ポケモン廃人に転生してしまった。バトルスタンバイ 作:エンパイア
進化してつららばりを覚えたパルシェンをきずぐすりで回復させ歩いているとマサラタウンに着いた。
「本当に田舎だな」
思わずそう呟いてしまった。
それは決してBW編に出てきた某基本男のような馬鹿にする意図はなく、のどかでいい所という意味でだ。
空気が綺麗でいい所でアニポケファンだった俺からすれば聖地だが、昼頃に雨予報なのでポケモンセンターのないマサラタウンに用もなく散策してる訳にはいかず普通に通過して行った。
前世の俺ではあり得ない行動だが、今の俺シンジの方に引っ張られている感じだ。
そして、ポッポやコラッタやオニスズメなどが出て来た。完全にマサラタウンから離れたようだが、シェルダーやヒトデマンみたいに興味があるポケモンじゃないので無視して歩いていると、突然声を掛けられた
「やあ、そこの目つきの悪いキミ、このマサラタウンの期待の星シゲルとポケモンバトルをしないかな」
「「「キャー。シゲルーカッコいい」」」
「(チッ、なんだこの騒々しい奴等は)」
思わずイラついてしまったが、この人物には見覚えのある人物だった、主人公のサトシの幼馴染でライバルのシゲルであった。
そう言えば初期はこんな風にお調子者だったなと思いながらも、重大な事に気づいた。
「(もしかして今日は、原作が始まった日か)」
そう、この状態のシゲルはジョウト編でもなくカントーリーグに敗北して自分を見つめ直す前なのである。
カントーリーグはまだ半年以上先だし間違いなく今日が原作開始の日だろう。
色々驚いたが、すぐに冷静になりバトルを受けるかどうか考えた。
ゲットはしたがバトルは初めてなので迷ったが、俺と同レベルぐらいのトレーナーが丁度いいと思いバトルをする事に決めた。
「ルールは?」
「2対2でどうだい?」
「分かった」
ある程度距離取ってバトルを始める。
「パルシェン、バトルスタンバイ!」
「シェェン!」
「いけ、ニドラン♀!」
「ニドォ!」
相性は良くもなく悪くもない。
「ニドラン♀、『にどげり』!」
「ニド!」
「パルシェン、『からにこもる』!』
「シェン!」
パルシェンの硬い殻がニドラン♀の攻撃を防御して大したダメージになっていなかった。
「ばかな!こおりタイプのパルシェンにはかくとうタイプの技がばつぐんのはずなのに!」
確かにそれは間違えてないが、パルシェンの防御は高くさらに『からにこもる』で防御を上げたのだ、ニドラン♀の『にどげり』ぐらいじゃ、びくともしない。
むしろ、ばつぐんの『にどげり』よりもばつぐんじゃない特殊攻撃のほうが効くぐらいだ。
そんな事を説明してやる義理はないので、容赦なく攻撃していく
「パルシェン、『つららばり』だ!」
「シェンン!」
動揺して動きが止まってるニドラン♀に特性『スキルリンク』で五連射したつららばりがヒットして戦闘不能になった。
「ニドラン♀、戦闘不能だな」
「クッ、だけどまだだ僕にはとっておきがいる、いけ!ゼニガメ!」
「ゼニ」
原作通りゼニガメをパートナーにしたみたいだなと思いながら、パルシェンを戻した。
「ナエトル、バトルスタンバイ!」
「エオ」
パルシェンならゼニガメにも勝てると思うが、ナエトルにもバトルを経験させたいので交代した。
シゲルはポケモン図鑑で確認しようとしているがカントー地方にしか対応していないシゲルの図鑑では反応しないので、ニドラン♀の時よりも動揺していた。
「(トレーナーが動揺したらポケモンにも影響する、か)」
動揺するシゲルを見てどうすればいいのかゼニガメは迷っていた。
この隙を逃すほど俺はぬるくないのでナエトルに指示した
「『はっぱカッター』!」
「エーオ!」
ゼニガメがはっぱカッターをくらい吹き飛んでいった。
こっちがくさタイプの技を使った事によってナエトルがくさタイプというのが分かったみたいで慌ててナエトルを倒そうとした
「ゼニガメ!『たいあたり』!」
「ナエトル、『からにこもる』!」
ナエトルの防御をあげて、『たいあたり』を耐えるそして攻撃を終えて隙だらけのゼニガメに
「トドメの『はっぱカッター』!』
仕留めにかかる。
『はっぱカッター』は命中しゼニガメは目を回していた。
「ゼニガメも戦闘不能だな」
「そんな、この僕が負けるなんて」
ろくにダメージを与える事ができずに負けた事を受け止められないそんな感じだが、しばらくするとゼニガメをボールに戻し、取り巻きの女達を残してどこかへ走って行った。それを追いかけるように女達も走って行った。
なんとも言えない終わり方になったが、初のバトルに快勝し満足したので目的通りトキワシティを目指す。