ポケモン廃人に転生してしまった。バトルスタンバイ   作:エンパイア

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トキワの森

 トキワの森に入り進んで行くが、出てくるポケモンはキャタピーやビードル、ポッポやピジョンなどばかりでゲットする気が起きないので先に進む事にする。

 

 すると後ろから誰かに声をかけられた

 

「お主マサラタウンのトレーナーか?」

 

 振り返ったら兜を被り鎧を着て刀を腰に差している不審者がいた。

 

「…なんだお前は?」

 

「もう一度聞く、お主はマサラタウンのトレーナーでござるか?」

 

「人にものを尋ねる前に先に名乗るのが礼儀だろ」

 

 あまりの変人具合に関わり合いになりたくなかったが、どうもそんなことを言える雰囲気ではなかったので会話してみる

 

「拙者の名はサムライ、ここでマサラタウンのトレーナーにリベンジするため特訓している者でござる。」

 

「俺の名前はシンジ、シンオウ地方のトバリシティ出身だ」

 

「何とマサラタウンのトレーナーではなかったでごさるか」

 

 俺がマサラタウン出身ではない事を知ったらあからさまにガッカリした様子だった。そう言えばたった1話だけだが、こんなキャラがいたなと思ってると

 

「しかし、ポケモントレーナーなら好都合、拙者の特訓相手になってもらうバトルでござる!」

 

 だがすぐに切り替えてバトルして経験を得ようとしたので、こちらも受けて立つ。

 

「いいだろう」

 

「使用ポケモンは2体でいいでごさるか?」

 

「問題ない」

 

「ゆけ!カイロス!」

 

「カイ!」

 

「マンキー、バトルスタンバイ!」

 

「ウキー!」

 

 マンキーは初バトルだがやる気満々と言った感じだ。

 

「カイロス、『はさむ』でござる!」

 

「マンキー、躱わして『にらみつける』!」

 

 マンキーはカイロスに有効な技を覚えていないので、避け続けて隙を見て、『にらみつける』で防御を下げつつチャンスを待つ。

 

「避けてばかりでは、勝てないでござるよ」

 

「それはどうかな」

 

 攻撃せず回避に集中したおかげか、一発も攻撃を受けなかったが動きまくったせいかマンキーの息が上がっていた。

 しかし、丁度6回『にらみつける』をしたので、カイロスの防御は極限まで下がったのでここから反撃だ。

 

「マンキー、『からてチョップ』!」

 

「ウキィー!」

 

 マンキーの突然の反撃をまともにくらうカイロス。予想以上のダメージを受けサムライは驚く。

 

「カイロス!」

 

「相手が立て直す前に畳み掛けろ!『からてチョップ』!」

 

 2回目の『からてチョップ』は耐えきれなかったようで、カイロスは目を回して倒れた。

 

「カイロス、ご苦労だったでござる」

 

 そう言いながらカイロスをボールに戻した。それに合わせて俺も、マンキーをボールに戻し

 

「マンキー、ご苦労だった」

 

 ボール越しに言った。

 パッと見でもカイロスの方がレベルが高かったので、『にらみつける』で防御を下げなければ大きなダメージを与えられなかった。

 それでも、マンキーはしっかりと自分の仕事をこなしてくれた。

 

「ゆけ!トランセル!」

 

「…」

 

「ニドラン♂、バトルスタンバイ!」

 

「ニド!」

 

 今度はこちらから攻めさせてもらう。

 

「『どくばり』!」

 

「ニドド!」

 

「トランセル!『かたくなる』でこざる!」

 

 かたくなるで防御を上げた。先程とは逆で向こうが守りで、俺が攻めである。

 

「連続で『どくばり』!」

 

「こちらも、連続で『かたくなる』!」

 

 トランセルに『どくばり』を何発も当てるが大きなダメージにはならずピンピンしていた。

 

「どうでござるか、拙者のトランセル固さは?お主の攻撃など効かぬでござる」

 

「確かにニドラン♂の攻撃ではダメージを与えるのは難しいみたいだが、それで勝ちを確信するとはぬるい奴だ」

 

「なんだと!」

 

「トランセルの様子をよく見てみるんだな」

 

 トランセルの体が紫色に光り苦しんでいるようだ。

 

「これは、毒か!」

 

「そうだ、大して効かないのに『どくばり』を連発したのはトランセルを毒状態にするためだ」

 

 これでこちらが何もしなくても勝手に戦闘不能になってくれる。サムライはトランセルに必死に声をかける

 

「トランセル!拙者達は誓ったであろう、必ずマサラタウンのトレーナーにリベンジすると、こんな所で負けたらリベンジなど夢のまた夢でござる!」

 

 すると、トランセルの体が突然光り始めた。

 

「フリィィィー!」

 

 トランセルは進化してバタフリーになった。これはまずい、バタフリーに進化すると一気にいろんな技を覚える。毒状態が続いているとはいえ、一気に不利になった

 

「バタフリー!お返ししてやるでござる!『どくのこな』!」

 

「フリ!フリィー!」

 

 やはり技のバリエーションは増えたが、選んだ技が悪かった。ニドラン♂はどくのこなを浴びるが何の変化もない

 

「ばかな!効いていないのでこざるか!」

 

「残念だったな、どくタイプにどくタイプの状態異常技は効果がないんだ」

 

 どく状態にされたことをやり返そうとしたらしいが、失敗し動揺している。

 そうしてると、バタフリーは毒のダメージで倒れた。

 

「拙者の負けか」

 

「一つきいていいか、ニビシティはどっちだ?」

 

「ニビシティはあっちの方角でござる」

 

 ニビシティの方角が分かったので歩き始める。今日中には着きたい。




数日後、サムライとサトシがバトルしていた

「拙者のカイロスを倒すとは、さすがマサラタウンのトレーナーでござる。しかし拙者の切り札は、こいつだ!ゆけ!バタフリー」

「バタフリーだって!」

「バタフリー!『かぜおこし』でござる!」

「フリィィィー!」

「ああ、トランセル!」

「やった、やったでこざる!ついに、マサラタウンのトレーナーにリベンジしたでござる!」

 吹き飛んだトランセルがコクーン達がぶら下がっている木にぶつかった次の瞬間コクーン達がスピアーに進化して追いかけられることになった。

 結局サトシが負ける以外は原作通りになった。
 
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