「ジョセフ・ジョースター、見事だった。君のその『仙道』・・・かなりの才能と努力を積んだようだな」
ジョセフ「仙道・・・?」
エリナ「仙道とは波紋の呼吸法のことよ、JOJO。昔、そう聞いたわ」
ジョセフ「ナニ!・・・アンタ、波紋のことを知っているのか」
バットマン「かつて東洋で修行をしていた時に教えを請けた。時間の問題もあって、君のように修めたわけではないがな」
WOOOOO~> FAN FAN FAN>
スージーQ「あっ!警察のサイレンの音だわ!きっと駆けつけてくれたのね!ちょっと遅かったケド・・・」
エリナ「バットマンさん、後は警察の方々にお任せして、あなたはこの場を去ったほうがいいのではないかしら」
バットマン「ああ、気を遣っていただいて礼を言わせてもらう、マダム・ジョースター」
ジョセフ「・・・・・・アンタ、さっきジョーカーが滑った時、助けようとしてたな」
バットマン「・・・たとえ悪人でも、命を守るのが私の信条だ」
ジョセフ「あんな狂人でも助けようってのか!その結果、アンタの大事な人間に危害を加えられたらどうするつもりなんだッ!」
バットマン「・・・その時は、また戦うだけだ」
ジョセフ「っ・・・・・・イカれてるな、アンタも・・・」
バットマン「フッ・・・かもしれんな」
\バッ!/
スージーQ「マントを翼みたいに広げて飛んでいっちゃった・・・」アゼン
ジョセフ「・・・・・・ケッ!カッコつけやがって・・・・・・だが、カッコよかったぜ・・・バットマン」
―――翌朝・・・ホテルのフロント
スモーキー「おはよォーッ、JOJO!まったく驚いたよな。朝起きたら、ホテルの客室で爆発事故があったなんてさァ~ッ。無人の部屋でよかったよ」
ジョセフ「ス、スモーキー、てめーまさかあの騒動があったってのに朝までグッスリ眠ってやがったのか?」
スモーキー「?・・・なにが?」
ジョセフ「・・・おめーは大物になるだろーぜ」
スージーQ「ねェJOJO、聞いてちょうだい。ラジオで昨夜の事件のことを言っているわ」
ラジオ<――とのことです。また、犯人と思われるジョーカーは捕まっておらず、警察は行方を追っています
スージーQ「やっぱりジョーカーは生きているのね・・・あの高さから落ちたのに・・・」
ラジオ<次のニュースです。世界有数の巨大企業であるウェインエンタープライズが、医療機関スピードワゴン財団との企画提携を発表しました。医学分野のさらなる発展を目指す両社は――
エリナ「心配いりませんよスージーQ。この街には彼がいるのだから」
スージーQ「・・・そうですね。きっと大丈夫ですね!あの真っ黒いヒーローがいるんですモンッ」
スモーキー「ヒーロー?みんな何のことを言ってるのさ?」
ジョセフ「ヒーローだぁ~ッ?そいつは違うぜ。あいつはヒーローなんかじゃあないさ。あんなヤツがヒーローなワケがねーぜッ」
スージーQ「えっ?だって――」
ジョセフ「ただのヒーローじゃあない、アイツは『スーパーヒーロー』さ。アイツは静かなる守護者・・・・・・この街の番人・・・・・・世界一の探偵・・・そして――」
ジョセフ「『DARK KNIGHT』さ」
―END―
~おまけ~
――その後・・・・・・JOJOとスージーQの新居・・・
スージーQ「JOJOォ~ッ、あなたにお届けものよォ~ッ」
ジョセフ「あァン?なんだぁこの箱はァ~ッ・・・どこからの贈り物だこりゃ」
スージーQ「エートなになに・・・『ゴッサムシティ』からよ」
\スッ・・・/
ジョセフ「ッ!・・・こ、これはァ~~~ッ!」
ジョセフ「新しい『義手』だぜェ~~~ッ!ジョーカーの野郎に溶かされちまった代わりのォ~~~ッ!」ギシュギシュ
スージーQ「マァ!すごい!一体誰からかしら・・・アラ、箱の中に手紙が入ってるわ・・・」スッ・・・
スージーQ「『ウェインエンタープライズで開発した最新製の義手です。感謝の意を込めて ブルース・ウェインより』・・・・・・ですって!」
ジョセフ「ブルース・ウェインって誰だよ?」
―おしまい