ポケモン廃人に転生してしまった。バトルスタンバイ   作:エンパイア

10 / 32
ハナダジム

 いよいよハナダジムへの挑戦だ。今日はパルシェンとレアコイルから進化させたジバコイルに任せる事にした。

 レアコイルは剣盾から雷の石で進化できるようになったのですぐ進化させた。

 

 ジムの中に入ると1人の女性が近づいてきて

 

「すいません。水中ショーは午後からなんですよ」

 

 と言われたので

 

「水中ショーを観に来たのではなくジム戦に来ました」

 

 とこちらの目的を言うと少し困ったような顔をしてる。すると奥の方から2人の女性がやってきた。

 

「ボタンどうしたの?」

 

「お客さん?」

 

「サクラ姉さん、アヤメ姉さんこの子ジムに挑みに来たみたいなんだけど…」

 

 何やら問題があるようなので話を聞く事にした

 

「今は時間が悪かったですか?」

 

「そうゆう訳じゃないんだけど、実はここ最近ジム戦が連日あってジム戦用のポケモン達が入院しているのよ」

 

 それは大問題だ。確かにアニメでそんな事があったが今がそれだとは思わなかった

 

「どうにかなりませんか?」

 

「うーん、今残ってるのは水中ショー用のポケモンとレベルがちょっと高いポケモンしかいないのよ」

 

「レベルの高いポケモンでいいのでジム戦していただけませんか」

 

 アニメだとバトルをせずバッジを渡そうとしていたが、俺はそんなの納得できないので何とかバトルしたい

 

「…分かったわ。ルールは使用ポケモンはジムリーダー側は1体アナタは2体でどう?」

 

 どうやらバトルをしてくれるようだ。レベルが高いと言う事でハンデをつけてくれるみたいたが、バトルができるなら文句は無い。

 ジムの奥に進むとプールのようなバトルフィールドがあり相手は長女のサクラがやるみたいでお互いに位置に着くと

 

「お願い、ギャラドス!」

 

「ギャアアア!」

 

「ジバコイル、バトルスタンバイ!」

 

「ジババババン!」

 

 出てきたのはギャラドスだった。確かに序盤のジムではかなり強いがスターミーよりは優しい気がした。しかも、ジバコイルとの相性が最高に良かった。

 サクラはジバコイルを見て驚いていた。

 

「…見た事のないポケモンね」

 

「ジバコイルです。シンオウ地方で発見されたレアコイルの進化系です」

 

「確かに面影があるわね」

 

 やはり別の地方の情報は入りにくいようだ。だがすぐに切り替えて冷静になったようなのでバトルをスタートする

 

「『10まんボルト』!」

 

 ギャラドスに4倍ダメージのでんき技を使う、恐らく当たればレベル差があっても一撃で倒せる筈だが、

 

「ギャラドス、『ハイドロポンプ』!」

 

 『ハイドロポンプ』で迎え撃ってきた。威力は向こうの方が強いが、特攻はジバコイルの方が断然強いので押し切れると思ったが逆に押し返されてしまった。

 咄嗟に『10まんボルト』を解除し空中に回避させた。

 

「『かえんほうしゃ』よ!」

 

 するとサクラは『かえんほうしゃ』を指示した。どうやら、ジバコイルは知らなかったようだがはがねタイプのことは知っているようだ。

 ジョウト地方はカントー地方と隣合わせなので他の地方より情報が入りやすいのだろう。

 はがねタイプのジバコイルにほのおタイプの技はばつぐんはなので『10まんボルト』を指示する。

 今度は相殺できたがギャラドスのタイプ不一致の『かえんほうしゃ』とジバコイルのタイプ一致の『10まんボルト』で互角なのは相当レベル差があることが分かった。

 

「フィールドに『でんじは』だ!」

 

 真っ向勝負はぶつかり合うと分が悪いと判断した俺は『でんじは』で麻痺状態にする事にした。

 水のフィールドに撃った『でんじは』はそのままフィールド全体に広がりギャラドスにも当たるかと思ったその時

 

「ギャラドス、浮島に上がって!」

 

 サクラの指示で回避した。普段から水のフィールドでバトルしているからか水のフィールドの特徴をよく知っている。

 ポケモンのレベルも水のフィールドの理解度も向こうが上でこのままでは不利と悟った俺は覚悟を決めた。

 

「ジバコイル、突っ込め!」

 

 ジバコイルに特攻を指示した。

 

「ギャラドス『かえんほうしゃ』!」

 

 ギャラドスに真っ直ぐ突っ込むジバコイルに『かえんほうしゃ』が直撃しジバコイルは水のフィールドに落ち、沈んでいく。

 

「ヤケになってポケモンに無茶な指示をしたのは褒められたことじゃないわね」

 

「本当にヤケになったと思いますか?」

 

「何ですって!」

 

「ジバコイル、『10まんボルト』!」

 

 特性『がんじょう』のおかげで何とか耐えたジバコイルが水中から空中に再び浮かび『10まんボルト』を撃つ。

 戦闘不能にしたと思ってたようで驚いて動けなかったギャラドスに『10まんボルト』が直撃する。

 

「何ですって!ギャラドス『かえんほうしゃ』よ!」

 

 サクラも驚いていたがすぐに反撃の技を指示する。

 

「ジバコイル、水中に潜れ!」

 

 ギャラドスは指示された通りに『かえんほうしゃ』を撃とうとするがジバコイルが水中に潜ったので、水中目掛けて『かえんほうしゃ』を撃つ。

 しかし、水のフィールドのせいでジバコイルに届かず結果的に水が少し蒸発したのと水温が少し上がっただけだった。

 水タイプのジムなので苦手なくさタイプ対策に覚えさせた『かえんほうしゃ』が裏目に出てしまった形だ。

 

「『10まんボルト』!」

 

 ジバコイルを再び浮上させてギャラドスに『10まんボルト』を撃つ。

 ギャラドスは既に限界ギリギリみたいなので当たれば間違いなく戦闘不能にできるが

 

「ギャラドス、『はかいこうせん』!」

 

 ギャラドスの強烈な一撃で『10まんボルト』を蹴散らして『はかいこうせん』がジバコイルに命中し戦闘不能になった。

 

「すまんジバコイル、俺のミスだ」

 

 ボールに戻したジバコイルにそう言った。

 『かえんほうしゃ』を水中に潜って回避した後すぐに反撃せず冷静に行動するべきだったと思い、自分のぬるい判断のせいで戦闘不能にしてしまった事を謝罪した。

 だが、ギャラドスは『はかいこうせん』の反動で動けないので今が千載一遇のチャンスなので、すぐに思考を切り替える。

 

「パルシェン、バトルスタンバイ!」

 

「シェンン!」

 

 ニビジムでは出番がなかったせいかやる気満々である。

 

「『からをやぶる』!」

 

 ギャラドスか反動で動けない内に『からをやぶる』で攻撃と特攻と素早さを2段階上げる。

 『ロックブラスト』で攻撃して耐えられたらマズイので先程の反省を生かして冷静に判断した。

 素早さを上げたのでジバコイルの時よりも余裕をもって対応できる筈だ。

 代償として防御と特防が1段階下がったが、元々パルシェンは特防はそんなに高くなくジバコイル以上の特攻を持ち特殊攻撃がメインのこのギャラドスの攻撃を受けたら一撃で戦闘不能になる可能性があるのであんまり気にしてない。

 

「ギャラドス、フィールドに『10まんボルト』よ!」

 

 素早さが上がったので攻撃を当てにくいと思ったのか、ジバコイルが使った水のフィールドにでんき技を使う方法を使ってきた。

 

「パルシェン、浮島に上がれ!」

 

 特防が下がっているのに弱点のでんき技を受けたら間違いなく戦闘不能になるので急いで浮島に上がらせる。

 

「『はかいこうせん』!」

 

 パルシェンが浮島に上がると同時に『はかいこうせん』を指示して来た。

 ギャラドスも余裕がある訳ではないので決め技で一気に勝負をつけに来た。

 

「パルシェン、水中に潜って回避しろ」

 

 俺は無理に技を撃って相殺しようとはせず回避を指示した。

 素早さが上がったおかげでギリギリ『はかいこうせん』を回避できた。

 

「『ロックブラスト』!」

 

 ひこうタイプも持っているギャラドスにばつぐんのいわタイプの技を指示する。

 『はかいこうせん』の反動で動けないギャラドスは避ける事が出来ず特性『スキルリンク』で5連射した『ロックブラスト』が全弾命中しギャラドスを戦闘不能にした。

 

「私の負けね。これが勝者の証ブルーバッジよ」

 

 ギリギリだったが何とか勝利を掴むことができた。しかし特殊攻撃メインのギャラドスがこれほど強いとは思わなかった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。