横島の兄は多重転生者 作:バビルメイクライ
最初に生きた世界は普通の世界、次に生まれ変わったのはシャーマンキングの世界であり、シャーマンの家系である麻倉家に生まれ変わることになった。
シャーマンとなり、実際にオーバーソウルを習得することが出来たのは嬉しかったな。
それからシャーマンとして腕を磨き、超・占事略決に仕掛けられていた式神の前鬼と後鬼を調伏して持ち霊にして、超・占事略決と前鬼と後鬼を麻倉家にしっかりと受け継がせてから息を引き取ることになった。
看取ってくれたのは俺の孫の麻倉葉明であり、麻倉葉の祖父となる葉明が俺の孫ということは、シャーマンキングの原作が始まるまであと数十年以上あるのだろう。
やることはやったので、後は頑張ってくれとしか言えんな。
シャーマンキングの世界での享年は80歳だったので、30代で死んだ最初の人生よりかは長生きできて良かった。
長生きできたシャーマンキングの世界の次は、幽遊白書の世界に生まれ変わることになり、シャーマンとしての能力に加えて、生まれつきの霊能力を持っていたことから悪霊や悪質な妖怪と戦う日々を過ごす。
ちなみにこの世界が何故幽遊白書の世界だと理解できたかと言うと、霊界のコエンマから接触があったからだ。
原作よりもかなり昔のようで、コエンマ以外の原作キャラと出会うことはなかったが、今回の俺の名字が仙水で、聖光気を使えるようになっているのは仙水忍と何か関係があるのかもしれないな。
普通に結婚して子どもや孫も生まれて、70そこらで亡くなったが家族に囲まれて看取られたので、幸せだったと思う。
これで終わりかと思っていたら次はGS美神の世界に生まれ変わることになった。
何故GS美神の世界だと理解できたかと言うと、今生の両親が横島大樹と横島百合子であり、ゴーストスイーパーという職業、略してGSが存在していたからだ。
どうやら俺は存在しない筈の横島忠夫の兄として生まれてしまったようである。
横島大樹と横島百合子には横島忠夫以外の子どもは居なかった筈だが、こうして生まれてしまったなら仕方がない。
しっかりと長生きできるように頑張ってみるとしよう。
今生で名付けられた名は竜胆であり、俺の名前は横島竜胆という名前になる。
どうやら麻倉と仙水だった頃の能力を今生でも持っているようで、シャーマンとしての力も聖光気も扱うことが可能らしい。
しかも今生の新たな能力として形を自在に変えられる霊波刀も扱うことができた。
両手に1本ずつ霊波刀を出して、2刀流をすることも可能であり、霊力を高めると霊波刀を物質化させることもできるみたいだ。
霊波刀以外にも霊力を凝縮して六角形の盾を作ってみたり、投げナイフのような形状にしてみたりすることも簡単にできてしまった。
ちょうど弟の忠夫が生まれて、俺が3歳になった頃、両親に霊能力があることを伝えてみると、信頼できるGSとして唐巣神父を紹介されることになる。
俺が霊能力として唐巣神父に霊波刀や霊波盾を見せてみると既にプロのGS以上の霊力を持っていると判断されたようだ。
3歳児である俺に真摯に対応してくれる唐巣神父が、良い人であることは間違いない。
唐巣神父の元でGSについて学ぶ俺の為に、手早く唐巣神父の教会の近くに引っ越した両親は行動が早かった。
そんな両親に感謝をして唐巣神父の元で学ぶ日々を過ごしていると時はあっという間に過ぎていく。
見習いのGSとしても経験を積み、唐巣神父にGSの資格取得も可能であると判断された俺は、14歳でGS試験を受けにいき、試験をトップの成績で合格することができた。
独立しても問題ないと唐巣神父からの太鼓判も押してもらったので流石に大っぴらに開業はしなかったが、学生生活の傍らで悪霊退治の細々とした仕事を受けて、地道に稼いでいく。
コツコツと実績を積み重ねていき、信頼できるGSとして知られるようになっていくと大手の仕事も回ってくるようになった。
シャーマンとしての能力や霊波刀を用いるので、大抵の仕事で道具を消費することなく稼げている。
仕事で稼いだお金は全額貯金しておき、何か必要な時の為に取っておくことにした。
俺が高校を卒業して本格的にGSになり、弟の忠夫が高校生になった頃、父がナルニアに転勤になって母も一緒にナルニアに行ってしまったが、俺と忠夫は日本に残って、それぞれ一人暮らしで生活していくことになる。
収入があり、一人でも普通に生活できている俺と違って、両親からの仕送りで生活している忠夫は最近バイトを始めたらしい。
忠夫には飯を奢ってやったり、飯を作りに行ったりして、話を聞いてみたりしたが、どうやら原作通りにGSの事務所でバイトをしているようだ。
既にGS美神の原作は始まっているのかもしれないな。
それからGSとして様々な仕事をしている内に知り合った強力な霊の竜崎霊華さんとテニスをして俺が勝ったら、竜崎霊華さんが俺の事務所にまでついてきてしまったのは驚いた。
竜崎霊華さんに俺の持ち霊になるかを聞いてみると、食い気味に了承した竜崎霊華さん。
という訳でテニスラケットを媒介に、竜崎霊華さんをオーバーソウルしてみると、俺の霊力が流れ込んだことで霊格が高まり、更に強力な霊となって精霊に近い存在になったみたいだ。
どうやら聖光気を出していなくても俺の霊力は、質がかなり高いのかもしれない。