ポケモン廃人に転生してしまった。バトルスタンバイ   作:エンパイア

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ジム戦前に

 おつきみ山を抜けハナダシティに着いたがジムに挑む前にやりたい事がある。

 それは無人発電所で、でんきタイプのポケモンの捕獲する事だ。ハナダジムは水のフィールドで足場が小さな浮島が数個だけなので身動きがとり辛いのだ。

 俺の手持ちだと水のフィールドで自由に動けるのはパルシェンぐらいしかおらず、このままでは苦戦しそうなのだ。

 

 だからこそのでんきタイプなのだ。水は電気を通すのでフィールドに電気技を使えば、効果はフィールド全体にいくうえにこうかはばつぐんだ。ジム対策としては良いだろう。

 

 ポケモンセンターでポケモンの回復を待っている間パソコンで場所を調べ準備はできた。

 ハナダシティを離れ無人発電所に向かうと途中で作業着を着た人達がいた。

 

「何かあったんですか?」

 

 思わず聞いてみたら

 

「君はポケモントレーナーか?是非力を貸してくれ!」

 

 話を聞いてみると、無人発電所で問題が発生した様だ。何でも定期的な点検の為に無人発電所に行ったみたいなのだが、そこででんきポケモン達が縄張りを作り点検が出来ないみたいなのだ。

 

 手持ちにじめんタイプが2体いるので何とかなると思い手伝う事にした。

 無人発電所に着くと縄張りを荒らしに来たと思われたのか、ビリリダマやコイル達が攻撃をしてきた。

 手持ちのポケモンを全て出し相手をする。パルシェンが相性不利で少し心配だったが上手く戦っている。

 

 そうして相手をしていると突然攻撃が止んだ。奥の方からレアコイルが出てきた。

 

「たぶん、そのレアコイルがこの群れのリーダーだ!群れは完全な縦社会、レアコイルを何とかできれば周りのポケモン達も去るはずだ!」

 

 作業員の1人がそう言った。だとしたらこれが最後のバトルだ。

 

「マンキーいけるか?」

 

 俺はマンキーでいく。マンキーは習得した『ビルドアップ』を群れとのバトルで積んでいて攻撃と防御が最大まで上がっていて有利に戦える筈だ。

 

「マンキー!『からてチョップ』!」

 

 マンキーが距離を詰めて『からてチョップ』を当てようとすると当たるか当たらないかの絶妙なタイミングでレアコイルは『でんじは』を使ってきた。

 まひ状態になったことでマンキーは一瞬動きを止めてしまい、その隙にレアコイルは距離を取る。

 

「(群れのリーダーだけあって中々やるな)」

 

 と思ったが、これはマズイことになった。まひ状態になると素早さが下がりたまに痺れて動けなくなるのだ。

 ハヤシガメと違って動きまくるマンキーのバトルスタイルには最悪なのだ。

 もう一度『からてチョップ』を指示するがレアコイルは空中に浮かび上がり回避した

 

「(何でひこうタイプでもないのに自由に空中を動き回れるんだよ)」

 

 思わず心の中で愚痴ってしまったが、アニポケにはこんな事が多々ある。ゲンガーとかユキメノコとかも空中に浮かぶ事ができる。

 

 そんな事を考えているとレアコイルが電撃を撃ってきた。だが、『でんきショック』にしては威力が強いこれは、

 

 「『10まんボルト』をつかえるのか!?」

 

 レベル技では覚えない技を使ってきた事に驚いた。直撃したマンキーは戦闘不能にはなっていないがこれ以上は無理と判断してボールに戻した。

 次はニドキングで行く。こちらのどくタイプの技が効果がないが、ニドキングには『でんじは』や『10まんボルト』は効かないので有利に戦える筈だ。

 レアコイルは『ソニックブーム』を撃ってきた。やはりカントーではまだ、はがねタイプの技は浸透していないみたいだ。

 

 ニドキングに回避させレアコイルを両手で捕まえて地面に叩きつけて『だいちのちから』を撃つ。

 直撃したがレアコイルは立ち上がった。

 

「(特性は『がんじょう』か)」

 

 『がんじょう』のおかげでギリギリ堪えたが、先程までの動きのキレがなくチャンスだと思いモンスターボールを投げる。

 

「モンスターボールアタック!」

 

 捕獲完了の音が聞こえたら、レアコイルの入ったボールを群れ達に見せ付けると逃げるように去っていく。

 

「ありがとう。これで点検をすることができる。」

 

「いえ、お役に立てたのならよかったです」

 

 作業員の人にお礼を言われるとそう返した。むしろお礼を言いたいのは俺の方だ。群れとのバトルで手持ちのポケモン達に良い経験値が入り、中々に強いレアコイルを捕獲できたのだから。

 目的を果たしたのでハナダシティに戻る。




レアコイル特性『がんじょう』
     技『10まんボルト』『でんじは』『ソニックブーム』『いやなおと』
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