ポケモン廃人に転生してしまった。バトルスタンバイ 作:エンパイア
サトシとのバトルを終えてポケモンセンターに到着しジョーイさんにポケモンを預けたのだが、
「ポケモン達凄く疲れが溜まっているから今日はポケモンセンターで休ませてあげて下さい」
と言われた。やはり連続でバトルをし続けた疲労が出てしまったようだ。
まだ明るいが今日はポケモンセンターで部屋を取って休む事にした。
部屋のベッドで横になってサトシとのバトルを振り返っていた。
正直、何回バトルしても負ける気がしなかった。
今日のバトルで何か変わらなければカントーリーグで脅威にはならないだろう。
しかし、タケシやカスミが一緒にいるのだからいい方向に行くと思った。
改めて考えると旅仲間がジムリーダーなのは凄い事だと思った。
サトシの事が気になるが自分も順調とは言えないので一先ずこれからの事を考えることにした。
P-1グランプリや昨日のバトルでちっとも進めていない。これ以上の遅れはマズイのでバトルは程々にして進む事を優先しなければならない。
翌日、ジョーイさんにポケモン達を受け取った後、実家に連絡しドダイトスとコノヨザルとジバコイルを送ってパルシェンを手持ちに戻した。
その際にレイジがコノヨザルに対して変な声を出したような気がしたが
「気のせいだ!」
顔を赤くして否定してきたのでそういう事にした。
とりあえず、ドダイトス達をバトルに出すと昨日の二の舞になるのでしばらくは実家で特訓してもらう。
セキチクシティを目指していつもよりペースを上げて進む。いつもなら野宿はあまりしないが今日は仕方なく途中の森の中で野宿する事にした。
夕食を終え後片付けをしていると突然焚き火が消えた。
「…枯れ枝が尽きたか?」
燃やしていた枯れ枝が燃え尽きて火が消えてしまったのかと思い、ランタンを使って照らしたがまだ残っていた。
不審に思っていると今度は冷たい風が吹いて来た。気味が悪いが何となく分かった。野生のポケモンがちょっかいをかけてきてるみたいだ。
「フーディン、バトルスタンバイ!」
「フゥゥゥ!」
「辺り一体に『サイコキネシス」、敵を引き摺り出せ!」
無差別に撃った『サイコキネシス』が当たったのかポケモンが姿を見せた。
「ゲン!」
「ゴース!」
「ゴー!」
出て来たのはゲンガーとその進化系統のゴーストとゴースだった。ゲンガーは俺が狙っていたポケモンなので是非ゲットしたい。
「パルシェン、ニドキング、バトルスタンバイ!」
「ニドォォォ!」
「シェェン!」
こちらもパルシェンとニドキングを出して、数を同じにする。
「ニドキング『10まんボルト』、パルシェン『つららばり』、フーディン『サイコキネシス』!」
3体に技を指示して一気に勝負を付けにいく。ゲンガーだけは『シャドーボール』を撃って来たが押し返してゲンガー達に技が命中する。
「モンスターボールアタック!」
チャンスを逃さずモンスターボールを投げて3体ともゲットした。と言っても最終進化のゲンガーがいたので、ゴースとゴーストは逃すつもりだが念の為図鑑で3体を調べてみると
ゲンガー 特性『ふゆう』
技『シャドーボール』『のろい』『あやしいひかり』『ナイトヘッド』
ゴースト 特性『ふゆう』
技『シャドーパンチ』『うらみ』『くろいまなざし』『ほろびのうた』
ゴース 特性『ふゆう』
技『したでなめる』『さいみんじゅつ』『あやしいひかり』
「『ふゆう』だと⁉︎」
ゲンガーの特性が『ふゆう』である事に驚いてしまった。何故なら、特性『ふゆう』のゲンガーは強いという事でゲームではサンムーンから特性は『のろわれボディ』に変わってしまったのだ。
「(そうか!この世界は現実だから例え『ふゆう』ゲンガーが強くても特性を奪うなんて事は出来ないのか!)」
何故特性が『ふゆう』なのか考えたが当たり前の事だった。現にクチバジムのマチスのライチュウもゲームで廃止された『めざめるパワー』を覚えている。
予想外の事だったが嬉しい誤算だった。ゴースとゴーストを逃してゲンガーをゲットする事にした。もし、ゴース達が進化してゲンガーになった時、特性が『のろわれボディ』に変わったら困るので予定通り逃す事にした。
もし、先にゲットしたのが『のろわれボディ』のゲンガーだったら何の疑問も持たずゲットした筈なので『ふゆう』ゲンガーをゲット出来たのは運が良かった。
負けた後のサトシの話はいつか番外編でやります。
手持ちをオーバーしたらそのモンスターボールはBW編みたいになります。